Chimney角屋のClimbing log

基本的にはクライミングの日記ですが、ハイキング、マウンテンバイク、スキー、スノーボードなども登場するかも・・・。

「被災地にクライマーを送る会」のミーティング

2014-05-31 00:58:05 | 災害ボランティア クライマー派遣

「被災地にクライマーを送る会」のミーティングを行います。

私も現地にはご無沙汰なのですが、最近現地を訪れた方から、現地の様子などを伺いたいと思います。

日程:2014年6月10日(火)

時間:午後7時くらい?(詳細は追ってお知らせします)

場所:四ツ谷「四季」

会費:多分3500円くらい。(消費税が上がったから少し上がるかも)

 

みなさん、久しぶりに集まりましょう。「送る会」以外の方でも、宮古の関係者は歓迎です。

角屋、または廣川さんにご連絡ください。


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瑞牆 天鳥川北の沢右岸スラブ

2014-05-26 23:03:32 | フリークライミング

5月26日。瑞牆に行ってきました。天鳥川(あまどりがわ)北の沢右岸スラブという岩場です。2003年ごろ、我々の手で拓いたエリアです。

月稜会の2人が、マルチピッチの練習がしたいというので、たった2ピッチですが、練習のできるこのエリアにしました。スラブとクラックが中心のエリアです。高難度のルートはありませんが、ほとんどがグランドアップで拓かれたため、ボルト間隔は遠いところが多く、ランナウトがいやなら、決めズライNPを決めなければならないので、初級者向けのエリアとはいえません。

「虹を追いかけて」5.9を登る岳人先輩。

このルートはこのエリアの最初の1本でした。

登るのは難しくありませんが、ボルトだけで登るとランナウトします。

35mあるので、途中に下降用の支点があり、そこでピッチをきって、2ピッチに分けて登ることが出来ます。

 

うめちゃん先生がおなじ「虹を追いかけて」をリードします。

グルーブからフレークのレイバック、そこからスラブ、ダイクのトラバース。

最後は再びグルーブ、と変化に富み、弱点を突いた好ルートです。

 

岳人さんが次に登るのは「執念の掃除婦」5.10cです。

スラブからグルーブ、そこから核心のスラブ。核心の上で大ランナウト。

その上はやさしいスラブとハング。最後は「虹を追いかけて」に合流してグルーブを登る。

これも35mあります。

私も久しぶりに登りましたが難しい。落ちなくてよかった。

このルートは☆3つです。

 

私は「腕ひしぎ逆十字固め」5.10cのクラック。

うすかぶりのフィンガーからオフウィドゥス。8mくらいのみじかいクラックですが、中身が濃い。

私が初登したのに、今日はテンションが入ってしまった。

 

「腕ひしぎ」をきめられそうになっているところです。

 

うめちゃん先生、最後に「むすんでひらいて」5.8のクラックを登ります。

クラック初リード。

このルートはクラックの入門に最適。初リードにも最適です。

 

このエリアは長い間公表してきませんでしたが、来年には発表される予定です。

5.8から5.11cまでの20本くらいのエリアですが、花崗岩のクラックやスラブ好きには、中身の濃いルートがそろっています。


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我が登山史5(瑞牆山と私)

2014-05-23 01:04:12 | 山とクライミングの話

縦走、フリークライミング、アルパインクライミング、沢登りなどを経験していく中で私は、登山の野性的な感覚、身体的なスポーツとしての面白さ、そういったものが自分の登山にとって重要な要素だと感じ始めてきた。

つまり、山登りの基本的な縦走の上に立って、それ以上により自然な山登りである沢登りに野性味を感じ、フリークライミングの身体的なスポーツとしての面白さ、アルパインクライミングの知的ゲーム性を統合した山登りは、まさに自分のやりたい山登りだと感じるようになってきた。

