花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

色々な人のお金の使い方

2009年04月02日 | 暮らしと経済・経済生活
友人の幸せなお金の使い方に触れたブログを読んで、以前、思い当たる人たちに出会った事を書きたい。
ある旅行で、仲の良さそうな2人組の女性と一緒になった。海外にもしょっちゅう来ている人達のようだった。
お互いに写真を取り合い、自由時間の使い方、行動の仕方もほとんど同じに見えた。多分、年齢も近いのではと思った。

ところが全く違う行動をする所があるのに気づいた。それはガイドに連れて行かれる土産屋での買い物だ。
1人の女性は、品物は色々と見ているが、ほとんど買わない。
もう1人は、連れて行かれる店のほとんどで、日本の価格と比べてもかなり高価と思える商品を、幾つも買っていた。最後は現金が無くなったと言って、カードでも買っていた。
対照的な2人を見ていて、私は色々考えさせられた。

ほとんど物を買わない人は、お金が無いからではないと思った。家族が少ないからかも知れないし、必要な物は既に十分あるのかも知れない。
気前良く買い物をする人は、お土産を必要とする人たちが多いのかも知れない。そうでないとしたら、家の中は世界中の雑多な物ですでに溢れているのではないだろうか。

2人を見ていて、結局、物やお金に対する考え方が違うのかもしれないと思い当たった。
そして、自分ならどういうお金の使い方をして来たか、考えた。

病気の治療費や安定した私生活をするためのお金、どうしても必要な耐久消費財などを手に入れるお金は、ある程度不足しないくらいは持っていたい。
生活を楽しむためのお金も、程ほどに用意しておきたい。
だが、所有している事を他人に誇るような、いわゆるブランド品は、自分には似合わないから買わない。
自分に不釣合いな高級品も、持たない方が良いと思っている。というか、自分の生活には必要がないのだ。
自分の存在そのものは、決して所有する物には依存しないと思っているからだ。

そんな訳で、私も元気な内にもう少し自分の好きな旅行などにお金を使いたいと思っている。
また今後は、不必要な物はできるだけ増やさない生活を心がけたいと思っているが、これが結構難しいのだ。
もう少し先まで、元気で生きられそうだと思うからだろうか。





コメント (2)
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