怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ルバーブケーキ

2014年05月31日 | お菓子
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庭の数箇所にルバーブが植わっていて、義母はときどきこれを材料にしてケーキを焼く。
ルバーブを辞書で引いたらシベリア原産とあった。なるほど、ドイツで栽培は楽勝ねぇ。
 
これが食えるのか、と思う迫力。
皮をむいて2,3センチに切る。小麦粉・卵・砂糖・油脂を混ぜた生地の上に切ったルバーブを並べる。
その上から、クリームチーズ、砂糖などを溶いた溶液を流し込む。
 
180度で45分焼く。出来上がりはちょっと焦げていたので40分でもいいかも
 

この日は珍しく私に来客があるので(親しい人たちもウチが遠いものだからなかなか来てくれない。いや、義両親と同居だとひるんでしまうのだろうか、ぎゃー)義母が焼いてくれたのさ~。

泡立てた生クリームを添えて食べる。ルバーブの酸っぱさが緩和されておいしい。


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永谷園のすし太郎の代用品

2014年05月30日 | 食べ物
永谷園のすし太郎は実家生活では重宝する商品だった。なんと言っても、混ぜるだけでちらし寿司ができてしまうのだもの!
初めの数年は援助物資として送ってもらっていたが、実家も私同様怠惰になり「面倒くさい」と国際発送を拒むようになってきた。
そういうわけで、ちゃんとちらし寿司を作ってみたものの、手間のかかりかたは半端じゃあない。
何とかラクしたいものだ、すし太郎の代用品になりそうなこちらの品は無いか、とスーパーをうろついたところ、それらしきものを発見。
 
瓶詰めの野菜サラダだ。彩りがいいし、すでに細かくなっているし、まるですし太郎ドイツ版ではないか!
瓶から少しすくって食べてみたらかなり味が濃い。酸っぱい。うーむ。
まあ、何でもいいからまず作って周囲のドイツ人に感想を聞いてみよう。飯を炊いて寿司酢(酢はこちらの普通のスーパーで買える品。それに砂糖と塩を入れる)を混ぜ、汁気を切った瓶詰めサラダを混ぜる。
二日間、約5名に食べさせてみた。
いまひとつよろしくない反応・・・・
うーん。何だろう。
ここはまず、日本人に食べさせて感想を聞くべきか?
だいたい、ちらし寿司を食べたことがない奴らに「すし太郎と比較してどうだ?」と言わんばかりの試食をさせるのは無理がありすぎだ。そうだな、ふむ、書いているうちに納得。








穴あき靴下を処分するかしないか悩む

2014年05月29日 | 物品
          
靴下に穴が開いた。

指先ならすぐに縫ってしまう。足の裏だと、縫い目が当たって歩きにくい。処分するしかないこの靴下。
他の部分は薄くなっているところもないし、もう片方は同じ部分も大丈夫だ。
捨てづらいけれど、持っていても場所をとるだけで無駄だ。
義両親たちの靴下、いったい何年使っているのだろう。ぼろぼろだ。生地も薄くなっている。どういうわけか、私のように足の指先が当たるところに穴が開かないようだ。足の爪の形も東洋人と西洋人ではちがうのかい?
あんなに古びた靴下を履き続ける日本人高齢者はあまりいないだろう。世代が下になったらもっと顕著だろうな。
10年位前だったか、穴があいた靴下を修繕して履き続けるのはドイツ人、すぐに捨てるのは日本人、と読んだことがあるが、そのとおりだな。ここでは時折穴の開いたストッキングを着用している女の子を見かけることもあるしね。衣類は穴が開こうがほつれようがそんなに気にしないおっとりとした環境。

義両親たちの靴下を撮影して掲載しようと思ったのだけれど、あまりにも貧乏臭いので断念。


靴下の寿命は明らかに日本で売られている製品の方が長持ちする・・・と書きたいところだ。
しかし、この写真の品は例外。確かユ○○ロの品だったか~。これは例外中の例外!やっぱり一般的には衣類も日本のものが上質。
「帰省時買い物リスト」に靴下、と書き足しておくことにしよう。




パスタとナイフ

2014年05月28日 | 何カテゴリーにしようかぁ
     
義母が私に任せてくれる数少ない料理の一つ。トマトソースのスパゲティ。
義母が作るとたっぷりの油で少量のたまねぎのでかいみじん切りとかなりの量の細切れベーコンを炒めるのだが、私に任せると少ない油で大量の細かいたまねぎみじん切り、ベーコンは脂身を除いた部分を切り分けて細かくして投入、うほほ~。もちろん塩加減も私がやるとどうしても少なめになってしまう。

