宮城の農業普及現地活動情報

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栗原市合併10周年記念田んぼアートを開催

2015年06月11日 08時51分55秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成27年5月30日(土)に、田んぼアート実行委員会(JA栗っこ南部広域営農センター瀬峰)主催により、栗原市瀬峰泉谷の水田で、田んぼアートが開催されました。
 瀬峰地区循環型農業推進会議(千葉孝行会長)は、瀬峰地区全体で「安全・安心・おいしい!瀬峰農場=循環型農業のまちせみね」を合い言葉に、完熟堆肥を使用して環境にやさしい栽培方法で育てた農産物「エコ・せみね」のブランド化に取り組んでいます。
 「エコ・せみね」の認知度を高め、食と農と地域の絆を深め合うことを目的に、約80aの水田に、小牛田農林高等学校のデザイン作成・測量協力と瀬峰中学校の事前準備協力のもと、紫稲、黄稲、白稲などを使い図柄を描く田んぼアートを行いました。
 7回目の今年は、夏日の好天に恵まれ、地域住民や市内外からの子供とスタッフなど約120名が、栗原市のマスコットキャラクター「ねじりほんにょ」と「これからもずーっと栗原」「エコ・せみね」の文字を、紫や黄色、白、赤の4種類の稲の苗を泥まみれになりながら手植えし、約2時間かけて栗原市合併10周年記念田んぼアートを描きました。
 田植えを終えた子供達はジュースや菓子袋をもらい、栗原産の食材を使った野菜スープと「エコ・せみね米」のおにぎりを笑顔で味わっていました。
 栗原普及センターでは、平成19年度から耕畜連携による循環型農業や田んぼアートを支援しており、今回の田んぼアートで「将来、農家になりたい」と言う男の子も現れ、中・高校生など次世代の食と農への関心が高まり、取り組みの正しさに手応えを感じました。
 県内一の田んぼアートは、JR東北本線樋口山踏切付近の高台から7月いっぱいが見頃ですので、是非見に来て下さい。



宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9404
FAX:0228-22-6144
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