癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

時季外れのすき焼き

2010年06月29日 | 日常生活・つぶやき
 北海道の内陸部では、ここ4日ほど30℃越えの猛暑が続いているようだ。しかし、3方を海に囲まれている函館の今日は涼しいくらいだった・・・。

 そこで、「今日は涼しいから鍋にしようか?」という冗談から時季外れのすき焼きの夕食となった。

 山行記のアップも完了したこともあり。早速、法起坊見習さんからお土産にいただいた高そうな「石鎚正宗」の封を切った・・・日本酒は、家ではいただいたときにしか飲まないが、彼への念願の恩返しも少しは果たせたせいか、ことのほか美味かった・・・
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七ツ沼カール往復~下山

2010年06月27日 | 登山・旅行
      
       <カールへの降り口から七ツ沼カール底を見下ろす
        ~バックは、中央左がエサオマントッタベツ岳、奥の方はカムイエクウチカウシ山方面>


3日連続の晴天・・・当初は幌尻岳往復の予定だったが、ピークには拘らない主賓の法起坊見習さんは、プロ並の写真家。であれば、被写体として最高の山上の楽園・七ツ沼カールの方が絶対喜ぶはず!

ということで、迎える側の二人も夏に泊まったことはあるが、この残雪に覆われた七ツ沼カールに降りるのは初めてなので、こちらも楽しみなこともあり、予定変更。

登り降りにはきんちょうしたが、満々と水を湛えて姿を見せる3つの沼とごうごうと流れる雪解け水、幌尻の東の肩を映す湖面などに大感激。

そこまでの稜線も、花の種類と量の多いところだが、カール斜面に咲くシナノキンバイやシラネアオイやハクサンイチゲなどの大群落にも感激。

5時間で往復し、テントを撤収し、14時過ぎには下山。日高沙流川温泉で3日分の汗と汚れを落とし、近くのそば屋で時間が早いのでアルコール抜きの打ち上げをして解散。

法起坊見習さんは明後日から3日間の予定で、花の写真狙いで夕張岳に入る予定。我々は帰路に・・・。ETC狙いで走れるところまでと思ったが、いつも寝ている時刻の伊達が限界。高速から降りて伊達の道の駅で本日の終了。

おかげで天候にも恵まれ、日高山脈でも最も花の種類と量の豊富な稜線歩きとこの時期ならではの七ツ沼カールに迎える側も迎えられる側も大満足の3日間であった。

       
        その姿を湖面に映す幌尻岳東の肩をバックに・・・

       
        ール壁の急な雪面を登る二人
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ピパイロ岳往復

2010年06月26日 | 登山・旅行
          〈ミヤマシオガマとまだ多くの雪を残す戸蔦別岳と幌尻岳方面〉

昨日ほどではないが、天候に恵まれたが、昨夜からやけに西風が強い。テントが揺れて寝た気がしない。

そんな中、朝5時に出て、北日高の大展望とアップダウンは激しいが多くの花々が咲き乱れる稜線歩きをのんびり楽しみながらパイロ岳まで行き、午後3時前にテントに戻ることができた。

電池がヤバそうなので、本日の報告は以上・・・。
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2年振り4度目の北戸蔦別

2010年06月25日 | 登山・旅行
      
すばらしい晴天の朝を迎える。5時に道の駅「樹海ロード日高」を出て、登山口へ向かう。関係者のご好意で、取水ダムまで入ることができた。

途中に、法起坊見習いさんが見たがっていたヒダカハナシノブがたくさん咲いていた。

6:20、久しぶりの重い縦走装備を背にしてスタート。今日は北戸蔦別岳までなので、一番日程的に余裕がある。自分一人なら4~5時間もあれば着いてしまう。のんびり歩きで花や展望をカメラに収めながら進む。

このルートは、2年前の癌摘出3ヶ月後の体力試しに北戸蔦別までテントを上げて、1泊2日で幌尻岳までピストンして以来で、これで4回目。3日前に登山道整備が行われたばかりで快適に歩けるのがうれしい・・・感謝・感謝!

