さるみみ屋

夫サボさん、私さるみみと2000年生まれ長男コナンくん
2004年産次男エナリくんとの「人生楽ありゃ苦もあるさ」日記。

獣の奏者3 読破!

2012-11-09 20:58:17 | さるみみ文庫2012
ちょっと季節の変わり目で喘息気味だったエナリが
突然熱を出して「もしかしたらインフル?」と思った私。
お腹も壊しているみたいだし、なんか雲行き怪しい感じ…
ということで、ついこの間喘息の薬をもらいに行ったのに、再び受診のエナリ。

学校でインフルエンザが流行っていることも伝えたんだけど
「この感じはインフルエンザではないね」と一言。そのかわり
お腹の風邪ですな~なんてことになって、お腹に効く抗生物質と整腸剤などを
処方されて帰宅。

病院は結構混雑してた。今はお腹の風邪が流行っているのね。
あと、エナリのクラスではマイコプラズマ肺炎で入院の子も複数いるみたいだし
暖かいとは言っても、やはり冬特有の風邪は子どもたちの中でしっかり流行中らしい。

で、病院の待ち時間やら薬局の待ち時間も利用しながら
ようやく図書館に入った獣の奏者3巻を読破。

今回は2巻終了後から11年が経過しているんだけど
前作では謎のままだった様々な事柄が少しずつ見えてくるのね。
でも、全体のトーンは暗く重たく、真実に迫ることでエリンたちの未来が
明るく開けないかも知れない、大惨事につながるかもしれない、
だけどそのまま静かにとどまっていることもできない。
そういう辛さが伝わる感じだった。
途中からぐんと展開が早くなってドキドキ感が高まり、残り200ページくらいを
一気に読んでしまった私。あまりにいいところで3巻が終わってしまい、
でも4巻目はまだ図書館の予約で4番目なのでこないだろうし。
ううーっ、待つのが苦しい!と思いながら読了。

ストーリー展開そのものは相変わらず面白いけど、
何よりこの筆者の描く人々の生活、文化などのきめ細やかな描写が
すごく素晴らしいと思う。そういう設定の良しあしでファンタジーの世界に
入り込める度合いも変わってくるのだけれど、
この作品の世界は本当に細部がよく練られていて、私なんかは食事の場面とか
街の人々の描写とかもすごく気に入ってるのよね。

国の過去や自分のルーツ、闘蛇と王獣の謎が全て解き明かされて
早くエリンに静かな生活が訪れるといいな…と思うんだけどさ~
その前には大きな大きな山があるんだよね~。
この山をどう乗り越えるのか、乗り越えた先に本当に明るい未来はあるのか
本当に全体的に暗いんだけど、やっぱり期待を裏切らない3巻だった。

外伝まで読まないと気が済まない感じになりつつある…

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あはは…っっ (こむろざき)
2012-11-11 16:47:21
探求編・完結編ともに買ってて斜め読みの私です。
読み出すまでが、大変で手が伸びないのよね。
いろいろやり残してるものも多くて…

当分、読みそうにもないから、
貸そうと思えば貸せるよー。
(なんなら闘蛇編と 王獣編も)
(たぶん、年末年始に読めるか?ってくらいだから)
外伝 刹那は来年くらいまで文庫にならないだろうし、
もしかしたら、外伝が文庫になったらまとめ読みかも。
大丈夫 (さるみみ)
2012-11-14 15:09:17
小室崎ありがとう~
今別の本が図書館から大量に来ているので
そっちを読むのが先で獣の奏者はまだ読めないのよ~
でも、文庫に拘らずにハードカバーで予約すると
思うんだよね~とにかく読みたいから!
年内に外伝まで読むぞ!
(ちなみに本屋で30Pくらい立ち読みした私)

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