癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

熊野三山巡り

2012年05月31日 | 登山・旅行
〈熊野本宮大社の本殿〉

今日は、下北山村のコミュニティバスと北山村営バスを繋いで熊野市へ出た。さらに、紀勢電鉄で新宮市へ移動してレンタカーを借りる。

今日のメインは世界遺産に指定されている熊野三山巡り・・・熊野速玉神社~熊野本宮大社~熊野那智大社の順に廻った。信仰心があるわけでなし、本殿で手を合わせるわけでなし、お賽銭も上げるわけでなし・・・ただ歴史を感じる荘厳な境内の雰囲気と重厚な建物を眺めるのが好きなのである。

熊野本宮では、本来であれば、明日下りて来るはずだった奥駈道の一部も見てきた。この熊野三山の近辺では、それらを結ぶ熊野古道を垣間見ることができた。中でも山道が多い「中辺路」は歩いてみたい衝動に駆られる。

それにしても、昨年紀伊半島を襲った台風の豪雨被害の痕跡が生々しい。至るところで復旧工事がされていて、片側通行も多い。明日は、一番酷かった十津川村へも行くつもりだ。

今晩の車中泊予定の那智の道の駅には、温泉と世界遺産情報センターがあり、最高!


熊野速玉神社の本殿


熊野本宮への石段


すぐ横に平行する熊野古道の一部


那智の滝


熊野那智大社の本殿


那智大社の隣にある青岸渡寺


青岸渡寺の三重の搭と那智の滝
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拙筆による「ほっかいどう山楽紀行」連載開始〈道新札幌圏版〉

2012年05月31日 | 登山・旅行
自己宣伝&事前予告ですが、6/2から隔週土曜日の北海道新聞札幌圏版朝刊に、拙筆による「ほっかいどう山楽紀行」の連載が始まります。

札幌には多くの人材がいるのに、函館の私がおこがましいのですが、なんとか与えられた役目を果たしたいと思います。書いた自分の地元で読めないのは残念ですが、道内人口の半数以上の方々に読んでもらえるだけで大満足です。

基本的には、毎回札幌圏の方々が興味を持ってくれそうな山を中心にしながらも、広く道内の山を取り上げる予定です。単なるガイド記事にならないよう、その山の魅力、特色、歴史などを、自分が登ったときのエピソードを中心に綴っていきたいと思います。カラーの写真1枚と山の位置を示す簡単な地図、1100字ほどの本文の構成になっています。

また、なるべく掲載日に合わせた旬な情報や話題を心掛けるつもりです。初冬や厳冬期がちょっと苦労しそうですが頑張ります。

なお、山仲間との同行登山のときの話題も多く登場します。「これは自分たちのときのことだな?」「これは自分のことだな?」と思われることがや、たまにはイニシャルで登場していただくことがあるかもしれませんが宜しくお願いします。

第1回は、札幌に敬意を表して空沼岳、第2回は、夕張岳の予定です。

なお、許可をいただいて、5日後くらいには
送っていただいた新聞をpdfファイルにして、拙サイトでも読めるようにする予定です。

ご感想、ご意見、お叱り等をDMにて頂ければ幸甚に存じます。
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後半(南奥駈道)を断念し、4日目で下山

2012年05月30日 | 登山・旅行
〈よくテレビなどで目にする行場・西ノ覗、この上から身を乗り出して下を覗く〉


道中ほとんど携帯が繋がらず、ブログの更新はできなかったが、予定通り行動できていた。ところが、昨日、雷雨に襲われ、雨具を着ようとしたら、リュックの横のベルトに通していた雨具の上がなくなっている。木の枝に引っ掛けて落としたらしい。時間的余裕があったので、傘をさして30分ほど戻ったが見つからず諦める。

明日辺りから天気が崩れるらしいが、防寒具も兼ねた雨具なしの行動は致命的・・・。幸い昨日泊まった深仙小屋で、コースの核心部が終わり、前鬼に下りると路線バスがある。残念だが、ここで断念することにした。