10:00、トッタの泉で5リットルの水を汲む。当然だが5㎏の加重となる。一気にペースが落ちる。ゆっくり歩いても、いくら休んでも時間はたっぷりある。しかし、その上の尾根の大雪渓をは急で緊張しながら登った。ヌカビラ岳手前の岩場のカムイコザクラはもう終わりに近く、花びらのきれいなのが少なかった。

ヌカビラ岳で幌尻岳を眺めながら早い昼飯。稜線はキバナシャクナゲ、ニシキノツガザクラなどが目に付いた。結局は12:30にイワウメとミヤマカンバイが盛りの北戸蔦別岳到着。テントを張り終えたらすることなし。しかし、展望がクリアでどこまでも見える感じ。南は横津連峰、北は北大雪の山まで見える。
夕食を食べ、日没ショーを待つ。

この後、夕陽が沈んでも、これ以上空は赤くならなかった。
      

反対側に満月が・・・左は戸蔦別岳、中央の尖りはエサオマントッタベツ岳
      
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前夜祭

2010年06月24日 | 登山・旅行
明日から2泊3日の予定で、日高の山に入る66歳トリオ・・・・。

主賓は、6月末から四国から4ヶ月の予定で北海道旅行に入っている法起坊見習さん、迎える側はお互い四国遍路の際、ひとかたならぬお世話になった千歳のたかさんと私。私は、昨年の四国の山でもお世話になっている。

日程は、明日北戸蔦別までテントを担ぎ上げ、2日目にピパイロ岳ピストン、3日目が幌尻岳ピストン~下山の予定・・・天気は3日間とも晴天予報、花と展望狙いの山行が楽しみである。

今日は、夕方に道の駅「樹海ロード日高」で待ち合わせ、近くの沙流川キャンプ場で、再会を祝し、長沼かねひろジンギスカンをつつきながら、明日からの健闘を誓い合う前夜祭・・・。
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Fuさんの4回目のお見舞い

2010年06月22日 | 日常生活・つぶやき
                <二人で2年前に登った一等三角点の瓜谷山にて>

 久しぶりに岳友Fuさんの4回目のお見舞いに行ってきた。
 昨年暮れに実家のお手伝いをしていて、牛舎の梁から落ちて、頭を打ち、脳幹と小脳を損傷する重傷で身体機能に障害を残した。今は、リハビリ専門の病院へ転院しているが、事故からすでに半年が経過している・・・。
 
 病室へ向かったら、ちょうど車椅子でリハビリ室へ移動するところだった。リハビリを見学させてもらった。腕のリハビリだったが、している内に痰が絡み出し苦しそうだったので、病室へ戻って痰を取り出してもらった。そのままベッドでリハビリの続きをした。

 「本格的なリハビリが始まってよかったね。励みが出るよね」と言ったら、うれしそうに頷いていた。

 それが終わった後、リハビリ療養士さんに「天気が良いので、車椅子で屋上に連れ出すなんてことはできませんか?」と聞いたら、「私もお付き合いしましょう」と言ってくれた。屋上へ出たのはもちろん始めただったが、夏の陽射しを浴びて、外の空気を吸い、久しぶりに周りの山や街並みを眺めるFuさんは本当にうれしそうだった。

 もう一つうれしいことが・・・屋上で3人で話していたら、山にも興味のある療養士さんらしく、「もしかしたら山のホームページ立ち上げている方でないですか?」と聞いてきた。「いつも拝見しています」とのことだった。こちらの癌の入院のときのブログも読んでいたそうだ・・・当然、Fuさんと一緒に登った山の話になった・・・「今日帰ったら、早速チェックしてみます」とのこと。

 Fuさんは、相変わらず排痰装置を着けたままで、食事も胃袋への直接の流動食のままである。しかし、以前より話し方も上手になり、話していることがだいぶはっきり解るようになり、意思の疎通が楽になったし、表情も明るくなっていた。しかし、がっちりしていた体躯がすっかり細くなり、聞いたら20kgも減ったそうだ・・・。
 
 ベッドで山の本も読んでいるようだったし、次にリハビリの成果がどのくらい進んでいるかこちらも楽しみになってきた。
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今年の初遡行~海抜0mからの古部丸山

