癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

意外に揺れの少なかった20時間の船旅

2005年12月16日 | 登山・旅行
来るときと同じリゾートホテル感覚の高速フェリーあかしあであったが、エントランスホールがクリスマスモードの飾り付けになっていた。(添付画像)

冬型の気圧配置のときは揺れが大きいそうで、来るときにはなかったその旨の放送があったので覚悟をしていた。しかし、出航後4時間ほどは結構揺れたが、酔うほどでもなく、北へ進むに連れて静かになった。お陰で用意して置いた酔い止め薬の世話にもならずに済み、快適な船旅だった。

14:00からの映画は、「ラストサムライ」であった。それと風呂以外は、ゴロゴロして過ごした。

30分遅れで21:15に小樽到着の予定である。下船後は、余市の道の駅で夜を明かし、明日の午前中には、およそひと月ぶりの帰宅の予定である。

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津和野から舞鶴まで480km

2005年12月15日 | 登山・旅行
今回の強烈な寒波とドカ雪がなければ、日本海側を青森まで縦断する予定だったが、帰りも舞鶴から小樽までのフェリーを利用することにした。

スッポリ雪に包まれた津和野の街並みを車の中から眺めた後(添付画像)、国道9号線をひた走る。津和野から1時間も走ると、路面には雪がなくなり、雪が降ることもなく、普通に走ることができた。周りの雪は、全然ないところもあるが、概して島根より鳥取の方が多く、豪雪地帯を走っている感じであった。

時間的余裕もあったので、途中、雪で覆われた鳥取砂丘に寄り、観光客の残したトレースを辿って最高点まで登った。

20:00には、順調に舞鶴に到着し、時間を持て余し気味ながらも、0:45の出航を待つ。

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九州山岳巡礼22日目 3山残して終了

2005年12月14日 | 登山・旅行
3連泊となった道の駅[ゆふいん]の朝はやはり風雪模様。大雪・風雪注意報も出されまま。たとえ回復しても、山はカンジキなしでのラッセルはきついものがあるだろう。

今後、全国各地に時期外れの大雪をもたらしているこの気圧配置は当分続くらしい・・・。ということで、この九州山岳巡礼は、由布岳、鶴見岳、英彦山を残して終了し、長い帰路に着くことに決断を下す。

ここまで順調に来て、あと2日天候に恵まれれば、計画した山全部回ることができたので非常に残念であるが、幸い残った3山は、本州や四国に近い山である。そのときにでも少し足を延ばせば済む山である。

帰路、英彦山の登山口まででもと思ったが、あちこち国道まで通行止めで、3度も行きつ戻りつを繰り返し、それも諦めた。

北九州市で九州ラーメンを食べて、関門トンネルを潜る(添付画像)。山口県の萩市の街並みを楽しみ、17:30には、島根県の道の駅[津和野温泉なごみの里]に到着できた。

ここまでの山陰の雪は、萩市内まではまったくなかったが、津和野に近づくに連れて、どんどん増えて、途中の峠付近は積雪40cmほどもあり、道路は圧雪状態であったが、走行に支障はなかった。

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九州山岳巡礼21日目 (風雪強く、2日連続の停滞日)

2005年12月13日 | 登山・旅行
今日は、朝からずっと吹雪模様で、雪が止むことなく夕方まで降り続いていた。吹雪の中運転してウロウロするのも大儀なので、夕方に、町内会で運営している100円の温泉とスーパーでの買い物以外は、3連泊となる道の駅[ゆふいん]の駐車場の車の中で、シュラフにくるまってカーナビのテレビを見て過ごした。

朝方、やけに駐車場の中の車の往来が多いと思ったら、道の駅の前の国道の真ん中にトラックが横転していて(添付画像)、駐車場の中が迂回路になっていたのである。

道の駅に寄るトラックの運転手さんたちの会話を聞いていても、この時期のこの雪と寒さは異常らしい。どの車も夏タイヤにチェーン装備である。

明日の予報も似たようなものである。この九州で、風雪のために連日停滞は予想すらしなかった。そろそろ、雪が止んでくれないと、ツボ足登山は難しくなるかも知れない。かといって、カンジキやアイゼンも用意してきていないし・・・。

