寄生

北の風

ちょっと　すごしやすい。
バカ貝から体を乗り出しているのは　このバカ貝に寄生している　蟹さんです。
別名アオヤギという。千葉県の市原市に　青柳という地名がある。ここで昔大量に採れてこの名がついたそうだ。今の青柳は海岸線を見ることが出来ず、かろうじて埋め立てが始まった境に運河として川状の海がみえるだけだ。海ははるかかなたに行ってしまったようだ。
いつも　こんな風に口をあけているので　バカ　貝だそうだ。
今年はほとんどこの海にいない。寿司の種、蒸し物の貝柱、銚子方面のカレイの餌と　バカ貝の使い道はいっぱいあるのに　この２～３年さっぱりである。
ところが　ほとんどのバカ貝にこの蟹は寄生している。バカ貝が少なくなってしまったので　寄生する蟹さんの住むところが少なくなってきたようだ。
いつもこの蟹さんは貝の中の暗いところにすんでいるので目は退化したようだ。