まいぱん日記

身近なあれこれ、植物のことなど

赤いカリーナとハート型の種

2017年09月13日 | ロシア

夕方、夫が帰ってきました。今回庭から持ち帰ったのはこれです。

♪カリンカ、カリンカ、カリンカ マヤ♪ の歌のカリンカです。

カリンカというのはカリーナの愛称で、カリーナの木はロシアでは知らないひとはいないくらいありふれた灌木です。ガクアジサイのような真っ白の花も赤い実も昔から愛されてきました。

今のロシア人がカリーナときいて思い浮かべるのは、映画の『赤いカリーナ』かもしれません。

『赤いカリーナ』はソ連時代の一九七三年に作家で脚本家、映画監督で俳優(何でも屋ですね)のワシーリイ・シュクシーンが自らの作品を監督、主演した映画です。

完成後に彼がロケ地で急死したこともあって、今でも非常に人気のある映画で、ネットにもUPされています。

映画の中で「赤いカリーナ、カリーナが熟した・・・」とくり返し歌われる「赤いカリーナ」の歌はカリーナの美しさと苦さがヒロインのリューバの運命でもあることを暗示しています。

数十年前ロシアで「カリーナの実の中にはハート型の種がはいっているのよ」と、その種をくれたひとがいました。ちなみに女のひとです(笑)

この実の中にもハートがあるかしら?と確かめたら、ありました。

      

                  右側はまだ熟れていない実の種です。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
« 生け花教室(実を活けるほか) | トップ | ハロウィン衣装が完成しまし... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
カリンカ (こまこ)
2017-09-15 14:46:52
小学校か中学校の時、この歌をうたったなあ。カリンカ、なんか口ずさみたくなりますね。この実なんですか。意外と大きい実なんですね。ハート型の種、すてきね。
うた (まいぱんまま)
2017-09-16 23:57:15
自然と体が動いて、リズムをとっている調子のよい歌ですね。熟れると液果っていうんですか、皮と種の間がみずっぽいのですが、熟れ始めは人形のリンゴみたいです。
話はかわりますが、こまこさんは料理好きでかまえずにいろいろちょこっとつくられて、うらやましいです。

コメントを投稿

ロシア」カテゴリの最新記事