ringoのつぶやき

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「テロ等準備罪」を新設 する改正組織犯罪処罰法、公明両党などの賛成多数 で可決、成立

2017年06月15日 15時48分20秒 | 政治
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   今日のNews
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●犯罪を計画段階で処罰する「共謀罪」の構成要件を改め「テロ等準備罪」を新設
  する改正組織犯罪処罰法が、15日朝の参院本会議で自民、公明両党などの賛成多数
  で可決、成立した。民進、共産両党などは廃案を求めて強く反発し、内閣不信任決
  議案を衆院に出すなど抵抗したが、与党側は参院法務委員会での採決を省略する
  異例の手続きで押し切った。
       日本経済新聞 2016年3月15日
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   佐々木の視点・考え方
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★2013年に「東京はいまも2020年を迎えても世界有数の安全な都市」と言った人が
 「共謀罪を成立させなければ国際的組織犯罪防止(TOC)条約に加盟できない、TOC
 条約を締結できなければ五輪は開けない」と言を変えて上記法案を成立させた。

 尚、TOCの立法ガイド執筆者は「条約そのものは、プライバシーの侵害につながる
 捜査手法の導入を求めていない」「新たな法案などの導入を正当化するために条約
 が利用されてはならない」と日本政府を非難している。

 最大の問題は、衆議院で法案提出者が嘘を並べ立てた上で採決し、緊急時にのみ
 適用される「参議院での審議省略」で法案成立させたこと。つまり、国民の99%
 以上が、この法案がどんなものか知らない事。

 世界の民主主義の始まりは、13世紀にイギリス議会が出来た後も王がマグナカルタ
 を守らなかった事から、王及び議会が、国民に対して自らの政策や事実を国民に
 説明する責任(アカウンタビリティ)があることを認めてからだ。

 責任という意味のレスポンシビリティ(responsibility)と言う語は、責任の範囲や
 責任を果たしたかは自分が決める性格であるのに対し、アカウンタビリティは、相手
 方が責任の範囲や責任を果たしたかどうかを決める性格のもの。
 つまり、人は授権されたものに対して、神に対する申し開きをする最後の審判のよう
 に重い意味を持つ性格のもの。

 アカウンタビリティを発揮しない議会を持つ国は、それがタテマエは民主制であって
 もその実相は民主制ではない。
 だからこそ、もりやかけなど、蕎麦にいる近い人のみが優先されるのだろう。

 今朝の行動で、与党がどのような考えを持ち、どう動くのかをあなたは理解された。

 その目で与党改憲草案をお読みいただきたい。http://constitution.jimin.jp/draft/
 9条に項目を加えるとか、教育の問題が些末な話題だと気付くことだろう。

 ある日突然、国防軍最高司令長官の内閣総理大臣が、緊急事態宣言し、選挙を停止し
 今の議員のままの国会が永久に続き、国会無用で内閣が自由に法律を施行できるのが
 草案の最大無二の柱。(9条2項、98条、99条参照)

 独裁制、王制が、国民がアカウンタビリティ欠如に無関心の内に誕生する。


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