大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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エジプトテロ 死者305人 周到な準備、IS系か シナイ半島に拠点構築の可能性

2017年11月26日 09時38分07秒 | 古いシリア戦場ライブ・ロシア軍・フーシ、イエメン・アフリカ・北南米情勢
エジプト北東部シナイ半島で起きたテロは、犯行手口から周到に準備した形跡がうかがえ、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)傘下の武装勢力「シナイ州」によるテロとの見方が有力視されている。シリアとイラクでの壊滅が近づく中、ISの関連組織がシナイ半島を新たな中心拠点にすべく、動き始めた可能性も否定できない。
テロが起きたのはイスラム教の神秘主義(スーフィズム)の信徒も訪れるモスク(礼拝所)だった。犯行グループは判明していないが、スーフィズムを異端視するISはインターネット上で約1年前、シナイ半島のスーフィズム信徒とされる2人の首を切断する映像を公開し、攻撃する姿勢を示していた。
エジプトでは2013年、軍のクーデターでイスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」主導の政権が崩壊し、シナイ半島ではそれ以降、イスラム過激派による軍や警察への攻撃が活発化。もともとは遊牧を生業としてきた部族が多く、中央政府の統治が行き届かない地域だけに、ISなどが勢力を広げる「次のターゲット」に選んでも不思議はない。
エジプトは人口の9割をイスラム教徒が占めるとされ、犯行グループにはモスクを狙うことで国民の不安をあおる狙いもうかがえる。また、ISがシリアとイラクで追い詰められる中、大規模なテロを起こすことによって過激思想への共鳴者らを鼓舞する意図があることも間違いない。

@中東に限らず、全世界が的になっている事を意識すべき。モスク襲撃の死者は、子ども27人を含む305人に増えた。同当局の声明によると、襲撃犯は25~30人。髪とひげを長く伸ばし、迷彩服を着用していたほか、ISの旗を掲げていたと報じている。