三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

実機のつぎは模型で~

2021年05月29日 | プラモの話
先日は実機のアカギ・ヘリ KA-37 を紹介しましたが
自分が今、製作中の模型が
どういう機体なのか お見せすることができて ホッ

その模型は 1/72サイズの小さなモデルなのに
身のまわりの色んなゴタゴタも重なり
すでに製作期間は約1年半にも及んでしまった

その間、横道にそれず一筋にカモフ製作を進めてきたけど

 そのモチベーションを保ってこれたのは
 
 アカギヘリさん の 昨年カレンダー にあった
 この「カモフ」のおかげでもある


 月が変わっても、新年をまたいでしまっても
 目の前のカレンダーは、このカモフのままで固定


こうやって見比べて~ 「ん~ いい感じ!」
(横の壁には新年の アカギさん カレンダーもシッカリが下がってます )

 これが一番の薬になりここまでやってこれた

実は、このカレンダーの写真を撮影したのは、あの batilsさん
前にも書いたが、アカギさん のカモフ Ka-37 撮影で、彼の右にでる者はいないだろう
彼のブログ記事を「カモフ」でソートすると~ こんなに出てきます

カモフが完成できるのは、batilsさん のおかげだと心から言える
その為にもなんとか完成に持ち込まねば



脚類を取り付ける前に、後部胴体をメインに
ウォシングと墨入れして汚したけど




茶系のエナメル塗料のおかげで、黄ばんだ感じに仕上がってしもた
実機は排気口とローターの関係で、前部よりも後部の汚れが目立つんだ


機体の大きさのわりには華奢な脚
特に主脚は重量分散型? 
製作者泣かせの、複雑な桁が組み合わさったもの
もちろん完全スクラッチで再現したけど・・・


真鍮パイプの組み合わせなので一つ一つの強度は大丈夫

だとは思うけど、胴体部には鉛を仕込んで
完成後に持ち上げても重量感があるように
 ~なんて作ったことを少々後悔

 それよりも、アチャ~ やっちまった!

飛行機プラモを作る方はわかると思いますが
ギア(脚)がゼロ戦のような二点姿勢(2脚)や
ファントムみたいな三点姿勢(3脚)なら
1脚の長さがコンマ少々違っても見られます

ところがカモフは4脚だったのでした

あれま 1脚 浮いてるわ(爆
さらに~ 後部の主脚が長すぎたのか地上姿勢がイメージと違う
お尻が下がり気味じゃないとカモフらしさが現せない

この修正が大工事になり~ 仕上がっていた胴体や脚が
 ベリッ! ベキッ! ポキッ! (大泣

 それもなんとか時間が解決~ だけど ため息でそう


めげずに、カーゴフック をとりつけて
遊び防止のワイヤー? も再現する




コックピットも最終工事
ドアは開位置で固定と思っていたが
完成後も開位置と閉位置の選択ができるようピンを取り付けた
0.3mmの穴は見えなかった事にしてくれ


機長席の足元にはロードメーターも
これはアカギさんの機体だけがその位置なんだ
わかる人には解かる からこれも再現し接着

機長側のドアにあるバブルキャノピーへ
小窓のデカールを貼り終えて


 ところで、ここまできて困ったことが

突起物が沢山あり、完成後に持つポイントがないよ
排気口を取り付けるまでは、その開き口が絶好のポイントだったけど


先にも書いたけど、胴体に仕込んだ錘は
ヘリの重心位置でもある、ローター基部床下に埋め込んである
その前後を指先で持ってみたが
斜めになってしまい、油断すると落とす 
 で一巻の終わり・・・

そんな悲劇は考えたくもない 


コックピットドアの位置を変えるには
ローターを外して、どうしても胴体をつかんで
ピンセットで位置変更となる
その為に、排気口の後部にある突起は再現しないことで解決に


 完成後にショーケースへ鎮座させるには
 ベースを作ってのっけたままにするしかなさそうだ

それよりも、レレレ?
 ローター基部のパーツはどれだったけな???
コメント (4)
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見えなかった!

2021年05月27日 | 歳時記かな
昨日は「スーパームーンの皆既月食」と
前宣伝が盛り上がっていたので、かなり期待しましたが

 天気には勝てん!

午前から雲量は増え続け
夕方には空全体を覆ってしまった
うす曇り なのかは光量が少なく確認できず
月食が始まるのを待つばかり

我が家周辺の月の出 時間は
事前に調べておいたが、それは緯度経度での話し

信州は四方を山に囲まれているので
表示時間プラス30~40分後に月が昇ることは
今までの経験で体験済み

~で、待っていたのですが

すでに月食は始まっている時間を過ぎているが
 雲がぼんやり光るのみ

 駄目だコリャ!

