さるみみ屋

夫サボさん、私さるみみと2000年生まれ長男コナンくん
2004年産次男エナリくんとの「人生楽ありゃ苦もあるさ」日記。

「カラバッジョ展に行く」

2019-09-30 22:05:20 | Weblog
予定していた作品の到着が遅れて展覧会の初日に間に合わないという
アクシデントが起きた今回の展覧会。到着してから行こうと思ってたのに
27日に今回の公開は断念したとかHPに出ちゃってて「ちーん」となってた私。
詫びの絵葉書付きとか、そんなのどうでもいいって!と思いつつ、
もうすぐ終わりなので慌てて近美に行く。

写真にあるのが詫びハガキ。

カラバッジョってあまりよく知らなかったけれど、
かなり激しい人だったようね。
作品に描かれた人物の表情もかなりリアルで苦悩に満ちていたりして
もうほんと「怖い」

東京でモディアリーニ見に行ったときもなんか「怖い」と思ったけれど
そのときとは別の種類の「怖い」感じだった。
私の上司がイタリア行ったときにカラバッジョの作品を現地の美術館でみて
本当にすごい衝撃を感じたという話をしていたけど、イタリアという彼の祖国の
その環境の中でみるとまた違うんだろうな、と思う。
ま、怖いことに変わりないだろうけど。

いずれにせよ、残念ではあったんだけど、カラバッジョ展、今年の春から
楽しみにしていたのが、もう終わっちゃうのよね。今年も終わるのか…しみじみ。。

「漫画映画漂流記」読了

2019-09-29 21:44:42 | さるみみ文庫2019
めちゃくちゃ久々にブログを書く。
なんか忙しくて土日はダラダラしていたり、逆にもったいないからと
必死にやること詰め込んでもっと忙しくなってたりの繰り返しで
ブログの存在自体途中から忘れてる有様だったり。

まあ、もともと細々とやってくくらいの気持ちだったのでいいんだけどね。

それでとても久しぶりに本を読んだので記事UP。

NHK連続テレビ小説の「なつぞら」が終了したばかりだけれど、
そのヒロインのモデルになったといわれる奥山玲子さんと旦那さんのエピソードが
書かれたこの本、ネットの記事で見かけてちょっとおもしろそうだな、と思って
買ってみたわけ。サボさんも「へえこんなのあるんだ」と興味深そうだったので
一緒に読むことにして、先に私が読んでみた。

日本が戦後の混乱から立ち直って経済成長の中、新しいものを生み出す力があふれていて
みんなのバイタリティがものすごかった時代なんだろうな、というのを
感じる1冊だった。奥山玲子さんはもう亡くなっているんだけど、
ご主人や当時の同僚たちのインタビューで構成されているこの本。
奥山さんについてだけでなく、ご主人の小田部さんについて、日本のアニメーションづくりの
現場の話だったり、時代の話だったり、本当に生き生きと、そして途中でドラマの
シーンが思い出されたりなんかして、とても面白かった。

まあ私自身はそれほどドラマを真剣に見ていたわけではなかったので
主人公のなっちゃんが非常に勝手な女だな、とか思ったりしていた口なんだけど、
でも時代が大きく動いて新しいものがどんどん生まれていく時代の活気を感じたわよね。

読書の秋もやってくるし、もうちょっとゆとりをもって本読む時間つくりたいわさ。

コケと証人

2019-09-09 20:37:04 | Weblog
最近、わりと植物に興味がある。
去年ミニ盆栽買って育ててるのと、サボテンも買って育ててるんだけど
最近は「コケ」に興味があってね。


百合が原公園でこんな催しがあると知って、行かねばならんと思ってね。
ちょっとワクワクしていたわけよ、週末目掛けて。

会社でちょっとそんな植物の話題をしていたら、20代の職員がミニ盆栽に興味があるとかで
パートの事務員さんも「私も欲しかったんです」なんて言ってて
ミニ盆栽についてちょっと盛り上がったりして。
その中で百合が原公園にコケを見に行こうと思って、みたいな話をしたら
その20代職員がそこにも食いついてきて、他にも多肉植物の話などでも盛り上がったり。

実はその20代職員、このたび入籍することになって、この週末役所に婚姻届を
提出するって話で、私にも証人としてサインしてもらいたいといわれたのね。
「しょ、証人?大丈夫なの私で??」などと動揺したりして、初の証人になったのよ。

最近の婚姻届って「デザイン婚姻届」みたいのがあるようで、キティとかしんちゃんとか
かわいいのがいろいろとあるようで、今回初めて書いたのもなんと「くまのがっこう」の
婚姻届だったわけ。購入したっていうから、いくらだったのか聞くと
なんと4000円だったとか!自宅保存用の記念の用紙もついていてその値段というが、
なんともお高い買い物じゃないかと…