奥駈道完全縦走に拘る人はこの先の南奥駈道へと進むが、山の縦走はここで終わることが多いらしい。ここまでは、1500~1900m台の険しい山が続くが、この先は1300m台以下になり、最後の1日は里山の雰囲気になるらしい。そんなこともあり、最近の奥駈修行もこの間で行われることが多いそうだ。三百名山巡りで踏んだ山上ヶ岳、八経ヶ岳、釈迦ヶ岳ともに繋ぐことができた。

ざっと今日までの4日間の報告をば・・・

○5/27(日)

20kgもの荷物を背負って5泊6日の縦走は、年甲斐もなく、身の程しらずの初体験の大冒険だ。テント泊した金峯神社から山道となる。

この日の最高峰山上ヶ岳(1719m)は今でもそこへ通じる全ての登山道には女人結界門のある女人禁制の山で、頂上にある世界遺産指定の大峯山寺は、現在でも修験の根本道場になっている。その関係で吉野からこの山までの奥駈道は、大峯修行で昔から良く歩かれているようだ。茶屋跡も多く、道も深く掘れた古道の雰囲気を残している。

山上ヶ岳へ日帰りできる洞川コースの分岐の洞辻茶屋からは、登山者や行者スタイルの人が多かった。5山ほどを越えたが、大天井ヶ岳の急な登り下りが特にきつかった。

この日のゴールは、行場跡に建つ避難小屋の小笹小屋。3人程しか泊まれないが、4年前まで北見に住んでいたという岡山の好青年と二人切りだった。すぐ裏に湧水帯があり、豊富な水が流れていた。

この日の行動時間は、約9時間。

○5/28(月)

この日は1500~1700m台の7山を越えた。前半の垂直に切れ落ちた断崖絶壁や岩頭を擁する大普賢岳、国見岳、七曜岳の急な登り下りや長く続く鎖場が怖かった。見るだけでも身の毛のよだつ山容だが、それを歩くだけでも自分には十分過ぎる修験だった。

後半は、一転して穏やかなゆったりとした稜線歩きとなる。天川辻からは、日本百名山の八経ヶ岳からの多くの下山者と出会う。

ゴールの弥山小屋は、この日の最高地点(1880m)にあるが、最後のこの登りは本当にきつかった。おまけに、途中で雹混じりの雷雨に見舞われたが、それほどしないで止んだ。

唯一の営業小屋で、缶ビールが美味かった。テント場利用代と水3リットルと缶ビール2本で1800円也。

この日の行動時間は約8時間30分。

○5/29(火)

二度目となる弥山へ空身で登り、やはり二度目の近畿の最高峰・八経ヶ岳(1915m)を越えるところからスタートし、1600~1800m台の山を8山越えた。それほどアップダウンのきつくない道が続くが、基本的には岩山なのでんなりとは歩かせてもらえない。

孔雀岳手前で雨具を探しに戻ったり、雨宿りをしたりしたが、最後の釈迦ヶ岳への岩場や断崖絶壁の鎖場の続く急登は奥駈道の最核心部かも?おまけにずっと雷鳴が響きっぱなし・・・自分には最高の行場だった。

5人が限界の深仙小屋には吹田市の同年代の男性が先着。夕食を済ませた6時ごろからすざましい雷鳴と強烈な雷雨と強風が続く。小屋が潰れるのではないかと思うほど・・・そんな中、ずぶ濡れになって一人の男性が到着。

自分が落とした雨具は弥山小屋へ向かった夫婦が拾って持って行ったとのこと。この男性が拾ってくれればこちらに届いたのだが・・・。嵐は1時間半ほどで止んだ。

この日の行動時間は約7時間30分。


○今日5/30

吹田市の男性からバスの時刻を聞き、下山開始。沢沿いの急な道だが、がっちりとした階段があちこちに設えられていて歩きやすかった。

下り立った前鬼には、かなり大規模な修験の拠点があったらしく、あちこちに行場の跡やお堂や多くの宿坊の遺構があり、その規模に驚いた。現在でも第61代当主の五鬼さんが、1300年の歴史を持つ「小仲坊」という宿坊を守っているらしい。

しかし、そこからバス停までの林道歩きが長かった。懸命に歩いて2時間半掛かった。小屋を出て、5時間でゴール。

さて、そこからどうするか?なんとしてもゴール予定だった熊野本宮にはいきたい。那智の滝や熊野界隈の観光もしたい。そこで、地元・下北山村役場に電話して相談に乗ってもらう。

