さるみみ屋

夫サボさん、私さるみみと2000年生まれ長男コナンくん
2004年産次男エナリくんとの「人生楽ありゃ苦もあるさ」日記。

初試合の「コンソメ」優勝

2010-04-30 06:24:33 | Weblog
昨日同様に最悪な天気だった札幌。
寒いし風強いし、雨強いし。全然花も緑もないねえ。

そんな中、エナリはアウトドアイベントで一人でかけて滝野へ。
コナンは初めてのテニスの試合へとでかけた。

この兄弟、どこまでも志向がバラバラなのよね。
ま、それは今に始まった事ではないのでいいとして、
とりあえずコナンのテニスの試合へ。

今回はスクール会員のトーナメントでしかも2000年1月1日以降に生まれた
10歳以下のクラスでの試合。普段のレッスンでの試合で勝ちまくりらしいコナン。
ちょっと調子に乗ってる感もあったけど、まあ初試合にはちょうどいい規模かな~

今回はトーナメントなんだけど、1回戦で負けた子たちが
「1回の試合で脱落は可哀そうだから」ということでコンソレ(なぐさめ)試合
もあり、1回戦で負けた子の中での優勝トーナメント(裏トーナメント??)
があって、最低でも2試合できるようになっていた。

早速抽選へ。
コナンの1回戦の相手は女の子だった。
ここでコナンは「なんだ、女の子なら楽勝だ」と思ったらしい。
ところがこの女の子めちゃくちゃ強い。
球足も速いし、フットワークもいいし、とにかく攻めてくる。
女の子だと思って油断していたコナンは4-2でコテンパンに負ける。

ありゃ、速攻コンソレ出場ですか。

ここで結構凹んだらしいコナン。口数が少なくなる。
今までのコナンは何でもそうなんだけど、失敗したら
自分の何が悪かったのだろうか、とか相手のどこがすごかったのかとか
「失敗から学ぶ」「反省する」ってことがない。
そういう場面でも、自分がよかった部分にしか目が向かない。
だからなかなか前に進まないのよね。

夫は戻ってきてショックを受けているコナンを励まし、
暖かく反省を促していたようだったけど、私はまたそんなことしても
絶対意味がないと思って、とりあえず一度その場を離れた。

ちなみにここで対戦した女の子は結局準優勝してた。

コンソレ1回戦は普段レッスンで顔を合わせている1年生の子だった。
まだ粗削りだけどこの子もどんどん成長している。
コナンはここで「あ、勝てる相手だ」と思ったようで
ちょっとこれまた油断。
でもさっきの敗戦が尾を引いているのでちょっと弱気だったりして。

結局ここでは勝ったんだけど内容的には全然よくなくて、4-2で勝ったけど
中身的には相手のミスに助けられた感がある。

もうこれはダメだと思って、私はコナンに厳しく接した。
自分の何が悪かったのか、相手にどこが負けたのか
自分の弱さをいい面だけ見てすり替えるなと耳の痛いこと連発して
最後に「フットワークと体を使って大きくテニスをせい」と伝え
さらにダメ押しで「負けたら尻100回たたくよ」とプレッシャーを与えた。

次の試合、ここで勝てばコンソレ優勝!
とにかく相手に委縮せず攻めろ、攻めろと言い続けたら結局アウトになっても
コナンは攻め続けて無事4-0のストレート勝ち。
コンソレ優勝を勝ち取った。

ちなみに本トーナメントで優勝した子と準優勝した子のレベルは
高くて、そこにたどり着くまでには階段を一歩一歩上がっていくだけでは
到達しない。そり立つ壁をよじ登らなくてはそこに行けない。
本気で頑張りたいというのなら、その壁も乗り越えなくてはいけない。
自分でどこまで本気になるのか、その本気具合で彼のテニス人生も変わるだろう。

コーチに表彰されて記念撮影。
嬉しそうだったわ。
でも、わかってると思うけど、あくまでコンソレの優勝。
ここをどれだけ真剣に考えるかだぞよ。

もらった賞品についていた紙にいたずらしたかったのだけど、
サボさんに「そういうことするもんじゃない」と言われた私。
でもいたずらせずにはいられない。
ということで、せめて画像にお絵かき。


そうよコナン、あんたは所詮「コンソメ」優勝なのよ。
悔しかったら次はちゃんと勝ちなよ。

嵐の中のコナン家庭訪問。

2010-04-29 15:31:38 | Weblog
とにかくすごい天気だったよね、昨日の札幌。
昨日も風強かったけど、その風の威力はそのままで、雨のおまけ…
いやこれみぞれじゃないの?