そんな先週があって、結婚祝いは植物にしよう、と心に決めて百合が原公園に行ったんだけど
そして当然そこでコケ買えるんじゃないかとか思っていたんだけど、
全然売られていなかったわよ。


こんなかわいいのとかあったのに。

で、残念だったことが。

コケの展示だけでなく、説明なんかも掲示されていたのだが、


よく見ると「ライフルサイクル」とある。

「ライフサイクル」の間違いだよね、これ。

思わず吹き出しちゃったわよ。
「コケのライフルサイクル」って。「なんで銃持っちゃってんの?」なんて
ナイツの土屋さんが突っ込んできそうな小ボケ。

こういうところが北海道のダメさを感じる部分だわ。

ま、それはいいとして。

日を改めて、植物を物色しに出かけて、かわいい多肉植物を購入。
他にちょっとした小物も準備して結婚祝いとした。

私が証人となったお二人がいつまでも離婚せず幸せに暮らしてくれますように…
そんなことを思いつつ今日も盆栽に水やりする私。


「言い訳~関東芸人はなぜM-1で勝てないのか~」読了

2019-09-07 22:16:32 | さるみみ文庫2019
私は芸人の中でナイツ、サンドウィッチマン、博多華丸・大吉が好きだ。
その前、14年くらい前はオリエンタルラジオが好きだった時代もあるけれど
20年以上前だったら断然、爆笑問題が好きだった。

つまりは、基本的に関西の芸人より関東系芸人の方が好き、ってことだ。
関西の芸人がなぜあまり得意ではないのか、断然お笑いの本流は関西なんだけど
なんかね、関西のお笑いの人たちは、総じてうるさい感じがして
わりに苦手だったりもするのよね。なんかいつも怒鳴っているような。
ダウンタウンはすごい、松本人志はすごい、とよく言われるよね。
ごめん、私高校生の頃は「夢で逢えたら」も見ていたけど
そこでもダウンタウンよりはウンナンが好きだったのよね。

そんな私がナイツ塙のこの本が出たことをネットで見て
「あ、そんなのあるんだ」と本屋で中身を確認してから買おうと思ったのに
どこの本屋で探してもないではないか!
ちょっとびっくりした。イオンの本屋にない、とかいうならまだしも
サツエキ界隈、三省堂も紀伊国屋もないってどういうこと?!
もうこれは中身を確認する必要もないくらいすごいってことなの?とかも思った。

いろいろありつつも、9月に入ってからようやく買うことができたわけで
ちょっとほっとしたわ。
こんな本なのに、どうして品薄だったのかと。

中身も1日2日で読み終われるような内容だったのだけれど
関東と関西のお笑いの違いについてはもちろん、
彼がどんな風に他の芸人さんを見ているのか、笑いについてどう考えているのか
非常にわかりやすい形で記されていて、興味深いし、
塙のお笑いに対する熱を感じることができて面白い1冊だった。

やはりネタ作りしているだけあって、表現がわかりやすいし、
彼らの漫才ネタ同様に、冷静で観察力に優れているな、とも感じたわ。

これからもナイツをますます応援したいところ。
ちなみに独演会のチケットは取れず…






コナンの大学生活

2019-09-04 20:14:05 | Weblog
家を出てからもうすぐ半年。1年生の前期が終わろうとしているコナン。
GWに体調を崩して熱出して数日寝込んでいてつらそうだったけれど
ここに至るまでは本州の暑さやゲリラ豪雨、梅雨にも負けずに暮らしている。

寮で今一番仲がいいのはインド人らしく、去年来日して外語大で1年間
日本語を学んでからコナンの大学に入学したらしく、4年間一緒なんだと。
コミュニケーションとるのはもっぱら日本語で、コナンは英語のエッセイの宿題などは
彼に最終的に添削してもらってから提出しているとか、彼が日本語のエッセイの宿題が
出てるときは、コナンが添削してあげたりとかするらしい。
コナンの日本語力でいいのだろうか。

大学では北大のように学部が決まらない中で勉強する、というわけではなく
もう入学時に学部も学科も決まって入っているので、数学や物理が勉強のメイン。
それはもう嬉々として勉強している感じね。