そこでもっとも魅力的なジャンルが、トラディッショナルなクライミング。そして規制ルートではない岩の弱点を突いたクライミングだった。それを実践する場が瑞牆に有った。

初めて瑞牆山を訪れたのは20代の後半にでかけたハイキング。岩山なので、少し緊張して出かけたが、通りに出合う岩に「ここは登れそうだ」とか「ここを登るのは難しそうだ」とか、岩を登ることを意識しながらハイキングをしていた。アルパインクライミングを経験して、初めて瑞牆山でクライミングをしたのは「翼ルート」だった。購入したばかりのカムとナッツを駆使してのクライミングだったが、自分でプロテクションを設置しながらのクライミングに大満足だった。そして「これこそが自分の望んでいたクライミング」という感動を覚えた。それ以降瑞牆山に通い、いろいろな既製ルートを登った。

ある年、「山賊79黄昏ルート」を登った時、ルートの下部が少し不自然に感じた。このルートの下部は弱点が他にあるにも関わらず、無理なところから登っているような気がして、もっと登りやすいところから登ってみようと思い、その結果「錦秋カナトコルート」が生まれた。2001年の秋である。

その後、アプローチの途中で見つけて開拓した「天鳥川北の沢右岸スラブ」。もっとおもしろい開拓は出来ないだろうか、と思って見つけて登った「アウトサイダー・ズルムケチムニールート」。たった1本のクラックを登りに行ったはずだったのに、思いがけなく素晴らしい6ピッチのルートが出来た「一粒の麦」。カナダで亡くなった後輩がきっかけを作ってくれた「クラック地獄エリア」など、瑞牆山でのクライミングは、自分の山とクライミングにとって一番大切なものになった。

瑞牆山でのクライミングは、道のない山を歩き回り、他人が登ったことのない、または事前に情報がない岩を自分の目で見つめ、登れそうかどうか判断し、作戦を練ってチャレンジする。そして登りきった時の充実感は、他の登山にない達成感を味わうことが出来る。私はアルパインクライミングが一番好きだが、トラディッショナルなクライミングの初登というのは、それに似たものがある。


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「質より量」で、今週も有笠

2014-05-19 22:36:49 | フリークライミング

5月19日(月)。今週も先週に引き続き有笠に行きました。でも今日は月稜会のメンバー5人で、初心者もいたので西登山口のほうに行ってきました。私も肩を故障しているので本気トライはなしです。

まずは「偏屈岩」の2Fへ。「ねずみ返し」5.10bから。実質出だしのハング越えのみというようなルートで、アップには向いていなかった。

次は、名前が気になっていた「青いパンツの男」5.10b。トポに☆印はないが、普通に面白いので、私的には☆一つ。

3本目は5.10cの「リスのえさ箱」を。ところがこれがなかなか悪いし、☆印がつくほど楽しくもない。体感5.11aくらいはあるな、と思っていたら、間違えて「家さんの腰つき」5.11aを登ってしまった。

4本目は「有笠2000」5.10d。これはほぼオブザべ通りに登れて楽しかった。

画像は「有笠2000」を登るうめちゃん。

 

5本目は1Fに移動して「掟破り」5.11a。これは1手以外ガバで楽しい。ジムで登っているようだ。

6本目は「低姿勢」5.11b。これも下部にホールドの悪いセクションはあるものの、ほとんどがガバで楽しい。途中のテラスがなければ1グレード上がるだろう。

「低姿勢」の途中のテラスで大休止。

「低姿勢」の上部。下部のほうが面白い。

これ以上グレードを上げたら、肩の怪我が悪化しそうなので、7本目は「ハローミッチェル」5.10a。8本目は「大統領」5.10b。9本目は「哀愁のアリカサブランカ」5.10d。10本目は「カプセルホテル」5.10c。

「カプセルホテル」でお泊まりしている私。

11本目は、再び2Fに戻って、ルートを間違えて登っていなかった「リスのえさ箱」5.10cをやりました。なかなかおもしろかった。5.10dくらいつけてもいいのではないかな。

