Chimney角屋のClimbing log

基本的にはクライミングの日記ですが、ハイキング、マウンテンバイク、スキー、スノーボードなども登場するかも・・・。

子供たちのクライミングコンペ「第3回アッコマンカップ」

2017-02-19 01:13:55 | フリークライミング

コンペ未経験者など初心者の子供たちを対象とした大会です。

いつも友達と一緒に登っている雰囲気の中で楽しめる大会です。

対象者はふるってご参加ください。


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登り方は教え、攻略方法は考えさせる。

2017-01-30 01:47:11 | フリークライミング

今日はビッグロック スポーツクライミング ジュニアスクール(BSJ)のアウトドアスクールでした。ほとんどの子は岩を登るのが初めてでしたが、私がびっくりするほど上手に登っていました。本物の岩を登るのが初めてなのに、いつもジムで登っているムーブが自然に出てくることに感心しました。大人だとなかなかそうはならないのですが、初めから基本を体に覚えさせているので、自然と身に着けたムーブを使うことができるのでしょう。彼らにとっては「登る」という動きはスクールで身に着けた動きそのものなのでしょう。

だから私はスクールでは登り方を教えます。いちいち足の位置や体の動きを指示します。そのことによって登るためのバランスのとり方やホールドを取りに行くための体の動きを身に着けさせるためです。バランスの取れる位置に良い足の置き場がないときなどは複雑なムーブの出番ですので、レベルに応じて複雑なムーブも教えていきます。そのようにして登るためのいろいろな体の動きを、頭でなく体に覚えさせていくのです。

「クライミングの楽しさは考えることが重要だから、教えてはだめだ」という人は多いのですが、ちょっとスクールで教えるということには当てはまりません。スクールは技術習得の場として考え、教えます。教わって身についたムーブの引き出しを多くして、自分のチャレンジしたいルートで自分で考えながら引き出しを開けていくのです。そういう意味で攻略法は教えません。攻略というのは持っている引き出しを開けることなのですから、引き出しがないのに攻略方法を考えるのは無理です。きちんと引き出しを持たせてあげてから考えさせなければ、ただがむしゃらに岩にしがみつくだけです。それが大人の初心者に多い姿なのだと思います。大人の初心者はそういうムーブの引き出しを持たないままただ登ったり登らされたりすることが多い。積み重ねがない人が多い気がします。きちんと教わって、基本から登り方を体にしみこませ、いくつかの基本的な動きを身につければ、いくつかの引き出しが作れるのです。そのうえで初めて攻略方法が考えられ、引き出しを開けられるのです。

今日、スクールの子供たちは見つけたホールドを触って足の置き場を探し、それに合ったムーブを選択して登っていたように見えました。いろいろなホールドの組み合わせとムーブの選択は複雑なものですが、彼らの思考はそういった複雑な働きをしていたのではないかと思います。

 


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本年登り納めとジュニアスクール

2016-12-30 01:31:05 | フリークライミング

29日、ビッグロック日吉店で登り納めと、年内最後のジュニアスクール。

最近なかなか調子がいい。ルート変更されたビッグルーフを登っているのですが、自分の設定した10c、11a、11c、12aを試登し終わってから、やさしいほうからほかの人が設定したルートを登っているのですが、11dまではすべてオンサイトで行けています。

でも今日が登り納め。正月を挟んでこの調子が維持できるか?

そしてプライベートの後はジュニアスクールでした。木曜日の子はあまり気合の入った子が少なくて、今日の参加はとてもまじめな男の子と、いつもは土曜日だけど、冬休みなので参加した女の子の二人でした。人数的にはさみしいですが、二人とも熱心なので充実していました。

 

基本練習の後、トップロープクライミングと、リードクライミング。

そのあとはボルダリングで自分の選んだ課題にチャレンジでしたが、今日が最後の(ホールド替えのため)の90度の壁のピンク課題に二人ともチャレンジ。

何度もトライしながら考えて、二人とも課題を登りきることができました。

ピンクテープの課題は、大人でも結構難しい。

でも最初のトライでは「できる気がしない」と思っても、あきらめずに考えながらチャレンジし続ければ、このように登れるんですね。

自分もこの子たちをお手本に、来年も頑張ろう。

 


