エジプト・カイロ(Cairo)で軍に解任されたムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)前大統領の支持者らが続けていた座り込みの抗議デモは14日、治安部隊が強制排除に乗り出し、多数の死者を出す流血の惨事となった。エジプト各地でもムスリム同胞団(Muslim Brotherhood)と治安部隊が衝突。エジプト保健省は15日、全国で少なくとも464人が死亡したと発表した。うち421人が民間人という。
治安部隊はモルシ氏支持派が座り込みを続けていたカイロ東部のラバ・アルアダウィヤ(Rabaa al-Adawiya)モスク近くの広場と、中心部のナハダ(Nahda)広場の2か所に、夜明けとともにブルドーザーを従えて突入。軍はかねてから、座り込みを止めなければ強制的に排除すると警告していた。保健省によると、各地の死者数はラバ・アルアダウィヤモスク付近で137人、ナハダ広場では57人、その他全国各地で227人となっている。
@産みの苦しみと言ってしまえばそれまでの話ですが、アラブの春に連動し、ムバラクを倒し、曲がりなりにも選挙で選出されたモルシ政権を軍の介入で引きずりおろした事をどう位置付けるかという事を、先ずはっきりさせないといけませんね。
世界的に蔓延する軽薄この上ないリベラルや、その国に根付いた土着的な宗教破壊を繰り返すキリスト教徒と文化破壊で利害を一致させる左翼の世界戦略によっていつしか世俗主義が蔓延し、神聖なるイスラム社会を蝕んでいます。
古来より八百萬の神々が鎮座する我が祖国とて例外ではなく、まったく同じ事がシナや朝鮮半島を通じて、彼らに連動するリベラルや左翼・NHKを筆頭とするメディアによって行われています。それは、慰安婦問題に始まり、反捕鯨、反原発、反基地、反オスプレイと連動し戦後教育で育った世俗的な若者を取り込んで日本の社会を蝕んでいます。