怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

立派な食器戸棚

2015年10月31日 | ここの品々
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訪問先は城と見間違えるほどの立派な建物で、当然のことながら家の中も普通の家庭とはちょっと違っていて興味深かった。これは食器戸棚。

何代か前の先祖が残した品だそう。この写真では上手く表現されていないが、その大きさと重量感、威圧感は博物館入りを確実にするものだった。現在40歳代の子供たちはここに住んでいなくて、この家を継ぐ気持ちも無いらしい。
「これは城ですか!」とたまげた私に、ここが実家で私の新しい知人の彼女は「屋敷って感じかな」と真面目に答えた。建物全体が文化財指定されているそうで、それはそれは維持管理が大変らしい・・・
とても雰囲気のあるすてきなお屋敷なので、次の機会があったら、もう少し撮影させてもらってブログ記事にしてみたい。

義母の親が使っていたというこの食器戸棚と比較したらわかり易いだろう。

街の金持ちと田舎の平民の比較だなぁ・・・昔は生活レベルの差が歴然としていたけれど、その差のある中で納得しながら生きていたようだ。義母がときどき言っている。「昔は物が不足していたけれど、みんな持っていなかったから全然不足感がなかった」





新しいレシピに挑戦(義母)

2015年10月30日 | 頑張って食べる
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今まで見たことがない週末ケーキ。チーズケーキの応用みたいだ。詳しく尋ねると義母の講義が長くなりそうだったので遠慮した。
 
一切れ食べたら、おなかがいっぱいになってしまった。
もちろん義母はいつもの食え食え攻撃をかけてきたが、どうしても食べることができずに放っておいたらその日の夜には写真のように半分ほど減っていた。義母と義父の二人だけで空白の量を食べたって・・・凄すぎる。

これはすでに義母が作り始めてから2,3年を経ているお気に入りの渦巻きケーキ。

たっぷりと脂肪分の高いチーズを使ったものだ。さくさくした食感が心地よいんだ。しかし、これまた私は1個食べるとおなかがいっぱいになってしまう。
親しくしているインド人にこれを食べてもらったら気に入ったようで作り方を尋ねられた。そうか、おいしいんだ・・・私にレシピのありかを尋ねられ、義母は嬉々としていた。

新しいレシピに挑戦するなら別世界のもの、そう、息子のヨメのお国のお菓子とかはどうか、と義母に言って見たいけれど、即行却下しかしないと断言できるから、無駄な抵抗はしないほうがいい。せいぜい、食え食え攻撃をのらりくらりと交わすのみさー。




10月の風景

2015年10月27日 | 風景
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初めて見たとき
(2008年10月29日記事)は仰天した風景だった。

毎年のように見ていると「ああ、秋も深まったなぁ」と季節の移り変わりを感じる。どういうわけか、曇天のときに羊たちはやってくるんだ。そういうものなのかな。ちゃんとペーター(勝手に命名、もちろん、あの有名な作品から)と犬も一緒なので、彼に尋ねてみたいものだ。
 
好奇心の強いのもいて、じっと見つめられてしまう。

義両親たちも、昔、ペットとしてヤギを飼っていたらしいから、何でも飼えば懐いてかわいいのだろうな。


スズキいろいろ

2015年10月27日 | おいしいもの
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比較的近所にギリシャ料理レストランがあって、そこでは魚料理を出すようだ。

スズキって、魚だよな・・・と思いながら撮影したんだ。
どうやってブログ記事にするかと思案して数ヶ月たったところで、いつもコメントをくださる日本在住マイエンフェルトさんから写真が届いた。


マイエンフェルトさんが釣ったスズキ。

この魚を釣り上げた岐阜県の揖斐川の風景。

スズキって、国際的にスズキって名前なのだろうか。スズキという言葉自体がもしかして、外国語?うーん・・・
魚のスズキだけでなく、自動車のスズキも、音楽教育のスズキ(この街にもスズキメソードの教室があるらしい)も有名だよなぁ。
スズキ、万歳、かな、へへへ。


趣味の毛筆

2015年10月26日 | アジア事情
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中国の学校では書道をやらないことを数ヶ月前に知った。2015年8月25日「お習字はなかったらしい」