2010年06月20日 | 登山・旅行
 札幌から『北海道の沢登り独断ガイドブック』の著者ganさんを初めとする3名が函館まで沢遠征にやってきた。それを迎える地元2名が合流し、旧南茅部の古部築港に流れ出る相泊川を遡行し、一等三角点の古部丸山まで登った。

            
 築港の上の道路から沢に入って直ぐの5mほどの滝を高巻いて、その上の砂防ダムを越えてまもなく、目の前にいきなり現れた15mほどの滝にビックリ・・・スタートしてわずか15分・・・。
 
 この滝は右岸からから高巻いたが、さらに上に険悪な3段の滝が続く。後続の函館組2名は沢には下りず、その上もさらに高巻いてあっさり越えた。沢に下りてしまった札幌組はその3段の滝に挑戦・・・しかし、上からロープを出してようやく突破・・・結果的に、全員がここを越えるのに40分・・・この調子ならこの先どうなるのだろうと心配になったが、ここが最難関だった。

       
 新緑に包まれ、苔むした渓相が美しい。

       
 標高200mほどまでは、このようなレベルの滝はいくつか出現したが、その上にはまったくなく、淡々とした遡行が続いた。

       
 スタートして4時間、ガスで展望のない古部丸山へ到着。私以外の4名は初山だっただけに、恵山と太平洋の眺望を見せたかった・・・。

 下山は、途中切れている林道を薮漕ぎで繋いで、古部の集落の中へ下る林道を下った。約2時間でゴール。

 詳しい記録は、下記からどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com/hurube2.htm
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呆気ない薮山2山

2010年06月18日 | 登山・旅行
○まずは、黄金山(おうごんやま)(785m)<上ノ国町>

 本日、SHOさんが休みだったこともあり、予てより念願だった上ノ国の黄金山へ向かった。
 上ノ国石崎から入って、左股林道を進み、黄金の滝の上の廃道化しているはずの林道分岐から往復5~7時間の薮漕ぎ覚悟で出掛けた。

      
 ところが、廃道化していたはずの林道が復活して、頂上までわずか直線で200m、高度差にして50mのところまで車で入りことができた。
 ビックリするやら、うれしいやら・・・どうやら、ここ2年ほどの植林事業のお陰らしい?

      
 しかも、林道の上と頂上直下までの斜面は一面笹刈りがされていて、植林がされていた。
 薮を漕いだのは、頂上を探すのに手間取った10分ほど。

      
 さらにうれしいことに、笹藪に潜らなくても、笹刈りされている斜面でタケノコ採り放題!
 登山はわずか20分・・・タケノコ採り45分。


○次に、八平岳(はっぺいだけ)(519.4m)<上ノ国町>

 時間が余ったので、一度国道に出て、上ノ国の宮越内林道から、八平岳を目指す。
 ここは、この奧の赤岳や大岳に登ったときに、林道の南側から沢を詰めれば簡単に登れそうなことは知っていた。

      
 予想していたより沢地形がはっきりとしていて、ネマガリの薮を漕いだのは稜線までの10分ほど。

      
 わずか30分で、三等三角点の設置されているブナの生える頂上へ到着。

登山は、どちらも呆気なかったが、長いダートの林道走行の方が大変だった。
 帰路の湯ノ岱温泉で汗を流した。 

 詳しい山行記録と黄金の滝伝説は、下記からどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com/ougon-happei.htm   



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『山と渓谷』7月号に拙稿の「松倉川」

2010年06月15日 | 登山・旅行
 昨夜、半月の上信越遠征から帰宅したら、本日発売になる『山と渓谷』7月号が送られてきていた。
 実は、定期購読などではない・・・自分の記事が載ったときに送られてくるので、他は図書館か書店の立ち読みで済ませている不謹慎な執筆者である。

 年間2回~3回ほど原稿依頼を受けて、「全国隠れ名山」の北海道の山を執筆させていただいている・・・今回は、我が函館の名渓「松倉川」を書いてみた・・・詳しくは、書店立ち読みでもどうぞ!

