Chimney角屋のClimbing log

基本的にはクライミングの日記ですが、ハイキング、マウンテンバイク、スキー、スノーボードなども登場するかも・・・。

有笠リハビリクライミング

2014-11-04 20:34:12 | フリークライミング

同じ有笠で2週間前に怪我をしました。昨日まで治療に専念し、何とかクライミングを再開できそうなので、今日11月4日は再び有笠です。

「東の石門エリア」の?マークの5.10cでアップ。この程度なら何の問題もなく登れるようになった。同行者のビレーなどをするが、このエリアは日が当らなくて寒い。特に今日は気温が低くて早く陽のあたる「フェアリーロック」に行きたいが、結構長い時間を過ごしてしまう。

やっと「フェアリーロック」に移動するが、太陽が南に廻り込んでしまって、段々日が陰っていく。

「夢見る頃を過ぎても」で、けがの回復具合を見ようと取り付く。岩が冷たくて「夢見る頃」を登り終えたところでゆびの感覚が無くなる。怪我をした右足もやはりヒールフックや掻き込みでは痛みを感じるので使えない。とうとう終了点の手前でテンションを入れてしまう。テンションを入れてしまった原因は一つホールドを見つけられなかったからだが、見つけるだけの余裕がなかったということだろう。そのあと登りなおしたが、今日はこれ以上無理をしないほうがよさそうなので、私は終了。

ゆーたくんが「パスファインダー」をRPしてグレード更新。仲間に成果があって良かった。

「「パスファインダー」をRPしたゆーた君です。

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有笠フリークライミングで大腿骨亜脱臼

2014-10-20 20:49:51 | フリークライミング

10月20日、好天を期待して紅葉の中で気持ちの良いクライミングを期待していったのに、散々な目に遭ってしまった。

朝は晴れていたものの、昼ごろから雨が降り始める。でも今日のエリアは「フェアリーロック」。雨でも登れる。しかし「夢見る頃」より左は染み出しでコンディションが悪い。紅葉もまだまだ。まず「パスファインダー」を登り、次に「ノーシエスタ」に取り付いた。オンサイトを逃したが、レッドポイントはして帰ろうと登っていた時、最後の核心で右足がヒールフックのまま左足が滑りフォール。ヒールが残ってしまい、ケツのあたりで骨が「ごりっ」と音を立てて外れた。外れた感覚がはっきりしていた。そのまま右足が動かせない状態に。

帰りにはなんとかゆっくりなら歩けるようになったので、病院などにはいかずに帰宅しました。

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バンフ マウンテン フィルム フェスティバル

2014-10-11 00:56:14 | 山とクライミングの話

今日「バンフ マウンテン フィルム フェスティバル」に行ってきました。「行ってきました」といっても、地元の大崎で開催です。

大崎で開催されるようになってから、毎年見ています。いつもは「釣り」や「カヤック」や「サーフィン」などには興味がなくて寝ちゃうのですが、今年はどのフィルムも面白くて、全然眠れませんでした。やはり近年は「アルパイン」のフィルムが少なくなっていて(今年は1作品)残念ですが、その分、全てのジャンルでメッセージ性がこめられていて、興味のないジャンルでもつい見入ってしまいます。

「Spice Girl Reel Rock 8」はモチュベーションを上げてくれました。クライミングで抱く恐怖から自分を解放してくれるような感じ。「お前ももっと突っ込め!」って言われたような感じ。イギリスのクライミングの伝統は自分の理想のクライミングであり、自分にはなかなかたどりつけないクライミングだ。

「The Last Great Climb TOUR EDIT」は、今回唯一のアルパイン。南極のピークを登るクライミングだ。マジに南極に行きたいと思った。まだ登られていないリッヂや壁が残されている。それも美しくて困難なものが。こういうのを目指すのがアルパインクライミングだな。

「North of the Sun」はノルウェーのサーファーの物語で、45分の長い作品だ。そういう訳で、「絶対寝ちゃう」と思ってたんだけど寝なかった。私はクライマーでスキーヤーでマウンテンバイカーだけど、なんかこのサーファーの価値観と言うか、生き方と言うか、そういう類の者に共感しちゃうので、ついつい見入ってしまった。