サラダは義母が準備。庭から採取してよーく洗うのは私には嫌な仕事。
一日のメイン食事としては質素な献立だな、日本と比較すると。昔、実家近所のおばさんが「今の毎日の食事は昔のお祭りのときと同じくらい豪華なのよ」と言っていたのを思い出す。
ウチの食卓は昔の日本と同じくらい質素なのかもしれないぞ。

ところでウチはパスタ料理にもナイフとフォークが添えられる。以前、ネットでこのやり方は欧州の田舎スタイルと読んだことがある。そうさ、ここは田舎だ。イタリアから遠いここ。
スパゲティのように長いものになるとナイフで切って食べるのさ~、と断言したいところだけれど、私は無意識に左手に持ったフォークにスパゲティをぐるぐる巻きつけていた。右手はナイフを持ったまま固まっていた。
左手が鍛えられる食卓。

日本では外食時にスパゲティを選ぶことをしなかった。格好良く食べるのが難しい料理の一つだもの。
大抵右手にフォークを持ってそれだけで食べていたかしら。
今だったらナイフ・フォークで上手に食べてみせるともっ、あははは~



ゼンメルクヌーデルだけの格安食卓

2014年05月27日 | 頑張って食べる
          
週末によくやる料理、ゼンメルクヌーデル。私が「パン団子」としばしばブログ記事にしているとおり、パンから作る団子だ。日本在住時に夫が後ろから指示しながら作ったときは本当に不気味な料理だと思ったものだ。
いまじゃあ、好物の一つ。
 
よく乾燥させてがちがちになった白パンをスライサーで薄く切り、卵や牛乳などを入れて練り、丸くまとめる。

沸騰したお湯に入れて加熱。確か15分くらい、火を止めて20分くらい置く。
 
付け合せはサラダ。材料は庭の温室から調達。

自宅栽培葉物野菜は泥汚れを取るのが面倒。もっと気温が高くなると虫も出てくるのでそれを取り除くのも大変。
 
ゼンメルクヌーデルにきのこソースが我家の定番。私の皿には米飯も添えられるぅ~
普通、ゼンメルクヌーデルは肉料理などの付けあわせらしいがウチではこれだけを一生懸命に食べる。
夫など、6,7個を平らげるぞ。

ウチの食費は結構低いだろうなぁ。肉消費量も少ないし、自家栽培の材料を使うことも多いし。
・・・ってことはエンゲル係数が低いってことでビンボーとは言いがたいのかな。
妙な納得の仕方だが、ビンボーじゃあなく、経済的生活の我家っ



パーティ嫌い

2014年05月26日 | 何カテゴリーにしようかぁ
         
私たち夫婦はあまり社交的でないのだが、招かれた宴会を断るほど嫌いなわけでもない。
今年も招かれたバーベキューパーティ。

いつものパーティサービス業者のおじさんも、すでにこの場とこのメンバーに慣れている様子を感じた。
おじさんの向こうにガスのグリル調理器があって、そこで材料を焼き、左側のホットプレートに冷めないように並べていた。向こうは野菜(アブラでギトギト)、真ん中は肉、手前は何とサーモンのステーキと海老だった。きっと肉食嫌いの私たちのために、招いたFさんが配慮してくれたのかな、嬉しいな。