とか思った午前中。そんな中、今日はコナンの家庭訪問よ。

これまでのあらすじ。

もうすぐ定年とおぼしき女の先生であるコナンの担任。
「適度なゆるさがありつつも、子供をしっかり見てくれてると思う」
という周囲の母たちの意見をよそに、始業式からコナンの恥ずかしい作文を
通信に載せられて当惑したさるみみは、まだ先生に警戒心を抱いていたのであった。

(ここでドラマ「不毛地帯」のテーマが流れる)

いや、違うか。

ちょうどエナリが雨に打たれて全身ずぶぬれで帰ってきたところで、
玄関で彼のかっぱをとり、バタバタしてるままで先生をお出迎え。
途中で「着替えたら洗濯機に入れてよ~」とか
「ほら、靴下も濡れてるから履き替えて~」とか全然集中できない。
しかもエナリが途中で先生の隣に座って先生に話しかけたり
テーブルの上に寝そべって先生を笑わせようとしたり。
明らかに妨害なんだけど…

(この件については先生が帰ってからこっぴどくヤキを入れた)

先生からは今のコナンの様子が聞けた。
非常によく人の話を聞いていることがわかるし、集中力もあると感じたらしい。
「家ではそんなこと全くなくてダラダラ、口ごたえなど、最低なんですけど」
と言うと、「学校で頑張ってる分家ではリラックスしてるんですよ」
と「そのままにさせてください」というアドバイス。

これもまた毎度毎度同じことを言われる。
家での酷い状況を指摘する母の行為そのものが否定されているようで気分悪い。
「こんなときにこんな言い訳とかくちごたえするんです」と言っても
「ははは、コナンくんらしい。賢いですよね~」と一蹴。


私の母としての怒りはそんなにおかしいものなのかね?

やはり3人の子育てをして2人の孫を見ている先生的には
全然大したことない普通の状況なのかね。
理解に苦しむ。

先生はコナンの様子や他の子がコナンをどう見ているか、
クラスの中での立ち位置などを1カ月にもならないうちに
あれこれつかんでいて
「コナンくんは、営業とか客商売向きではないですね。
たぶん研究職なんかに着くといいんじゃないかな~って思います」
と、将来の心配までしてくれた。

ありがとうございます。

母も客商売には断然向かないと思ってます、息子のこと。

作文のことも、心が開放されているな~と思います、と
褒めてくれた。
これには母微妙なんだけど。

いずれにせよ、子供一人一人をみる力は断然前の先生よりもあるんだろう。
でもいつでもコナンが褒められることに私は体のあちこちが
かゆいんだけど、場所がわからない、みたいな気持ちになって
なんか心地悪いのよね。

あまりに家の様子とギャップがありすぎるからさ。

最後にちょっと驚きだったのが、帰る時、先生に玄関であいさつするのに
下を向いたら、なんと先生ヴィトンのスニーカー履いてた!!!!


公立小学校の先生がヴィトンのスニーカー?
そんなに先生儲かるのか???とか思いましたとさ。
おしまい。

病院パレード

2010-04-28 10:06:41 | Weblog
学校の健康診断、みなさんのところは済みました?
うちの子供たちの学校は5月に最後の尿検査やって終わり。

で、週末に結果が判明している分の通知をそれぞれ持ってきたのだけど…

何かしらね、このカラフルな紙は(爆)と思った私。

コナンは視力検査(水色)と歯科検診(オレンジ)
エナリは耳鼻科検診(黄緑色)と歯科検診(オレンジ)のお知らせ入り。

想像はしていたけど、コナンの視力は右Bで左C。
またしてもレンズ作り変え?