夕方になって、ようやく雪も止み、由布岳の双耳峰がその姿を見せたので、明日は少し無理してでもトライするつもりである。

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九州山岳巡礼20日目 (雪降り頻る中の別府観光)

2005年12月12日 | 登山・旅行
朝方、車を揺らす強風で目を覚ます。外に出たら吹雪であった。強烈な冬型の気圧配置らしいが、九州にいる気がしない。

今日登る予定だった雲の中の由布岳と鶴見岳の登山口を確認して、別府に出る。

別府市内も強風が吹き、雪が降り頻っていたが、地獄めぐりをして高崎山のサルを見に行った。サルも異常な寒さにサル団子になっていた(添付画像)。その後、温泉に入ったら、夕方になってしまった。積雪して凍結した峠を越えて、連泊となる道の駅[ゆふいん]に戻る。

明日の天気予報も同じようなもので、おまけに、大雪・風雪注意報まで出ているので、明日も足止めの可能性大である。

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九州山岳巡礼19日目 大船山(1786m)

2005年12月11日 | 登山・旅行
今日の大船山(だいせんざん)は、九重火山群では唯一のコニーデで、日本三百名山に選ばれている。また、ミヤマキリシマの名所として有名な山である。

山頂付近には3つの火口跡があり、中でも米窪は直径500m、深さ200mにも及ぶとのこと。山名の由来は、覆船の形に似た山容に因るらしい。

朝から上空はガスに覆われていたが、天気予報も回復傾向なので、迷うことなくスタートした。今回の山旅で体力と自信がついた相棒も一緒に、長丁場の長者原から坊がつる経由のコースを往復した。

ガスに隠れた三俣山北側の荒れた沢沿いの道を登って行くと雨ヶ池に着く。その先を越えて下って行くと、「坊がつる賛歌」で有名な高層湿原・坊がつるに出る。

ここはぜひとも来たいところであった。周りが山で囲まれ、昔の山好きの学生がここに泊まって、歌を歌い、青春を語り合っている様子が目に浮かんでくるような雰囲気のところである。

この辺りから、ガスが晴れてきて、頂上に着いた頃には、すっかり晴れてくれた。帰りには、この坊がつるからも尖った頂上もすっきりと見えた。(添付画像)

坊がつるから急な斜面に取り付く。頂上までミヤマキリシマを初めとする樹木に覆われているが、大きな噴火口跡である米窪の火口壁の上から頂上部までは荒々しい岩峰となっている。

頂上直下の御池は結氷していた。複雑な火山地形の九重山群や下の久住高原などの眺望を思う存分楽しんで下山した。

タイム(2名) 登り 3:50、下り 2:35

下山後、次の由布岳と鶴見岳の登山口に近い湯布院へ向かう。そこの温泉で疲れを癒し、コインランドリーで溜まった洗濯物をきれいにして、道の駅[湯布院]に落ち着く。

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九州山岳巡礼18日目 涌蓋山(1500m)/久住山(1787m)~中岳(1791m)

2005年12月10日 | 登山・旅行
今日は、単独で朝駆け速攻の涌蓋山と二人で久住山の1日2山であった。

日本三百名山の涌蓋山(わいたさん)は、九重山群の西北に離れてそびえる独立峰で玖珠富士と呼ばれる端正な山容の山である。

筋湯温泉からのコースを往復した。樹林帯の樹氷が非常にきれいであった。振り返ると、九重山群の山々が見える。手前の女岳を越えて登り詰めると、頂上であった。女岳に着いた頃から頂上がガス覆われてしまったが、下山後はずっと晴れて端正な姿を見せていた。