      

     

なお、この記事の基となっている沢遡行記は、下記である。
これを読んだら、本の方は読まなくても済むのだが・・・またまた不謹慎な!
http://sakag.web.infoseek.co.jp/matukura.htm
http://sakag.web.infoseek.co.jp/matukura-2.htm


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梅雨には勝てず~帰路へ

2010年06月14日 | 登山・旅行
昨夜、テレビで今週の長期予報を見ると、木曜日1日くらいしか登れそうもない。どうやら梅雨入りしたらしい・・・日程的にも余裕はあるし、まだ計画の5座が残っている。しかし、連日の登山は構わないが、連日の停滞には耐えられそうにもない。

もともと梅雨時期なので、全部は登れるとは思っていなかった。むしろ、梅雨入りが大幅に遅れた上に異常なほどの好天が続いたお陰で、14日連続18座を踏破することができたことの方が不思議なくらいだ。

幸い飲んでいなかったので、20時過ぎではあったが、今回の山旅の打ち上げを決断。ETC割引が使える昨夜の内に、長野市から北陸道と日本海東北道を繋ぎ、終点の新潟県村上市を抜けて、その先の道の駅「笹川流れ」まで走った。

今朝5:00に再スタートして、日本海側の一般道を走って青森を目指す。途中で14:35発のフェリー予約状況を聞くと満杯とのこと。しかし、これまでの経験から乗れることが多いので走り続ける。案の定、キャンセルがあって乗ることができた。

今回の山旅で、「日本三百名山」は276座となった。今年の第3弾は、梅雨明けから8月のお盆までの予定だが、残り全部は難しそうだ。最後の山は富士山と決めているが、完登は来夏に持ち越しそうな気配だ・・・。
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戸隠山(1904m)<二>

2010年06月13日 | 登山・旅行
〈下山後、鏡沼から眺めた戸隠山~左側の尾根を登り、稜線を右端まで辿った〉


今日も昨日に引き続き牧さんと一緒に戸隠山に登った。

鋸状に連なる戸隠連峰の山。平安時代から修験道場として、全国から山伏が訪れていたらしい。コースの大半が岩場のルートで鎖場も多い。特に垂直の「胸突き八丁」から「蟻の戸渡り」と言われるナイフリッジを通り、「剣の刃渡り」と続く箇所は、高所恐怖症の自分には計画段階から心配だった。

「戸隠(とがくし)」の名は、「天照大御神が、高天ヶ原の天の岩戸に隠れたとき、天手力雄命(たじからをのみこと)が、その岩戸をここまで投げ飛ばし、世に光を取り戻した。」との伝説による。中腹には戸隠神社(奥社)がある。

車2台を利用して、戸隠奧社入口から~八方睨~戸隠山~九頭竜山~一不動~戸隠牧場入口と周回した。核心部の下りは考えられないので、単独でも同じコースの予定だった。

戸隠神社奥社の大鳥居を潜り、真っ直ぐ続く巨木の杉並木の参道を進む。岩壁を背にした厳かな奧社から本格的な登山道となる。緩むことのない岩尾根の急登がずっと続き、どんどん高度を稼ぐ。岩壁の五十間長屋と百間長屋の下を通り、核心部へと入って行く。

ほぼ垂直な岩壁の鎖場が数ヶ所。やがて、高度感満点のナイフリッジの岩稜へ・・・幸い稜線はガスが懸かり、下や周りが良く見えないのが助かる。とてもではないが牧さんのように立って歩くことはできないので、四つん這いになって歩く。やがて、はば20cmほどの「蟻の戸渡り」は跨いで、両側のでっばりに足をかけてずるようにして前進し(これがここの正しい歩き方?)、必死になって通過・・・。

ここを通過してしまえばあとは怖いところはない。すぐに稜線に出て八方睨みの展望台へ。しかし、肝心の展望はなし。まもなくして、頂上へ到着。

頂上から一不動までの稜線歩きは、右側がスッパリと切れ落ち高度感は凄いが、怖いところはない。しかし、予想以上のきついアップダウンが続く。一不動からの下りもきつく、垂直と一枚岩のトラバースの鎖場が2ヶ所。やがて、斜度が緩み、牧場へと入って行く。二人とも足が速いので、スタート地点へ戻っても、まだ9:30。