半年に1つコースよね。

歯科検診の方は「虫歯はありません。この調子で!」だった。
それならお知らせ入れなくてもいいですから。
ただでさえ矯正でお金かかってるんだから、驚かさないでよ!!

で、エナリの歯科検診の紙はやっぱり「かみ合わせが逆です」

ええ、知ってますとも。毎日顔合わせてるわけですから
就学前検診でもそういう話して「経過観察中です」って言ったのに。
またあえて「かみ合わせが逆です」って言わないでよ~
こっちも矯正代金かかるんじゃないかとドキドキしてるんだから!

で、耳鼻科の紙はこれまた「中耳炎です。(慢性か滲出性)」
ええ、これも存じ上げてます。
耳鼻科検診のときは風邪ひき真っ最中で、参観中も自分のティッシュなくなって
先生の机の上のを取りに行って鼻をかんでたくらいですから。

ということで、まずは耳鼻科に行って経過を見てもらい、
治療中のところに印をつけ、歯科検診は「経過観察中」の所に印をつけ
これからメガネのレンズを替えて学校へ報告し…



バカでも運動音痴でもいい。健康第一に限る!
母はそんなことを思ったわさ。



ハブになるさるみみ

2010-04-27 20:43:57 | Weblog
今日はむちゃくちゃ風強かった。
でも久々のお天気だったよな~。

今日はどうしても晴れてもらわないといけなかったのだ。

それは「ハブ」として働くためにね。
「ハブ」って言っても蛇じゃなくて、車輪の真ん中の「ハブ」
キャラ的にどう見ても蛇でしょう、と思った人たちもいることでしょうけどね(怒)

エナリが学校に入って、年少のとき通っていた幼稚園の友達や
3月で辞めた習い事先で知り合った子や、毎朝一緒に通ってる新しい友達や
去年PTAでお知り合いになった人がたまたま下の子同士が一緒だったりとかで
結構いろんな人と接点ができたのよね。

でもそれぞれのお母さんたちはお互いをほとんど知らなかったりするので
先週声をかけて「火曜日に公園でサッカーしましょう」ってことになったわけ。
メールで3人に声をかけ、もう一人別の子のアドレス知らなかったので
3人のうちの一人から声をかけてもらって、我が家を入れて5組の
男の子の母たちが集い、子供たちも集まって賑やかな公園…

でも、さすが1年生。
まだめちゃくちゃバラバラなんですけど。
最初に集まっても、自転車乗り回す子、サッカーやる子、砂場に行く子など
もう収拾つきませんから。

まあ、でもここは親たちが知り合いになるのが半分目的だったからいいのよね。
そのうちサッカーやり始めて30分くらいまとまりつつ。
母たち「ようやく遊べてる…」とか笑ったりして。

途中公園でさらに知り合いになった同じ学校の1年生ママや
またしても私の知り合いのママさんも加わり、大きな輪に。
今日はいい感じでみんながお友達になれた。

いろんなところに意外な接点も発見して、一応ハブとして機能して
よかったな~そろそろ寒いし帰ろうかね、と言ってたら、
エナリはいたんだけど、最初に声をかけた3人の子供たちがいない

公園を見渡しても全然いない。
その3人の子供たちは自転車で公園に来ていたから、
もしかして脱走してどこかに行ってるのだろうか…

ちょこちょこと周りを見ても見当たらない


母たちは慌てて子供たちをそれぞれ探す。
風も強くなり寒くもなってきてハラハラ。

もしかして誰かの家の方面に行ってるんじゃないか、ってことで
3人ともが自宅方面へ。そして私もエナリを連れて帰宅。
我が家の近所ではみかけなかったので、みんなにメール。