何度か空を見上げてみても・・・

それでコレが唯一確認できた月食
 雲が薄くなった一瞬に


赤くない月食を見たのは初めて
雲に色まで失われたのかな・・・

 ほぼ撃沈な月食でした
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ワクチン接種へ

2021年05月24日 | 歳時記かな
96歳の父を連れ、コロナワクチンの接種に
ワクチンはファイザー製なので3週間後にもう一回接種しなければならない

4月なかばの 午前9時から予約が開始されたけど
その日は所要があり、午後 帰宅後に
この時間じゃ繋がらないだろうな~

と思ったら、ストレスなしでネット予約完了

こんな田舎でも、数日後には電話 ネット共にダウンしたようで
スムーズに予約できたのはラッキーだったのかな



でも予約できるのは初回接種みで、二回目接種の予約は不可
初回を終えてから改めて予約なんだと

色んな世間のニュースに
二回目って本当に接種できるのか不安になってしまう



 そして迎えた当日

10日ほど前に届いていた予診表に慌てて記入し
「蜜」を避けるため、時間と人数を制限された接種会場となっている大型病院へ
もちろん入り口では、非接触の検温とアルコール消毒を

入ると、受付で持参の予診表のチェックと
体温計による再度の検温を実施
その度に体温計をアルコール消毒するのは
当然でも大変そう

次は診察室にて医師による問診、服薬状況を細かくチェック

その後に、本番接種の部屋へ移動となる

自分は注射が苦手なので、父が痛そうに顔を歪めるのを横目で
そんな顔をされると、こちらまで痛くなってしまうよ



その後は、副反応に対応するため
看護師さん、ストレッチャーも待機するフロアーで15分間の待機



座ると直ぐに担当の方による
副反応の説明と「体調不良の時は声でなく 手を上げれば~」との説明を受ける

帰宅後の変調は、かかりつけ医か当病院で24時間対応するとのこと



偶々なのかわからないが、付き添いと一緒は我が家だけだな(汗


この日は雨降りで外気温は低めだったが
会場内は熱気、というわけでもないだろうが体感温度は高めで暑かった

顔見知りの看護師さんを見つけても
会話したくなる衝動をなんとか抑えて(汗
 今はコロナ コロナ 会話も必要以外は自粛で


けっきょく父に副反応はおきなかったが
接種後の数日間、注射痕が痛かったようだ

ワクチンを受けないと、デイサービスにも影響がでそうだが
 「孫や若い人に代わりに打たせてやりたい~」と
そんな風に思う年寄りも多いのだろうな


さて、次回の予約は
接種後の説明で知らされたのですが
自治体側ですでに3週間後で決められていました
ありがたや


隣町では、初回も自治体側で決められ
都合のわるい方だけ連絡するようになっている とか

誰もが初めてで試行錯誤の連続だけど
予約でパンクするより妥当なやり方かも、特に高齢者は

とにかく、この日見ていても
医療従事者さんはじめ、自治体担当職員さんも ほんと大変だよ
心から「お疲れ様」と言いたい
コメント (4)
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久しぶりに実機でも ~つづき

2021年05月19日 | そら モノ 色々 
同じ場所からの撮影では絵が似てしまうので
少しづつ移動開始

  

ここは山側に畑が続く登り斜面
少し移動すれば場外を見下ろすこともできる



時に空中の機体が真横に見えたり
機体の背面を覗かせてくれることも

普段ではヘリの背面を撮ることは先ず不可能なので
これは絶好のチャンス、逃せない

 


さらに車で移動をかけ、ひと山周って別の場外へきてみた
ここからは山の作業現場が目視できる


ただし、裸眼ではやはり遠すぎる
500mm(換算750mm)の望遠でも力不足
トリミング でなんとか見られるかな


 ここの場外からの吊り上げは、見上げるかたちにはなるが目の前
 
  ヘリと比べても、巨大な筒型の筐体は見るからに重そう
   中空とはいえ、かるく3t越えかぁ~



現場へ到着すれば、作業員がアリの子のように


ファインダーを覗いていても手に汗握る
目をファインダーから離せない

しだいにレンズを支える手が限界になり
マイカーの屋根で、レンズと体を支えながらの撮影



ギャラリーはいつの間にか自分一人に~ なんて思ってたら
この作業を山頂の現場で撮影していたとは~

それは お隣ブログ の batilsさん
この時のブログ記事
「新長坂ゴンドラリフト支柱据付工事」 にリンクさせていただきます
記事内には動画もありますし、下界に小さく見えているのは
撮影に夢中になってる自分の車だよ!