「Surfferfest」はオノルドの登場。フェスティバル常連のオノルドのフリーソロは「もう見たくない」と思っていたのだが、今回は少し趣が違っていて楽しく見ることが出来た。「フリーソロのクライミング」より「人力でのクライミングツアー」が主題だったから。インパクトには欠けていたけれど、これくらいのほうが楽しく見ることが出来る。

「Keeper of the Mountains TOUR EDIT」は興味深い作品だった。山登りもクライミングもしないアメリカ生まれのおばあちゃんが、カトマンドゥに住み着いて、クライマーからの聞き取りと記録の保存をし続けているというのだ。彼女がの目はごまかせない。彼女は山に登っていなくても、すでに多くのクライマーの経験は彼女の者になっているのだ。登攀の真実について、彼女の目をごまかすことはできない。彼女にしてみれば正直で誠実なクライマーは尊敬に値するし、名誉のために嘘をついたり不誠実なクライマーは相手にされないのだろう。クライマーは、誰も見ていなくても誠実で正直であるはずだと、皆が思っているのだから、そうでないクライマーがいることは、彼女だけでなく、多くのクライマーを失望させるのだ。

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ニューシューズを買って秋葉原PUMPへ

2014-10-07 00:26:14 | フリークライミング

今日は台風の最中、クライミングシューズを買いに出かけました。

イボルブのシャーマンの2代目を購入するかどうか迷ったのですが、

クライミング仲間の評判を信じてロックピラ―ズのオゾンを購入しました。

 

今日は河又に行く予定だったのですが、台風で中止になったので、シューズのならしも兼ねて、秋葉原のPUMPに行きました。

 

月稜会の仲間も集まって、賑やかに登ってきました。

私は3級を中心に沢山登りました。

2級から4級を10課題くらいです。

4級は、ちょっとグレーディングが甘いと思われるものが多かったですが、全てがよい課題でした。

最近の小さなボルダリングジムは初級課題でも無理なムーブの、マニアックな課題が多い。

でもPUMPは全てが納得できる課題でした。そのグレードにふさわしいホールドやムーブです。

セッターが趣味で作った課題ではなく、お客さんをきちっと意識した課題設定になっている。

私もルートセットをする身として参考になりました。

ビッグロックは、岩場のグレーディングに比べて、少し辛いかもしれません。

PUMPは岩場のグレーディングとマッチいしているように感じました。

 

さて、ニューシューズですが、特筆すべきは足入れの良さです。何しろ快適です。

私の好みから言えば柔らかすぎなのですが、足を入れてみると快適かつタイトにフィットして、足を入れることによって剛性が生まれるシューズです。

今まで気に入って使っていたイボルブのシャーマンは、シューズ自体の剛性があった。

しかし、オゾンは足をシューズに詰め込むことによって剛性が生まれるタイプのシューズです。

新品の時からジャストフィットで履けるということまでは分かりました。さて、岩場でどれだけパフォーマンスを発揮してくれるか?

 

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カサメリ沢 フリークライミング

2014-09-29 22:43:31 | フリークライミング

9月29日。カサメリ沢に行ってきました。

今日は月稜会のおねいさん3名、チーム84のおにいさん2名と一緒。私は国内1000ルート完登を目指して、数を稼ぐことにしました。

まずはコセロックで「ネコの手」5.10a、「ネコの足」5.10c、「トータルリコール」5.10bをオンサイト。

コロッセオに移動して「真実の口」5.10d、「オスティカ・アンティカ」5.11aをオンサイト。レマン岩の「シドニー」5.9もおまけにオンサイト。「申股」5.11cもやったが3ピン目に進めず。「ジョン」5.11dも真ん中くらいでストップ。「真実の口」は楽しいルートでした。

「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」5.12aが目標だったのですが、核心のボルトが抜け落ちているとの情報を得て断念。

「オスティカ・アンティカ」5.11aにチャレンジする月稜会のおねいさん。

 

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今週も小川山

2014-09-22 23:24:26 | フリークライミング

9月22日、今週も小川山タヌキ岩。

今日は同行者が沢山。月稜会のメンバー7名でした。

まずは「最高ルーフの岩場」で「ファン ファン ファン」1ピッチ目5.10bでアップ。楽しいルートでした。続いて「白糸」5.10c/d。私はタヌキ岩に早く移動したかったのですが、皆が「白糸」や「笠間のピンキー」などで盛り上がってしまい、私は一人でタヌキ岩に。先週開拓した「ちぇいんじんぐこおなあ」5.10cの終了点を打ち直し。岩の裏から登るのですが、フィックス登りが辛い。やっと上に着いたと思ったら、取り付きにドリルの刃を忘れ取りに戻る。ユマーリングで登りなおしているときに、今度はドリルの刃を落としてしまい、また下る羽目に。落とした刃がなかなか見つからず、斜面を登ったり降りたり。やっと見つけて登り返し終了点を設置。くたびれた。

