三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

上雪(かみゆき)と春の芽吹き

2018年03月30日 | 歳時記かな
関東の郊外でも積雪のニュースが流れた日

信州南部は今季一番の積雪、典型的な上雪(かみゆき)となった


上雪とは冬の終わり頃に、普段は冷え込みは厳しいが
雪の少ない長野県の中南部を中心に降る湿気を含んだ重い雪のこと

大雪や、電線等に着雪し被害がでることも

    

注意報が出された上雪の除雪は体力勝負
骨折した手首をどうしてもかばってしまうので力が入らん!


大汗かいて雪かきを終えても、雪は昼過ぎまで続き・・・

とは言っても翌日は晴れて気温も上がり、3月も後半となれば融けるのは早い
午後には、昨日雪が降ったっけ? って感じに道路は乾いていた


その数日後、一ヶ月ぶりの新潟訪問へ
あれだけ積み上げられていた雪捨て場の大雪も、ほとんどなくなっていた


今回は一週間ほどステイとなったので、宿泊先周辺を初めて散策してみた



近くの土手にはツクシや開ききったフキノトウがイッパイ!
先のほうならまだ天ぷらで食べられそうだが(笑


新潟のみなさんはあまり山菜を食べないと昔に聞いたような

 でも、JAの産直にはフキノウが並んでいて、つい手を出してしまった
  

  

さらに、桜の時期には大混雑の名所も4月からの祭り準備が進んでいる
城跡の土手にもやはりフキノトウが~、 時期ですね(笑



桜はまだまだ蕾でも気温表示は 28度って、 嘘みたい!
気温ばかりが上がってきたが、春の芽吹きはこれからのようだね






  
  ※ 公園訪問は25日の事だったのですが
    本日 30日に過去最も早い開花日と並ぶ、桜の開花宣言が出されました


昨日、一週間ぶりに帰宅し
仕入れてきた ふきのとう を酒の肴に~



天ぷら を食べたかったが、家族には忙しいと拒否され
仕方なく、自分でアヒージョを急いでつくり我慢 



ん・・・ 苦味は良いのだが見かけは悪い、春の山菜はアクが強いからな
やはり 天ぷら か ふき味噌 がイイナ 明日の夜にリベンジしよう
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今年初めての 地元訪問

2018年03月27日 | 信州まつもと空港
年度末ということで自衛隊関連の飛びが悪いのは経験済み
米海軍の厚木は、艦載機の大半が岩国へ移転済みで
遠征してもコスパ的(費用対効果)に・・・

というわけで飛行機ネタがなくて困っていたところ

信州まつもと空港へ国際線チャーター機が飛来するということで
今年初めての地元空港 訪問となりました

3月に入り一気に春めいてきた信州
最低気温は氷点下でも、日中の気温は15度以上になることも
春は短く、冬が終われば初夏になってしまいそうです


チャーター便を狙っての空港訪問ですが、もう一つ撮影したい機体があった
それは昨年 事故で失った防災ヘリの代替えとして
5月からの運用を目指し、リース機 JA6776 による飛行訓練が行われているハズ

到着すると同時に、引き出されてきた機体を確認



直ぐに飛びそうな気配だが、ヘリのランナップは長い(笑

視線を変えれば、遠く安曇野のシンボル 常念岳のトップが覗いていた




タキシングへ向かう機体の方向転換は~ そんな大回りしてくれるの!?
ギャラリーに左右を見せつけてから滑走路へ


後部の搭乗者も上下左右を盛んに目視確認、以前よりも緊張感がうかがえる
ヘルメットに装着されてるカメラも目立つ存在だ



後部ドアのグラスはバブル型になっており、周囲の確認も容易な感じ

とはいってもコレ、機体が元 岩手県の防災ヘリだった故で、その時からの装備品
1996年から20年 防災ヘリとして運用され、2016年秋に引退
昨年1月の競売入札では、県の予定価格より3倍近い約3億4000万円で落札されたとか
 (岩手県の96年 新規購入時の価格は6億数千万)
長野県防災ヘリ事案よりも以前の話なので、変な勘ぐりはナシです
(ニュースソース 毎日新聞より)


