さるみみ屋

夫サボさん、私さるみみと2000年生まれ長男コナンくん
2004年産次男エナリくんとの「人生楽ありゃ苦もあるさ」日記。

AでほっとしてBで驚愕

2017-03-25 12:36:40 | さるみみ文庫2017
修了式だねえ。

なんだかんだ1年終わった。山あり谷ありいろいろあったけど、もう次の学年始まるのか~
しみじみ。

そんな中、仕事帰りにエナリからメールが。

「熱ある」

だにぃ?!

聞けば8度4分あるとか。
うーん、いきなりガーンと上がってるじゃないか。これはもしかしてインフルかなあ…
市内の小学校ではまだまだインフルになる子が出てるって聞いてたから、
私の中では間違いなくインフルだと思って、
帰宅して早速隔離&全員マスク装着、ご飯食べるときもエナリは自分の部屋で、おまけにみんな
アルコール消毒などなど…インフルエンザ発症時における「隔離政策」「人権侵害政策」いろいろ

で、そういえば通知表はどうしたのさ?
なんて話になって、かばんから出してもらってみたら、ああ、やっぱり。
美術と保健体育が4のまま、変わらずだったわね。

かろうじてAランクで1年生を終えた感じ。
美術はどう考えても絵も下手だし、工作関係もだめだし、それでもまあ4でとどまったのはよかったね。
体育もできるものとできないものの差が大きいし、まあ仕方ないか。

と、考えるとこの成績でとどまったのは奇跡なのかもしれないね。
そうだね、奇跡としか言いようがないね。

とかしみじみ思っている間にも熱は下がらず、クーリッシュ飲みながら(食べながら?)
だるそうに横になってるエナリ。

こりゃ間違いなくインフルだろうな…と思って一夜明け。

今日朝イチで病院へ行ったら、やはりインフルBだって。

Aランクにホッとした翌日にインフルBで青ざめる、まさにそんな感じ。

幸いにして春期講習は火曜日からで、病院からは火曜日まで外出禁止と言われているので
休むのは1日のみで済むわけで。
でも、今月は頭からずっと勉強せずに過ごしてきたから、水曜日からエンジンかけられるのかな~?
間に合うのかなあ、道コンに。

中2の始まりは暗雲立ち込め中。

身近にすごい人のいる環境

2017-03-21 22:46:45 | Weblog
高校の卒業式も終わり、国公立大学の前期合格発表も終わり、後期試験も終わって
後期の発表もそろそろ終息して、いよいよ1年生が終わる。

先週のこと。
東大に合格した部活の先輩が、後輩に自分の使った問題集などを渡すべく
学校にやってきて、みんながそれぞれ先輩おすすめの問題集をもらって
先輩の大学合格をお祝いしたんだと。

コナンと同じ1年生で東大を志望している子がいて、
しかもその子は合格した先輩と同じ学部を目指しているみたいで、
先輩にあれこれと熱心にアドバイスを聞いて「東大ならこれがいい」って
それこそ問題集のタイトルに「東大の〇〇」みたいなのがついてるのを
たくさんもらったんだって。

コナンはその中で英作文、エッセイの書き方について書かれた参考書をもらってきた。
食い入るように見て「これめっちゃすごい参考書だ」って感激していた。

そして同時に「こんなに近くに東大目指してる子がいるのもすごいと思うけど、
すぐ近くに東大に受かっちゃう人がいるってこともすごい。ホントすごい」と改めて感心?驚愕?なんか
そういうのが入り混じった感じだった。

まだこの時点ではすごい人たちの中にあって、全然すごくないコナンだけど
もっと頑張ろう、って気持ちにはなった様子。

2年の前期中にいろんな大学のオープンキャンパスに足を運んでみる予定。
そして今、少しずつ併願先を物色しているから、なんとなく先が見えつつある感じなのかな?
あとは、そこに至るまでどうやって学力を上げていくのか、自分との闘いだね。

この間副教材販売あったんだけど、1万円吹っ飛んだ。次は教科書販売もあるみたいだけど、
結構教科書の代金もバカにならないと思う今日この頃。

頼むから勉強してよね。



「居酒屋ぶたぶた」読了

2017-03-19 23:05:22 | さるみみ文庫2017
なんか本屋でふと見かけたこの本。
タイトルに「なに?」と思って、おまけにこの表紙でさ。

漱石の「それから」読み終わった後だったから、ちょっと軽いものが欲しくて
まあそんなときに見ちゃったもんだから、消費されるものが欲しいな~と思って。

で、思ったとおり軽い本だった。

「山崎ぶたぶた」という名のぬいぐるみがマスターとしてカウンターの中にいる
居酒屋、ワインバーなどいろんな飲み屋がテーマになってる短編集。

もう、ぶたのぬいぐるみがマスターってだけでカオス感あるよね。
まあ、そこでさ、マスターがぬいぐるみである必要があるのかどうか、
とかそういうことを考えちゃうと、もう読めないよ。
とにかく普通に雑誌みたいな感覚で読んだね。

で、読み終わって…

あんまり中身覚えてない…

うん。覚えてない。

驚きなのはぶたぶたシリーズってことで、他にもたくさん作品あるってことだね。
どんだけ消費される作品書いてるの?

