マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

諸先輩方の教訓  そして 『僕は主人にまさらず』

2014-05-24 16:00:00 | 絵画。写真。
土曜日は絵画に親しむ日。
絵画教室はなし。 長谷川義史の『絵本原画の世界』に行きました。

優しさがあふれる。   『ウーー ワン!』

独特の世界が良い。好き。          Paperホルダー 378円                             

 会場の大きなパネルに長谷川氏の自筆で書かれてあった。
  『忘れられない小学校の時の絵の先生の教訓』
             今の私を育てた教訓です。

 チマチマのテクニックで描くな。
 ぬるのでなく描く。
 大きくきもちを描け。
 きもちを画面にのせる。
 小さなこまかい所も大きな筆でこまかい気持になって描くこと。

         なるほどね~!
  しっかりメモして・・・私への『教訓』としました。  
   犬も歩けば棒に当たるワン!  大収穫でした。


5月24日。復活節第五土曜日。
                『今日の御言葉』
『イエスは弟子たちに言われた。
「『僕は主人にまさりはしない』と、わたしが言った言葉を思い出しなさい。
人々がわたしを迫害したのであれば、あなたがたをも迫害するだろう。」』
                                ヨハネ福音書15章20節 
復活後に帰点する前に、弟子たちに言われた今日の御言葉。 こちらも『教訓』です。
  ”私にも迫害がおよぶのか!”と。 弟子たちは怖かったことでしょう。

御言葉を理解させるために・・・
イエスは言います。
『僕は主人にまさりはしない』と、わたしが言った言葉を思い出しなさい。』 と。

以前に…イエスの言った言葉を思い出すことにしましょう!
で・・・
聖書を繰ってみると
三つ見つけました。 もっとあったのかな? 

①今日の御言葉と同様に、最後の晩餐での言葉。 弟子たちの足を洗った後での言葉です。

『主であり、師である私があなたがたの足を洗ったのだから、あなた方も互いに足を洗い合わなければならない。
わたしがあなたがたにしたとおりに、あなた方もするようにと、模範を示したのである。
はっきり言っておく。
僕は主人にまさらず、遣わされた者は遣わした者にまさりはしない。
このことが分かり、そのとおりに実行するなら、 幸いである。』
           ヨハネによる福音書13章14~17節
そして
②最後の晩餐よりも以前。12人の弟子を選んだ時の言葉もありました。

『「わたしはあなた方を遣わす。
それは、狼の群れに羊を送り込むようなものだ。
だから、蛇のように賢く、鳩のように素直になりなさい。
人々を警戒しなさい。あなたがたは地方院に引き渡され、会堂で鞭打たれるからである。
弟子は師にまさるものではなく、僕は主人にまさるものではない
弟子は師のように、僕は主人のようになれば、それで十分である。」』
                             マタイ福音書 10章16&17&24節
この言葉には続きがあります。

『人々を恐れてはならない。
体を殺しても、魂を殺すことのできない者どもを恐れるな。』   

③イエスは、弟子達と共に生活する時には、弟子達を励ましました。

『イエスは、たとえを話された。
「盲人が盲人の道案内をすることができようか。 二人とも穴に落ち込みはしないか。
弟子は師にまさるものではない。
しかし、だれでも、十分に修行を積めば、その師のようになれる。」』
                               ルカ福音書 6章39&40節

   イエスは、死を迎える時の最後に・・・
愛する弟子たちを、これから弟子に振りかかる苦しみを思って、励ましたかったのではないでしょうか?
   幸いである十分である恐れるな師のようになれる。  と。
    イエスの優しさのこもる言葉ですよね。 大丈夫だよ! と。


    イエスは、最後の晩餐を終え・・・
 弟子たちとゲッセマネに来て祈り、『死ぬばかりに悲しい。』と。
そこへユダと大勢の群集が来てイエスを捕らえます。その夜にローマ帝国の第5代ユダヤ属州総督:ピラトに逮捕され。
   翌日には、御自分の予告通りに、十字架上での死を遂げられました。


    イエスは知っていたのです。
 イエスが迫害を受けるように、弟子達も、同様に、迫害を受けることを。

  イエス亡き後宣教に向かう弟子達に、イエスは言い遺したのです。
        『必ず、伝道は迫害を招く。』 
師であるイエスが迫害を受けたのなら、その弟子たちもまた迫害を覚悟しなさい。
          それでも
   体は迫害を受けて殺されても、魂は滅びることがない。 
天の父は、師である主人イエスを守る 同様に必ず 僕である弟子たちをも守る と。

    イエスの弟子たち。
 最初の12人。→マティアの選出。→ステファノ。→サウロの改心。 その後も次々と・・・。
    そして今となって・・・あなた様も私もイエスの弟子です。 僕です。

 師である主人のイエスに倣って・・・私達も、何事も恐れずに、主の道を歩いていきましょう!


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。 土曜日はいかがお過ごしでしたか? 日曜日も良い日でありますように! 
私は明日は登山月例会です。

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高山登山訓練記録 
まじめに続けています。 5階ビルのSogo階段の10往復。 登山時に使う筋肉の鍛錬です。

      昨夜TVで、ヒマラヤ制覇登山家の『教訓』
『どんなに厳しい斜面を上る時も、地球の中心に向かって、体をまっすぐに、一歩ずつ。
     決して、何かにつかまったりして、体を傾けないこと。
   地球の中心に向かってまっすぐを確かめてから、一歩前進です。』
 早速・・・今日の訓練は、体幹を意識して、地球に向かってまっすぐに。
       明日は・・・山で、実地訓練です!