訓練に向かう機体を見送れば、すでに上空にはチャーター機が

ラジオを聴いていなかったが、南から進入したのに高度処理で一周するの?
なんて偉そうに見入ってしまうはマニアの性(汗



この日のチャーター機はスカイアンコール、カンボジアのエアーライン機
松本空港では3度目? のエアライン使用 



最近は背中のアンテナ類がセンターにないことを確認する事も重要な案件で(笑
 (現在 1/200 A321系を制作中なので)
そんな事を気にしながら撮影していたら、降りてきたのは

地元デジタル系なカンパのプライベート機 

綺麗なサイテーションです



カンボジア行きのチャーター機は、定期便を降ろしてからのようで

スポットエリアで待ちくたびれた機体は、一目散に滑走路エンドへ向かった



強い南風のおかげで、離陸方向は当然 南向き
ということは機体の反対側が撮れなくて・・・


そのリベンジを兼ねて週末の復路便を狙う考えは
同じ機体の飛来を知った時点で、一気に気力が失せて
撮影行きをキャンセルしてしまった

次回の地元空港 訪問は、定期便の新塗装機飛来だね
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長崎の2日目~ 雨 と 変面

2018年03月23日 | Weblog
長崎2日目、定番の観光地をめぐりたいが本降りの雨
前日の好天が嘘のような荒天に気落ちしそうだ


そんな暗い気持ちも、この車輌が出迎えてくれ~ ラッキー

 このミニュチュアが欲しくなってしまった


定番の観光報告は省きますが、そんな観光地から見える景色の中には
自分好みのこんな風景も

対岸は三菱重工 長崎造船所
すべて修理中の自衛艦かと思ったら、引渡し直前や新造 艤装中な艦もありました



平日に行われるランタンフェスのイベントは夕方から
2日目ともなると地理的感覚も身についてきたので、遠回りしながら会場を目指す


 こちらは黄色いランタン(金運な)に囲まれた、めがね橋
 黄色は金運の証、少しでも運気が上がってくれら良いけどな



 周囲のランタン・オブジェも夜ならば綺麗に輝きそうだ



 陽が落ちる頃に目的の「長崎孔子廟 中国歴代博物館」に到着

 雨も上がり傘が邪魔になってきたけど、寒さは和らいでくれない

 イベント演目は、クーニャンダンス に 二胡演奏、それと「変面ショー」

 幼稚園児が行う「クーニャンダンス」は当初パスしようと思っていたが
 これが可愛くて見ていて笑顔になれる 
 

   次は期待の「変面ショー」

  噂には聞いた事があるが、実際に見るのは初めて
  

 バックに流れる音楽と、扇子を広げる音が今でも耳に残っている



 これは凄いわ! 素直に感激できる、見る価値 絶対有り! 
 誰もが見飽きない、もう一度見たい! そんな気持ちにさせてくれる


  演じてくれたのは「未来さん」、なんと地元の高校生だそうで


 面がなければ、普通に童顔のカワイイ青年
 この春には卒業ということだが、これからも素晴らしい演技に磨きをかけて下さい


 自前の撮影動画、それも途中からの撮影ですが 雰囲気だけでもお伝えできたら
 この記事の為に慌ててアップしてみました(汗
 
  長崎ランタンフェス 変面ショー 未来さん


この変面を見てしまったら2時間後に行われる
もう一つの変面ショーも見たい! 寒さの中を待っても絶対に見たくなってしまった!

 
  今回、土産は買わないつもりでしたが
 「変面」を見てしまいましたからね、コレ買ってしまいました
  
   金運を呼ぶ黄色の変面人形(笑

  コレがシッカリ変面してくれるんだよ




 暫らくすると雨粒が落ちてきて、再び本格的な雨降りになってしまい
 演目の中止も検討される状態に・・・


 ヤキモキさせられたが、変面ショー 開催決定
 かぶりつきで見たいので、雨を避けてカメラはリュックにしまう 
 変面ショーは自分の目にシッカリ焼き付けるつもり

 その変面を演じるのは中国のプロ? 2人の方
 面もドラえもん? パンダ? に スパイダー? と
 最後まで観衆を楽しませるコツを心得た演技は素晴らしい
 
 
 後日、検索したら~
 この時の動画がアップされていました
 撮影者さんの Guan Chanさん は会場で軽く挨拶した記憶

 後半には自分も小さめですが何回か映り込んでます
 自分の動画とは比べようもない綺麗なもの、是非ご覧ください
 できたら全画面で堪能いただきたいです
 滴り落ち続ける雨粒の辛さも伝わりそうな

 雨の長崎孔子廟で変面の神様最終公演 2018長崎燈會 孔子廟会場

 
 完全に変面のファンになってしまった私
 コレを見るためなら、長崎ランタンフェスにもう一度 行きたい!