同じ場外での画像もあるのに
撮影ポイントが違うとはいえ、気づかなかったのは自分の失態・・・ 


取り付け作業が終われば、一気に駆け下りてくるヘリ
きっと気圧の変化に耳抜きは必需なんだろうな

自分は、耳抜きが苦手なので気になってしまう


次の荷を吊り上げようとしている機体
機長さんは黒色スラックスに白ワイシャツでのフライト
さすがにノータイだったけどね
黒く見えるのは、ショルダーハーネス

 撮影開始前の場外、畑のあぜ道にいた自分の近くで
 スマホ見てた方がその人だったとは
 その時は近くに住む地元ギャラリーだとばかり思っていたけど
 まさか機長さんだったとはなぁ~
 



コイツを先ほど建てた鉄塔先端に
ホバリングしながら取り付けるようだ
また暫くは目が離せなくなりそう



この作業を見届けた時点で、自分は時間切れ
息子の所へ寄って、日帰りで帰宅しなければならない


 後ろ髪を引かれる思いで車を走り出すと
 私を追いかけるように、後ろからヘリが追い越し
 朝の場外へ着陸してくるとは

 ~どうも給油のよう
 重量物を吊っての山登りの繰り返しじゃ、ヘリも腹も減るわな
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久しぶりに実機でも

2021年05月16日 | そら モノ 色々 
ホント、久しぶりに 我が家上空 ではない(爆 
 実機ヘリを紹介します
とはいっても、今はまったく動きがとれないので
昨年の夏に撮影できた時の話し

流行りものと自分のゴタゴタで、身動き取れなくなる直前の話し
あの頃が懐かしくなってしまうよ・・・

撮影場所は、我が家の風呂場でもある ノザワヤ温泉(笑
 いやいや
長野県北部に位置する「野沢温泉村」にある時期外れのスキー場です

ここにあるスキー場では、ゴンドラリフトの入れ替え をするということで
一昨年? から工事が行われていたよう
出かける数日前から、現地のブログやSNS等で
ヘリによる作業が行われているとの情報が

場所的には息子の住処へ出かける途中にある
ということで、家族には息子の所へ荷物を届ける名目で

もちろん一番の目的は、大型ヘリの撮影に決まってるじゃんね!


場外離着陸場となっている駐車場を覗くと~

いました居ました
アカギヘリコプターさんの カモフ Ka-32 JA6955
二重反転式のローターが特徴の ロシア製 大型へり

 喉から手が出るほど撮りたかった獲物です

コイツの模型を作り始めて 9カ月(当時)も経ったが
飛んでいる姿を実際に見たのは今までに一度きり、それも右側面だけ

この日飛んでくれたら機体の両側確保と
模型つくりの資料が増えてくれたらありがたい

お隣ブログの batilsさん から画像の提供は受けていたが
さらに画像が増えれば、今後の製作には好都合


いよいよエンジン・スタート

アレレ、暫くするとエンジンストップ  

 カバーを開いて、エンジントラブルかな
後から考えたら絶好の中身エンジン部、撮影チャンスだったけど


この時は 飛ぶ 飛ばない の方が気になってしまい

まぁ、模型の方へも
すでに胴体は完成しているので
エンジン等のディテールがわかっても
フィードバックするには時すでに遅し・・・
 だったのもあるけどね



今日は飛ばないかも~ と悪いほうへ考えてしまう悪い癖


でもその後には
ビックリするような バックファイア を見せてくれ


皆さん心配顔でしたが、エンジン復調

   上がった!
  



初っ端から重量物を吊り上げるようだ


地上員も緊張の時
工事関係者から、ダウンウォッシュへの注意喚起と
撮影場所の更なる後退を再度指示される

ヘリの荷上げ作業の撮影では、自分もヘルメットに作業着は必需
何かあっても自己責任、皆さんに迷惑はかけられません
ただ、このスタイルなので
今回も現場監督さん から荷上げ作業員と間違えられたけどね(笑

 たまたま隣にいた、名古屋ナンバーの同業者さんも
 次回からはヘルメット持参しますと言っていた(笑






カーゴフックにテンションがかかると、ロードメーターの読み上げが聞こえる
このデカブツは約4t の重さ


5tの吊り上げ能力がある機体でも、標高の高い現場への荷上げだからなぁ

このあとは順調に、軽いモノは100kg越えから
上は4tまで吊り上げ作業がつづいていくのだが

今回は山へ荷物を上げるだけじゃない
その重量物をホバリングで吊り上げたまま、構造物に仕上げていく

 その様子は次回に~
コメント (2)
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