タイム(単独) 登り 1:20、 下り 1:00

10時前には下山し、久住山の牧ノ戸峠登山口を目指す。

日本百名山に選ばれている久住山は、九重山群の代表格の山である。さらに30分ほど先にそびえる九州本土の最高峰の中岳まで足を延ばした。

標高1330mの牧ノ戸峠の駐車場に着いて、びっくり! かなり広い駐車場なのに、ほぼ満杯状態である。数えてみたら、ざっと100台近くもあり、たくさんの登山者が準備をしている。

登る最中に興味半分で出会う登山者を数えてみた。頂上に着くまでで100名を越え、下山中でも、登って来る人が30人以上もいた。雪山でこの調子なら、ミヤマキリシマの咲く頃は、どんな状態なのであろう?

すっかり踏み固められた雪道を進む。沓掛山を越え、三俣山や星生山を眺めながら広く平坦な尾根を進む。避難小屋の上で初めて久住山の全容が見える(添付画像)。

山頂からは、阿蘇五岳や祖母山も見える。風を避けて昼食をとった後、凍結した御池の湖畔経由で中岳を目指す。中岳山頂からは明日登る予定の大船山や坊がつるが見えた。

タイム(2名) 久住山経由中岳まで、登り2:10、 下り1:35

下山後、明日の大船山の長者原登山口を確認して、連泊となる三愛スカイランドの駐車場を通過して、これも連日となる黒川温泉に入って戻る。

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九州山岳巡礼17日目 傾山(1602m)〈大分見・宮崎県〉

2005年12月09日 | 登山・旅行
この傾山(かたむきやま)は、大崩山の次に楽しみにしていた山である。この山旅のこれまでで一番の好天に恵まれ、大満足の山行となった。

断崖絶壁をなし、特異な形をした岩峰がそこかしこに屹立するこの山は、祖母傾国定公園の東側の主峰である。四皇子峰(しおうじみね)とも呼ばれ、神話に彩られた信仰の山で、日本三百名山に選ばれれている。

北側の九折登山口からスタートし、雪がなければ、帰りは、三ツ尾経由コースを歩いて周回したかったが、安全に徹し、九折越経由のコースを単独で往復した。

このコースは、登山口が400mで、珍しく標高差1200m以上もあるが、深い九折川の源頭部を挟んで、屹立する前傾を中心とする三ッ坊主から本傾(頂上)と後傾へと続く絶壁とその上に連なる岩峰群をずっと仰ぎながら歩ける一番人気のコースとのことで、まさに、その通りの素晴らしいコースであった。

九折越までは標高差900mの急登が続く。そこから本傾と後傾へ向かって90度向きを変えてセンゲン尾根を辿る。九折越から一昨日祖母山で同行した鹿児島のO君の3日前のトレースか合流する。後傾とのコルに近づくに連れて迫力を増す本傾と後傾が迫ってくる(添付画像)。

後傾の南側の急な岩尾根を詰めて、裏側から巻くように本傾の上に立つ。下から眺めていた鋭峰の感じからすると落ち着い感じの頂上であった。

無風快晴の頂上からは、こちらに急崖を向けて凛とした姿の祖母山、4日前に登った大崩山、明日の予定の久住連山など360度の展望が広がる。唯一残念なのが阿蘇山が雲の中であったことである。最高の登山日和に関わらず誰にも逢わなかった。積雪は、センゲン尾根ね深いところで20cm位であった。

タイム(単独) 登り 3:10、 下り 2:30

下山後、次の予定の久住連山を目指す。宿泊場所を九重スカイランドの駐車場に決めて、その先の黒川温泉でゆっくり温まる。戻るころには夕陽に染まる阿蘇五岳が姿を現す。

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九州山岳巡礼16日目 (悪天候のため、休足日)

2005年12月08日 | 登山・旅行
真夜中は満天の星空で、天気予報も晴れだったのに、朝を迎えたら、雨が降っていた。もちろん、周りの山は低い雲の中。今日予定の傾山は長丁場なので、諦めざるを得ない。