なので、新たに知り合った中国人宅にこの写真の毛筆を見つけたときは、彼女にこう尋ねた。「書道が趣味なのですか」と。当たった。書道が趣味って、結構かっこいい。赤い紙に書くところ、日本との違いが大きすぎてついていけない。また、飾ってある筆が長すぎなのも、日本人一般とは感覚が違っていて面白い。

下のすずりは台湾人所有のものだ。抹茶茶碗のようなこれ、欲しい。

「代金を払うからお里帰りのとき買ってきて」と、近所の中国人にも頼まれているが、すずりのような重いものを簡単に頼む感覚がわからない、と機嫌を損ねた私だった。抹茶茶碗すずりを見たとき、わたしも「金渡すから持ってきて」と一瞬言おうと考えたことを恥じた。
ここに住む外国人仲間同士、物資の入手の困難さに悩むのはお互い様さ!

トルコのサモワール

2015年10月25日 | ドイツ生活の外国
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縫い物コースの「活動発表会」とでも訳せそうな行事があった。すでに1ヶ月以上前のできごとだ。ブログ記事にするつもりはなかったのだけれど、手が痛くて何もしていない最近なので、そのときの写真を使うことにした。

地元新聞社の取材や、市役所の担当官たちが主なお客さんだった。そう、市が援助して活動しているグループなんだ。

取材撮影の様子を撮影した私。でっかいカメラがうらやましいとちらりと思うのだけれど、さっと出してさっと撮るのが私の技。大きなカメラはそれができない。

サモワールはトルコ人からの提供。トルコでもサモワールが好んで使われていることを知るドイツ生活。
なんだかとても不安定そうな形なのだけれど、転倒したりしないのかなぁ。でもその見た目の美しさでお茶がとてもおいしくなるんだ。


寿司で遊ぶ

2015年10月24日 | 日本
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図書館でこんなゲームの貸し出しがされていることを知った。「スシ・ゴー!」怪しい漢字「餓猫」が効果的。

箱の中身はこんな風。

カードに印刷された寿司の数々。

白いお餅のようなものは帆立かな?箸が湯飲み茶碗に立っているのはなんとなく落ち着かない。わさびのウンチ盛りって・・・ま、お遊びの道具だ、仕方がない。

天ぷらやプリンって・・・。もしかして、欧州人にとって寿司って回転寿司が普通になってしまったのだろうか。

欧州土産にはよさそうな品かもしれない。ヨーロッパ人は寿司をこんな風に見ている、ってことで。


いつもの顔

2015年10月23日 | 義母
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義父が所属するスポーツクラブの催し物にて撮影された写真が私に送られてきた。

右から義母、ブラジル人女性、その配偶者のドイツ人男性。
義母は写真を撮られるのが嫌いだ。「さあ、撮りますよ」と声をかけて撮ると、いつもとは全く違う表情をしてしまうんだ。
いつもの強気の顔がしおらしくなってしまう。写真に撮影される様子も人の性格の一部を現していると勝手に論理付けている私だ。義母も健気で可憐な部分があるのね、とちょいとほほえましく思う。
が、この一枚は、義母がカメラを意識していないときなので、いつもの彼女のが納まっていた。面白い。
座っている姿勢も、三人それぞれ性格が出ているようで興味深い。
どっしりと構えている義母の隣は、こちらに嫁に来て数年のはつらつさをうかがわせる元気なブラジル人。(元気じゃあないブラジル人に遭遇してみたい)旦那さんは、推定年齢妻の20歳上。昔はお隣ポーランド人女性がドイツ人男性のお気に入りだったらしいが、時代と共に遠くになっていっているらしい。ま、義母の配偶者もポーランド出身だし、ドイツは昔から国際感覚豊かなのね、とアフリカ人急増で嘆いている義母を納得させてみたい。



ワインの澱入りケーキ

2015年10月22日 | お菓子
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義母がものすごく古そうなワインを出してきた。ラベルの紙の劣化振りがそれを物語っていた。製造年を探したけれど、印刷されていなかった。それでも1980年代の品だろうな。
 