とりあえず消費した。

ドスのきいた「赤いスイートピー」

2017-03-09 23:32:20 | Weblog
まあ、なんてことない話なんだけど。

月曜日、NHK BSプレミアムで毎週やってるCoversの放送100回記念に
われらがエレカシが出た。

みやじチョイスで今回は松田聖子の「赤いスイートピー」と
ちあきなおみの「喝采」のカバー、それと「俺たちの明日」「悲しみの果て」を
歌ったんだけど、番組を正座してみてた私は、みやじの「赤いスイートピー」を聞き、



こんな感じになってた。

みやじ。

赤いスイートピーはそんな「絶叫系」の歌じゃないよ、と思った。


仕事で面白いくらいにアクシデントが続いて、凹みそうになったときも
大抵はエレカシで回復するんだけど、
今回のみやじの「赤いスイートピー」では回復できないな。
さらなる破壊でしかない感じ。
松田聖子も衝撃でぶっとぶだろうよ。

全てをぶっ飛ばしてしまう、みやじのような50歳に、私もなりたい…

タイトル「貞子」

2017-03-08 09:09:34 | Weblog
ちょっと、いやかなり写真ボケてるかな。

エナリが最近またレゴ遊びにはまり
「ヤバい、マジで東大レゴ部に入りたい。どうやったら入れるだろう…」というので

「レゴ部に入る資格を得るためには東大に入らないとダメだと思うよ」と言ったのだが
「いや、レゴ部に入りたいんだけどさ…」

じゃあレゴ部のある別の大学を探そうか。

しかも彼の今のコンセプトは「大型作品」ではなく「少ないパーツで表現する」らしい。

今回は「ねえ、これなんだと思う?」と嬉々として尋ねてきたエナリ。

サボさんは「わからん」

エナリは「使えねえな…」って顔をして私に同じ質問。

数秒考えたのち。

「もしかして貞子…?」

「そうそう!貞子!」

貞子らしいよ。表現力ハンパない、と自画自賛。



高校入試お疲れ様でした

2017-03-07 22:58:19 | さるみみ学習塾
今日は北海道の公立高校入試日。

コナンのとこも見たら去年より倍率高い…
受験生のみなさん、お母さんたちお疲れ様でした。

解答速報とかに一喜一憂していると思うけど、塾のボーダーって
あんまり気にしなくてもいいと思うのよね、去年の経験から見て。
問題が去年は難しかったってこともあるんだろうけど、塾が出したボーダーより
低い点数で受かっている子も結構いたし、あのボーダーってのは問題見る前に
もう決まってるんじゃないかとすら思ったわよ。

自己採点も厳しめの数字で考えていたけど、開示のときはそのプラス2、3点だったコナン。
まあ甘めでもそれほど変わらなかったんだけどね。

高校生になったら、中学までの勉強との段差がものすごいので、
3月の残りは休み続けるのでなく、知識の貯金に努めて欲しいっす。
特に英語と数学。

コナンは新入生歓迎会の部活紹介で流す動画を作成中。
後輩が来るのを楽しみにしているようす(先輩ヅラするためか)。
頑張ったみなさんに素敵な春が来ますように…

そして1年生が終わる~コナン編~

2017-03-06 08:43:42 | さるみみ学習塾
コナンは明日から3日間、公立高校の入試関連で学校がお休み。
いよいよ1年の締めくくりに入った感がある。

そんな中、今度は先週コナンの塾で面談があった。
1月に入ったばかりなので、入ったときの状態と現時点での志望大学の確認、
これからの勉強についてその計画をコナン自身が塾から提出するように言われてたようで
その紙をベースにしつつ話をしていったんだけど、
この春から2年生の課題は英語ということで認識の確認と、
コナンがどのくらいまで英語を上げたいかという話なんかを。

春休みの計画の中でちょっと気になったのが、休みの日に6時間勉強するとか書いてる…
そんなの断然無理なんじゃないの?と思って、思わず担当者に
「6時間ってすごく多い感じがするし、そんなにできるのかと思うんですけど、
高校生の平均勉強時間ってどのくらいなんですか?」って聞いてみた。

すると、普通は学校の授業があるとき一日2時間~3時間くらい勉強時間を確保したいです、
と言われたわね。学校からの進路だよりでも2時間くらいかかるものだとはあったけど
実際は部活忙しかったりするからムラがあるのが現状。
で、平日疲れてできなかったりするときもあるので、週末にまとめてそれこそ6時間とか。
でも、高校2年生くらいになると、お休みの時は6時間くらい確保してほしいので
別に多くはないですよ~とのことだった。

