さるみみ屋

夫サボさん、私さるみみと2000年生まれ長男コナンくん
2004年産次男エナリくんとの「人生楽ありゃ苦もあるさ」日記。

今年最後の1冊「つきのふね」

2011-12-27 22:31:25 | さるみみ文庫2011
この本はコナンが学校から冬休み図書貸し出しで借りてきた本。
彼ね、全然読む気もないくせに森絵都なんて借りてどうするのさね?

でも「お、これ貸して」って私が先に読んだのよね。
コナン、前テキストに載ってた「宇宙のみなしご」も借りてたんだけど
そっちもたぶん読まないかな。
国語の偏差値低いのも読書量が少ないことが少しは影響してると思うけど…

この本の内容は小学生が読むにはちょっと難しいかな。
中学生や高校生が読んだらきっとすごく共感したり救われたりするだろうね。
ちょっと、いや結構重たい話だったので、コナンには「読むなら宇宙のみなしごがいいよ」
とアドバイスしておいた。
だけど読めるようになって読むことがあるなら、ぜひ思春期にこの1冊も
読んでもらいたいものだな、と思う。
特に人はみんな誰かとどこかでつながって生きてるってことを
しっかり自分の中に残すためにも、読んでもらいたいな~けど無理かな?

床下仙人でぐったりしていただけに、最後にこれ読破できてよかった。
来年もいい一冊に会えますように。
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時間の無駄?床下仙人…

2011-12-22 13:17:11 | さるみみ文庫2011
サボさんが本屋でまた帯を見て「これ面白いんじゃない?」
と買おうとしてたのを「ちょっと待って、図書館で予約しようよ」
と言って制した私。帯で煽られて買っても面白かった試しがなかったので、
早速図書館で予約したところ、速攻借りられたのよね。
サボさんがコラプティオを読んでいたので、先に読んでみたんだけど
「……………」

最悪だった。

着眼点はいいと思うんだけど、なんか展開が悪くてチープな感じのラストになってるし…
短編集ではあるけど、どれもイマイチでがっかり感たっぷりの一冊。

ちょっと残念だったかな。

この本で今年最後の1冊に、と思ったけど
とてもじゃないけどこんな気持ちで今年を終わりたくないし…
もう一冊お口直しに読まなくちゃ…

もちろんサボさんには「これ読まないで返したほうがいいよ」とアドバイスしたわさ。
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おそらく今年1番の作品「コラプティオ」

2011-12-19 17:43:43 | さるみみ文庫2011
真山仁の作品。
サボさんは「ベイジン」も「ハゲタカ」も読んでるけど
私はこれが初めてだったのよね。
はっきり言って面白かった。
青臭い主人公については賛否両論あるかもしれないけど
政治家の様々な駆け引き、ドロドロ感との対比としてよかったと思う。
あと主人公の幼馴染の記者の存在も良かったかな。

同時にどんなにクリーンで夢を持ち、実行力がある政治家でも
やはり権力を手に入れたら変わってしまうのかと落胆したり
逆にちょっと黒くても今この閉塞感たっぷりの日本ではカリスマ政治家が
必要なのではないかと思ってみたり、とにかくこんなにも
政治をテーマにした作品が面白いのか!(真山仁だから面白いのかな?)
と思わずにはいられなかった。

原発が話の中に出てくるけど、結局エネルギー問題については
最後はほとんど触れずに終わっていたので、福島後の日本のエネルギー政策を
真山仁はどう描いているのかということに興味を持って読む人には
「あれ?何?」って最後にはがっかり感が漂うかもしれない。

でも、この本は本当によかった。
ノーマークの1冊で、たまたまサボさんが図書館に予約入れてて
順番が回ってきたのを先に私が読んだ、ってだけの話だったんだけど
期待してなかったからかめちゃくちゃ面白かった。

サボさん、予約した本が次々に入荷して今3日に1冊ペースで
ビジネス書や会社に絡む本やら小説やらをひたすら読んでるわさ。

私は今年あと1冊読めたらいいかな~。お正月休み用に数冊仕入れてるので
それも楽しみ!!

