怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

豆乳メーカーが欲しい。

2010年11月29日 | ここの品々
在住中国人の友人が今年の帰省時に豆乳メーカーを買ったそうで、
「おいしいから是非家に来て飲んでみて」と誘われた。
彼女のいう「おいしい」は絶対おいしいので、すぐに行った。


本体は普通の湯沸しポットの感じ。これに大豆と水を投入。


頑強そうな刃の付いたふたを閉める。


電源を入れて、何と約20分で出来上がり!
途中、ガリガリと大豆を砕く音や、お湯が沸騰する音で少々うるさいけど、長く続かないので大丈夫。


この豆乳メーカーの付属品と思われるろ過器に出来上がった豆乳をいれて、軽く絞る。

好みで砂糖を入れてもいいが、このままでも充分甘みを感じる。
旨い~。

欲しい。この豆乳メーカー。
40ユーロ、約5000円くらいで中国で買ったらしい。
さっそく、ネットで調べると、日本の製品は1万円以上、ドイツでも販売されているが、100ユーロ以上(同じく1万円以上)する。
日本の家電製品はここでは変圧器を使わなければならないので面倒である。
ドイツは同じ値段で電気の問題がないのはいいが、夫が反対した。
高い。無駄。りすしか飲まない。

う~ん、強敵は夫の反対か。

こちらのスーパーにも豆乳が比較的安く売られているが、やたらに甘いのが難点。
大豆製品の摂取が極端に少なくなる欧州の生活、今後の健康のためにもどうにかしなくてはならない。

思い立って、マレーシア在住約40年になる知人に電話(スカイプ)してみた。
中国系住民が多い地域のマレーシア、あちらでも豆乳を家で作りたがる人は多い、と予想したからだ。
「豆乳メーカーって、そちらにありますか?」
すると彼女、
「そんなもの買わないで、自分で作りなさい。私はいつもたくさん作って冷蔵庫にいれておきます」

それから約1時間、豆乳の作り方で話が盛り上がった。

慣れれば、ミキサーや鍋、濾し布で作るのも面倒でないのだろうけど、
やっぱり、欲しいな、豆乳メーカー。

ま、とにかく、明日は手作りしてみよう~






近所のモンゴル人

2010年11月27日 | 文化
私が帰省中に義父母たちが在住モンゴル人一家と知り合った。
義母が「嫁は日本人です」と言ったら
「是非りすさんにお目にかかりたいものです」
とかいう展開になったらしい。

そういったわけで、見知らぬモンゴル人と会うのを期待されて実家生活をしていた。
実家でモンゴルについて少々学んでおいた。
なにしろ、私の脳内のモンゴル情報は「相撲」しかないから、うほぉ~


これは実家付近のさがみはら国際交流ラウンジでの催し物で撮影したものである。
民族衣装を着ている彼女は近くの大学で学んでいる日本人大学生、夏休みにウランバートルに旅行したそうだ。
この服は外套だそうで、あちらでもこれを脱ぐと、普通に西洋風の服装をしているらしい。
Sさん、ごめんよ~。撮影したときはブログ記事にするつもりはなかったのだけど!
O先生によろしく!

こちらに戻ってから早速、彼女と会うことになった。
大きい人、とあらかじめ聞いていたので、ますます相撲のイメージを抱きながら彼女を待つと・・・


現れたのは華やかな美人。3人の女の子のお母さんだ。
この三女は将来角界入り、間違いなし、という顔立ち。エネルギーも有り余っていて、目を離すと哺乳瓶抱えてとっとと脱走。
何度も捕獲に走りながら話し合った私たち~
まだ短い髪を、お母さんは髷のように結うもんだから、ますます将来の角界入りを期待されているようでおかしかった!

さて、このお母さんは一家でこちらに4,5年前に移住しているのだが、それまでの10年間ほど、
毎年のように日本にやってきていたそうだ。彼らはモンゴル音楽の演奏家である。
日本での演奏活動の証拠が、もらったこのCD。



モンゴル語のアルファベット表記と思われるものと一緒に、英語、日本語が印刷されている。
演奏会場で3000円くらいで販売していたのだろうな。
モンゴル音楽はモンゴルの歴史、地理状況を端的にあらわしていると思う。
中国とも日本とも思われる旋律に驚かされる。
実家近所でたまたまビデオ撮影できた津軽三味線の演奏を彼女に見せたらさらっと「あ、おんなじね」って言ったので、びっくりしたぞ。


定期的な海外での演奏活動などしていたくらいなのに、なぜドイツへ移住したのか尋ねてみると・・・
1990年にモンゴル人民革命党の一党独裁体制が廃された後、生活は非常に困難になっているらしい。
彼女にとっては子供の教育が大問題に感じたらしい。
社会主義のころは、学校は無料だったのに、今では非常にお金がかかるのでまともに教育を受けることが難しいのだそう。
子供達にまともな教育を受けさせるための移住と言っていた。
では、なぜドイツへ?仕事で訪れた日本を彼女は大好きなのだそう。日本への可能性はなかったのか?
「つてがなかったもので」
日本への移住は困難であるは容易に想像できる。厳しくなりつつあるとは聴くが、まだ欧米は外国人の移住がしやすいのだろう。