様々なサラダとパン、デザートが別のテーブルに並んでいた。

私の皿。海老、鮭、白アスパラガス、サラダ二種、きのこ、アルミホイルの中にはじゃがいも。

好く晴れた暖かい日だった。

今回は子供が多く来たなぁ。いつも少しずつ参加者が違うから連れてくる家族も違うわけだな。

私たち夫婦は屋内でいただく。

私が宴会嫌いなのは周囲の人たちとの会話が嫌いなため。どちらかというと一人で過ごすのが好きな私、独身の頃は一人で旅行したり食事をしたりするのが大好きだったものだ。
結婚など、相手の家族や友人まで交流関係をふやさなければならない面倒なものは自分の人生では避けたかったものだが、してしまったからには妥協しなければならない。
しかも外国に来てしまったので、言葉の壁という会話以前の問題が立ちはだかり、宴会は食べるところ、と長いこと割り切っていた。
ところが、今回、自分が慣れてきたことを発見したのだ。
私に話しかけて来たUさんは推定年齢60歳前後。「3年前のFさんの誕生日会で会いましたね」と言ってきた。
しっかり私の名前まで覚えていたぞ。ああ、ただ一人のアジア人だものねぇ、いつも。
自分の家族や過去の経歴など、当たり障りの無い普通の女性同士の会話で盛り上がった。
今回初めていた私以外のアジア人は、中国人。在独まだ半年でドイツ語会話に苦労したが、それでも楽しく過ごせた。英国で10年暮して英国籍取得の中国系イギリス人なので、ドイツへの旅行や滞在許可は私たち日本人より楽勝。ただ、もうすぐ出産を控えていて天津のお母さんを手伝いに来てもらいたいのになかなかドイツ旅行のビザが下りないとかで大変らしい。
なるほど、パーティーって、こうやって過ごすのねぇ、と納得した今回のバーベキュー。

後で夫が私の様子を褒めていた。
「りすはちゃんと他の人と話していました」
これまでのパーティは一人でぽつねんと過ごしていた私をよく知っている夫の発言だった。





ドイツ人南米移住者の二世

2014年05月25日 | 何カテゴリーにしようかぁ
           
いつもの集まり。私は寿司飯のおにぎり持参。
 
一人が飼い犬を連れてきた。私は小型犬が余り好きでない。が、仲良くなるとやっぱりかわいいな。
 
カメラを近づけて、頭部を大きく撮影したら・・・

え。ブサッ。飼い主に見せたら笑っていた。
彼女が飼い主。
飼い主とその飼い犬は顔が似る、と言われることがあるが、そのとおりだと思った。もちろん、不細工に撮れたのじゃあなくてね!

この飼い主はブラジル人。両親がドイツからブラジルに移民し、彼らの移住先で彼女は生まれ育った。
家庭の言葉はドイツ語だが、学校や職場ではポルトガル語だった。「どちらが母語ですか」と尋ねるとポルトガル語のほうが流暢と、答えていた。「母語」を尋ねるのは無意味だったな、どの言語で思考していますか、とか尋ねたほうがいいのかな。すでにドイツ生活も長い彼女。「ドイツ語はこちらで上手くなった」とも説明。
さて、私のおにぎりを褒めた後に、彼女はサンパウロの魅力について絶賛し始めた。サンパウロは日本人移住者や日系企業など多くの日本人が根付いて暮している大きな街だ。
「あの、黒い豆を甘く煮て丸くしたのが大好きだった」と。
おはぎ?饅頭?きんつば?いずれにしても小豆餡のお菓子だろう。
「ここの生活よりサンパウロの方が私には合うかもしれません」と彼女に答えておいた。
彼女の母国を褒めたつもり。



マテ茶を楽しむ

2014年05月24日 | ドイツ生活の外国
          

久しぶりにアルゼンチン出身の友人宅を訪問するとテーブルの上にこれが。

今まで何度もここに来ているのに、このマテ茶の茶器を見たのは初めてだ。普段、誰か来るときはもったいないから隠しているのかな、気持ちはわかるな、えへへ。
ともあれ、喜んだ私、早速一緒にいただくことになった。
南米在住時は特に現地の飲食物を好んだわけではないが、帰国してから数年過ぎるとなぜか懐かしくなるものだ。
たまたま実家近所にパラグアイ産マテ茶葉を売る店があったり、パラグアイ在住友人の帰省時にいただいたりして実家生活ではマテ茶入手に苦労しなかった。日本茶用の急須を使って飲んでいたものだ。
本格的なこのスタイル、木製の茶器にストローを差し込んで回し飲みをする。
旨い!
ああ、りす部屋でもこうやって楽しみたい、と思うのだけれどねぇ~
彼女の子供たちはこの茶葉を牛乳で煮出したものを飲んでいるそう。これも非常においしい。


そのときにいただいたアルゼンチン産マテ茶ティーバッグ。
早速りす部屋で試してみたが、やはり、味は落ちる。彼女が言うにはドイツで売られているマテ茶ティーバッグも結構いけるそうだ。ふむ、贅沢を言わず、りす部屋ではティーバッグでマテ茶を楽しむとするか。

しかし、本当にここは多民族国家だなあ・・・
トルコ人ではないイスラム頭巾の女性たちも非常に多く見るようになった。
街中を行きかう人々の会話を注意深く聞いていると、ドイツ語以外ばかりだ。
それぞれの家庭では、母国の飲食物が普通に食されているのだろうな、うらやましいな。
ウチは3対1で日本の負け、ドイツ流の生活を余儀なくされて胃痛に苦しむ私。