20分くらいした頃かな。
一人から電話が
「うちの近くの公園で遊んでるのを発見したよ」


まずは無事でよかったけど。
やっぱり脱走していたのね、3人。
そして遊んでた公園っていうのが実は学区の外。
学区のはじっこに住んでた3人のうちの一人の子が
「俺んちの近くに公園あるから行こうぜ」って誘ったようで
自転車乗ってきた残りの2名が「行こう行こう」でそこの公園へ。

すごい行動力だよね…
親はハラハラ。
たぶんものすごい雷が落ちたんだろうな、帰宅後。

他の二人からも後から「無事見つかりました。ご心配おかけしました」メールが。

その間、外から帰ってりんご麦茶を飲みまったりしていたエナリは
「みんな、そんな遠い所に行ってたの?だめだよねえ」


でも、あんたもたぶん補助輪取れてたら同じように行ってたんじゃないの??
明日は我が身と思ったさるみみ。

連休明けにまた集まりませんか?と一人からメールが来たので
また連休明けの月曜日に懲りもせず、公園で遊ぶ予定。

たぶんまたバラバラになるんだろうけどね(苦笑)
今度はみんな自転車じゃなくて歩いておいでよ。

今度は別の人たちに会えると楽しいんだけどね。


エナリ家庭訪問終了

2010-04-24 01:42:53 | Weblog
エナリ少年の先生が家庭訪問にやってきた。
初日の一番最初という「もう絶対遅れません」という時間にやってきた。
これはもしかして、昨年コナンの担任が家庭訪問に
45分遅れて「あわや習い事に行けないかも?!」という状況になり
学校アンケートにも毎年一律家庭訪問というものの必要性がないと思う、
事前調整しているのに45分遅れ、しかも先生と連絡が取れないという仕組み
ではなく、せめて遅れても先生と連絡が取れる仕組みにしてくれ、
と書いたことが影響してるのか?と思った。
そんな遅れても許されると思ってるのは「教員ルールでしかない」と
書いたのが効いたのか?かなり私、モンスター度が高くなってるでしょう。

でも今年になってもやっぱり家庭訪問の必要性には疑問であることは変わりない。

まず、10分程度でちゃんと話ができるわけがない。
時間押してるならなおさらだ。
こちらから聞きたいことがあっても十分聞けない。
それこそ事前にメモでも作っておいてスムースに聞かないとね。

それにエナリの担任は来たばかりの先生で、20年くらいキャリアがある
先生だけど、先生もまだ学校のリズムに慣れてなくて毎日あわただしいという。
そこに加えて「家庭訪問です」って負担大きい気もする。
本当は学級通信も出したいけど、もう少し待ってくださいと懇談で
言ってたくらいだしね。地理もまだ完ぺきではない中で大変だろうに。

問題とか出てくるのは実際もっと後だし、春先だから転校生とか先生が
変わった学年とかに限定してもいいのではと思う。
などなど考えてやっぱり今家庭訪問やるのはどうかと思う。

実際うちのお隣の小学校では家庭訪問ないのよね。

全ての学校がやるわけではないのよね。
実際東京ではやってなかったし。

まあそれはいいとして、
時間通りに現れた先生は、手際良く必要なことを伝えてくれた。
エナリがきちんと指示に従って行動したり、発言もしているし
非常に先生やクラスのみんなのことを意識してお手伝いをしてくれていること、
給食に出た麺の袋がうまく開けられずに麺を落としてしまい
それに凹んでちょっと泣いていたこと、
その凹みで数日給食時間に元気がなかったことをみて
もしかして、エナリは小さな失敗で凹みやすいのか?と感じたとのこと
(先生、それ大当たりです!と思ったけど)
でも先生としては失敗してもいろいろなことに挑戦するのはいいことだから
そういう方向で指導していきたい、という話も聞けた。

手際良く、見ているポイントも的確で去年のコナン担任とは
違うな、とキャリアの差も感じた。
エナリクラスの子供たちそのものが落ち着いているけど、
先生のまとめ方も上手なんだろうな。
1年経ったらとってもいいクラスになってると思う。