40kmほどのところに、往復3時間半ほどで登れる久住連山の久住山と涌蓋山の登山口がある。昼ごろまでに天気が回復すると、まだ可能なので、そちらへ向かってみる。

高原にたくさん点在する温泉街はすべて雪景色の中である。途中の道路は除雪されている箇所もあったりで、しっかりと圧雪状態である。とても九州にいる感じがしない。今年の最初の雪道運転もこの九州であった。

昼近くまで粘ってみたが、久住連山の山々はガスの中で、天候の回復もならなかった。

仕方なく、竹田市内へ戻る。「荒城の月」のモデルといわれる岡城阯に寄り、歴史資料館を覗き、竹田温泉・花水月(添付画像)でマッタリと過ごした後、昨夜と少し離れた道の駅[きよかわ]に落ち着く。

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九州山岳巡礼15日目 祖母山(1756m)〈宮崎県・大分県〉

2005年12月07日 | 登山・旅行
今日の祖母山は、大分と宮崎の県境に位置する日本百名山に選ばれている山である。神武天皇の祖母「豊玉姫」を祭ったのが山名の由来とのこと。信仰の山としても歴史が長く、山裾や山頂にも神社がある。

連泊した道の駅[高千穂]から、昨日、一往復した北谷登山口を目指す。高千穂町の郊外から雪化粧した祖母山が見えている。

雪道の林道を走っていると、路肩に同じ道の駅で夜を明かしていた車が停まっている。聞くと、チェーンを付けようとしていたとのこと。こちらの車に誘って登山口を目指す。鹿児島のO君という青年で、その後、結果的にずっと行動を一緒にすることになった。

当初、北谷登山口から風穴コースを登り、千間平コースを下る予定であったが、彼の情報では、反対回りの方が楽だという。登山口へ到着すると、地元の二人連れが先着していた。彼らの話では、これほどの雪なら、風穴コースは着雪した笹が道を覆っていて大変だとのこと。千間平コースの登りでも、その大変さを実感して、結局同じコースを往復した。下山したら、風穴コースを登り、あまりの凄さに途中撤退してきたという4人連れに出会って、コース選定の正解に胸をなでおろす。

5人一緒にスタートしたが、3合目手前で我々3名が先行することになった。ストックを持ったO君が笹の雪を叩き落としながら先を進んでくれる。雪が深くなると、さりげなく我々のためにステップを切ってくれるなど細やかな気遣いのできる好青年である。

コースは、登山口がすでに1100mを越え、急登もなく、淡々と歩ける尾根道で、距離の割には、これまでで最も楽な感じであった。積雪は、登山口で10〓ほど、頂上で30〓位であった。

上空は、だんだん曇ってきて、頂上は着くまで見えていた。しかし、頂上に着いたときは、明日登る予定の傾山の姿を見せて、すぐに隠してしまった。

タイム(3名) 登り 2:45、 下り 1:35

下山後、次の傾山の登山口に比較的近い竹田市郊外の道の駅[原尻の滝]を目指し、竹田市内の岡城温泉月のしずくで汗を流す。


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九州山岳巡礼14日目 (風雪模様のため休足日)

2005年12月06日 | 登山・旅行
今日の予定は、祖母山であった。登山口を目指す途中からかなり下の方まで雪化粧した祖母山が見えていた。

しかし、雪道の林道を走って登山口に近づくに連れて、頂上に黒い雲がかかり始め、それが上空にどんどん広がって来る。登山口で1時間ほど待つが、どんどん悪くなる一方で、標高1300mより上は完全に雲の中である。上空にも青空がまったくなくなり、暗くなって雪までちらついてくる。

「今日は休め」ということなのであろう。偶然とはいえ、前回の休足日も、高千穂で夜を明かしたときであった。諦めて高千穂まで戻るが、風雪模様になり、ずっと青空が覗くことはなかった。

