今日もクライミングジムで子供たちのスクールを行いました。そのあとも自主練の子供たちに立ち会いました。
自主練に来るような生徒は、周りの大人たちと同じようにふるまえます。自分が頑張って上手になろうという気持ちが周りの大人たちと一緒だからだと思います。ジムに通う目的が周りの大人たちと一緒だから同じようにふるまえるのではないかと思います。そこに年齢の違いはありません。だから大人であっても子供であっても、一緒に楽しいクライミングができるのです。
でも、そういうクライミングの目標がない子供たちは、単に面白い遊びとしてはしゃいでしまうこともあるかと思います。それは子供ですからそういうことがあるのは当然だと思います。でも、真剣にスポーツに取り組むべきクライミングジムの中では許される行為ではありません。だから保護者の付き添いが必要です。付き添いというのは、その場にいればいいということではなく、必要に応じて注意を促したり手を差し伸べたりすることが欠かせません。真剣なスポーツですし危険も伴います。そこに子供たちが参加するのですから、保護者は子供から目を放すことなどできないはずです。
私はスクールに通ってくる子供たちを指導していますが、子供たちの安全はもっとも重要な課題です。それとともに、真剣に練習している大人たちから、子供たちが白い目で見られないようにしたいということに気を使います。そのためには、子供たちが真剣にクライミングに取り組めるようなモチベーション作りが課題です。そういうモチベーションをもっている子供は、周りの大人たちと一緒にクライミングを楽しむことができるのです。
だから子供にクライミングをさせたい保護者は、自らクライミングがどんなスポーツであるか理解していただき、それに基づいて適切な付き添いをしていただきたいと思います。遊園地や公園に連れてきて遊ばせるのだって監視は必要です。それに益して、クライミングという「自分の安全は自分で守ると」いうアクティビティーをするのですから、子供に対する保護者の責任は大きなものです。
私もスクールの間は子供たちの保護者です。言うだけではなく実行していきたいと肝に銘じます。