三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

海辺のこいつは 2 ~ 洗礼を受ける

2019年02月28日 | そら モノ 色々 
数分後には再び浮き上がり、地上を滑るように方向転換し海へ戻っていく








その姿は怪獣が海に帰って行く感じで、水しぶきは迫力モン


Marine Traffic の画面では沖合い 5kmあたりには LCAC の母艦がいるはず・・・


陽炎に揺らめいてる艦影確認、望遠で覗くとチヌークヘリらしきシルエットも
Marine Traffic では艦名が表示されなかったが、LCAC のナンバーから「くにさき」だろう
見た目は空母のような輸送艦、「おおすみ型」の3番艦だ


駿河湾上には2艇の LCACが 浮かび上陸と離岸を繰り返す
積み込み訓練と聞いてきたが、積み込み等はなく上陸訓練という感じ



 
  当日の動画です
 
  今沢演習場 LCAC 揚陸訓練 2019 冬



何度も同じパターンで繰り返される揚陸訓練に少々飽きた頃

LCAC が2機(艇)並びです(笑

ここで休憩に入ったのか、隊員も降りているようだ
堤防に戻り、LCACの正面を撮りに移動、規制もなく覗き見可




搭乗員のヘルメットは、ヘリ用の SPH-5 かな
米軍 LCAC の搭乗員と同じだね

スーツもフライト用? 裏がオレンジのMA-1タイプのジャケットだが自衛隊はなんて言ったけ




休憩タイムも終わり、2艇のエンジンがスタートする
今までのアングルと違い、真後ろから海へ戻る姿を狙えそうだ


理論的には地上から浮いているハズ、動きは軽やかだ





プロペラが自分へ向いた次の瞬間~
先ず砂の洗礼を体中で、少し遅れて海水の飛まつ混じりが襲ってくる
慌てて背中でそれをかわす、カメラはジャケットで保護

このあたり予想はしていたが、それまでは何もなかったので油断していた
自己責任だが、もし行かれる方は防水、防塵の準備は必需です

カメラもだが、靴や服装も同様なのを忘れないように

                                              ~つづく
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海辺のこいつは~ 空モン? 海モン?

2019年02月25日 | そら モノ 色々 
静岡県内にある東海道線の某駅で降りると

厚木基地の近くでも聞こえていた、航空機のエンジン音に似た騒音が聞こえてきた
プロペラも回っている複合音に、 ~もう始まっていたか! 間に合うかな

駅から 10分ほど歩いて海岸の堤防を登ると

背には雪の少ない富士山が綺麗な姿を


目の前には駿河湾が広がり、海上を進むコイツが水しぶきを上げていた
慌ててカメラを出して狙い撃つ


以前から一度見たかった海上自衛隊の 艦艇? 車両? 
 ん~ どう区別したら良いのかな・・・

LCAC(エルキャック) と呼ばれるエア・クッション型揚陸艇
LCAC は Landing Craft Air Cushion の略

沖を目指す艇に 「もう訓練が終わりかな? 母艦に戻るのかな?」 と考えたが
しばらく進むと、あまり遠くない海上で方向転換しこちらに戻ってくる




急いで砂浜に下り、波打ち際まで接近する


平日なのでギャラリーはそれほど多くないが、しだいに散歩がてらの地元の方も増えてくる
この背部では海釣りをしている方も何人かいて、エンジン音は獲物に影響しないのかな




艇の廻りに吹き上がる水しぶきは凄まじく、カメラのオートフォーカスが迷うこともしばしば






ここは 今沢演習場 と呼ばれる自衛隊の施設
国内では LCAC の揚陸訓練が行える数少ない場所だという


演習場とはいっても金網等の規制線はなく、隊員が演習場の境に立つのみ

しかし当日は朝のうち波浪注意報が出されるほどの強風が吹きすさぶ海岸
ここに立ちッパで警戒するのも大変だ、日射しがあるだけ救いかな

海上は保安庁よりノータムが出され細かく規制、一般船の入域や航行は制限されている


この寒い時期にモノ好きと言われてしまうが
ここは信州と比べると当然温かく、手袋して歩いていると恥ずかしいほど温暖な地
我が家周辺は連日氷点下10度以下がつづいていたから、正直 引っ越したいと思ったほど(爆