民族資料館を覗いた後、高千穂温泉の休憩室に陣取り、風呂に入ったり、本を読んだり、昼寝をしたりして、夕刻までマッタリ過ごし、道の駅へ移動する。

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九州山岳巡礼13日目 大崩山(1643m)〈宮崎県〉

2005年12月05日 | 登山・旅行
この大崩山(おおくえやま)は、この山旅で最も楽しみにしていた山である。それだけに、天気の良いときに登りたかった。全国的に強い冬型の気圧配置で大荒れの天候なのだが、宮崎県だけは晴れ予報である。その予報が見事に当たった。

昨日の雪が残った雪山ではあったが、北海道の山では味わうことのできない迫力満点の花崗岩の白い岩峰や絶壁、急峻な山容、ハラハラドキドキ感に満ちた変化に富んだコースなど期待に応えて余りある山であった。

日本二百名山に選ばれているこの山は、露出した花崗岩が風化しやすくて、ぼろぼろと崩れていくので、大崩山とよばれたらしい。深い谷川の中にも普通では考えられない巨大な岩が積み重なっている。
上祝子登山口から湧塚コースを登り、坊主尾根を下った。沢沿いの道から谷底から屹立し、鋭く天を突く小積ダキが覗く。急な沢地形を登り詰めると、尾根に乗り、最高の展望ポイントの袖ダキてある。周り全部が深い谷底から屹立する白い岩峰と絶壁ばかりである(添付画像)。自分の立っているところもそのひとつである。谷底は怖くて覗けない。雪が被って凍った岩には、スパイク長靴が威力を発揮したが、この山はこれ以上積もったら危険であろう。

その後は、湧塚岩峰群の裾をトラバースするコースを進むが雪が深くなり、足場やをコースを見失いがちになるので慎重に進む。危険な岩場には、必ずしっかりしたローブやはしごが設置されているので、高所恐怖症の自分でも安心して登り下りができる。下山ルートの小積ダキに寄った後の坊主尾根には、はしごだけでも20ヶ所以上も設置されていた。

積雪は、1000m付近で5cm、頂上稜線で20cmほどであった。道の両側の笹に積もって凍り付き、それを掻き分けて歩くのが大変だった。

タイム(単独) 登り 4:00、 下り 2:45

大満足の下山後、次の予定の祖母山の北谷コースに近い道の駅[高千穂]を目指すが、途中で、昨日のコメントで隊長○さんがお勧めの日之影温泉駅舎の上にある温泉に入ったが、鮎の塩焼きは、鮎が切れていて食べられなかった。

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九州山岳巡礼12日目 尾鈴山(1405m)〈宮崎県〉

2005年12月04日 | 登山・旅行
夜半から激しい雨が降り続く。今日は休足日と、いつもより1時間遅い6時に起き出す。しかし、雨も上がって、晴れ間さえ覗いてくる。ダメモトで尾鈴山の登山口を目指す。ところが、広がった青空の下で、上の方を雪化粧した山容が招いている。

日本二百名山に選ばれている尾鈴山の魅力は、尾鈴山瀑布群として国の名勝に指定されている名貫川の源流部の甘茶谷、欅谷、矢研谷などにかかる多数の滝である。

この瀑布群とのセットでの周回コースもあるが、登山口までの4kmの林道歩きが癪である。そこで登山後に滝巡りをすることにして、甘茶谷登山口から尾鈴山を往復する。

ところが、登山口に着いたら、頂上方向が濃いガスに覆われ始める。雨の心配はないので、晴れることを期待してスタートする。

急な尾根を細かくジグを切って登って行く。直径1m近くもあるアカマツやツガの大木に驚く。5合目を越えると雪が現れ始める。緑一色の照葉樹林と白のコントラストが美しい。

頂上は7~8cmほどの積雪であった。一等三角点なのに、周りは樹林で囲まれて、晴れていても展望はなさそうである。

下山後、甘茶谷、欅谷、矢研谷の合流する地点まで下りて昼食をとって滝巡りをする。中でも、日本の滝百選に選ばれている矢研の滝(添付画像)が一番見応えがあった。

タイム・尾鈴山(単独) 登り 1:15、 下り 0:50

滝巡り(単独) さぎり滝往復1:35、矢研の滝往復0:45

その後、次の大崩山を目指し、日向市ねお舟出の湯に入り、3回目のコインランドリーに寄り、延岡市郊外の道の駅[北川はゆま]に落ち着く。

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九州山岳巡礼11日目 桜島(湯之平展望台)/高隅山(大篦柄岳1237m)〈鹿児島県〉

