「被災地へクライマーを送る会」では、ゴールデンウェーク明けのボランティアを募集しています。特に2回目の方は是非考えてみてください。もちろん初めての方もご連絡ください。このブログに書き込んでくださっても結構です。
今、ゴールデンウェークを迎えようとしていますが、この期間はボランティア拠点のキャパシティーがいっぱいです。多分ほかの拠点も同じような状態ではないでしょうか。被災地では確かに働き手は欲しいのでしょうが、それを取り仕切るマネージメント機能も足りなくなってしまうのです。要するに仕事を受け付け、人を割り振る作業ですが、あまりにもボランティアの人数が増えすぎると、その機能が果たせなくなってしまうのです。
すでにゴールデンウェーク中にボランティアに行くことが決まっている方はご注意ください。自分は本当は何をしに行くのか、もう一度考えてください。「被災地を見たい」とか、漠然と「ボランティアというものをやってみたい」というのでは、コーディネーターを困らせるだけになってしまいます。自分はどんな被災を受けている場所に行くのか、現地の活動がどういうものか把握して、出来るだけ被災者の気持ちを理解し、こころの準備をしていくことが必要です。
中には被災者の心の中をめちゃくちゃに掻きまわしてきたり、コーディネーターに大きな負担をかけてきたりしてしまうボランティアもいます。そうならないように事前の情報をよく聞いてから行きましょう。私もたくさんのボランティアを送らせていただきました。やってみてわかったのですが、なかなかひとりひとりに詳しい情報を提供するのは難しいです。しかも良く伝えたつもりでも、現地に行って体験してみないと理解出来ないことも多いようです。ですから、何か不安があれば、遠慮なく人に聞くことが大切です。そして自分で考えて、自分の「善意」で参加してください。