物心ついたときから、自分の名前ほど書きにくい漢字はない、、と思ってます。
いつもうまくかけないし、不恰好なバランスになっちゃうし、カードのサインも困りますが、祝儀袋などに至っては筆ペン縦書き!書いてみて、よし、なんて思ったことは一度もありません。
字が不恰好で恥ずかしいので、みんなの目にモザイク処理できるような機能よ!今ついてくれ!と願ったりもしました。

しかし自分でかいた自分の名前をなんとかしたい気持ちが、とうとう最高潮に達したらしく、練習を開始しました。
人生で初めて、自分の名前の字をどんどん書いていく。パソコンで出したお手本を見ながら、ゆっくりと、漢字練習帳がほしい、と思うほど書きました。
最初は変なバランスでも、書いていくうちにだんだんと落ち着いてきました。

何度も書くうちに、おっ?これはいいのでは?と思えるようになり、なんとかなるかもしれない!という希望がうっすら見えてきました。
考えてみれば、親からもらって一生わたしと一緒に歩んでくれる文字。
大切にしていきたいと、改めて思ったのでした。
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