熊野市に出るコミュニティバスが朝に2本出ているだけだという。幸い村営温泉があり、その隣に村営の宿泊施設があるので、そこに泊まって、明日熊野市へ向かうことにして、来た路線バスに乗った。着いたら宿泊施設の車が迎えに来ていた。

まだ昼なのに部屋へ通してくれた。まずは、5日ぶりの温泉へ。きれいさっぱりして、レストランで豪勢に打ち上げをしたのはいうまでもない。
〈追加画像〉
1、二度目の近畿最高峰の百名山山上ヶ岳頂上~前回はこの上に環水平アークが出現していた。
2、一番きつかった釈迦ヶ岳への登り
3、今朝の深仙小屋前の夜明け
4、下北山村営温泉「きなりの湯」
5、昼から豪勢に打ち上げ~ここ特産の真菜という高菜に似た野菜を使った真菜うどん定食(真菜寿司と真菜アイスもセット)とトンカツ。もちろん生ビールも!





〈訂正〉
最後の真菜寿司は「真菜めはり」と言うそうで、ご飯を真菜でつつんでありました。
〈雨具の行方〉
ダメもとで弥山小屋に電話したら、佐賀県のご夫婦が拾って持ち帰り、持ち主から連絡があったら、伝えてくださいと電話番号を残して帰られたとのこと。
まだ帰ってないと思うので、2、3日後に着払いで送ってもらうよう連絡を取ってみようと思う。
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奈良・吉野入り

2012年05月26日 | 登山・旅行
〈下千本にある観光客が最も多かった世界遺産登録の金峰山寺〉

朝3:30に家を出て、千歳空港まで走る。車を預け、9:25発関西空港行きのピーチ航空に乗る。リュックを預けるときの検査で、せっかく上手にパッキングしたのに、確認のために一部荷物を出させられる。

機内は多少狭い感じはあるが、全く違和感なし。新機なのできれいで気持ち良し。乗務員もきれいどころばかりで感じ良し。これで5,480円なら文句なし。予定通り11:35到着。

天王寺までJRに乗り、駅ビルの中にあるモンベルの店でガスカートリッジ2個購入。近鉄線に乗り換えて15:30に吉野入り。

当初は宿に泊まってとも思っていたが、土曜日で安いところはネットで調べても満杯。明日の行程を楽にするために、あちこち神社仏閣を見てまわり、観光客とすれ違いながら2時間近く登る。標高750mほどにある奥千本の無人の金峰神社に17:15に到着。ここまでも大峰奥駈道だが、舗装された車道だった。

テントが張れる屋根付きの休憩所と立派なトイレはあるが、水が心もとない上に「飲めません」と書いてある。沸かせばいいのだが、飲み水に困る。

ちょうどそこへ下りて来た最後の登山者から水1リットルと冷えたビールをいだだく。実にタイミングの良い涙が出るほどうれしいお接待だった。高槻市の男性だった。

テントを張って、いただいたビールで乾杯し、アルファ米にレトルトのカレーの夕食を摂る。幸せな滑り出しとなった。


ピーチ航空機


金峯山寺で会った修験僧らしき3人


高城山展望台から吉野山下千本を見下ろす・・・桜の頃は全体がピンクに染まるらしい。


やはり世界遺産登録の金峯神社の休憩所にテントを張らせていただいた。
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年1回の内部公開・・・「旧函館博物館」

2012年05月25日 | 街並み・歴史探訪・ドライブ

 函館公園にたたずむレトロな洋館。明治初期に建てられた、日本に現存するもっとも古い洋風木造建築の博物館。

 明治11年の建築で、翌12年に開場されてから昭和41年まで、函館や北海道の自然や歴史、文化に関する資料を展示して親しまれてきた「旧函館博物館一号」。今はその扉を閉めて、外から眺めることしかできまないが、2010年から年に一度、5月25日の開場記念日には一般公開されるようになった・・・今日がその日なので、初めて出掛けてみた。

 当時を伝える写真などがパネルで展示されていた。明治になってできた開拓使函館支庁が、函館や北海道の動植物や先住民族の物品に市民が親しめるようにと「博物場」を開設。展示棚を並べ、鳥や獣、虫、魚などが展示されていたようだ。 