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今日、ビッグロックで

2016-11-25 00:59:48 | フリークライミング

今日もビッグロック日吉店でセットした自分のルートの吟味をしていました。セットした後に修正するのは、登ってくれた方に申し訳ないのですが、今後登ってくれる人に対して、より良いルートにしたいので許してください。本当は一発できちんと決めたいのですが難しい。

今日は私のセットした12aのルートを登りなおしました。修正した結果、自然に登れるラインになったと思いましたが、ちょっとグレードが甘いかなと思っていました。そこにトライしてくれるお客さんが現れ、感想は「十分12はある」ということでした。自分は登り方がわかっているので「甘い」と思っていたのですが、ほかの人が登ると厳しいのですね。

同時に感じたのは「登り方さえわかれば、自分もまだまだグレードを上げられる」ということです。最近、もう自分のグレードは上がらないんじゃないかと思い始めていましたが、ちょっとモチベーションが上がりました。

もう一つ、私がセットした10dに、私の尊敬するおばあちゃんクライマーがチャレンジしていました。このルートは、背の高い男性クライマーにリクエストされてセットしたので、ちょっとホールが遠目です。しかしちっちゃいおばあちゃんクライマーは果敢にチャレンジしている。でも遠いホールドに届かない。でも見ていて届かないのは手ではなくて足なのです。もう一歩足が上げられれば届くのです。足が高いとホールディングが甘くなるので足が上げられない。そう考えるとホールドをしっかりすることで足が上がります。降りてきてこのおばあちゃんクライマーは「足が上がって体をひねれれば届きそう」と言っていました。素晴らしい!気が付いているんですね。

この人、本当にフリークライマーだ。


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オリンピックに出たい!?

2016-11-03 01:30:49 | フリークライミング

今日はプライベートでビッグロックに行きましたが、私の担当するジュニアスクールの子が2人、自主練習できてました。二人とも小学3年生の女の子です。

一人はビッグルーフも登ってしまう早熟の子(Aちゃん)ですが、もう一人の子はまだまだそこまでは達していません。しかしその子(Bちゃん)は夕食のお弁当を持って、母親の運転で1時間半もかけて日吉まで来るのです。とてもクライミングが好きな子なのです。ムーブもまだまだ未熟ですが、登れないルートには登れるまで挑み続ける子なのです。

Bちゃんのビレーをしていた時、真顔で「私、オリンピックに出たい」というのです。とてもうれしくなりました。でも今のところ、Aちゃんにくらべたら遅れをとっている。でもBちゃんはAちゃんにはないものを持っているような気がします。Aちゃんは才能にも恵まれているし熱心で努力もしている。Bちゃんは自分の夢はかなうものだと疑わず、純粋に楽しく登っている。この二人がこの先どうなっていくのかはわからないけど、全く異なるタレントの二人。一緒に成長できたらいいなと思う。私もそれにこたえていけるようにしたい。

2020年はこの二人13歳なのでオリンピックは無理だろうけど、それは言わないでおこう。


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初めての柴崎ロックフリークライミング

2016-11-02 00:45:41 | フリークライミング

昨日10月31日、初めて柴崎ロックというところに行ってきました。

国内1000ルート完登に向けて、数を稼ぎたかったので、初めての岩場にはどんどん行きたいし、オンサイトできそうなグレードのルートもそろっている。前から行ってみたいと思っていたのですが、なかなか付き合ってくれる人がいませんでした。しかしこの日は月稜会のぼくりんが付き合ってくれることになったので行くことができました。

オンサイトは難しいといわれるアプローチも何とかオンサイト。岩場に無事到着。思っていたより立派な岩でしたし、開拓者は「よくこんな岩場を見つけたなあ」と感心。ちょっと足場に傾斜があるのと日当たりが悪いのを除けば素晴らしい岩場でした。ぬめり症の人は日当たりが悪いのがいいというかもしれません。