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長崎 食い倒れは~ この料理から

2018年03月20日 | おいしい話
もちろん長崎へ行くなら~ と、事前に食べたいものは調べておきました

でも時期がランタンフェスティバル中ですからね、半分諦め気分

それでも覗いてみるだけでも行ってみるか~




時間的には昼はとっくに過ぎているし、夕食には早すぎる
そんな中途半端な時間帯はフェスのイベント真っ最中で

航空祭でいえば~
ブルーインパルスのアクロバット飛行中に、トイレや食べ物確保に走るみたいな
 マニアならわかるよね~ 間違いなく空いてる(笑


長崎の 卓袱(しっぽく)料理 といえば、食べたいけど高額で・・・
 さらには少人数ではチョッとね~
と躊躇してしまうのですが、せっかく来たのだから やはり食べてみたい

卓袱料理を提供する長崎市内のお店の中でも、手頃に楽しめることで知られているのが
 「 長崎卓袱の浜勝 さん
 
 
 「ちゃんぽん」のチェーン店を全国展開しているリンガーズハットのお店だが
  その中でも、卓袱料理のお店はこの1店舗のみだという

味も悪くなく、往路で利用したソラシドエアの機内誌でも取り上げられていたお店
ランタンフェス中はラストオーダーも延長されるという人気店

混雑が充分予想される中、予約もナシに断られるのを覚悟で暖簾をくぐってみた

 恐るおそるたずねると~、OKだって!


高級感も漂う店内、上階には座敷や個室もあるということだが
一階は気楽にテーブル席、何席かは同じく観光客らしき方が既に宴の最中


 ここでのお試し的な卓袱料理は「ぶらぶら卓袱」という
 名前からして気楽に味わえそうだ


 最初に運ばれてきたのはお吸い物

 事前に調べておけば良かったが、自分は先に酒を頼んでしまっていた

 このお吸い物は、卓袱料理の始まりの挨拶みたいなもの
 「御鰭(おひれ)をどうぞ」でいただくと宴のスタートみたい

 仲居さんが説明してはくれたが~、ジジイの耳には念仏で・・・

 酒の前に汁物飲むなんて、酒飲みには合わないなぁ~(笑
  料理を堪能しろよ! ってことか


 頼んだ焼酎は、壱岐のお酒
  壱岐といえば「確蔵」が大好きなのだが、今では希少酒なので当然なし
   手頃な壱岐ゴールドで我慢です




 お手軽な卓袱ということですが、肝心な料理が少しづつ満たされた入れ物
  鯨も湯引きの地魚ということででているのかな
  このあたりも細かく説明してくれたけど・・・、録音でもしとけば(爆








 卓袱の定番は3品、最初の御鰭 と、残りは角煮にハトシロール



 中華街の路上で食べた物と比べるのは酷だが
 品よく油っぽさは微塵もなく食べやすいハトシロール


 角煮も薄味でお腹にも優しい感じ
 単品でもテイクアウトに応じることができる逸品だとか


 ご飯は別に御櫃で提供されますが、食べられなかった

 卓袱料理の〆は
 水菓子と梅碗(うめわん)という お汁粉

 桜の塩漬けも入っているんだ

 酒飲みには苦手な部類ですが、シッカリいただき
 充分に 卓袱料理 を堪能することができました


お腹を満たして、ホテルに着けば

チェーン店のビジネスホテルもランタンで歓迎してくれる


時計を見れば、ランタンフェスのイベントが続いている時間だが
定番の観光地訪問も済ませておきたい事案で

腹こなしのつもりで出かけみるか




 世界三大夜景は人気のスポット、若いカップルが主かな
 長崎といえども 寒い! 三脚はないし手が悴むし撮影は厳しい結果に終わった 
コメント (2)
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赤いランタン

2018年03月17日 | Weblog
以前から予定していた旅行ですが、いつもの遠征ではありません
今回は飛行機 撮影は自粛ということで、一応一眼持参ですが短いレンズのみ


