9月14日(月)。月稜会の会山行で一の倉南稜に行ってきました。会の新人2名の一の倉デヴューです。他に中央カンテ組と凹状組が一緒に入りました。
私は7年ぶりの南稜。南稜といえば、大体雨で他のルートが登れないときに行くルートでしたが、今回も昨晩に雨が降ったらしく、岩が濡れていました。
朝6時くらいに駐車場を出発。(こんなに早く出たのは初めて)
濡れていていやらしいアプローチをこなして南稜テラスに到着。天気予報では「秋晴れ」を告げていたが、山はガスに包まれている。そのうち晴れるだろうと思っていたが、結局晴れることはなかった。今日は新人にはリードさせないと宣言していたし、このようなコンディションではどちらにしてもリードはさせられなかった。
馬の背をフォローする新人。
フリークライミングはそこそこやるのだが、今日はいろいろとシステムなどを見て、体験して覚えてもらうのが目的なので、オールフォローでしたが、次は自分たちで登ってもらいたい。
時折空は明るくなるのだが、一向に晴れる気配はない。
凹状岩壁に張り付いている、わが会の別パーティー。
われわれ南稜パーティーは11時過ぎに登攀を終了し、下降した。
我が会は、いつもは上に抜けて歩いて降りるのがスタンダードなのだが、今回は別パーティーの取りつきが遅くなってしまったので、彼らの下山を見守るために、同ルート下降に変更した。
案の定、中央カンテと凹状組は遅くなり、待たされ、出合いに降りたのは6時30分くらいだった。
7人中3人が新人だったので、テールリッジなどでもロープを使ったが、7人全員のチームワークでスムーズに下山することが出来ました。
「スムーズ」というには、ちょっと時間が遅いけど。