5:10スタート、登り2時間、下り1時間55分、9:30ゴール。

幸い晴れて来て、隣の飯縄山も見えている。その飯縄山へ登って帰るという牧さんと別れて、戸隠山が見える鏡沼へ。登っている時は稜線にガスが懸かっていたが、それも取れてすっきりと見えていた。その後、戸隠神社中社を見て、温泉へ。

初日から14日間も晴天に恵まれたのも、連続登り続けたのも初めての経験・・・良く体が持ったものだ。明日から3日間は雨絡みの予報で、どうやら梅雨入りになりそう。その後もパッとしないようだ。明日は喜んで休養日とするが、明後日から頭を悩ましそう。

これで休めそうだと思ったら、どっと疲れが出た。どこも彷徨く気がしない。明日以降は山中にいてもしようがないので、長野市の近くの道の駅「オアシスおぶせ」まで走った。ところが、気温30℃・・・車で寝転がっていることもできず、道の駅のレストランで 、のんびりブログを打つ。


〈追加画像〉
1、「百間長屋」の岩壁の下を行く
2、高さ20m以上?はあった垂直な「胸突き岩」をよじ登る
3、一番の難所「蟻の戸渡り」へと入って行く~この手前に「○子さん、やすらかに」と書かれた鋼板が設置されていたが、こういうのは止めてほしい
4、展望のない頂上を彩っていた花~イワカガミ、ミツバオウレン、コケモモ、ゴゼンタチバナ
5、稜線上に聳える屏風岩~この上も越える




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黒姫山(2053m)<二>

2010年06月12日 | 登山・旅行
〈朝の野尻湖から望む黒姫山〉


前回の山旅で景鶴山と男鹿山にご一緒した東京の牧さんとまたご一緒することになった。

どっしりと腰を据えた典型的なコニーデ型の姿をしたなだらかな山容から「信濃富士」とも呼ばれている。頂上北西に噴火口が広がり、中央にはすり鉢を逆さにしたような中央火口丘、小黒姫(2046m)があり、外輪山と火口丘の間には三日月型の火口原が広がっている。

古くから信仰の対象とされ、黒姫というお姫様の悲話伝説(黒姫伝説)があり、山名の由来になったと言われている。

各方面から登山道があるが、大橋から黒姫新道を登り、山頂から西登山道を下った。大ダルミ分で交差して8の字周回した。2つの登山口は200mも離れていないし、どちらの駐車場も満杯だったので、中間の県道の路肩に停めた。

登りの黒姫新道の下の方は大橋林道歩き。その後、急なところもなく淡々と歩ける尾根道だった。外輪山に上がると展望が広がる。飯縄山、戸隠山、高妻山、焼山、火打山などが見える。妙高山は雲の中。

頂上手前で40人の地元の登山会を追い越すが、昼食を摂り終わったところに到着し、一般の登山者も合わせると60人くらいでごった返した。

下山の西登山道は、距離は長いが、雪に覆われた火口原の御池、岩の多いワイルドな道、オオダルミ湿原、古池とそばの湿原など、見所の多い変化に富んだコースだった。

9:20スタート、登り2時間15分、下り2時間50分、13:55ゴール。

下山後、すぐ近くの明日の戸隠山登山口から少し下がった戸隠神告げ温泉に入り、戸隠そばを食す。近くの店で缶ビールなどを買い、戸隠キャンプ場へ落ち着き車内宴会・・・。

〈追加画像〉
1、ごった返す頂上
2、火口原の御池をバックの牧さん
3、古池横のミツガシワの群生が広がる湿原4、古池から山頂を望む



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斑尾山(1382m)<三>&飯縄山(1917m)<二>

2010年06月11日 | 登山・旅行
〈小学生の登山遠足にぶつかったムラサキヤシオツツジで彩られた飯縄山頂上手前〉


今日は、この後の予定の北信五岳(妙高山、黒姫山、戸隠山、斑尾山、飯縄山)のうち、登山口が高いところにある斑尾山と飯縄山の2山に登った。蝉時雨の賑やかな暑い夏の一日だったが、ずっと靄った感じで展望はすっきりしなかった。