まずは「エントツ」5.9から。コルネが走る半円状の凹角を登る美しいルート。見た目もいいが内容も良い。楽しかった。この日の一番楽しかったルートかも。★★★ OS

2つ目は「ミゾーⅡ」5.10b。OS 数を稼ぐために登ったものの、ちょっと内容的には・・・。

3つめは「○得 うるしぎ」5.11a。ホールドを見逃してオンサイトできなかった。2便RP。半年間怪我で本気トライができなかったことが影響してか、11aでオンサイトを逃すのはショック。だいぶ力が落ちてきてしまっているなあ。それともとしのせいか。ルートは楽しい。★★

4つめは「ウォーミングフック」5.10a。ぼくりんが先に登ったのでFL。ガバで登れるが、ほぼハンドジャムで登ってみました。5.9かも。★

5つめは「スーパークリップ」5.10c。核心部でちょっと危なかった。落ちそうになった。とても楽しいルートでしたが終了点のわきの岩が崩壊しそう。★★ OS

6つめは「うまいぞギンナン」5.8。初心者にとって良いルート。使うホールドだけ狙ってジムナスティックに登ればよい練習になる。★★ OS

7つめは「シルクピア」5.10d。登るのは簡単だが回収のほうが難しい。ジムの終了点をトラバースしているようなルート。OS

8つめは「試して合点」5.10d。出だしはよく観察してスタート。上のほうは簡単だと思っていたけど、結構体が横になっちゃったりしてやさしくはなかった。でもすごく面白かった。★★★ OS

最後9つめは「宮崎ホイホイ」5.10b。見た目はつまらなそうだったが、登ってみるとなかなか面白い。★ OS

これだけやさしいルートが内容的にも充実している石灰岩の岩場は貴重だ。ちょっとアクセスは不便だけど良い岩場です。「早い者勝ち」5.11a 「落ちこぼれ」5.11d 「優等生」5.11cが魅力的だったが触らなかったのでまた行ってみたい。もうちょっと調子が戻ってきたらお買い得といわれる5.13にもトライしてみたい。


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今日はジュニアスクールでした

2016-10-30 01:04:24 | フリークライミング

今日のビッグロックのジュニアスクールは、近所の小学校が授業参観日だったので、参加者4人と、さびしかったのですが、実に楽しいスクールになりました。

少し前に新聞の取材で「指の使い方を工夫して、ジムの全部の壁を登ってみたい」とインタビューに答えていたりょうちゃん、今日、ビッグルーフのルートをレッドポイントして、すべての壁を登りました。まだクライミングを初めて半年ですが、もうビッグルーフを登ってしまうとは驚きです。見ていた周りの大人たちもびっくりです。早熟です。小学3年生の女の子。良い仲間を持ってモチベーションを保ち続けてほしいと願っています。

同じく3年生のUーなちゃんは、とても明るくてかわいい女の子。とってもクライミングが好きで、いろいろなルートにチャレンジしている。ちょっと身長と力が足りなくて登りきれないことが多いのですが、ムーブはきれいだし、何しろ登れなくったってめげない。楽しんでチャレンジしているところが最高です。長く続ければ大成するように感じます。これから楽しんで登り続けるのもよし。でもそのうち大きく化ける気がします。

同じく3年生の男の子、HRKくん。彼は運動能力が優れていて大胆だ。それゆえ基本を無視してもダイナミックに登ってしまう。「飛びつき王子」。りょうちゃんが登れたルーフにチャレンジした時も、すぐに足ブラになるのでハラハラする。欠点でもあるが伸ばせば素晴らしい武器にもなる。個性があって面白い。だからこそ今は基本をしっかり身に着けてほしい。

5年生のTSK君。今日のメンバーの中では本来なら実力ナンバー1なのだが、成果としてはりょうちゃんに先を越されている。というのも今日はルーフをメインにやったからだが、正対が得意なので垂壁は強い。最近お父さんと一緒に岩場に通っているのが素晴らしい。本物の岩を登ってほしいと私は願っている。そして彼のキャラクターが実にいい。実にいい味を出していて、仲間からも指導者からも愛されている。(みんな愛してるけど) 今日もルーフにチャレンジしていた。合理的なムーブを教えながらも、今持っている個性を殺したくない。本物のクライマーになってほしい。

