我が家は5人家族のときに建てた家で、しかも、収納スペースが多い間取りである。今は使っていない部屋も多く、いつかは捨てなければならないものがあちこちにある。
3年ほど前に流行した「断捨離」ではないが、不要な物はどんどん処分しなくては、死んでから迷惑が掛かる。
しかし、なかなか捨てられないのが、天井から幅2間の作りつけの本棚と他の2つの本棚の本と亡妻の遺品である。それでも、本は退職時に、専門書を中心に思い切って捨てて、だいぶ空間ができた。しかし、百科事典や全集物がまだかなり残っている。
また、車庫の隣の20畳ワンフロアーのスペースに置いてあった物は、妻が内職の工房に使うことになった2年前に、粗大ゴミは車に積んで埋め立て処分場へ、燃えるゴミはクリーンセンターへ直接持ち込んで捨てた。
今日は、車庫の奥の開かずの間になっていた6畳の物置の整理に取り組んだ。そこには、お袋が使っていた漬け物樽やその関係の用具や和服用の草履がびっしり入った下駄箱などがあった。これらをすべて車に積み込んで、埋め立て処分場へ運び込んだ。草履やザルなどは燃えるゴミなので、引き取ってもらえなかった。
その後、このスペースを夏の間出入りしなくても済む冬山とスキー関係の用具置き場にした(画像)。今後、ここをクロカンスキーのワックスルームとしても使うことにした。
その勢いで、今は使っていない和室の2間幅の押入にびっしり残っている亡妻の衣類やバック類、趣味関係等の遺品を車に積めるだけ積んで、クリーンセンターへ運び込んだ。まだ、あと2回分は残っている。しかし、タンスの中の和服などは捨てるのが難しい。これは、どこかで引き取ってくれるところを探すしかないようだ。
まぁ、本と山道具に関してあたくしの物持ちが良いのは確かなんですが、隙あらばそれらを処分しようという連れ合いとの丁丁発止がスリリング・・。
身近なところではS某大名誉教授から、日本美術史と人類史の図鑑全集をお預かりしていますが(恐らくはご本人の趣向というよりは子供の教材?)、これも恐らくはsakagさんとご同様な配慮なのでしょうかねぇー・・。
ちなみに、「亡くなってからの遺品片付けは、亡くなった人間が遺族にさせてあげられる数少ない仕事である」とは、小生の迷言です(笑)。
S某大名誉教授のお話、捨てられないのであれば、誰かにあげるか引き取ってもらうことを考えます。自分も専門書はそうしました。
しかし父は捨てられない男で、どんどん物が溜まって来ます。1年使わなかったものはいらないから捨てること!!としつこく言っているのですがね…あることさえ忘れるくせに。
ちなみにうちの母が死んだ時は、和服などは親戚に貰っていってもらいました。
遺品の整理は思い出がありなかなか進まないものですよね…
和服リサイクルなんかも世の中あるんですね。
http://www.fujiyama-geisha.co.jp/way/
和服リサイクル情報ありがとうございます。呉服屋の娘だった母のときは2つのタンスごとその専門の業者に引き取ってもらいました。
今はシンプルを心がけてます~
一年着ないものは一生着ないと思うようになって
からは断捨離するようになりました。
私も転勤で引っ越しが多かったときはそうでしたが、家を建ててしまったらそうでなくなり、今になって苦労しています。
「1年着ないものは一生着ない」・・・確かに!