KYOKUKENZO'S WORKSHOP 2024

「道」は自ら切り開くもの。
他人の後追いは「道」にあらず。

ふぐふたたび。

2015年04月09日 | 日本食
先日、ホテル企画でふぐを食べました

私は北海道で生まれ育ったので
これまでの人生、ふぐを食べたことは
そう何度もあることではありません。

そう、かれこれ30回くらいかな(笑)。

東京(貧乏)時代、友だちと誘い合って
銀座のふぐ専門店へいったことがあります。

若いからタラフク食べてガッツリ飲んだ。

そして、いざ帰る段になって。

会計をみて飛び上りました。

ある程度は覚悟していましたが
まさかあそこまでとは。想定外でした。

銀座で食べるふぐの価値も分らない
世間知らずで無鉄砲な若者でした。

あの時、どのようにして払ったか。

正直、あまりよく憶えていません。



話がそれました。

先日のホテル企画のふぐが
とても美味しかったので

今度は専門店のもっと
美味しいふぐを食べましょうと

ここにやって来たわけです。

若いころを思い出しながら
(思い出したくありませんが)

まずはふぐ刺しと皮の湯引きから。

トラふぐのぶつ切りが登場。

少し増量してもらいました。

紙鍋なんだね。おもしろい。

煮えたかなぁ。気が急きますが

ここは冷静を保ってゆっくりと。

野菜タップリがウレシイですね。

ひれ酒。やはり専門店は手馴れてる。

ご作法をじっくり拝見。火をつけて

アルコール分を少し飛ばすのかな。

勿体ない気がしますが。笑。

そういうことじゃなく、こうすると

風味もさらに良くなるのでしょう。

さてと。なべも終わったので

今度は雑炊の用意にかかります。

出来たかな?いただきましょう。

旨味をたっぷり含んで。美味しい。

トラふぐ。タラふく。マンぷく。

やっぱり、から揚げも食べたいので。

はい。仕上げに、ヒレ酒おかわり。

とても美味しかったです。満足しました。


さてと。

すみませ~ん。

お会計をお願いします。

あれから40年。

歳もとって最近は、世間のことも
ちょっとはわかって来たので

帰る段になって
飛び上ることはないと思います。kyokukenzo

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