ちなみに、明治11年建築の下の二号館は公開されていない。
こちらの方が建物としてはお洒落な感じだ。

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大峯奥駈道縦走計画&ピーチ航空

2012年05月24日 | 登山・旅行

5/27~6/1(5泊6日テント泊)の予定で、紀伊半島大峰山脈を縦走する「大峯奥駈道」にトライする計画だ。入山前日は吉野山で、下山日は熊野本宮でテント泊予定だが・・・。

 国内最古の縦走路といわれるこの奥駈道は、1300年前に奈良吉野山と熊野三山を結ぶ修験道の修行場として、修験道の開祖とされる役行者(えんのぎょうじゃ)によってに開かれた道である。


<山上ヶ岳に登ったときに出会った修験僧の一団・・・洞辻茶屋にて>

 2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」として登録された世界遺産の中の1つだが、この奥駈道は全行程すべてが険しい山岳地帯にあり、一般的に熊野古道と言われる「熊野参詣道」とは一線を画していて、現在でも修験僧が修行に励む道でもある。道中には、名前が付いた山だけでも50山はあるという。最高峰は八経ヶ岳の1915m。

 この道中には、修行場の「靡」(なびき)と呼ばれる75ヶ所の大峯七十五靡(なびき)が設けられているという。熊野本宮大社の本宮証誠殿(1番)にはじまり、吉野川河岸の柳の宿(75番)に終わる。


 実は、「日本三百名山」巡りでも、この縦走路の途中にある山上ヶ岳、釈迦ヶ岳、八経ヶ岳に登っている。その際に北海道の山では味わえない信仰や修行と結びついた古い山の歴史に心打たれた。それらの山に登ったときに、「いずれは、ぜひこの奥駈道を繋いで、自然を舞台とした修験という精神文化に深く触れてみたい」と思ったことが、今回の縦走のきっかけである。

 途中には1軒だけ弥山小屋という営業小屋があるが、ほかは修験者のための無人の山小屋が数軒あるのみ。しかし、テントを持参するつもりだ。もちろん6日分の食糧はすべて背負わなくてはならない。

  
<楽しみなこの時期に咲くシロヤシオツツジ>

<縦走計画は下記の通り>
1日目(5/27)
吉野山~青根ヶ峰~四寸岩山~大天井ヶ岳~山上ヶ岳~小篠避難小屋(泊)
2日目(5/28)
小篠避難小屋~大普賢岳~行者還岳~一の峠~弥山小屋(泊)
3日目(5/29)
弥山小屋~八経ヶ岳~釈迦ヶ岳~大日岳~深仙宿(泊)
4日目(5/30)
深仙宿~太古の辻~天狗山~滝川辻~行仙岳~行仙宿山小屋(泊)
5日目(5/31)
行仙宿山小屋~地蔵岳~玉置山~玉置神社~水呑金剛分岐(泊)
6日目(6/1)
水呑金剛分岐~大森山~大黒天神岳~吹越峠~熊野本宮
7日目(6/2)
予備日

★なお、宿泊地で携帯電話の通じるところでは、このブログに簡単に経過を報告したい。

○驚きのピーチ航空
 この計画に当たって、今回は車を持って行かないので、交通機関利用で安上がりの方法を検討した。その結果、千歳まで車で走って、今格安運賃で話題のピーチ航空を利用し、関西空港まで飛ぶのが一番安上がりだということが分かった。

 函館から関西空港往復は、最低でも往復5万円ほどである。しかし、このピーチ航空は驚くなかれ、昨日予約した段階で、往復10,260円(往路5,480円、復路4,780円)というウソのような料金だ。ただし、縦走装備のリュックの手荷物料金は掛かるが、それでも往復で2,100円(1,050円×2)。

 インターネット予約、クレジットカード決済、キャンセル不可、機内食有料、椅子の前の間隔がやや狭いなどいう制約はあるが、これだけ安ければ我慢はできる・・・。
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壮瞥公園の梅林