「ちぇいんじんぐこおなあ」を登っているときにスリップして大フォール。キャメロット1でがっちり止まったが、ケツを岩にぶつけてしまうというアクシデントのせいにしていいのか、「とろろ」は核心部で落ちてしまいました。オンサイトトライの時から進歩していない。持久力の問題だなあ。

最近全く成果が無くがっかりしています。しかし、今日の同行者S(先輩)は「Long long Ogawayama」5.11bにチャレンジ、おしくもオンサイトは逃しましたが、素晴らしいトライをしてくれたのでうれしかったです。私はこのルートは5.11a(下部5.10a/上部5.10d)くらいかなあと思っていたのですが、Sの奮闘を見ていたら、5.11bでもいいのかなあと思いました。

 

画像はSの「Long long Ogawayama」のオンサイトトライ。

 

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小川山にルートを拓いてきました

2014-09-16 21:22:48 | フリークライミング

9月16日、小川山に行ってきました。今日は単独でルート開拓。って言うか、クラックを登ってきました。クラックが閉じてしまうセクションがあるのでボルトを1本打ってあります。

場所は「たぬき岩」。「自然薯」の左のカンテが取り付き。

私の頭の上に写っているクラックを登ります。

右の白い岩のルートは「とろろ」

 

写真中央のカンテから取り付き、カンテ左のクラックから凹角をまたぎ、左のハング上のクラックに移り、真上のクラックをひたすら登ります。

上部でさらに左のクラックに移り、テラスで終了します。

25mの長さがありハンドサイズのプロテクションは沢山あったほうが安心です。

岩の脆いところがあるので、ビレーヤーや下にいる人は注意が必要です。

 

ルート名は「ちぇいんじんぐこおなあ」

ヨセミテの「チェインジングコーナー」に申し訳ないので、書くときは必ずひらがなで。

グレードは5.10cです。

 

なお、途中で「自然薯」の終了点までで終わると「たんたんたぬき」5.10bです。

 

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この子たちこそ「世界文化遺産」

2014-09-10 00:54:32 | 日常

昨日、長野の実家に帰り、今朝早く実家を出て車で帰京しました。朝早かったので出来るだけ下道を使ってきたのですが、長野県の佐久平から内山峠を越え、下仁田、富岡、吉井を経由し、深谷のインターチェンジから高速道路に乗り帰京したのです。朝5時30分に実家を出て、品川の自宅に着いたのは10時半でした。

群馬県の下仁田を過ぎ、先だって「世界文化遺産」に登録された「富岡製糸工場跡」のある富岡に差し掛かろうとした時だったと思います。通勤時間帯で道路はのろのろ運転の状態だったのですが、ある信号のない横断歩道に差し掛かった時、セーラー服の二人の中学生(だと思う)がその横断歩道の左から右へと渡ろうとしていたのです。私は車を止め、その二人を渡らせました。二人は急いで横断歩道を渡り終えるとこちらを振り返り、髪の毛がブワーっと舞い上がるほど元気よく深々とお辞儀をして、「ありがとうございました」と言い、立ち去ったのでした。とてもさわやかで清々しい気持ちになりました。

運転をしているとついいらだったり「我先に」と言う気持ちになってしまうものですが、この後はやさしい気持ちで安全運転を心掛け帰宅することが出来ました。これは日本の交通事故を減少させます。

考えてみると、私が歩行者の時、横断歩道で車が止まってくれたときにこんな態度が取れるのでしょうか。心の中では「ありがとう」と思っても、こんなに素直に「ありがとうございました」なんて言えません。でも、「世の中を良くする」と言うことはこういうことなのだと思いました。

きっと世界の何処に行ってもこんな光景はめったに見られないでしょう。本当に素晴らしい文化だと思いました。富岡の彼女たちも「世界文化遺産」だと思うのです。「富岡製糸工場」を訪れる世界中の方に彼女たちを見てほしい。