12本目は、「初心者のためにトップロープをかけてほしい」というリクエストにお答えして、「ハッピーマンデー」5.10b。

今日はすべてオンサイトでした。生ぬるいなあ。でも怪我を治すために忍耐。でも目標の「国内1000ルート完登」のために、本数は稼ぎました。

 


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有笠フリークライミング

2014-05-12 21:35:29 | フリークライミング

5月12日。有笠山に行ってきました。今日は「南国エリア」でフリークライミング。パートナーはチーム84のMくんです。

今日は夕方から雨の予報ですが、午前中は良い天気で、少し涼しいくらいのクライミング日より。

木々の緑も濃くなってきています。

 

「南国エリア」に到着して、まずは「旅館有笠」5.10aと「とおりゃんせ」5.10cでウォーミングアップ。

 

今日の目標は「出前一丁」5.12aで、すぐやろうと思っていたんですが、Mくんが「白と黒」(上の写真)を先に登っているところをみて、

どうも簡単そうなので、もう一本ウォーミングアップ代わりに登ってみました。

結果はFLですが、どうもこのルート、グレーディングが?11と10をつけ間違えたんじゃないかと・・・。

「お買い得」とかいう範囲を逸脱しているような気がするんですけど。

 

次に「出前一丁」5.12aをやりました。悪そうな出だしも、思ったよりやさしく、中間部は非常にやさしい。

最初のルーフが名前の由来かと思って試したんですが、どうもオカモチ出来なさそう。

よくよく考えてムーブを組み立て、「あのガバさえ取れればオンサイトだ!」と勢いよく手を出してみた先はガバではなく、スローパーだった。

というわけで12の初オンサイトはならず。

実は終了点手前にもう一つ小さなルーフがあって、そこが「出前一丁」でした。

 

次にトライしたのは「女子決勝ルート」5.11d。

やはりルーフまでは簡単。ところがルーフの上のボルトにクリップ出来ない。

行きつ戻りつしながらクリップの方法を考え、何とかクリップ。

でも、ボルトが登るラインから離れていて、クリップしてから違うラインに回って登る。

登ること自体はとても簡単。これも11と10をつけ間違えたんじゃないかと疑うほど。

でもクリップだけは悪かった。

結果はオンサイト。

 

調子に乗って間髪いれず「ひみつの鍵穴」5.11dにトライ。

ところがこれが悪かった。出だしからボルダームーブ。

しかも読み間違えて、1ピン目クリップ直後にフォール。

2ピン目にクリップした後が核心で、流石に力が残っていなかった。体が上がらず諦める。

 

悪あがきで、最後に「朝が弱いんです」5.11cを触ってみた。

もう保持力が大分落ちてしまっているので、「☆印も付いていないから、オンサイト出来なくてもいいや」とトライ。

ところが登ってみてびっくり。出だしはダイナミック。中間から上はジリジリカチ系。

「なんだ?これ!ちょー面白い!」

今日登ったルートで一番面白いじゃないか。私的には☆3つです。

結果は2テン。あ~。元気な時にやっときゃよかった。

 

3時過ぎに雨が降ってきて下山しました。

フェアリーロックを通りかかったら知り合いが・・・。

「予感」5.12b/cを4便でやっつけたとのこと。素晴らしい。

 

 

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我が登山史4(沢と藪山)