確かに浜辺の風は強かった
海辺=寒い と思い厚着をしてきたこともあったが、寒さは感じない
逆に汗かきそうで上着を脱ぎたいが風除けには必需だ




上陸するとエンジンがカットされ艇下のスカート部はペチャンコに


タービンエンジン4基を搭載、排水量 86t  全長 約24m 全幅 約13m 、速力 40~70ノットで走行可能という
輸送艇ということで、乗員5名 搭載能力は 約60t ある

初めて見ることができたが、けっこう大きな音がする
エンジン4基ということは、オライオンやハーキュリー並みだよ(笑

                                             ~つづく
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寄り道こみちで また羽田

2019年02月22日 | 羽田空港
東京出張ついでの寄り道には、羽田 訪問が定番になってしまった昨今

以前は厚木への道草が定番だったが、アノ爆音が本当に懐かしい

それでも未撮影のスペシャルマーキング機もあるので、それなりに楽しみ


 さて、今回は~

肝心な出張目的に時間がかかってしまい夕方に少しだけ覗いてみる

陽が翳ったデッキはかなり寒かったが、顔なじみをみつけ 右に倣え で撮ってみた



なるほどね~ チョッと赤みを帯びてしまったが、日射しがあるのはありがたい
それにしても日が伸びたね


レッドチャイナのスタランが降りてきた
チャイナ・エアをレッド・チャイナと言いはじめたのはいつだったか

40年以上も昔の羽田仲間から、台湾のダナスティと区別するために教わったと思うが
このアタリの区別方法は今でもあまり変わらないね
あくまでマニア内ですが



寒さの為にターミナル内に逃げ込んでいたので、もう少しで撮り損ねるとこだった
ベトナムのスカチ塗装 A350-9 、以上の3機を撮ったのみでこの日は撤収


さて、また野宿かよ・・・(笑

正直、最近は野宿が辛くなってきた
いっそ、と思って近くの宿を検索したが、やはり高値の満室で・・・


あまり眠れずに、まだ夜明け前の羽田空港国際線のデッキへ戻って来ても寒すぎ!

薄明るくなってきたので国内ターミナルへ移動することに

第2ターミナル到着直前に建物の隙間から見えた機影が気になり、マニア御用達な高台へ来てみると

すでに熱心な? 出勤前に捕獲を狙う? 同業者が何人か

狙うのは~


まったく気にしていなかったが、カタールの VIP が訪日中だったよう
カタールの B747-8を撮るのは初めて
でもご覧の灯火ポールの串刺し証拠画像が精一杯

その横に駐機しているのは、連れの A321機、小型機のおかげで全体像を確保できた


でも皆さんジッと待機状態、離日はこの日と検索できたが
午前に動くことはまずないだろう

後から考えると、朝日が当たるのを待っていたのかも
でも色目が赤から青に変わるまで待っていたら風邪ひくぜ


私は、ひとコマ確保できれば満足してしまうので(笑
午前中の定番撮影ポイント、1タミに移動する

ここでも沢山の同業者さんが滑走路を狙っているので
自分も再び 右に倣え で一応 撮ってみる

空はドン曇でバックに富士山が見えるわけでもないのに
これを撮ったら皆さん撤収していく・・・

帰宅後に知ったのは、この塗装はもうすぐなくなるとのこと、 ~情報に疎い私です


ここのデッキからは遠くにカタールのもう一機が駐機しているのが見える

こちらも灯火ポールで機首がつぶれるし、陽炎ユラユラで証拠のみ

私的には、こちらの自家用旅客機の方が気になる






JALの北海道応援プロジェクト機も初撮影


撮りたかった機体がやっと降りてきた
スカイマークの「星空ジェット」



片側確保! と思ったら、目の前をタキシングしてくれて両側の絵柄を確保完了


続けて降りてきたのは、同じくスカイマークの 新タイガースジェット

星空に続き、こいつも両側を確保! と思ったら、1タミ奥の定番位置にスポットインで ~アララ

一時間もしないうちに離陸するだろうから、もう片方も確保できるのはわかっていたが


その頃我が家は、大変なことになる直前

虫が騒いだわけでもないが、昼のだいぶ前に撤収です

おかげでかなり早めに帰宅したので、家族は助かったとは思うが
私は道草のツケを1週間かけて払うことになるとは

 家族全員の看病には流石にツカレタよ・・・
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静岡県 富士駅 富陽軒さん