全面的に信頼して大丈夫な先生に会えた。

帰ってきた夫に「エナリは本当に今までいい先生に会えている」という
話をした。コナンは対照的にいろいろ「大丈夫?」って先生ばかりだから
この奇跡的な状態に本当に感動なんだけど、
「エナリは人に対して優しく嫌なこともしないし、献身的だから
いい巡り合わせになるんだよな」と一言。
じゃあコナンは…

それ以上は言いますまい。
ヤツの場合はヤツ自身が撒いた種のせいと…????
まあね。

いずれにせよ、無事終了でコナンは来週よ。

で、別の学校に行ってるママ友が「ええええ??兄弟同じ日に家庭訪問じゃないの?」
「そうだね。同じじゃないよ」
「全然配慮しないんだね~」
まあ同じだったらありがたいけど…同じクラスのママ友のところも
別の日になってるし、基本的に希望しなかったら調整はなしなのね。
「面倒じゃない?」って言われたけど、
でも人が遊びに来るとか、先生が来るとかそういうことがあると
結構頑張って掃除するから家もきれいになるし、
まあそれはそれでありがたいのかと(笑)

まだまだ続くよ家庭訪問…


「空中ブランコ」読破

2010-04-22 23:50:10 | さるみみ文庫
めちゃくちゃ仕事忙しいのに、現実逃避のように本を読んでたりして。
一応無事にめどがついたので読書してんのよ!
って思ってたら、予備校から電話がかかってきて
「すみません、応援お願いできませんか」

また結局仕事が…赤ペン仕事も重なって、この週末は死んでるかも。

で、それはいいとして、この本伊良部先生シリーズの第2段で
直木賞も取った作品だっていうから読んでみたんだけど、
前作「イン・ザ・プール」の方が完成度は高いような気が。
確かに「空中ブランコ」の方が面白かった。特に「義父のヅラ」なんか笑えた。
でも、なんか普通じゃない患者と普通じゃない医者の物語、って感じで
前作よりも簡単に映画化できそうっていうか、マンガっぽいっていうか。
まあ単純に笑えて、仕事から逃避するためのアイテムとしてはよかった。

もうひとつ伊良部シリーズがあるんだけど
私はもう読まないかな。
面白かったけど、だんだん伊良部先生の壊れ方が酷くなってるような…
だからもういいかな。

けどね、本当に面白かったよ、これ。
短編集だったから、さっくり読めたし。

さ、次はいよいよ…あれですな。



さるみみは聞く耳ではない

2010-04-21 13:02:52 | さるみみ文庫
いやあ、この手の本って今年数冊読んだけど、
どれも
なるべく世話を焼かない(ほおっておけ)
子供の話はリアクションなくていいから聞け
自己肯定感を育てろ
小さな失敗を沢山させろ…

などの意見に集約されるような気が。
そういうものなのだろうかね、子育てっていうのは。
結局そういう結論になるってわかってるのに別本を読んでしまう自分…

そろそろパターンも分かったし、実際に子育てで生かそうと思っても
全然上手に使えないってのも同じだから、
この手の本も卒業しなくちゃね。

先週あたりは目覚まし時計鳴ってるのに止めて寝るというエナリ少年に
プチ切れした母は、朝起こさずにほおっておいて7時50分。
起きてきたエナリ少年大急ぎでご飯を食べて身支度を整え学校へ、という
ことがあった。

これはまさに「小さな失敗をさせろ」を実践したわけよね。
母がずっと起こし続けてたら彼のためにならない。
いつまでたっても一人で起きれなくて、遅れた日には「ママのせいだ」と
言っちゃうような子になってしまう。
それは嫌だと思って、心を鬼にして起こさなかったんだけど、
それを夫に言ったら「慌てて交通事故にでも遭ったら大変だろう」と言う。

確かにそうかもしれないけど、そういうときの方が逆に
「気をつけなくちゃ」って意識が働いて緊張感満々で左右確認も
すると思うんだけどね。
結局、エナリは途中でクラスの子に会って、一緒に学校へ行き遅刻も逃れた。

おかげで翌日からは目覚まし鳴ったらすぐ起きてる。

失敗によって彼は自分で起きることを覚えたわけさ。
成功だと思わない?

