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大崎農業士会(会長 佐々木郁郎:指導農業士11名,青年農業士7名)では,有限会社 板倉農産 代表取締役社長 阿部善文さん(登米市)を講師に招き,食“農”教育と共に経営を発展させてきた取組を学びました。
お米の完全契約栽培(オーダーメイド流通),収穫ほ場と栽培履歴を追跡できるQRコード,自然と共生する農業システムとして考えた限定商品「はつかり」,ピクニックファーム・農業体験学習・農業インターンシップ等,多彩な取組を通して培ってきた“信頼”と“信用”で消費者や若者と強く結び付いているという講演でした。
「目を輝かせて近づいてくる幼い子を,大きな心で受け止めることができれば,たくさんの農業後継者が育つはず。農家をまるごと体験する“農業大学校の派遣学習”受入は誰にも代わることのできない仕事です。夢を描いて農業を楽しみ,“農業士”の皆さんとともに前進して行きたい。」と締めくくりました。
普及センターでは,担い手の育成に不可欠,かつ地域農業を牽引する農業士の活動をこれからも支援してまいります。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0229-91-0727 FAX:0229-23-0910