2019年02月19日 | 立ち食い系 そば屋さん
先日の立ち食いネタのつづきです

甲府で立ち食いした後は、身延線で静岡県に向かいました

途中、市川大門という駅では変わった建物が出迎えてくれる

温泉? か何かの施設かと思ったら、コレなんと駅舎でした



身延線からは工事中の橋梁や道路がアチコチに見え
遠いアルプスは南アルプスの山並みと思われます




富士山が見える頃には雪雲も切れ始め日射しが

この駅で東海道線に乗り換えですが時間があります




身延線のホームにだけ立ち食い蕎麦店があるなんて、なんと素晴らしい!(爆


夕日に照らされて撮り難いこと

この富陽軒さんのかき揚げをネットで見つけ、一度食べたいと思っていました



こんな値札が垂れているのも、懐かしい風景

替え玉!? 蕎麦では珍しいですな
営業時間を見てビックリ、閉店まで時間がない

慌てて注文したのは、かき揚げ蕎麦

ここのかき揚げ蕎麦は、チョッと高めで 400円、それが下の画像


海老の数が違うわ!
他店のかき揚げよりも20円高めなのも仕方ない

さらに、かき揚げ は注文を受けてからフライヤーで揚げてくれます
おかげで、アツイ、熱い! 猫舌でも嬉しいが辛いよ(笑


熱さの為に、舌の反応が悪かったわけではないが
味のほうは、汁は濃い目で自分にはチョッと

そば麺も柔らかめで、味もなんとなく・・・
一列車遅らせても、替え玉を試したかったがあえなく撤収




でも厨房のオバチャンの気のよい対応に、「海老の量も多くて美味しかったです、ご馳走さま!」

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雪国から逃げ帰る

2019年02月16日 | Weblog
この時期は避けたいのですが、どうしてもの所要の為に県境を新潟県へ向かいました



この日は関東地方でも降雪予想がでていたが、県境の雪はそれほどでもなく
かえって長野県内の安曇野から麻績あたりの方が降雪も多く除雪の為に渋滞していた

長野市周辺に入れば雪はほとんどなく、信濃町あたりからは完全な雪国です


新潟県内の降雪は夜半になってからで、朝方には除雪しないと車を出せないほど

そして、えちごトキめき鉄道 のとある駅に車を置き、列車で 長野市 へ移動です


画像ではわかりにくいですが、吹雪で視界も悪く周囲は霞んだまま
右の支線に止まる雪まみれの除雪車が豪雪地帯を象徴
それでも今年の雪は少なめだそう

列車自体の遅れはなかったが、途中 北陸新幹線の遅延の為に巻き添えで遅れる



走り出すと周囲の景色にみとれてしまいます
樹氷ではないですが、湿気の多い雪が枝にまとわりついている

早朝には凍っていたのでしょう、さらに雪枝が太くなっていく感じ


途中で しなの鉄道 に乗り換えると、牟礼を過ぎたあたりから雪は少なくなり長野駅到着
駅周辺には日陰に雪が残るていどの善光寺平

ここでもう一つの所要を済ませるために一泊し、翌日は再び新潟県内へ戻ります



北陸新幹線の置き土産? の為に途中の「妙高高原駅」で乗り換えなければ北へは行けません
この時期の乗り換えは辛いですが、定刻運行のおかげで待ち時間はそれ程ではなかった

長野駅から乗ってきた、しなの鉄道のヘッド



雪の残るホームが寒さを強調、バックパックの外人さんも多いローカルな路線です







反対のホームは~ 雪に埋もれたままでした



トキめき鉄道 の列車も豪雪地の姿です
先にも書いたが、両列車共に降雪でも遅れナシはスゴイ


その夜、翌日からの連日降雪予報に逃げ帰ることに

猛烈な風雨だった新潟県内でしたが、中郷インターあたりから雨は雪にかわり

高速道路上は路面もガードレールも真っ白で境がわかりません
気温は-3度、ワイパーは豪雪地帯用のゴムカバー付きに変更してあるので
フランクフルト状態にならないのを確認できるなんて・・・ できたら避けたい

何処を走っているのかもわからず、ただ前方を走るトラックのテールランプが頼り

それも中野インターを過ぎれば雪もやみ、松本あたりでは星も見えていた

午前4時に帰宅すれば、車のフェンダーは真っ白に凍りついたまま
気温はそれほどの冷え込みはなく、この地も-3度

周囲には降雪の痕跡もありません、安堵のため息がでるほど疲れたドライブ

 今季はこれが最後の雪国ドライブになることを切に願いたい


  
   (高田みちゆき NOWより翌日の参考画像)
 少なめだった積雪を取り戻すような気象状態が続いているようです
コメント (2)
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