でも夫みたいに先の先まで心配して「そろそろ起こした方がいいんじゃないか」
ってやってると、今の危険性はなくなるけど、
失敗で学ばない子は原因と結果が結び付かないわけだから
何でも人のせいにしちゃうような気が。
コナンがそれに近いので、私は痛いほど失敗の重要さを感じている。

でも世の中が失敗から学ぶことを許さない、というか
みんなが小さなミスに寛容ではないような気が。
「昔あんたも子育てしてただろーに」って思うようなおばちゃんが
コナンやエナリがふざけてるのを見て舌打ちしてたり
夫もこうやって学ぶ前に先に起こるであろう危険を察知して
その危険から子供たちを遠ざけようとしてみたり。
だから、ちょっと大きくなってどのくらい危険だったら危ないか危なくないか
っていう振れ幅がわかんない子になるんじゃないのかね?サボさん!!

まあ、いいとして

こういう本で痛切に思うのは私はなかなか聞く耳がないな、ということ。
リアクションもせずにただただ聞いている、
それができない。
愚痴られたら「バカ言ってんじゃないよ」とか言ってしまう。
「そうなんだ、嫌なことあったんだ」と相槌が打てない。


なるべく否定しない。これだけなのに実に難しい。
今年は聞く耳が欲しいわ。




なんちゃって「函館ラ・サールな部屋」づくり

2010-04-20 23:17:56 | Weblog
コナンがようやく「一人で寝る」というので、ベッドを買うことにした。
当初二段ベッドにするつもりだったのだけど、ベッド下に机などを収納して
「自分空間」みたいのを作りたいね~なんて夫と盛り上がって、
結局ロフトベッドを買うことに予定変更となった。
そこでロフトベッドを物色していたんだけど、ベッドの一番高いところまでの高さが
180センチ以上なんだよね、基本的に。
うちの子供部屋って一部天井が低いから、そんなの入れたらぶつかっちゃうのよ。
できればもうちょっと低い165センチくらいで、下に机と人が入れるスペースが
あるベッドが欲しいな~って思って探してたものの
全然そういうの見つからないの!!

もっと低めので下にチェストが入る程度の高さか180センチまでか。
いろいろ探しても見つからないから、これもまた
やっぱりネットで買ったのだよ。
もうさるみみ家、何でもネットで買ってるし。楽天万歳だよね。

机と別メーカーなのに、同じとこのかと思うほど色合いとか材質ぴったり!
こんな感じになってみた。

ちなみにコナンと背中合わせで同じ状態にベッドを入れて
その下に机を配置してエナリの自分空間も作る予定(たぶん来春)。
そうなるとさ、函館ラ・サールの寮みたいじゃない?!
なんて夫とさらに盛り上がったりして。
大部屋で通路の両側に二段ベッドがずらーりと並んでいるというあの光景。
人一人程度のスペースしかできないであろうこの部屋の両側に
コナンとエナリ。
うーん、狭くてストイックで、でもなんだか楽しそう…

子供2名で3LDKの我が家なりの工夫(苦悩)の現れね!!
とりあえず私も10年ぶりくらいで広々寝れる~
あとは隣ですごい寝姿のエナリが一人で寝てくれたら…
にやり、と笑う母さるみみ、ここにあり。

参観・懇談はしごでGO!

2010-04-19 08:37:54 | Weblog
先週、学校の今年度初の参観・懇談会があった。
今までは幼稚園児と小学生だったので
「もう運動会も発表会もあっち行ってこっち行って大変だよ~」と
いつも嘆いていた私なんだけど、こうやって参観懇談が二人同じ日に重なると
逆に両方見るに見られず忙しくて大変だと気がついたわ。


たぶんコナンの先生が今年同じだったら、余裕でエナリのところだけ
見てから懇談に…と思えたんだろうけど、
両方とも担任変わったからね~。
コナンの先生はあんな作文通信に載せちゃう人だから、
その腹のうちや力量を見ておかねば…と思ってね。
前日までに先にどっちの参観に出るかなど綿密な計画を練って学校へ。

コナンは「参観見に来ないで」と言ってたんだけど、
ちょっと気になったので先に見つからないようにと思ったら
コの字型の座席になっていてちょうど入り口から覗いたら目の前にコナンが!