○斑尾山

長野県と新潟県の県境に位置し、野尻湖の東に鎮座する山。北信五岳に選ばれているが、他の4座とは離れていて、標高も1400mに満たない。しかし、周囲に目立つ山がない上に、独立峰的な美しい姿がそこに名を連ねている理由らしい。

上荒瀬林道を釜石山のすぐ下の登山道と交差する地点まで車で入り、釜石山~大明神岳~頂上のコースをピストンした。

頂上は木立に囲まれて見えたのは、斑尾スキー場のホテルや民宿街のみ。しかし、手前の大明神岳は別名八方睨とも呼ばれ、その展望は素晴らしい。野尻湖を眼下に、霞みながらも北信五岳のほかの山々が見えた。すっきりと晴れていれば、北アルプスの後立山連峰や志賀高原の山々などが見えるらしい・・・。

6:10スタート、登り1時間、下り45分。8:05ゴール。コースもタイムも早朝散策モードだった。

○飯縄山

奈良時代からの山岳信仰の霊場として登られてきた山。ピストンした南登山道には13仏の石像や山頂手前ピーク下の飯縄神社など、霊場の名残をそこかしこに見ることができる。それらを楽しみながらののんびり登山も本州ならでは山だ。

展望の開ける笹原の山頂は遠足の子供たちで賑やかなだったが、多くの登山者にもであった。下の方はレンゲツツジ、上の方は山肌をピンクに染めるムラサキヤシオツツジが印象的な山だった。なお、はっきり見えていた山は、戸隠山だけで、後はガスに覆われていた。

9:45スタート。登り1時間40分、下り1時間15分、13:05ゴール。

下りで、昨日と一昨日のハードな山の疲れが残っていることを感じたので、下山後、明日の黒姫山の登山口に近い道の駅「しなの」に直行。そこでもらった割引券が使える杉野沢温泉「苗名の湯」でのんびりして疲れを抜く。


〈追加画像〉
1、斑尾山頂手前の大明神岳からの野尻湖を挟んで霞んで見える黒姫山
2、斑尾山頂上に祀られている伝説付きの12体?の薬師仏が入っている祠
3、飯綱高原スキー場の下からの飯縄山
4、1番の不動明王を皮切りに13体の石仏が並ぶ飯縄山南登山道
5、飯縄山頂上手前の偽ピーク下に祀られている飯縄神社




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鳥甲山(2038m)<二>

2010年06月10日 | 登山・旅行
〈赤クラの頭から頂上を振り返る〉

今日も晴天に恵まれ、暑い一日だった・・・こちらの山旅にどきどき駆け付けてくださる栃木県のKa女史が、今日もご一緒してくださった。この山は、数年前に頂上を占拠する親子熊に脅されて頂上目前で引き返しているそうだ。怖そうな剃刀岩を越えているのが心強い。

この鳥甲山は、中津川を挟んで苗場山と対峙する秋山郷の秘峰で、本峰・赤クラ・白クラの3つの峰からなり、周りの山から眺めても峻険な山容が非常に印象的だ。秋山郷から見上げると断崖絶壁や崩落地形を呈し、峻険な尾根が深く谷に落ち込む姿が恐ろしい感じさえする山である。

Ka女史のお陰で、車2台を利用して、貉平登山口から白クラ経由で登り、赤クラ経由の屋敷登山口へと下りることができ、この山の魅力を余すことなく満喫することができた。

その姿に似て、登山道も痩せて嶮しい岩稜と刃渡り状態の連続は高度感満点で、今回の山旅のこれまでででもっともスリリングな山だった。この後に戸隠山の蟻の戸渡りが待っているが・・・。

特に、登りの白クラまでは緩むことのない痩せ尾根を四つん這いもどきの登りが続く。頭上の尖った岩峰を越えるとまた新しいピークが現れるの繰り返しだった。おまけに途中に垂直の岩場の鎖場があった。