この本は断然おススメ!!
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話題の「まほかる」読む。

2011-12-03 22:38:59 | さるみみ文庫2011
これ、買おうかどうか迷ってたんだけど、
ナイスなタイミングでサボさんの会社の先輩が「読む?」って
貸してくれたので、早速話題の「まほかる」作品を読んでみた。

正直な感想。


「買わなくてよかった」


ホラーとか書いてあったけど、ホラーじゃないかな。
なんかいろんな人のいろんな「動機」が曖昧すぎて中途半端。

あと「女の人の書く文章だなあ」って心から思った。

最後にいくつも「これどうなったの結局?」ってことも多くて、なんかね。

とにかく、私は、はっきり言って好きじゃなかった。
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サイレントブラッド読破

2011-11-24 22:38:05 | さるみみ文庫2011
北林一光はもう亡くなってしまってて
これは2作目なのに遺作、ってことなんだけど
図書館で予約したのがようやく来たのよね~

前作「ファントムピークス」はそりゃあもう怖い小説で
しかもノンフィクションみたいな感じだったんだけど、
こちらはまたちょっと雰囲気が変わってる。

前と同じアルプスの山々地域が舞台なのよね。
失踪した父親の過去を辿って行くと、そこには意外な姿が!
っていう面では興味をひかれたんだけど、途中過去を辿って行く間に
イタコみたいな憑依能力持ってる人たちが出てきて
霊能力がきっかけで過去が紐解かれる部分もあってそういう部分が
なんか入り込めなかった部分ではある。
ラストも犯人が全て白状して説明していく形だったのもちょっと芸がない気が。

それでも面白かったことは面白かったし、この先どんな作家になっていくのかな、
みたいな期待もあったんだけど、もう亡くなってるのが残念。

でも、山とか自然の描写なんかはよかった。

それぞれの作家でいいところは大事に読みたいところだわさ。
ごちそうさまでした。
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湊かなえ「贖罪」読破

2011-11-17 08:50:09 | さるみみ文庫2011
湊かなえ作品は、まず「告白」を読んで圧倒された。
で、ほかの作品を読んでみようと思ったんだけど、図書館では
「夜行観覧車」も最新作「境遇」も予約すごくて全然手元に届くめどが
立たない感じだったので、この本を代わりに借りてみた。

彼女の作品って他どうなのか知らないけど
この作品も「告白」同様に「語り」で展開していくのよね。
一人一人の「語り」でつながっていくからあっという間に読み終わる感じ。

内容的には、やっぱり告白の方がよかった感じかな~
こっちもテーマとしては非常に重たいんだけど、この話の中に出てくる人出てくる人、
みんなちょっと精神的に病んでるような人ばかりで
しかも都合よくあっちとこっちがつながってた感があってちょっと引ける部分も。

全てのきっかけになる最初の事件の犯人の「語り」はないので
なぜその事件を起こしたのかは被害者の母の推測だったり読者の推測だったりに
ゆだねられることになるんだけど、その動機部分がはっきりしないのと
その後犯人が結局どうなったのかが全くわからなくて
全体に「救いがない」感が漂ってた気が。

でも一気に読ませる力はやっぱり凄いものがあると思う。
でも他の本もこんな感じならもういいかな~。
犯罪とか精神を病んでる人が普通になっちゃう小説はちょっと。
そしてこの「語り」形式もさすがに続くと飽きるな。

ちなみに「境遇」は図書館の予約、私の前に200人以上いる
来年の夏以降だろうね、読めるのは。

もう1冊厚い本が図書館から来たので、次はそっちを読むわさ。

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「我が家の問題」読破

2011-11-09 17:33:52 | さるみみ文庫2011
奥田英朗の短編集。
前に「家日和」を読んだけどその続編なのかな。
図書館で予約して4カ月。ようやく回ってきましたわ。

内容は家日和同様に、どこにでもある家族の中の様々な問題が
6編書かれてるんだけど、正直前作の方が私は面白かったかな。
今回の6編のうちのいくつかはちょっと終わりに不満だったものもあり、
テーマとしてはそれぞれいいんだけど、なんとなく安直な終わり方な気もしたり。

まあそれぞれを掘り下げて書いちゃうとなんかほのぼのとしたテイストが
全然なくなってギスギス感が残っちゃうだろうから
そんなオブラート的終わり方もいいのかもしれないけど。