2012年05月22日 | 登山・旅行

 洞爺湖の東湖畔に位置する壮瞥公園は洞爺湖周辺屈指のビューポイントで、洞爺湖や有珠山、昭和新山、遠くには羊蹄山、ニセコ連峰などの展望が広がる。ここの湖畔側の斜面には、約2万平方メートルにわたって梅林があることは知っていたが、この時期にここを通ることが少なく、花の頃に見たことはなかった。

 昨日「層雲峡・大雪山写真ミュージアム」の表敬訪問の後、長沼の道の駅まで走って車中泊。さらに早朝に家路に就いた。洞爺湖畔に出て、ふとこの梅林のことを思い出してUターン。

 花はピークをやや過ぎた感じだったが、洞爺湖や有珠山や昭和新山をバックに満開の枝を広げて華やかに咲き誇っていた。







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表敬訪問「層雲峡・大雪山写真ミュージアム」

2012年05月21日 | 日常生活・つぶやき

<市根井孝悦館長とともに>

 今日は一日休息して、明日、白雲岳の幻の湖の予定だったので、午後に層雲峡へ入った。
 まずは、この5月1日にオープンしたばかりの「層雲峡・大雪山写真ミュージアム~市根井孝悦の世界~」(館長・市根井孝悦氏)への表敬訪問・・・・実は、昨秋と正月頃に「層雲峡へ来ることがあったらぜひ顔を出してください」とわざわざご丁寧に電話をいただいていたこともあり、できるだけ早い機会に訪問したかった。

 このミュージアムは、我が函館在住の山岳写真家・市根井孝悦氏の大雪山を中心とした幅1.5m以上の大型作品が実に200点も展示されている国内最大級の写真ギャラリーである。まだ築13年ほどしか経っていない旧層雲峡小学校の校舎を、さらに多額の費用を掛けて大改装をしたとのこと。

 幸い、館長は早朝の大雪高原温泉での撮影から11時に戻ったとのことで在館されており、1時間半にも及ぶ歓待を受けた。

 館長室でこのミュージアムができるまでの経緯を中心としたお話を伺い、館内を案内していただいた。それぞれの写真の撮影時のエピソードなどや今後入れ替えしたい写真とその理由などをお聞きした。さらに、再び館長室で、写真の道に入った経緯や撮影時の苦労や怖い目にあったことなどをいろいろお聞きした。

 氏の口から何度も出た言葉は「このような立派な施設を造っていただいて心から感謝している。つくづく人間関係の大切さを身に染みて感じています。」だった・・・。

 展示場は天井の高い体育館やフリースペースの他に教室や階段や廊下など、予想していたよりスケールの大きなミュージアムだったことに驚いた。全て大型の迫力ある写真ばかりだが、その素晴らしさや大雪山四季折々の魅力を十分堪能できるまさに北海道山岳写真の殿堂である。

 氏からいろいろ説明いただいたことは、下記の「層雲峡・大雪山写真ミュージアム~市根井孝悦の世界~」のホームページに詳しく掲載されているので、そちらでどうぞ!
 http://museum.sounkyo-daisetsu.jp/info.html



 








 結局、氏の昨日仕入れた情報によると、白雲岳の「幻の湖」は、すでに消えているというということだった。例年は今頃が見頃なのだが、今年は出現が4/30と異常に早かったので、ダメかも知れないという懸念は抱いていたが、やはりそうだった・・・・というわけで諦めて、その足で帰路に就き、長沼の道の駅まで走って車中泊。
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夕張小天狗~夕張中岳(1泊2日)

2012年05月20日 | 登山・旅行

<翌日登った鋭く聳える夕張中岳をバックに~小天狗岳南峰より>

5/19~20の2日間、藪山仲間の誘いを受けて、自分ひとりでは登れないと思っていた夕張小天狗(北峰1263m・南峰1272m)と夕張中岳(1493m)に登ってきた。

夕張山系の芦別岳の北側、惣芦別川の源流部に鋭く聳える奥深い山だが、この両山を知っている人はかなりの山の通である。なぜならば、どちらも地形図に山名が掲載されておらず、中岳に至っては、非常に目立つ北海道有数の尖峰であるにもかかわらず、標高すらも掲載されていない。その姿は見たことがあっても、地形図でその位置を即座に見つけるのは難しい。しかも、両山とも見るからに峻険な山で、そう簡単には人を寄せ付けない奥深い山である。