今日参加できなかった子供たち。みんな素晴らしい個性の持ち主です。みんなに教えることは同じですが、それぞれの個性は活かしたい。

教えることは同じでも、対応はそれぞれ変えることが大切だと思っています。

 


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NPで初登したルートに自らボルトを打つジレンマ

2016-10-24 23:07:21 | フリークライミング

先日SLCDのみで初登したフェースルートにボルトを打った。

「海賊の娘」5.10cだ。カサメリ沢モツランドの「ジャガバター」の左。このようにほかの人が開拓したエリアにルートを拓くのはやったことがない。すでに拓かれたルートとルートの間に新たなルートを拓くと、既存のルートの独立性を損なってしまう可能性があるからだ。しかしなぜここにルートを作ったのか。それは見た目で明らかにホールドがつながっている自然なラインだと感じたから。しかも隣のルートとホールドが重なっていない。もしかしたらNPで登れるかもしれない。そういう理由だった。掃除してTRで登ってみると思った通りだ。そしてSLDCでリードしてみた。しかし出だしの2本はよく決まったものの、上に行くにしたがってカムの効きが悪くなり、始終使うホールドにカムを決めなければならないため、絶対に落ちられない。上部で落ちたら致命傷。何とか落ちずに登れたからよかったけれども、上部で落ちたらグランドフォールの可能性もある。

NPでリードしたのだからNPのルートとするべきなのだが・・・。

それからしばらく悩んだ。瑞牆の森の管理人と話す機会が多いが、事故の話を聞く機会が多い。瑞牆を訪れるクライマーの質も変化してきた。15年ほど前は公園もなくて、訪れるクライマーも少なく冒険的なクライマーがほとんどだった。だから小さな事故ならば、起こっても自己解決していたのかもしれない。私もソロで事故を起こしてしまったことがあったが、幸い命にはかかわらない事故だったので一人で解決できた。しかし今の状況は違う。いろいろなクライマーが集まるエリアになってきている。

今の瑞牆でNPのままの5.10cのルートに取りついて、行き詰った時にどのクライマーも安全に対処できるだろうか。それを考えると、このルートを封印すべきかとも思った。しかし(自画自賛になってしまうが)登って楽しいルートなので、できればたくさんの人に登ってほしい。だけども事故は起こしてほしくない。「絶対安全」はないけれど、命を落とすような事故はできるだけ避けたい。

いろいろ考えたがボルトを打つことにした。NPで初登されたルートにボルトを打つなんて前代未聞ですが、打ちました。

 


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やさしいボルトルートについて考えた

2016-09-28 00:51:11 | フリークライミング

9月26日。未開拓の岩場でルート開拓作業をした。

今まで私が開拓したルートは、下から登りながら支点を構築し登るスタイル。つまりトラディッショナルなルート開拓を基本にしてきた。しかし今回はスポートクライミングのエリアであることや、ラインが難しそうであることに加えフェースなので、ラッペルボルトの開拓になりそう。ロープにぶら下がって、あらかじめドリルを使った支点構築をするのは初めて。

ただ私は「ラッペルボルト」を否定しているわけではない。そうやって開拓されたルートをだって頑張って登るし、上手になるためにはトラディッショナルなルートばかりではだめなのもわかっているから。それに加え、ボルトルートは、純粋に登ることに集中できて楽しい。

だから今回は、今までトレーニングとして利用させてもらってきたボルトルートを、自ら開拓してみようと思う。

目標のラインは、少しかぶった25mのラインで、トップロープで登った感じでは、グレードは5.11c位だと思う。この日は岩の裏から回り込んで下降しながら、ホールドがつながっているかどうか確認し、作業用のフィックスロープを張り、作業用に手打ちの中間視点を打った。そしてトップロープで試登。

試登でもパンプしてしまったので、このルートの作業はここまでにしましたが、初心者にうってつけのラインがあったので、ルートを作りました。

10mほどの小さい岩峰ですが、登れば岩の上に立てます。

上級者が登ればボルトなどいらないかもしれません。しかしボルトを3本打ちました。

なぜなら、上級者が感じる「落ちない自信」は初心者に対しては通用しないからです。

どうせボルトを打つなら、そのレベルの人の安全を考慮して設計したほうが良いと思ったのです。

 