白クラを越えたら今度は最大の難所の剃刀岩越え・・・足元からスッパリと切れ落ちた肩幅リッジの岩稜だったが、鎖が設置されていたのでへっぴり腰ながらも何とか越えることができた。

その点、下山のコースは、足元の峻険な眺めは迫力十分だが、最後の急な下り以外は穏やかな稜線歩きだった。花の非常に多い山だった。

いずれにしても、迫力満点の山容もさることながら、変化に富んだハードなコースも含めて、印象に残る一山となった。

5:20スタート、登り4時間40分、下り3時間25分、14:05ゴール。Kaさんは、「足が遅いので迷惑を掛ける」と気にしていたが、トータルでガイドブックのコースタイムより速かった。

屋敷登山口で車を回収し、貉平登山口へ移動。明るいうちに帰りたいと言うKa女史と別れて、秋山郷最奥の切明温泉の雄川閣で汗を流した。その後、雑魚川林道から奥志賀へ抜け、明日の斑尾山に近い長野県中野市の道の駅「ふるさと豊田」まで走った。

〈追加画像〉
1、剃刀岩の垂直の岩壁の向こうに赤クラを望む
2、剃刀岩を振り返る~左側のナイフリッジの一部を越えた
3、数年前に占拠していた親子熊に威嚇されて踏むことができなかった頂上で万歳をするKa女史
4、赤クラから白クラと剃刀岩を望む
5、国道405号線から屋敷集落への分岐から望む鳥甲山




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佐武流山(2192m)<二>

2010年06月09日 | 登山・旅行
今日は、今までで一番暑かった。ずっと半袖のTシャツで通した。頂上でも半袖は初めて・・・。

今日の佐武流山は、長野県と新潟県の県境をなす山で、苗場山と白砂山の間に位置する。かつては、白砂山からの縦走コースしかなかったが、2000年にて秋山郷からのコースが開かれて日帰りが可能となった。しかし、コースタイムが10時間以上と、今回の山旅でもっともロングコースの山であったが、8時間で往復できた。

国道405号線終点手前のドロノキ平近道登山口からの作業道と長い林道歩きを経て水無尾根をピストンした。

1時間半近く歩いた作業道と林道から檜俣川へ標高差100m下って、渡渉地点となる。スパイク長靴が功を奏し、なんとか石を伝って越えることができた。

ここからが本格的な登山となる。急登やアップダウンが続き、なかなかタフなコースだ。特に物思平までの急登は、下りもきつかった。そこからワルサ峰までは、最盛期のハクサンシャクナゲロード状態。その中にムラサキヤシオツヅジも仲間入り。檜俣川を挟んで聳える月夜立岩が異様な感じだ。

苗場山分岐から上の広い尾根は登山道が判らないほどの雪渓歩きだったが、尾根を辿って行ったら、雪のない痩せ尾根となって頂上へ。

頂上からは、樹林で、北の苗場山と東の谷川連峰の方向しか見えず。

5:20スタート、登り4時間35分、下り3時間30分。14:00ゴール。

下山後、近い和山温泉の一番下の仁成館へ。寛政年間開湯だが、今は廃業しているらしいが、知人や自分のように知らないで来た人にだけは対応しているらしい。上がった後、コーヒーとどら焼をご馳走になった。今は夫婦とワンちゃんと全国あちこちの車旅が趣味とのことで話が弾んだ。

明日の鳥甲山の荒々しい崖を眺めながら入浴中していたら、急に黒い雲が広がり、30分以上も雷が鳴り夕立が続いた。下山後で良かった。その後、連泊となる道の駅「信越さかえ」に戻った。


〈追加画像〉
1、水無尾根から月夜立岩と鳥甲山を望む
2、水無尾根から荒々しいワルサ峰西面を望む
3、昨日との逆方向の苗場山を望む
4、シュクナゲロード
5、林道沿いで数株目にしたミドリニリンソウ

★トップ画像は、物思平の上から悪沢を挟んで聳える頂上(左)と猿面峰を望む




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