第二外国語は入学前から決めていたスペイン語を履修していて
第二外国語あるあるな「男性名詞と女性名詞」みたいなところで困惑している。

教養科目的な感じで文系の科目を一つ二つ履修するんだけど
その中でもコナンの住んでいる街の歴史や産業、これからの課題などを学ぶという
文系学部の方々がメインで受講している科目も履修していたわけ。
その授業で講師の先生が市役所が開催するタウンミーティングへのお誘いをしたんだと。
まあコナンは特に用事もないし、そこに出たレポート書いたら加点されるかな、
と思ったようで、ふらりと出て都市の防災について自主的にレポートを出した模様。
そのタウンミーティングに出席していた人も老人が多かったようで、
若者が参加するための提案とか、都市の防災についても去年の胆振東部地震の
ブラックアウト体験を踏まえての提案もレポートに書いたという。
そしたら先生が、それを主催者に渡してくれて、市民の提言的な感じで受け止めてくれて
まあ、実現するにはいろんな問題があるから難しかったとは思うんだけど
若者が参加してくれたことに対して大学へ感謝のお手紙を送ってくれて
担当の先生もえらく感激したみたい。
で、コナンに先生からお礼のメールなども来るという大事件が!

コナンも加点あったらいいな、的な下心はあったわけだが、
それでも自分の思ったことを素直に書いて、それが褒められてうれしかったんだと思う。
先生からコナン宛に届いたメールをスクショして送ってきたのよね。

頑張ってるわ、思ったより。

バイトも某予備校で数学担当の個別指導の先生やり始めてて、数学は英語に比べて
先生の数が少ないようで、少しずつコマを持てるようになりつつある様子。
働くこと、教えることがとても楽しいらしいね。

理系学部の宿命ともいえるレポート提出もかなり大変のようで、
夜中の2時とかまでやってることも珍しくない様子で、いろんな意味で大学生だな、と。
休みの日には大好きな電車に乗って行ったことのない土地に出かけていたり
なんだかわかんないけど、枝豆ゆでてる写真をラインで送ってきたかと思えば
ずんだ餅作ってたらしくて、餅の上に緑色のずんだ餡みたいのが載ってたり。
料理が楽しくなったとかほざいてたりするのを見ても
ああ、家から出してよかったな、というのが私たちの感想。

やっぱり、エナリも経済的にはつらいと思うんだけど、
北海道から出ていくべきだな、と改めて思う。
北海道を一度出たうえでやっぱり北海道がいい、というのならわかるけど、
出てもいないのに「北海道が一番」とは言ってほしくないわね。

体に気を付けて大学生活を楽しんでほしいわさ。




「橋を渡る」読了

2019-09-03 20:35:50 | さるみみ文庫2019
吉田修一の作品、最近出た「国宝」読みたいんだけど、結構な分量でサボさんと
いろいろ話し合った結果、ちょっと文庫本出るまで待とうか、みたいな感じで。
ま、それはいいとして、橋を渡る。
サボさんはずいぶん前に読み終わっていたんだけど、
私はそのまま積読本状態。

で、満を持して読んだわけ。

うーん。

春夏秋冬の章建てになっていて、秋までは非常に期待感を持てる内容だったんだけど
冬の章を読み始めて、うん?
なにこれ?
ディストピア小説か?みたいな展開に。
オチがない?秋までの章の流れをどうやって結びつけるのか、どう回収していくのか
気になっていたんだけど、
回収されていない??

とにかく終わりがイマイチ感あって、サボさんにも「なんじゃこりゃ」と言ったのね。
でも、彼はずっと前によ見終わってて、すっかり忘れていたから
「ああ、そんな感じだったね」程度の感想しかいただけなかったわ。

うーむ。
どうなのこれ?

フラストレーションたまってる…

カフェに布団を洗いに行く

2019-09-01 21:13:35 | カフェを行く
職場で何かの話の流れから「布団をコインランドリーで洗えるところがある」
ということを聞いて、私も早速調べてみたわけよ。
そしたら割と近くに新しくオープンしたコインランドリーがあってカフェも併設してる
ということを知り、思い立ってエナリの掛布団を袋に入れて、
自転車のかごに乗せて行ってきたわよ。

こんな感じの店内。意外に若い人や年配の人などさまざまな年代の人が
比較的大物を洗いに来ている感じ。



そして、お隣にはカフェが併設されていて、お洗濯している間にのんびり読書して
お茶飲みながら時間をつぶせる感じ。



ちょっと遅い朝ごはんとして生ハムとモッツァレラチーズのサンドイッチ食べて
コーヒー飲んで待つ。

いいね、こういうの!おしゃれだね、こういうの!

メニューとしては選択肢はあまり多くないんだけど、まあ洗濯終わるまでの時間つぶし
と考えるとまあこんなものかな、と思ったり。

今度はサボさん帰省したときに車で布団を運んで洗うことにしよう!
行ったとこ→Baluko Laundry Place南円山 中央区南9条西20丁目