宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

稲ホールクロップサイレージを利用しよう

2016年03月15日 10時58分11秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

  JA加美よつば管内では,水田での飼料用稲栽培(稲ホールクロップサイレージ(イネWCS)及び飼料用米)が盛んに取り組まれています。特にイネWCSの作付面積は,平成20年の25haから年々拡大し,本年度は270haを超えています。
 そこで,イネWCSの利用を促進するため,みやぎ加美和牛改良組合が毎年開催している和牛講演会において,当普及センターからその利用方法等について情報提供しました。
 イネWCSの高品質生産に向け肥培管理や収穫・調製までの留意点に加え,牛の養分要求量からみたイネWCSを取り入れた給与例や,慣行の給与と比較したときの飼料費削減等について説明しました。参加者からは「現在の自分の給与のしかたは大丈夫なのか」といった質問も出されるなど関心の高さもうかがわれました。
  普及センターでは,今後も関係機関・団体と一体となり飼料自給率の向上や飼料費低減等を含めた飼養管理技術の改善を図っていきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910

 

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