自室に茶器はあるのだけれどね。

ストロー(ボンビージャ)はひどく錆びてしまって実家で廃棄してしまったのさ~
ただの飾りになっている今・・・




外国在住日本人たちからの提供写真

2014年05月23日 | 家屋
          
ブログを通じて知り合った日本人仲間から送られてきた写真を紹介。

これはドイツに住んでいるReikoさんから。バイクの後部にリスのぬいぐるみが飾られている。

ここは車内に物を置いて飾ったりすることが少ない。日本では後ろから見えるところにたくさんぬいぐるみを置いている車をしょっちゅう見かけたものだ。自分のためでもあるけれど、見ている人たちへの自己顕示でもあると私は分析している。それと同じような感覚の人がここ欧州でもいるのか、と感動。Reikoさんはリスのぬいぐるみだから撮影してくれたのだろうけれど、たとえば熊や犬が飾られていても撮りたくなったかも?
鮮明な撮影ではないが(走っている車の中から動いているものを撮るのは結構大変)、なかなかリアルなリスたちだ。なぜ、リスを飾っているのかな。リスが好きなのかな、えへへ~

クロアチアの新聞のテレビ番組表。
クロアチア在住A子さん提供。
放送開始時間が「??」」と印刷されている驚異の番組表。
一日中テレビに張り付いていないとその番組を見逃すかもしれない、スリルに溢れたテレビ鑑賞を余儀なくされるクロアチア生活かっ。
昨日の記事に書いたとおり、日本以外の国ではこんなことが頻繁に起こるのだ。
ドイツではまだ番組表の時刻欄に疑問符が入っているところを見た事が無いけれど、たとえあったとしても私は驚かないだろう。日本の正確ですばやいサービスは、日本だけのものと自慢していい。

多かれ少なかれ、成人以降に外国に移住した日本人はそこが日本よりいい加減なことにイライラしながら暮しているようだ。このいい加減さを「ま、いいか」と思えるようになったら移住大成功と思っていいのかも。

ドイツのほかの地域や外国に住んでいる日本人たちの様子にも興味がある私。
面白い物事があったら是非知らせて欲しい。




道路で仕事をしている人と雑談になるお気軽さ

2014年05月22日 | 近隣の人たち
          
道に穴を開けている作業をしている男性に話しかけた。いや、彼に話しかけたのは一緒にいたドイツ人なのだが。
 
そんな、仕事の邪魔したらだめでしょう、と私は思うのだが、話しかけられた作業員も気さくに彼女の相手をしてくれた。
天然ガスの検査、とか言っていたな。会話のほとんどに付いていくことができず、手持ち無沙汰なのであれこれ撮影した。作業員は躊躇することも無く、持っている計器を差し出して撮りやすいようにしてくれる大サービス振りだ。
 
日本だったら、簡単に作業現場に立ち入れないよう柵を設けるとか、通行禁止にするのだろうが、ここはそんな配慮はほとんどしない。
うっかりすると、地面に置かれた工具や機械を踏みつけてしまいそうになる。
作業員に話しかけるなど、ほとんどありえないだろう。去年、帰省時に歩道の工事をしていたところを何度か通ったな。ああいう現場には必ず一人通行人や通行車両に注意喚起を促す担当者をつけるのが日本の決まりだ。夫は日本在住時に「無駄な人件費」と馬鹿にしていたが、その仕事をしている人たちが愛想がいいと、通るときに気分が良かったものだ。
みんなどこの国の人でも、知らない人とちょっとした会話を交わしたいのだ。日本の作業現場で通行人が話しかけるのは想定外だが(少なくとも私の中では)もしかしたら、彼らも機嫌よく自分たちの仕事を自慢してくれるかもしれない。
こちらの生活で結構気に入っているところはこういうところかな。
運転中のバスの運転手と知人と思われる人物が熱心に話し込んでいるのはしょっちゅう見かける。その彼らの頭上には「運転中は運転手に話しかけないでください」という注意書きがあるにもかかわらず。(運転中に水飲んだりパン食べたり、ひどいときは携帯電話をいじっていたりするのだから我々乗客は命がけ~)
いい加減さが魅力の外国生活。

ここはドイツの中でもかなり保守的な地域で、いかにも外国人の私が通りすがりに挨拶しても無視するドイツ人は大勢いる。初めの頃はいちいち落ち込んでいたものだ。今じゃあ、何とも感じないのだから慣れとは怖ろしい。
この作業員のように気さくな人々も大勢いることを知ったからだろうな。