今年は奥田作品も結構読んだから、またちょっと別の作家に行こうかな。
でも図書館で予約した本、全然回ってこないんですけど~~


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純平、考え直せを読破。

2011-10-18 16:07:20 | さるみみ文庫2011
久々の奥田作品。
7月に図書館で予約して3カ月。読んでみてやっぱり買わなくてよかったと思った。
人を飽きさせることなくいい感じで展開していくいつもの奥田作品だったので
実質2日で読み終わったんだけど、終わったときに「あれ?」って感じが。

敵対するやくざの幹部を殺せと命じられた純平が実行するまでの
3日間の様子を描いた本で、色んな人を巻き込みながら純平がその後本当に
やるのか、考え直すのか、どうなるんだろう…と思いながら読んでいて
途中にいろんな人が出てきて面白かったんだけど
肝心の純平がね…

私の傍らで同じ奥田作品の「オリンピックの身代金」を読んでいたサボさんが
「すばらしい!」を絶賛してたんだけど、少なくともこっちはお世辞にも「すばらしい」
とは言えないな~という感想。家日和も伊良部シリーズもよかったけど、
そういう中ではちょっとこの作品は着地点がイマイチだったな。

うーん、ここんとこあんまり「よかった!」って作品に出会ってないなあ。
もうちょっとしたらまた図書館から予約した本が来るだろうから、
それに追われて過ごすうちに年内が終わりそう。

もっと読みた~い!!
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清水義範「迷宮」は迷宮そのもの。

2011-10-11 18:08:15 | さるみみ文庫2011
久々に本読んだ。世の中に読みたい本は山ほどあるんだけど
ちょうど図書館に予約していた本が続けて入りそうな感じだったので
他の本に手をつけずにひたすら「予約本が入りました」とメールが来るのを
待ってたこの私。
本屋でまた大絶賛帯がついてたこの本を見て
「イヤになるくらい大絶賛だから図書館で読もう」と思ってすぐ予約。
その時点で10件の予約が入っていて「人気の本なのかな?」と思った私。
でも読んでみて驚いたんだけど、10年以上前の作品だったのね。

予約した方々は本屋で帯を見て私と同じように予約したのかしら?
などと思ったりして。

この本、かいつまんで言えば犯罪者の心理は犯罪者自身にしかわからない、
ということを言いたかったんだけど
それは別にこんなに字数を割かなくてもわかりますが…
と思った私。
犯罪者自身ではなく、周囲が想像して自分たちが作り上げたストーリーに
人々を導くような現代の報道に関しては私自身も腹立たしい思いを抱いてて
結構あれやこれやとサボさんと議論になる部分なのだけど
(最近じゃNHKまでが視聴者を誘導してるのか?と思うこともあったけど)
それに注目した筆者がどうこの作品の中で書いていくのかな?
なんてことを読み進めながら期待していたのだけど、ちょっと期待外れ。

だって結論は「犯罪者の心理は犯罪者自身にしかわからない」って
同じことを繰り返したのみだったから。

この作品の中で様々にマスコミによって描かれる犯罪者本人の犯罪の動機や
生い立ちとか精神分析といったものではなく、この作品の中での「真実」って
なんだったのか、そこからどんな風に展開するのかと思ってたけど
結局「犯罪者の心理は犯罪者自身にしかわからない」で終わり。

なんか不毛だった…
ちょっとフラストレーション。次の作品に期待したいわ。
もう、大げさな帯には飽き飽き。煽らないで~
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真夜中のマーチ読破

2011-09-21 09:35:11 | さるみみ文庫2011
コナンの試合待ち時間中に読破した奥田英朗の「真夜中のマーチ」
真保裕一の「奪取」を思って読んだんだけど、
まあ面白かったね。さくさく読める、1日で読めるような本。
出てくるキャラの面白さもあって、退屈せずに読めた。

奥田英朗は「最悪」と「イン・ザ・プール」「空中ブランコ」みたいのと
カラーが二つあるのよね。でも私は、彼の面白い系の作品が結構好き。
ユーモアあって、でもただ笑ってるだけじゃなくて人間くさい部分があったり
すごくバランスがいいのさね。

最近あんまり読めてなかったから、エナリとサボさんと3人で(コナンは読書好きじゃないのさね)
読書の秋を満喫しなくてはね。ああ、やること満載で大変だわさ。
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