goo blog サービス終了のお知らせ 

保健福祉の現場から

感じるままに

医療機器の普及は早い

2009年12月10日 | Weblog
先日発表された「医療施設(静態・動態)調査・病院報告の概況」(http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/08/index.html)の中で、平成20年10月1日現在の医療機器の設置状況と検査実施状況(http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/08/dl/03.pdf)が注目された。人口100万対設置台数は、「マンモグラフィー」29.7台、「マルチスライスCT」46.7台である。マルチスライスCTは、マンモグラフィやMRIよりも多く設置され、実施件数が多いことはどれほど知られているであろうか。「インナビネット」(http://www.innervision.co.jp/index.html)では、最新の医療機器が紹介されている(http://www.innervision.co.jp/expo/index.html)(http://www.innervision.co.jp/buyersguide/index.html)。医療機器はどんどん性能がよくなって、古くなった機種の値段が下がるようである。医療機器の普及は本当に早い。施設基準の届出が必要な診療報酬項目の平成20年7月1日現在の届出状況(http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/03/dl/s0325-9k.pdf)と比べると、わずか3ヵ月間で、高度医療機器が医療機関に急速に普及していることがわかる。その昔、MRIが夢の医療機器のように感じていた頃が懐かしい。ところで、高度医療機器の診療報酬について、保険課長通知で様々に要件が規定されている。政権交代を踏まえて、診療報酬の決定過程に対する社会意識が高まっているように感じないでもないが、単に診療報酬点数だけではないかもしれない。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 医療連携における保健所関与 | トップ | 子宮頸がんワクチン、22日に発売 »

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事