展示物がない博物館

2014年05月21日 | 文化
           

五月の第三日曜日は「国際博物館の日」で、入館料が無料になる博物館や美術館が多い。すでに10年ほどこの特典の日を私は楽しんでいる。
こちらに来てからは、もっぱら地元の同じ博物館を繰り返し観ている。なんだかね、飽きるのだけれど。
 

飽きるけれど、こうした展示物に毎回感動する。えへへ、「ベルサイユのばら」の世界。

 
昔の服はボタンの間隔が狭かったのね、と撮影。向こうに見える絵を凝視すると・・・

「叡智の目」らしきものが描かれていることに気づいた。ほぼ毎年来ているのに新しい発見があるものだ。
「ハンスさんもロシアにとどまることにした」という内容の短い文章が添えられている。ハンス君、ロシアにとどまって正解、ドイツに戻ると大変だったぞ、あなたは賢かった、という意味の「叡智の目」かい??

今回、とても面白かったのはこれ。

特別なテーマの展示のために貸し出しているのだろう、がらんどうなこの様子。

見事に一室、何も無い状態がとても斬新に感じて撮影。天井や柱の装飾がより目に付いて美しく感じた。
無料の日なので、全然損した気持ちにならなかったしねぇ。

館内に掲示されてあったポスター。
 


今年は第一次世界大戦開戦から100年に当たる年で、それについてテーマの展示があちらこちらである様子。第二次世界大戦は日本でも取り上げられる機会が多いだろうが、第一次世界大戦となると、なかなか扱われないのではなかろうか。日本人はあまり関心がないという印象だ。日独の同じ物事への対応の違いが興味深い。




野菜炒め生クリーム仕上げ

2014年05月19日 | 頑張って食べる
           

狙って訪問したわけではないのだが、彼女は昼食の準備中だった。ドイツ人E子さん。
野菜炒めのようなものを作っていた。たまねぎ、トマト、マッシュルーム・・・

ドイツも野菜炒めがあるのだな、義母はやらないなぁ、と思考しながらぼうっと見ていた。
するとE子さん、やおら生クリームを取り出し、野菜に注ぎいれた。
ありゃー、結局義母と同じ・・・

あまり計画性のない彼女らしく、生クリームを入れてからパプリカを入れ忘れたことに気づいた。
パプリカによく熱が通っていない状態でできあがり。

ほとんど塩コショウをしていなかったので食べやすかった。本当は生クリームじゃあなくて醤油を入れて欲しかったなぁ。
すると、彼女は数ヶ月前に買った醤油を冷蔵庫から取り出してきた。「これに加えてみてもいいかしら」と自分の皿の野菜炒めに醤油ビンを傾けながら私に尋ねた。
生クリームに醤油って、意外と合うのだ。「大丈夫ですよ」と私が許可を出した。
私は醤油を遠慮、薄味の野菜炒めを楽しんだ。義母料理もこのくらい薄かったらおいしい料理だと思うのだけれど・・・
と再びぼうっと思考しながら食べていたら、目の前のE子さんは自分の皿に激しく塩を振っていた。
そっか、やっぱ、ドイツ人には薄味すぎたか・・・・ガックリ来た私。日本人と同じくらいの塩加減のドイツ人がいることを期待したのは間違っていた。

主食は私が持っていたおにぎり。(撮影忘れ~) 出来合いのハンバーグをさいの目に切って米飯に混ぜて握ったもの。
塩を振っていないが、ハンバーグにかなり濃い目に味が付いているので私には必要なし。
E子さんはおにぎりにも塩を振りながら食べていた・・・

いろいろ書いたが、この生クリーム仕上げの野菜炒めは結構おいしいのでお勧め。


結婚披露宴に500人招待する台湾人

2014年05月18日 | 文化
今年結婚する台湾人・ドイツ人カップル宅で日本料理をご馳走になった。
 
うっほーハウスバーモントカレーと味噌汁。台湾では普通に日本の食材が手に入る様子だ。ハウスバーモントカレーのパッケージは台湾市場向けに中国語表記だし。
味噌など、彼女の親族が作って販売している品だとか。
脇で彼女の料理の様子を観察していて、口出しししたくなったが我慢我慢。沸いたお湯にまず、味噌を入れて煮立たせたり、圧力鍋をずっと強火で加熱していたり・・・

