<市根井孝悦館長とともに>
今日は一日休息して、明日、白雲岳の幻の湖の予定だったので、午後に層雲峡へ入った。
まずは、この5月1日にオープンしたばかりの「層雲峡・大雪山写真ミュージアム~市根井孝悦の世界~」(館長・市根井孝悦氏)への表敬訪問・・・・実は、昨秋と正月頃に「層雲峡へ来ることがあったらぜひ顔を出してください」とわざわざご丁寧に電話をいただいていたこともあり、できるだけ早い機会に訪問したかった。
このミュージアムは、我が函館在住の山岳写真家・市根井孝悦氏の大雪山を中心とした幅1.5m以上の大型作品が実に200点も展示されている国内最大級の写真ギャラリーである。まだ築13年ほどしか経っていない旧層雲峡小学校の校舎を、さらに多額の費用を掛けて大改装をしたとのこと。
幸い、館長は早朝の大雪高原温泉での撮影から11時に戻ったとのことで在館されており、1時間半にも及ぶ歓待を受けた。
館長室でこのミュージアムができるまでの経緯を中心としたお話を伺い、館内を案内していただいた。それぞれの写真の撮影時のエピソードなどや今後入れ替えしたい写真とその理由などをお聞きした。さらに、再び館長室で、写真の道に入った経緯や撮影時の苦労や怖い目にあったことなどをいろいろお聞きした。
氏の口から何度も出た言葉は「このような立派な施設を造っていただいて心から感謝している。つくづく人間関係の大切さを身に染みて感じています。」だった・・・。
展示場は天井の高い体育館やフリースペースの他に教室や階段や廊下など、予想していたよりスケールの大きなミュージアムだったことに驚いた。全て大型の迫力ある写真ばかりだが、その素晴らしさや大雪山四季折々の魅力を十分堪能できるまさに北海道山岳写真の殿堂である。
氏からいろいろ説明いただいたことは、下記の「層雲峡・大雪山写真ミュージアム~市根井孝悦の世界~」のホームページに詳しく掲載されているので、そちらでどうぞ!
http://museum.sounkyo-daisetsu.jp/info.html
結局、氏の昨日仕入れた情報によると、白雲岳の「幻の湖」は、すでに消えているというということだった。例年は今頃が見頃なのだが、今年は出現が4/30と異常に早かったので、ダメかも知れないという懸念は抱いていたが、やはりそうだった・・・・というわけで諦めて、その足で帰路に就き、長沼の道の駅まで走って車中泊。
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