こちらでの生活、言葉の壁などで大変なのはお互い様だろう。
演奏活動や音楽指導で生活をしているとはちょいと想像しがたい。
再び、彼らの本来の能力を発揮してもらえるよう、わたしもここで微力ながら協力することを約束した。
モンゴル音楽演奏家ウルナさんをよろしく!
再び、日本での演奏、可能になるといいなあ。
ウルナさん、日本の食べ物大好きらしいし、日本語も数年前までかなり話すことができたのだそう。

ここでプロモーション用に撮影されたと思われる彼女らの写真を紹介。(なぜか日付入り・・・)



背景はインゴルシュタットの公園みたい。


この衣装はステージ用か、婚礼用か?
ステージといえば、彼女の華やかな雰囲気は舞台での仕事をこなしている人の発する独特なものもあるのだろう。
パラグアイハープの演奏家、敏子さんも同じような雰囲気がある。


これは旦那様と一緒。
彼は何と、弁髪なんだそう。弁髪って、中国だけのものと思っていたが、大陸での歴史を少々読むと、支配したりされたりで、あの辺りは共通する文化をいろいろ持っているらしい。
しかし!両国界隈だったら、それらしき体格と髪型の人々にまぎれて目だたないだろうが、
ここ、ドイツで弁髪は目立つだろうな~
旦那様とお会いしたら、是非、その後姿を撮影して、ブログ記事にしたいものだ。






面白い料理教室

2010年11月21日 | ここの品々

夫の仕事の関係の集まりがあった。

レストランのようなのだが、どうも料理教室でもあるようだ。

部屋の真ん中に調理台があるのだ。

オーナーはこの男性。
アンジェロさん。
トークショウのような料理番組があるが、まるで、そんな感じ。イタリア語訛りのドイツ語で、ほとんど私は聞き取れなかったのだが。


もちろん、お客も調理に参加。

この会社のメンバー、研究室で計量したりする経験の持ち主も多く、昔の腕の見せ合いを競って笑いあっていたぞ。


でっかいガス調理器。初めて間近に見るプロ仕様。





家庭で作るにはちょっと困難そうなものばかりだった。
普段、作ることができないものを体験させてくれるってコンセプトか?


18時集合で、3時間ほど飲み物で歓談した後、21時から料理が始まり、食卓に着いたのはなんと23時。
終了は0時30分を過ぎていた。これって、イタリア風? ドイツ風?
前菜。中央の白い団子状のものはヨーグルトを寒天でコーティングしたもの。私もちょいと手伝った一品。
この後の料理は、なんと、私のカメラの電池切れで撮影不能に~
ああ、ブロガーとして恥ずかしい!



ちなみにホームページはこちら、アンジェロの料理教室(りす訳)
ミュンヘン在住の皆様にお勧めである。

パラグアイハープ 生徒募集

2010年11月10日 | 日本

先月19日、東京でのパラグアイ音楽のコンサートに行ってきた。


これはコンサート後のサイン会~
聴きに来ていた人々は、ほとんどがパラグアイハープの関係者、つまり教えていたり習っていたり、演奏活動をしている日本人である。
わたしはその例外なのだが、二年間のパラグアイでの生活経験のあるので久しぶりに見る「ナマパラグアイ人」にどきどきしたぞ。
ワールドカップサッカーではテレビ越しにみることができたけれど!なんだか泥臭い男ばかりだったので、この二人は新鮮に見えたものだ!



ここ20年くらいの間に、パラグアイハープは日本で急速に広まった。
比較的テレビ出演を多くしていた上松美香さんをご存知の方も多いだろう。

さて、本日はパラグアイで音楽活動をしている友人を紹介したい。
この秋から、東京でパラグアイハープを普及させる使命に燃えている彼女、私とはすでに10年を超える付き合いだ~
ああ、年月が過ぎるのは早い!



これらは彼女のパラグアイでの演奏活動のポスターである。
移住して20年近くになる彼女、パラグアイの首都アスンシオンに瀟洒な自宅を構えているのだが、
東京にも別宅を得て、これからの東京進出を狙っている様子。
私、彼女の生き方に共感しているので、このように協力なのだ。

パラグアイハープに興味をお持ちになった東京周辺の方々、
是非、彼女にその手ほどきを受けてみたらいかがだろうか?

ちなみに、名前は敏子さん、
連絡先の詳細などは、彼女のホームページがまだないこともあり、わたしのブログでの公開は不能である。
このブログの右端のメッセージ機能を使って、お伝えるすることになる~
どうぞ、よろしく。


追記
このコンサート会場で知り合った松木亜里沙さんもパラグアイハープの演奏家である。
横浜市在住なので、敏子さん宅が遠い方には彼女もお勧めだ。
旦那様はパラグアイ人。(あ、敏子さんもだけど)
本物のパラグアイ人を間近に見てみたい方、パラグアイ独特のアクセントのスペイン語や現地語であるグアラニー語を聞いてみたい方、お近づきになるとよい。
ホームページは「アルパデュオ ソンリーサ」
このページ、演奏を聴くこともできるので、パラグアイ音楽がどのようなものか、是非一人でも多くの方に知ってもらいたいものだ。