 

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「クライマー パタゴニアの彼方へ」を見に行った

2014-09-03 00:52:35 | 山とクライミングの話

昨日9月1日。月曜日で、いつもなら山かクライミングに出かけているはずだが、天気も悪いし、会の集会日でもあるので、映画を見に行った。

「クライマー パタゴニアの彼方へ」と言うドキュメンタリー映画だ。アルパインクライマーなら、この映画が公開されていることくらいは知っているだろう。実際映画館に行ってみると、月曜日の真昼間にも関わらず、ほぼ満席。見渡してみると、まあクライミングには関係なさそうな人も半数以上いるけれど、クライマー注目の映画には違いない。何せ舞台が彼の有名な「マエストリ」の「コンプレッサールート」で、それをトライする「デイビット ラマ」自身も、撮影クルーがボルトを打ち足したことで批難を受け、ずいぶんと話題になった。その記録が映画となって公開されるのだから、クライミング界では注目されるはずではある。

登場する「ジム ブリッドウェル」の言葉だったか、「夢を持つな。信念を持て」と言っていたが、私なんか「信念」はなかったが「セロ・トーレ」は「夢」の山頂だった。本気でアルパインクライミングをやろうと思ったものなら、きっと「セロ・トーレ」を登ってみたいと思ったことがあるのではないだろうか。でもこの映画を見て、「ああ、自分には無理だったなあ」と諦めがついた。まあ時間的にも無理だが、チャンスを待つ忍耐が無理だ。本当に信念が無ければチャンスを待つことが出来ないだろう。

もちろんルート自体の難しさは伝わってきたが、映画で知ったのは、「コンプレッサールート」のボルトが一部撤去された直後にフリーで登ったのだと言うこと。ボルトが撤去されたのを知らされたラマの平然とした態度は演出なのか本心なのかと、穿った見方をしてはいけないのだろうけど、普通のクライマーならその時点で諦めるか、ボルトを打ち直すことを考えるのかもしれない。そしてボルトを撤去したチームも世間から猛烈に批難されていたのだと言うこと。これは私は分からない。彼らのしたことは「ラマ」のチームにとっては妨害だったかもしれないが、それを除外すれば全く間違ったことはしていないと、私は思う。

「ラマ」のすごさがテーマだったのだろうか。「セロ・トーレ」の厳しさがテーマだったのだろうか。それとも「アルパインクライミング」の魅力なのか。しかし私の関心ごとはアルパインクライミングのモラルだった。そして自信満々だった「ジム ブリッドウェル」が背中を向けて去っていく姿が一番印象的だった。

見に行って良かった。

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岳友の墓の前で

2014-08-24 01:22:12 | 山とクライミングの話

先日、岳友(先輩)のお墓を訪ねた。

ほとんど毎年と言っていいほど、山の仲間が山で命を無くしていく。しかし、自分の登山パーティーで亡くなったのは、この先輩だけだ。私は長年、毎週のように山やクライミングに出かけているが、「自分と一緒に行った仲間には、絶対事故に遭わせたくない」。そう思ってきた。しかし数年前のヨーロッパアルプスで、とうとう事故が起きてしまった。痛恨の1日だった。

私はこのことを忘れない。これからも登り続けて行く限り、私はこのことを忘れてはいけないのだと思う。もう自分の目の前で仲間が死んでいくのは見たくない。経験の無い方には分からないかもしれないが、ついさっきまで元気に楽しく一緒に山を登っていた仲間が、一瞬のうちに会話もできない、呼びかけにも答えない、そして動いてもくれない。もう永遠に、だ。こういう現実が自分の目の前にある。私は「この人の代わりに死にたい」とまで思った。だから「痛恨の1日」なのだ。出来ればその前の時間に戻りたい。戻ってやり直したい。でもそんな後悔は「後に絶たず」だ。

しかし、それからの数年間、私はそういう思いを活かしてきただろうか。全く十分ではない。やはり途中でその強い思いが薄れてきたしまう時があるのだ。そういう時にいい加減なことをやってしまう。でも毎年、この日にはあの強い思いに立ち返るために、先輩の墓を訪ねるのだ。私のようにクリスチャンには、墓をお参りするという考え方は無い。でも、ここに来るたび思いを新たに出来る。自分や山仲間の命を大切にしていくためにも、毎年ここを訪ねようと思う。

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