<十八線川源流沿いの雪渓を登る>


その存在は知ってはいたが、この山を意識したのは、3年前のGWに同じ山域に聳える松らい山~御茶々岳~槙柏山に登ったときである。その峻険さに自分には登れる山ではないと思って眺めていた。そのときご一緒したすでに夕張中岳には登っている「地図がガイドの山歩き」のsaijyoさんから「そのうちにお付き合いしますよ」と言われていた。彼の経験から、この両山に登るのは、アプローチに雪があって、最後の急な詰めの部分の雪の藪が顔を出すこの時期が一番との判断からこの時期が設定された。

1日目(5/19)<夕張小天狗>
前夜のうちに富良野市の太陽の里キャンプ場に入る。早朝にメンバーが揃い、入山口となる十八番線川から縦走装備で出発。メンバーは、これまで何度もご一緒したことがある藪山仲間の札幌のsaijyoさん、チロロ2さん、チロロ3さん、Ko玉さん、名寄のEIZIさん、旭川のOgiさんと気心の知れた心強い顔ぶればかりである。


<両方ともそのピークを踏んだ小天狗岳の南峰と北峰>


槙柏山と御茶々岳のコルにテントを張って、全員未登頂の小天狗へ。つぼ足で3年前に歩いた極楽平から二つの峰を持つこの山の分岐を目指す。先ずは北峰へ。こちらは割りと簡単な薮漕ぎでゲット。次にコルまで下って、細く急で且つ途中に遮るような岩場もある薮尾根に苦労したが、こちらもゲット。こちらは雪が付いていたら、とても登れる山ではない。まさに薮のお陰である。


<右手前はこの後正面の尾根を登った小天狗南峰、左奥はヒマラヤのアブラマダムのような山容で聳える夕張中岳・・・・小天狗南北峰より>

行動時間12時間弱のハードな1日目は、北見山岳会の熊ぷ~さん以下4名と合流して焚き火を囲んで懇親を深めて終了。

2日目(5/20)<中岳>
一度登っているのでテン場で待つというチロロ2さんとチロロ3さんを以外の9名で登頂済みのsaijyoさんとEIZIさんの案内で夕張中岳へ。


<無風快晴の湿原の先に見える夕張中岳>


自分にとっての核心部は、果たして登れるだろうかと心配していた中岳の斜面より、その取り付き地点に行き着く手前の細い稜線であった。幅が20cmほどしかないナイフリッジの上にハイマツの枝が入り組んでいるだけの上をへっぴり腰の綱渡り状態でようやく越えた。

中岳の斜面は、的確なリードのもと、ピッケルなしにはとても登れない45度以上はある急な雪渓とハイマツ主体の薮を繋いで心配していたよりは楽に登頂。自分にはとても立つことはできないと思っていた頂上から、無風快晴の下に広がる夕張山系や遠く大雪山系や増毛山系などの大展望に酔った。


<みなさんの快心の笑顔・・・夕張中岳頂上にて>


下りの雪渓はやはり怖い・・・仲間の助言をもとに慎重に下る。登りで怖い思いをしたナイフリッジの稜線は大きく下を巻いてパス。無事にテン場へ戻り、重いリュックを背負って、この日も11時間に及ぶ、間違いなく「今年の一名山」になるであろうハードな思い出深い2日間の行程を終了。



<夕張中岳頂上から夕張岳方向の大展望・・・また年甲斐もなく登りたい山が増えてきた>


2日間の汚れと疲れを落としたふらのラベンダーの湯で解散。当初は、翌日は大雪の白雲岳にこの時期にだけ現れるという「幻の湖」の予定だったが、さすが疲れが強い。休息日にすべく、旭川の道の駅へ落ち着いた。

HPへの詳しい山行記録は、帰宅後の5/23の予定。
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今が盛りの八重桜

2012年05月17日 | 花・紅葉だより

<一番多く見られる関山(かんざん)>

 花見で盛り上がったソメイヨシノもエゾヤマザクラも散ってすでに葉桜になっている。
 それに変わって今を盛りと咲いているのは八重桜の仲間だ。これらは種類が多く、花期も長い。
 市立中央図書館の横にいろいろな種類が植えられていて、結構楽しむことができる。