もちろん、澱入り。飲んでみたらとても甘くて私向きだった。ワインの澱について検索してみたら、そんなにひどい事は書かれていなかったのでほっとした。

これはケーキの材料になった。ワインの澱ケーキ・・・
じゃあない、りんごワインケーキ。義母が義妹(義母の弟の嫁)の誕生日祝いに行った時、りんごワインケーキが出て、えらくおいしくて自分でも作ってみたかったのだそう。
 
小さく切ったりんごと赤ワインと混ぜたものをビスケット台の上に流し込んで焼いたものだ。
義母の手持ちのケーキレシピ本数冊から、彼女の気に入ったもので作った。
甘すぎ。
もう、どろどろに甘くて死にそうだった。義父まで「甘すぎ」と嘆いていたので本物だっ。ちゃんと義妹にレシピを貰えばこんな失敗を免れただろうに、どうして尋ねなかったのだろう?対抗意識があるのだろうか、ケーキ作りに!?
がんぱれ、親族間ケーキ作り合戦!私は参加しませんっ

翌日、ビスケットの上の部分の大部分がそぎ落とされ、午後のおやつとなった。そぎ落とされたりんごワインどろどろはりんごムースとして冷蔵庫に保存されている・・・・









一人で森を散歩する

2015年10月21日 | 風景
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せっかく、家の裏が森という環境なのだから、散歩しなくてはもったいない。
うすら具合悪いのも運動不足が原因のひとつだろう。せっせと森を活用しなくてはならない。

とか何とか書いておいて、カメラを持参するなんて・・・いや、緊急事態のために携帯電話を持って出かけるんだ。
木材調達の最中。これらはどのように使われるのだろうか。

方々に設置されているベンチにはちゃんといたずら書きがある。
家族全員の名前を彫っているのは、なんだかほほえましくさえ感じる。

・・・って、その右側にはヨーダ。あの、ヨーダかしら?


考えてみれば、義両親たちが森の中を長く散歩することはなくなった。凍った道を平気で歩いている彼らに驚いた記事を書いたことがあったな、これだ。「氷上散歩」(2009年1月28日記事)元気に生活しているが、やはり、体力の衰えは確実にあるのだろう。今後は私一人で、ちょろちょろと散歩するに限る。あ、夫は忙しすぎて散歩なんかしていられないんだ!


寒いよぉ~

2015年10月20日 | いろいろ
現在、日中の最高気温が10度を超えるか超えないか、という気候だ。
30度を超える室温で平気で眠ることが出来るのが自慢の熱帯仕様身体りすには辛い季節になった。
ウチでは室温を20度くらいにしている。夏場の20度は快適だが、冬の(まだ秋だが)20度は辛い。
義母の「セーターの下にたくさん着るのよ」という指導どおりに、着込んでいる。
まずは下半身。
  
厚手のストッキングかレギンス、靴下を重ねる。ハイソックスをはくことも多い。その上にジーンズ。さらにその上に腹巻。(写真のは日本で手に入れたもこもこで可愛い品)

上半身はもっと着膨れる。
     
半袖Tシャツの上にもう一枚、何らかのシャツを重ね、その上にタートルネックのTシャツ(ユニクロのヒートテックのことも多い)を着て、セーター。そのまた上にウールの手編み(義姉が昔編んだ品)のベスト、朝方の冷えるときはまたさらにその上に義母が昔着ていた分厚い型パッドが入っていたと思われる毛糸のカーディガン。

着るときは楽勝だが、夜、就寝前の眠いときにこれを脱ぐのは非常に面倒くさい。
左手を下手に使うと激痛が走るこの数週間、もう、服を脱ぐのが嫌で、途中で諦めてベッドに向かうこと数度。つまり、ブラをしたまま寝ちゃうんだ・・・へっへっへ






いよいよ手が動かん~

2015年10月19日 | お菓子
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タイトルの通りなので、写真だけ貼って今日の更新を終えることにする。っていうか、更新するなっ、って聴こえてきそう~。

ドイツ在住者にはおなじみのドイツ語教材でお勉強。あ、日本のドイツ語ファンたちにも知られている雑誌だろうか?

