会社で机の中を整理していたらデール・カーネギー(Dale Carnegie)の「道は開ける」という本が出てきた。タイトルが良かったのか、購入した当時の上司にその本を読ませようかと思ったのか購入の動機は良く覚えていない。ただ覚えているのは、購入してから第一章を少し読んで、自分にはあまり必要ない本だと思ったことだ。捨てるわけにはいかないので、自宅に持って帰る途中、電車の中でパッと本を開くと、L・G・ベアード夫人の悲劇に直面した際のエピソードが記されていた。とても感動的な話である。また最後にアッシジの祈りを口にしようと結ぶカーネギーの語る言葉は素直に私の心に入ってくるのだった。不思議である。
主よ、
わたしをあなたの平和の道具としてください。
憎しみのあるところに愛を、
争いのあるところにゆるしを、
分裂のあるところに一致を、
疑いのあるところに信仰を、
誤りのあるところに真理を、
絶望のあるところに希望を、
闇のあるところに光を、
悲しみのあるところに喜びを、
蒔くものとしてください。
聖なる主よ、
慰められるより慰めることを、
理解されるより理解することを、
愛されるより愛することを、
より多く、わたしが求めますように。
主よ、
わたしをあなたの平和の道具としてください。
憎しみのあるところに愛を、
争いのあるところにゆるしを、
分裂のあるところに一致を、
疑いのあるところに信仰を、
誤りのあるところに真理を、
絶望のあるところに希望を、
闇のあるところに光を、
悲しみのあるところに喜びを、
蒔くものとしてください。
聖なる主よ、
慰められるより慰めることを、
理解されるより理解することを、
愛されるより愛することを、
より多く、わたしが求めますように。