2005年12月03日 | 登山・旅行
日本二百名山に選ばれている桜島(御岳1117m)はずっと登山禁止で、現在可能なのは車でも行ける374mの湯之平展望台までである。どのサイトを覗いても、そこまでである。

そこから間近に桜島を見上げ、鹿児島市や鹿児島湾周辺の展望を楽しみ、溶岩道路と呼ばれる国道224号線を走り、大篦柄岳(おおのがらだけ)の登山口を目指す。

大篦柄岳は、日本三百名山に選ばれている高隅山の最高峰である。高隅山地は、大隅半島の北西部に位置し、1000mを越える山が7座ある。峻険な山容で、古くから修験者の霊山だったらしい。

垂水市の垂桜(長尾)コースを往復した。登山口からずっと頂上へ繋がる尾根を辿る800~1000m間だけが急登の快適なコースであった。

これまでで最も遠望が利く無風の温かい頂上であった。すぐ近くに噴煙を上げる桜島(添付画像)、ここ2日間に登った開聞岳と霧島連山や鹿児島湾を挟んだ薩摩半島と大隅半島の端まで見渡せる。あまりの居心地のよさに、珍しく50分ものんびりした。

タイム(2名) 登り 1:45、 下り 1:25

下山後、次の尾鈴山を目指して、霧島連山を左手に見ながら国道10号線を北上し、宮崎市郊外の高岡温泉に入り、道の駅[高岡]に落ち着く。

今日で5日連続の山行であるが、これまでの山歴で最も長い記録である。全国的に予報の良くない明日であるが、宮崎県は雨の心配はなさそうである。山歴2年目の家内は4日連続で明日は休みたいと言うが、こちらは快調そのものである。

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九州山岳巡礼10日目 開聞岳(924m)/桜島湯之元展望台(m)〈鹿児島県〉

2005年12月02日 | 登山・旅行
薩摩半島の最南端に端正な形でそびえ、「薩摩富士」と呼ばれる開聞岳は、日本百名山に選ばれている。頂上部が盛り上がって見えるのは、コニーデの上にトロイデが被った二重式火山のためらしい。

この山の面白いのは、登山道が螺旋状にほぼ一周しているところである。コースはこの一本しかない。

朝起きたら雨が降っていたが、山は頂上まで見えていた(添付画像)。小降りになった頃を見計らって、9:35に登山口をスタートする。

幸い、登り始めたら雨も上がってくる。5合目までは、展望の利かない常緑樹林の中を一定のペースで淡々と登る。

5合目で初めて長崎鼻や鋭峰の竹山方面の展望が広がる。7合目から大きな岩が現れて一転して変化に富んだ道となる。ここからがトロイデの部分なのでろうか?

頂上近くになったら、皮肉なことにガスに覆われ始める。期待していた九州最大のカルデラ湖の池田湖が眼下に見えたのは、ほんの一瞬だけであった。天候がよければ種子島や屋久島も見えるはずなのに残念である。

下山中に再び雨が降ってきて、下山したら、これも皮肉なことに、雨の中なのに頂上のガスが取れていた。

タイム(2名) 登り 2:10、 下り 1:40
今回の旅で初めて雨の中を走り、途中の道の駅[喜入]の温泉で汗を流す。その後、日本二百名山に選ばれているが、登山禁止となっている桜島を目指して北上する。この山の最高峰は御岳であるが、湯之平展望台まで車で登れるので、鹿児島からフェリーで渡る。しかし、桜島に渡った時点で暗くなったので、明日に回して、道の駅[桜島]に落ち着く。明日は、このあと高隅山の最高峰である大篦柄山の予定である。

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