義母が作った不気味クッキー。やたら脂肪分・糖分が高く、気持ち悪くなる。少しずつ減っているのは義母が食べているからだろう。市販品には彼女にあわない乳製品が使われているので、こうして手作りおやつしか食べることができないんだ。

痛いよ~その2

2015年10月18日 | 動物
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PC操作は極力しないで、ゆっくり休むことを目標にしているここ数日。
それでも家の仕事はやらないわけには行かないので料理したり掃除したりし手首に負担をかけていた。
極めつけはこれ。鳥撮影。

以前撮影した鳥の写真をコメントで褒められたので、いい気になった私はまた挑戦してしまった。

台所から見えるかわいいやつらを撮らずにはいられない。

使用カメラはこれ。コンパクトカメラだ。それでも、今の状態の私の左手で支えるのはちょいと根性が必要。
ああ、明日からまた安静を目指すことにする!


痛いよぉ~

2015年10月17日 | おいしいもの
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思いついて焼きそばパンを作ってみた。
 
図書館の子供の向き料理本にスパゲティトーストがあって「伝統的な残り物料理」と記されていた。それを応用したのが焼きそばパン・・・いや、焼きそばトースト。
焼きそばはこちらの市販品を利用。「これは激旨」

夫には「なんだか、変」という評価を貰った。日本生活では焼きそばパンを食べたことがなかったらしい。イトーヨーカドーやジャスコ(ああ、彼が頻繁に通ったこの並んだスーパー、今もあるのだろうか!)では目に入らなかったのかな?

さて、腱鞘炎はまだ続いて、しかもだんだんひどくなっている。日常生活にも支障が出始めてきた。
昼食は私の嫌いな甘いもの。りんごのみじん切りを入れたクレープ状のパンケーキだったので、私はえらく機嫌が悪かった。食後にふて寝をしていたら義母が叫んで「普通郵便はいくらか知ってる~?」と尋ねた。飛び起きようとしたら、腱鞘炎部分に激痛が走り、から涙を流しながら「知らん~!」と返答した。
気を取り直してふて寝を続けようと思ったら「トイレに今のうち行っておきなさい!家中のトイレの調整をします。1時間かかるから」と階段をハアハア言いながら義母が登ってきて私に報告。またもや起き上がり、起き上がった瞬間にまた激痛~。
寝ている怠惰さがいけないのだ、と思い直して来週の友人との催し物のための折り紙を練習していたら、じわじわとした痛みが・・・うーん・・・絶対安静が必要かなぁ~








世界一明るい日本

2015年10月16日 | 日本
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何度も訪問している友人宅の壁についているこれ。何だかわからなかった。

物を引っ掛けるためには高すぎる位置だし、照明器具らしい電球も見えなかったからだ。

電灯だった。
 
今回は子守を頼まれ、数時間を二歳児と二人で過ごしたので、いろいろ室内のものを触ってみたんだ。
へへ、何も悪さはしていないぞ~。
スイッチを入れると、こちらからは見えない壁側に電球があるのだろう。壁に反射した光の効果をねらった間接照明だ。
日本では普及しにくいだろうと思う。
煌々とした明るさを一般家屋の照明に求められる場合が多いのではなかろうか。夫が日本に住んでいたとき、いつも自宅の照明が蛍光灯で明るすぎることを嘆いていたものだ。
たびたび通ったマレーシアでも、一般家庭の照明は暗めのことが多かった。彼らが好んでそうした暗めのものを使うのか、電気消費量の節約なのか、詳しいことはわからない。

こちらに来て、初めて間接照明を使った部屋を見たときは、その美しさに感動したものだ。
ただ、やっぱり、明るさが足りないのは否めなかった。読書や縫い物・編み物には不向きな照明。
この写真は写り込んでいるオムツでわかるだろう、子供部屋だ。まだ二歳だから眠るときだけに使う部屋だ。この小さな間接照明だけで充分の様子。


以前、実家付近のスーパーマーケットの照明が明るすぎて、入店すると目がちかちかすることを「お客様の意見」として投書したことが合った。店側の回答は「明るい方がお客様に喜ばれます」だった。
日本の家屋もスーパーも事務所も地下鉄駅も、どこもみんな世界一明るい電灯が使われていることだろう。