2014-05-09 00:49:05 | 山とクライミングの話

「月稜会」に入会して20年近く経つ。入会前は危険なソロクライミングや縦走、雪山を経て、ガイドについてクライミングを経験し、アルパインクライミングを始めた。またガイドについて沢登りも経験した。最初に連れて行ってもらったのは、丹沢の小川谷廊下だった。さらに新茅ノ沢、奥多摩の小常木谷など。非常に野性味にあふれた登山で楽しかったので、月稜会に入会する前の一時期、沢登りにはまった。楽しかったし、ソロでも出来そうだったからである。奥秩父や南アルプスの沢に一人で出かけたが、段々ガイドブックに載っている沢には関心がなくなってきた。それよりも、小さな山でも山頂を目指して合理的なラインで沢を詰め上げることに興味を持った。机に地形図を広げて、「この沢からこの山頂に登ってみよう」と、毎日のように考える。そして実行してみると、滝など一つもなかったり、ひどい倒木に埋まった沢だったりしたが、それでもガイドブックを頼りに登るよりは楽しかった。次第に沢にこだわらず、沢が悪ければ尾根に出る。尾根が歩きにくければ沢に戻るというように、臨機応変な登り方になって行った。もう沢登りではなく「藪山」である。今でも藪山登りは私は大好きだ。なんとなく幼少のころの山を思いだす。母親との山菜とり。兄との岩魚つかみ。そういった山を思いだす。

藪山でよく通ったのは西上州だ。晩秋の木の葉の落ちた西上州の山は、視界も効いて明るいし、山もコンパクトで、一人で一日を楽しむには最適だった。しかし、沢が木の葉で埋まって、木の葉の雪崩に流されることも・・・。でも木の葉に埋もれていると暖かくて、とても気持ちがいいものだ。まれに1泊出来る時などは、大して歩きもせず、愛犬を連れて木の葉の中で野宿することもあった。愛犬との野宿を楽しむために、晩秋の藪山に出かけたことは何度もあった。こういう藪山愛好家というのは沢山いるようだが、藪山歩きというのは、人からの情報を頼りにしないところが楽しいのであって、ガイドブックなどが出てしまっては、何のための藪山歩きなのかわからなくなってしまう。しかしそういうガイドや情報を時々目にする。まあ「こんなところに行ってきました」という程度の報告は意味のあることだと思うが、あまりにも詳細な藪山報告は、逆にそこには行きたくなくならせる要因になる。

月稜会に入ってからはクライミングが中心になって、藪山歩きはあまりしなくなったが、時間さえあれば、またあの時のような藪山歩きを楽しみたい。


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河又フリークライミング

2014-05-07 00:56:32 | フリークライミング

5月5日。河又に行ってきました。

今回はジム仲間のゆーた君と一緒です。 ちょっと怪しい天気と混雑が心配でしたが、雨はちょっとパラパラ来ただけで、他のパーティーも2~3組程度で、十分楽しめました。 岩場に着くと先客が「いきのいい奴」5.10aに取り付いている。ここからヲームアップしようと思っていたけど諦める。しかし、取り付いていたのは知り合いでした。

というわけで、アップは「ムーンビーム」5.9.TRをかけてゆーた君もアップ。私はこの日の目標の「モスグレーハンド」5.11dへ。1ピン目でいきなり落ちる。トップアウトしてからホールドを確認しながらロワーダウン。2便目は核心地帯を越えるものの、終了点手前のガバ地帯でテンション。3便目(通算4便目)でRP。

 
 

ゆーた君は「ムーンビーム」の右のTR課題にチャレンジ。短いけどボルダームーブで楽しい。5.10bくらい。 そのあと、「いきのいい奴」5.10aと「みやざきみどり」5.10aをオンサイトしていましたが、初めての石灰岩に「こえ~!」を連呼。充実していたようです。実力的にはこの程度で済ませてはいけないんですけど、初めての石灰岩で勝手が違っていたようです。

私はこのエリアでは最後の11台、「地主」5.11bをオンサイトトライ。でもちょっとホールドを持ち間違えてオンサイトを逃してしまった。2便目でRP。 11bとか11cはオンサイトしなければならないグレードなのですが、最近オンサイトがない。「オンサイトグレードが下がってきているのか」とも思ってみたが、よくよく考えてみると、最近はそのグレードはアップやついでに登っているのが原因だと思うのです。「そのグレードをオンサイトしよう」と言う目的で行けばオンサイト出来るのではないかと・・・。そうであってほしいのですが、でも多少体が動かない状態でも、少々疲れていても登れなければ「オンサイトグレード」とは呼べないからなあ。


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