速攻見つかってしまった。
気にせず算数の授業を見て、途中エナリのクラスへ。
そしたらエナリのクラス、すごく落ち着いていて、
くだらないこと喋る子もいないし、とにかく「1年生なの??」と思うほど。
そんな中、エナリがいきなり立ち上がり、先生の机の上から
ティッシュを1枚取って鼻かんでるでは!!


そして私を見つけるなり近寄ってきて
「ねえ、図書室ってどこ?」

懇談の間は図書室で子供たちは待つことができるんだけど、
前もって「終わったら図書室ね」と言っていたものの
エナリ本人は図書室ってどこだろう、という気持ちがあふれてたんだろうね。
でもそれ、今聞くことじゃないよね。
頭痛くなっちゃったよ、これにはね。
途中で何度もこっちを振り返ってさ…もうこれはダメだと思って上の階へ。
これについては、帰宅後指導済み。


で、そのまま参観終了で懇談へ突入。コナンクラスは担任変わったから
もうちょっと参加する親もいるかな?と思ったけど、
なんと13人しか出てないし…半分以下じゃない。

コナンの担任はよく言えば「肩の力が抜けている」
悪く言えば「やる気がない」感じそのものだった。
先生自体に「こんな子に育ってほしい」「こんなクラスにしたい」
という思いははっきりあるんだけど、その目標が達成できるなら
授業の質とか自分の評価とかそんなのどうでもいい、ってはっきり言ってた。
そういう思いがあるのはわかったけど、それで「授業なんてどうでもいい」って
いい切るのはどうかね?と思ったりも。
でも確実に言えるのは、クラスの雰囲気が変わってたってこと。
それは高学年になったからなのか、先生の影響なのかそれは不明だね。

あの作文事件以降も先生はがしがしと文章を書かせていて
その都度いろんな子の作品が載っている。
先生はそれについても「いい文章は載せる。でも全員が載るわけではない」
と言いきっていた。自分が「素晴らしい」と感じたものだけを紹介したいんだって。

私はあのコナンの作文に酷く困惑していたけど、
なぜか参加していたお母さんたちに「コナンくんの思いがストレートに
伝わってきて、私もいい文だと思ったよ」と言われ
「ざまーみろ」とコナンが書いたKくんママに「あんなこと言ってさ~」と
軽く謝ったら「そんなのしょっちゅうじゃないのぉ~」と言ってもらい
なんか母はまたしても恐縮パターンに陥る。

全体的にお母さんたちの先生に対する評判はとてもよかった。
前の先生が若かったし「暖簾に腕押し」みたいなところあったからかもしれないけど
「肝心なところを締めつつも適度に緩く、子供のいいところを素直に
褒めてくれるところがいい」とのことだった。

母としてのキャリアは断然長く、孫までいるくらいの先生だからね。
私はまだ先生のことがつかめないかな~
家庭訪問などを通してもうちょっと様子見たいかも。

エナリの先生はまとめるのも上手だし、クラス全体が落ち着いていることもあって
結構まとまるんじゃないかな~みんな第一子ご入学で気合の母たちだろうし。

いずれにせよ、金曜日から来週にかけて家庭訪問あり。
10分程度だけど先生の様子をうかがえるかな?

「1Q84」と「告白」どっちから?

2010-04-17 01:50:31 | Weblog
買ってしまったよ「1Q84」のBOOK3。
そして勢いで気になってた、湊かなえの「告白」

どっちから読むべきか。
予備校仕事も入るって言うのに…

こうやって多忙なときに限って本読みたくなったり
部屋を片付けたくなったり、
あれもこれもしたくなるんだよね…

忙しい自分を作るのが好きなのか、私ってばさ。