三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

待望の 珍味弁当 を試食

2014年10月02日 | おいしい話
今朝の中央アルプスです

なんとなく上部が赤みを帯びているような~ 紅葉が始まったかな


そんな先月末に仕事先の近くで、こんなイベントやってました

ジオパークの全国大会とのことで
晴れ間の続いた期間中、南アルプスを巡るジオツアー等は好評だったのでは

そんなイベントを記念して、近くの広場や歩行天の道路にはテント村が多数出現
そこで限定販売と予告されていた弁当を仕事中に仕入れてきました

この日の販売数は限定20食と予告されており
珍味文化の根付く信州でも、中身は高級珍味で値段は少々高めの1,500円

普段ならこんな高い弁当をサラリーマンが買えません(笑
ブログ用に仕入ましたが、家族には値段ナイショ!

ズッシリと重みのある弁当、中身はギッシリ~ かな?

開けて見たかったのですが、自分はこの弁当を晩酌のツマミ用に購入したので
仕事を終えるまでは会社の冷蔵庫で大切に保管


帰宅後に期待と不安で、恐るおそる蓋を開けてみたら



弁当のカラー説明書も付属していて

鹿に熊、イノシシ、鮒にザザムシ、季節のイナゴ
ご飯は松茸と同値段の蜂の子ご飯です(爆

ほかに地元のローメンも、ちなみにローメンの肉はマトンです

かなりのボリュウム、中身は値段以上の価値ありかも


でもでも、味は正直あまり期待せずにいました

冷たい弁当は食べる気しないので、温める物とそのままの物を皿に取り分けチ~ン

温まった皿にのったのは

手前の大きな肉が「鹿のから揚げ」、上の左が「猪肉煮」、右が「熊味噌和え」
別のパンフには狩人さんの談話も載ってます

実食報告ですが、鹿は淡泊で脂身もなく肉自体のうま味には欠けます
後は調理方法で、このから揚げは味がついておりそのままパクリ
結果はやはり淡泊で、不味くはないが特別美味くもない ~味付け次第ですね

熊肉は堅いと思ったが、そんなこともなく味噌の味とマッチして美味い

猪煮、豚肉に近いから肉のうま味は強いです
その代り肉の匂いも一番強く、好みの分かれるところ
自分は気にならないので、美味しくいただけました


こちらは伊那谷の家庭の味(昔の話ですが)、これは温めない方が無難

左上が以前ブログネタにもした「寒フナ」、右は「イナゴ」で、一番下が「ざざ虫の佃煮」


「ざざ虫」は水生昆虫で、川の石下に生息するトビケラ等の艶のある青黒い幼虫の佃煮
昔々の中学時代に、夏休みの自由研究で3年間友人と採収したから
姿や生息巣を知ってると、食べるのには勇気がいるね
でもこれは三つの珍味の中では一番の高級品です

イナゴは稲刈りの終わった秋には、どうしても食べたくなる季節の逸品

さ~て、説明の終わったところで実食です

先の肉を含め、どれをとっても酒のツマミとしては贅沢品
その中で、自分が初めて口にするモノがあります
それが「ざざ虫」、同僚のギャースケ姉さんは大好物だって

ツマミと思うとあまり抵抗もなく口に運べる


食感は別に気にならないが、遠くで感じるこの味~ ダメだ・・・
もう一度、試してみた、 ん~ッ やっぱりダメ 自分には合わないツマミだった


これ以外は、美味い! うまい!
酒のツマミには最高だね、なったって〆の食事まで付いてる(爆


「蜂の子ご飯」
大昔に知り合いの家に行ったら大歓迎ということで、お母さんが今日は「蜂の子御飯よ~!」
その知人も「蜂の子」が大嫌いで助かったが
私は初めて見るご飯で、とても無理だったのを思い出す

今は・・・、その知人は今も大嫌いとのことですが、私は大好物になってしまった蜂

弁当の「蜂の子ご飯」には、スガレ(黒スズメ蜂)と大スズメ蜂のサナギ煮付という超贅沢品(大爆


少し温めたおかげか、このご飯は味付けも良く本当に美味かった



最後の〆は、伊那名物のローメン
タレ汁も別についていたが、これがまた美味くてビックリ
マトンも癖がなく、旨味タップリの肉
正直弁当等で、美味いローメンに出会うことは稀なので、これはラッキー


結果、この弁当は値段以上のことはあると思う
ただし、自宅等で品ごとに温め直したらの話だけどね
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