<松月(しょうげつ)>


<普賢象(ふげんぞう)>


<御室有明(おむろありあけ)>


<一葉(いちよう)>


<花笠(はながさ)>


<雨宿(あまやどり)>


<鬱金(うこん)


<紅垂桜(べにしだれざくら)>


<陽光(ようこう)>
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山仲間のオフミ

2012年05月16日 | オフミ・飲み会
<写真を撮り忘れたので、2日前の太鼓山でのツバメオモトの花のアップ画像>


 例年、春と秋の2回定例でオフミを開いている「HYML函館・道南地区懇親会」を今晩開催した。昨年の5月の例会には13名ものメンバーが集まったが、今回は、都合の付かない人が多くわずか7名の参加だった。ちょっと寂しい感じだったが、その分、個々の山談義は密度の濃いものになった。

 この「北海道の山メーリングリスト」(略称HYML)は、自分が創設者の一人で、1999年12月に発足した。そもそもは自分のHPの愛読者の横の繋がりができたら、北海道の山の最高の情報交換の場になるだろうと始めたのだが、今では、全国に650名ほどの会員を擁する巨大なMLになってしまった。

 自分の同行登山の仲間は全てこのメンバーで、自分のこれまでの山のステップアップはこのMLのお陰でもある。この会の有志で北海道新聞社から『北海道スノーハイキング』と『北海道雪山ガイド』も発刊している。

 いつものことであるが、このようなたまに顔を合わせる共通の趣味の集まりは、話しも弾み、あっという間に時間が経ってしまう。今回は21:30で切り上げたが、それでも十分楽しく元気をもらえるひとときだった。
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『山渓』6月号に拙稿「毛無山」掲載

2012年05月15日 | 登山・旅行
 本日、全国の書店に並ぶ(函館は5/17?)『山と渓谷』6月号の「全国隠れ名山」シリーズに拙稿「毛無山」(北斗市)がほぼ巻末のp220~221に見開き2ページで掲載されている。

 見開き2ページ掲載はこれで2回目だが、メインの写真が大きく掲載されるだけで、紹介記事等の文字数は変わらない。しかし、やはりうれしいものである。この山の整備に関わっている函館山楽クラブや北斗市自然に親しむ会などの関係者も喜んでくれるだろう・・・。

 このシリーズの北海道の山担当になって、これで7年目に突入した。

○改めて拾い出してみたら、このシリーズでこれまでに紹介した山は、下記の12回である。
 05/6仁頃山、06/8チセヌプリ、06/11海向山、07/8武華山~武利岳、07/10蝦夷松山~雁皮山、08/7三国山、08/8徳舜瞥岳~ホロホロ山、09/7大平山、09/9扇沼山、10/3沙流岳(見開き2ページ)、10/7松倉川、11/9黄金山

○この他に、このシリーズの担当者による「ふるさとの山便り」にも、3回簡単な紹介記事を書いている。
 09/12シャクナゲ岳、11/2カムイエクウチカウシ山、11/7表大雪(緑岳~小泉岳~白雲岳)

○さらに、07/11の「おっぱいやま特集」では、西クマネシリ山~ピリベツ山の大きな写真と紹介記事が見開き2ページで掲載されている。

 こうしてみると、身贔屓の函館近郊の山の割合が多いので、叱られそうな気がする・・・引き受けた最初の頃は江別在住のもう一人の担当者がいたので、そのような傾向もあったが、最近は一人になったので、もっと他の地域の山も多くしていかなければならないと思っている。

 読者のみなさんから、このシリーズの趣旨にあった、自分の地域のこんな山を紹介して欲しいという希望があれば、お受けしたいと思っている。
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ライフスポーツ春の登山会

2012年05月14日 | 登山・旅行

 毎年恒例の函館ライフスポーツ(スキーを中心とした中高年のクラブ)の春の登山会で、厚沢部町の土橋自然観察教育林(レクの森)と太鼓山を歩いてきた。31名の参加者で、賑やかながらも身も心も洗われそうな柔らかな新緑の樹林と春の花々を楽しんだ。