…。

正直言って、高校受験のときよりも勉強する感じなのかも。
もちろん入試直前はそのくらいだったような気もするんだけどさ。

コナンが言われたのは、たとえば週に6時間(一日1時間として)勉強するとして
数学は仮に平日のある1日に1時間しかやってなくて、他の曜日は勉強しないで
土日に残り5時間やったとしても問題はない。
でも、英語に関しては毎日1時間やらないと身につかないんだとさ。
だから、時間がなくても必ず英語の時間はとるようにと言われたわね。


なるほど~。

結局志望大学はここまで変わってなくて、むしろより強く思ってる感じがあるので
私たちも覚悟を決めて応援しなくちゃいけないのかなって思うんだけど
なんせもうちょっと成績がないとねえ。

この1年は本当に試行錯誤の繰り返しで、自分にあった勉強法を見つけるのが難しかったコナン。
最終的に自分の目標には到達したんだけど、正直言って英語と国語に関しては
まだしっくりいく勉強法が見つかっていないのが現状。
理系科目だけで成績を押し上げた感じで、バランスが悪いのが難点。

塾を変えてから授業が分かりやすいと、手ごたえを感じたようなんだけど
それが結果につながるまではもう少し時間がかかりそう。
これも1年かかったりするんじゃないかと思うと、また忍耐の1年なのかも。

恐ろしい。

この断面で志望大学を絞らなくてもいいんじゃないかと言える時期ではあるけれど、
逆に言えば、目標が明確な分集中的に勉強もできますよね、という話もされて
あとは今の志望大学を軸にどういう併願先を考えていくかですね、なんて話もあって
いろんな選択肢を提示してもらうことになった。

もう親としてはただただ見守るしかない。
もう複雑すぎて手出し不能。


実はコナンはその先の就職についても、今関心を寄せているものがあり、
今まで学校の先生になるかな~って言ってた時期が長かったんだけど、今回はちょっと違って
その方面に進むとしても今の志望大学は方向性として間違ってないようなのよね。
ひそかに「なるには本」まで買ってきてて、静かに読んでることも判明。

この間高校生になったばかりだったけど、もうその先10年くらいの道のりが見え隠れしている。
もう少し性格を矯正してから社会に送り出さなくては…
父と母はお金の心配もしつつ、日々の労働に勤しむのであった…  つづく(笑)


「それから」読了

2017-03-05 23:25:43 | さるみみ文庫2017
言うまでもなく夏目漱石作品。
「こころ」は高校生のときに読んでえらく感じ入ったものだけど、
この作品はいつか読みたい、でもその「いつか」が来ることなくこの年まで。
ある意味感動的。

この「それから」の主人公である長井代助のダラダラニートぶりにブチ切れる寸前ではあったが
なんとか乗り切ったか。

ストーリーはニートが不倫する話で(え?極端すぎる解釈?)
うだうだとした心情描写にちょっと疲れたかな。まあ漱石節なのかな?
純文学万歳だよ、まさに。


読了後の爽快感度数4(10点満点)

やっぱりさすが明治の文豪とは思うけど、とにかくちょっとニートすぎるのが頭に来た。
とにかく主人公に同調できない、冷たく見てしまうところに自分がダメだわね~とか。
まあ時代的にそうしてニートでも十分暮らしている人もいたんだろうけど、
生活のために仕事をすることを「堕落している」と考えて友人や父や兄を見下しつつも
正直そうやって自分を正当化しているけど、何にもしないで人が汗水たらして働いて
そこで得たお金をもらうことで暮らしているほうがずっと堕落じゃないか!と思わず突っ込み。
自分が手を汚すのが嫌で現実逃避してるじゃないか!
ともずっと思いながら読んでた私。

ただラストはなんかすごく印象的で、主人公がこれからどうなっていくのか、
破滅へと向かってるのか、幸せな未来が待っているのか、という
その途中で終わった。まさに「それから」どうなったんだよ!的な突っ込みを入れたくなるような。
でも、最後に出てくる「赤」という色の強調や代助の兄と父からの絶縁宣告、その後に彼の
生活がどうなるんだろう、三千代の病気は今実際どうなってるんだろう…など
いずれも私は代助の未来は悪い方へと転がっていくんだろうな、と思えるような書き方に
なんともいえない気持ちになった。

あまりにも不器用で、あまりに正直すぎて、あまりに破滅的で。
共感するところは一つもないけれど、理想と現実のはざまで、みんなどこで折り合いをつけて
生きていくんだろう、という素朴すぎるけど深い悩みや疑問を投げかけられたね。
私は生活のために働くことは全然堕落だと思ってないけどね。

エレカシがバックに流れてた気がした。