私は、初心者を岩場に連れて行くことが多いのですが、初心者にリードさせられるルートが少ないのです。

簡単なルートも上級者が作るので、「落ちっこないからボルトはいらない。」という気持ちで作ってしまいます。

でもそのグレードの人は、そんなルートをリードできないし、見ているほうもひやひやです。

だから初心者が登るルートは、ボルトの設定も初心者用にしたほうがいいと思ったのです。

 

本来私は、「落ちてはいけない」というクライミングを追及しているのですが、

一方で、落ちながら練習することも大切だと思っています。

トラディッショナルなルートでは「絶対落ちてはいけない」という場面も出てきます。

でもそういうルートを克服するためには、落ちながら腕を磨くことをしなければ、克服するのは難しいでしょう。

 

ですから、初心者でも死なずに練習できるルートは必要です。

開拓者は、このルートを登るであろう人を思ってボルトの数や位置を決めることが必要です。

 

しつこいようですが、私はあらかじめ支点が構築されているルートよりも、

自分で支点を構築しながら登るほうが好きですし、それが目標です。

でも、トレーニングとして、またはスポーツとして登るルートは安全であることを考慮しなくてはなりません。

 

この初心者用のルート。5.7 10m 中間のボルト3本。

「いいんですか」

 

「ボルトが多すぎる」という人がいると思いますが、初めてリードを体験する人の気持ちを、またはそういう人を連れて行く気持ちを考えたら妥当だと思うのです。

私はフリーソロでも構いませんが。

 


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カサメリに新ルート開拓

2016-09-06 00:16:09 | フリークライミング

9月5日(月)。瑞牆カサメリ沢に行ってきました。目的は7月に掃除したラインを開拓すること。ラインはモツランドの「たぬき」と「ジャガバター」のあいだのライン。イワタケだらけでしたが、掃除をすればきわめて自然に登れるラインでした。7月に「たぬき」から回り込んでトップロープを掛けて掃除をし、そのまま登ってみました。その時は岩がぬれていたので5.11はあるように感じましたが、同時にNPでも登れる可能性も感じていました。

今日は九州に台風が上陸し、天気予報もよくなかったのですが、行ってみたら快晴。岩もバリバリに乾いていました。

 

 

小さめのカムを準備して、まずはNPでトライ。ムーブを楽しむならボルトを打ったほうがいいと思いましたが、もしNPで登れるならNPで登ったほうが自分らしいと思ったのです。「高グレードだけがクライミングじゃない」という自分にはそのほうがふさわしいと思ったから。でもトップロープでリハーサルしているから、登ること自体は問題ない。しかしフェースルートで満足なプロテクションをセットできるかは未知の要素です。

 

登り始めてみるとプロテクションの効きはよくない。かなりリスキーなクライミングになります。やはり「ここでは落ちてはいけない」ということを感じながらのクライミングになります。

 

やはり「ここで1手出していいのか」ということを考えながら登ります。でも結果的には登りきることができました。今日はコンディションが良かったので5.10cだということもわかりました。

 

プロテクションは信用できないので、あっちこっちから取りヌンチャクで連結し、こんな感じになっちゃいます。プロテクションが取れるところを見逃してはいけません。

ごく自然なラインです。出だしはちょっとジムナスティックかもしれませんが、難しいわけではありません。

出だしは縦、横、斜めのカチの連続で、後半はポケットやスローパー。終了点はステミングでしっかり立って終われるルートです。

 

「海賊の娘」5.10c NP

今年の3月に初孫が生まれました。名前は「景(きょう)」。少し前に「本屋大賞」になった「村上海賊の娘」という小説の主人公である村上水軍(海賊)の娘の名前を取って「角屋 景」です。

同じカサメリには「医者の娘」「漁師の娘」というルートがあり、登らせていただきましたが、それに肖って「海賊の娘」にしました。

 

どうぞ登ってください。ただし先に書いたように、プロテクションは決して安心できるものではありませんので気を付けてください。

私らしいルートができたと思います。


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