土橋自然観察教育林
 約5kmの「日本遊歩百選」に選ばれているアップダウンに富んだ遊歩道を、約3時間掛けてのんびり歩いた。


 ブナなど広葉樹林の新緑の中を歩く


 空一杯に柔らかな新緑の枝を広げるこの林のブナの最高樹齢の「ブナ婆さん」


 檜山の語源ともなっているヒバ(ヒノキアスナロ)の林の中を進む


 複雑に入り組んだ幹に歴史を感じるこの林のヒバの最高樹齢の「ヒバ爺さん」


 このシラネアオイの他に、道南特有のキバナイカリソウ、テングスミレなど多くの花々が迎えてくれた



○太鼓山(171m)
 土橋自然観察教育林を回った後、昼食を摂り、バスで移動して太鼓山へ。厚沢部小学校グランドの後ろからのコースを登り、スキー場下へ下るコースを下りた。わずか1時間ほどのお気楽コースだった。


 新緑に彩られた登山道を行く


 足を踏みならすと底響きがするとことが太鼓山の由来となっているが、そのことを確かめる二人
 確かにこの位置が一番良く響く・・・この下が空洞になっているのではないかとの仮説あり。


 太鼓山頂上での記念撮影


 太鼓山頂上直下から見えるのどかな田園風景 


 下山後は、俄虫温泉でのんびり・・・・

「函館ライフスポーツ」のホームページの写真集へ

 拙サイトの09,5,10の「太鼓山&土橋自然観察教育林」のページ
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今年の初藪山・幌内岳(厚沢部町)

2012年05月13日 | 登山・旅行

昨年の初冬に登った厚沢部町の五郎助山から眺めて以来、計画に入れていた南東の隣の幌内岳(453.6m)に、そのときと同じメンバーのTaoさんとSHOさんの3人で登って来た。

 厚沢部町当路地区の幌内川林道に入って、崖崩れで不通になっている手前からスタート。さらに幌内川作業道へと入り、古い伐採道跡を辿り、途中から藪尾根を漕いで頂上まで登った。

 実は、昨日に登るつもりで向かったが、厚沢部町へ入ったら雨が降っていて、林道の下見だけで戻り、今日の出直しとなった。

 かつて厚沢部町に勤めていたことのある樹木と地質の専門家であるTaoさんによると、昔はこの山は一面ヒバ(ヒノキアスナロ)で覆われた山だったらしい。その伐採跡の切り株や若木をあちこちに見ることができた。

 頂上は樹木に囲まれて、展望は鶉と館地区の平地だけだったが、赤布とピンクテープがそれぞれ別の木に結ばれていたところを見ると、物好きな人が私たちのほかにも複数いたことに驚いた。

 登り 1時間50分、下り 1時間15分


 まだヒノキアスナロが見られる山の斜面。新緑とのコントラストが美しい。 


 柔らかなブナの新緑が目に優しい。


 詳しい山行記録は、下記親サイトでどうぞ! (アップ完了)
 http://sakag.web.fc2.com
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しだれ桜ライトアップ

2012年05月11日 | 花・紅葉だより


 北斗市向野の法亀寺の北海道最大級のしだれ桜が、5/10~16の間ライトアップされたので観に行ってきた。凄い人出にびっくり・・・・。

 このしだれ桜は高さ約12メートル、樹齢は300年~400年以上と伝えられる。4年後に迫った北海道新幹線の開業に向け、桜観光をPRしようと、市と市観光協会が昨年に続いて企画したとのこと。

 シダレザクラとは、エドヒガンザクラの変種で枝が枝垂れるものをいうらしい。別名イトザクラともよばれていて、垂れ下がった枝いっぱいに花が咲くが、これほど見事なしだれ桜は北海道では特に珍しいとのこと。









 今年は約150m離れた大野川沿いの桜並木(約300m)も同時に照らされることになった。
 こちらのソメイヨシノは昭和34年の皇太子殿下ご成婚を記念に植えられたらしい。
 自分の母校である当時の大野小学校と大野中学校のグランドのすぐ後ろだが、自分が卒業した年に植樹されたようだ。




 このような写真は、やはり一眼レフのカメラでないときれいに撮れないのが残念!
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