多少アレンジされた調理法でもちゃんとドイツ料理よりおいしく仕上がった。おいしかったぞ、K子さん~

デザートはダンナさん(もう結婚しているようなものだから、ダンナと表記しよう)が焼いたケーキ。
米粉に卵や砂糖を加えて焼いたもの。K子さんが作ったアイスクリームとフルーツをミキサーで混ぜたものを添えた。さらに、小豆餡を添えた。この餡子、台湾ではあまり甘くしないのが普通らしく、私には少々食べづらかった。
 
米粉のケーキはとてもしっとりとしていておいしかった。

お土産までいただいたぞ、グリコのポッキー。やはり、台湾からの品だけれど日本で生産されたもの。

ダンナさんの好物なのだそうだ。ここでも類似品があるのだが「本場物」とは比べ物にならず、台湾から大量に仕入れているらしい。
貴重品をありがとう。

12月に台湾で結婚披露宴をするそうだが、招待客は500名だとか。
驚いている私に「台湾では普通です。200名程度だと、レストランなどの宴会場は利益が出ないので受け付けないのです」と解説してくれた。
私が日本の状況を語ると「日本も親族関係が濃いはずだから数百名はすぐに集まるはずだ」と自説を主張して曲げなかった。
「第一、日本の宴会場で数百名集められる場所はありません」と別方向から説得する私。
「東京は土地が狭いのです」私はこれを言いながら台湾はそんなに大きな会場があるのか、と驚いたりして。
何だか行って見てみたくなるなぁ、と思っていたら「りすさん、私たちの結婚披露宴に来てください」と話が展開。
ひえ~、でかい宴会場、見てみたいけれど、台湾旅行するなどの経済力がない今の私








ちょっと乱雑な街中の風景

2014年05月17日 | いろいろ
          
こちらの工事現場は少々乱雑に感じることが多い。事務所などが日本のそれと比較してとてもきれいに見えるのとは対照的だ。
 
仕事をしている男性たち(女性がこういう現場にいたことをまだ私は一度も見たことがない)はタバコを手放せないでいるし。機器も簡単に通行人に手に触れることができる場所に置いてあるし。
 
なんとなくきちんとしていない。大丈夫なのかな、事故は起きないのかな。
 
歩道に乗り上げて停めてあるのなんて普通。日本のような工事中の注意書き看板などもない。

これはかなりかっこよかったので撮影。一体どんな作業のために使うのだろう?砂利をトラックに積み込むのかなぁ。
日本ではあまり普通に見られない機器を間近で、あるいは触れちゃったりすることができるのがここの生活の楽しいところかも。

12月になると事務所などにはろうそくを点しているところもある。滞在手続きのために訪れた役所の机の上に赤いろうそくがあったのが衝撃的だった思い出。「火事にならないのか」という心配をついついしてしまう日本人。(実際、12月はろうそくによる火事が多いと後から読んで知ったのだが)
いろいろ細かくなくて緩いところがここのいいところ。



捨てられているパンを食べたいと思った。

2014年05月16日 | 風景
          
すでに見慣れた光景。

ゴミ箱に捨てられたパン。もう、もったいない、ひどいことをするドイツだ、なんて思わなくなった。


近くに寄って撮影。あれれ・・・全く食べずに捨ててしまった?
カメラをゴミ箱に突っ込んでさらに撮影。

何か挟んであるぞ。ううむ。ここは子供たちが大勢乗り降りするバス停だから、きっとその子供の一人が捨てたのだろう。
お母さんが作ってくれた軽食だろうか。全然食べずに捨ててしまったのは、食べずに持って家に持って帰るのが気まずいからだろうか。

ちょうど、おなかがすいていた私。取り出して食べたくなる衝動を抑えた。ゴミ箱のビニール袋は清掃しやすいように毎回替えている様子だ。たいして汚れていないだろう。接しているのはビニール、広告の紙だ。きっと大丈夫だ!
うううっ、食べたいっ。何が挟んであるのかな、ウチでは食べないものかもしれないぞ、ああっ、試してみたい!

どうにか、食べないでその場を立ち去ることができた。
あはは~
誰も通らなかったら、もしかして、ゴミ箱から取り出すくらいはしていたかもしれない。

ゴミ箱に捨ててあるデポジットつきのペットボトルを集めている人たちをよく見かける。
彼らもこうした食べ物ゴミはさすがに口にしないだろう。よかった、私も食べなくてっ