ということで乗り込んだ飛行機は、いつもの南方面行きでもコースが少し違う
眼下に見えたのは福岡県にある航空自衛隊 芦屋基地

この日はちょうど航空祭が行われているはず
訪問経験はないのだが、公開されているエプロンは案外狭い感じで展示機も少なめ?
拡大すると、ブルーインパルスが駐機しているような白い機影が見えていた

乗機は決して古い機材ではないですが窓が汚く、座席もエンジンより後方なので排気炎も


そんな不満を残しつつ、到着したのはココ 長崎空港


ターミナル内にはこんな中国提灯(ランタン)の装飾が

ちょうど春節(旧正月)と当たり、長崎はランタンフェスティバルの真っ最中


初めての訪問地、観光パンフを急いで収集し、長崎市内行きのシャトルバスに乗り込みます

長崎駅に隣接するバスターミナルに到着し
ランタンフェス会場の中華街へ向かうため市電乗り場へ
ところがそこには、ゲッ! すごい行列ができていた、最後尾の看板も見える

更には市電の一日券を購入しようとしたら、駅の観光案内所へ行かないと売ってないという
すると、市電ホームにいた女性職員の方が走り出してわざわざ購入してきてくれた
初めての地で方向感覚も麻痺、頭の中はグルグル状態だったけど
この親切にやっと気持ちを落ち着けることができ、本当に感謝、感謝 ありがとう!

 長崎が一気に好きになってしまった


 市電にも ソラシド・エア のラッピング車輌が走っていたけど
 独特の顔した車輌で、好きだな! こういうの


 市電の行き先も、降車駅もわからなかったが
   人の流れに乗ってやってきました、中華街会場


 見渡す限り、赤いランタン の洪水です
   それに凄い人、人、人で埋め尽くされている


世界中の中華街でも、この春節の祭りが開催されているという
もちろん、日本でも横浜をはじめ各地で行われているようだ


 春節に中華街を訪れたのは初めてだが
 他の地でもこんな ブタさんの頭 が供えられているのかな
 初めて見る者にはコレかなりのインパクト、長崎だからか鯨のひげ? と思われるモノも


 屋台も沢山あり、長崎名物の「ハトシロール」や「角煮まん」をリーズナブルに味わう
 でも食べる場所がない、歩きながら食べるには人が多過ぎ!
 仕方なく脇道の路地裏に逃げたが、酒を調達するの忘れてしまった(笑



 ランタンフェスの祭り会場は長崎市内に8箇所もあるという
 歩いても行けそうな別会場へ移動してみたが、何処へ行ってもランタンと人波の洪水
 ランタンは総数 1万5千個にのぼるというイベントだ



 そこでは、江戸時代の唐船に由来するという
 航海安全の神・媽祖を安置する媽祖行列(まそぎょうれつ)に遭遇




 アレッ?  福 の文字が逆さまだよ!
 この逆さ福 には、「倒」と「到」の発音が同じなので
 「福」の字を逆さにし「倒福(福が逆さ)」=「到福(福が到る)」の意味になるとか
 これは長崎だけでなく各地の中華街でも見られるそうです( 詳細はこのサイトがわかりやすいです )
 


 こんな飾りを見せられたら、長崎ですからね「蛇踊り」も見てみたい

 ということで市電と足を使い別会場に移動です

 いやぁ~、ランタンフェスは会場を廻るのも体力勝負だわ
 長崎は坂の街だから、皆さん足腰を鍛えられているだろうが
 田舎モノは普段 歩かないからね、これが結構辛い(笑


 そんな疲れも、コレを見れば吹き飛ぶ! かも

 地元 女子高生 達による「赤い蛇踊り」が始まるようだ
  鳴り物につづいて、高校生ばかりでなく子供達や大人の蛇も進んでいく





蛇踊りの動きは激しく、数匹の蛇が入り乱れて踊りだす

カメラも追いつかずブレブレ画像の大量発生

 そこえ、「もってこ~い!」 「もってこ~い!」

 司会者に合わせて、観客も「もってこ~い」 ってなんなの???

 蛇踊りは終わりを知らないかのようにつづいていたけど



「もってこ~い」とは長崎方言で「アンコール」の意味
  それを知ったのは長崎最終日の事だった(爆


 赤いランタンと人波にやっと慣れてきた頃に
 なんとなくお腹が空いてきたけど、この人出ですからね
 どこのお店も満席なんだろうな~
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