草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

佐保ちゃん、草もっちゃんの四国旅 その5 トンボの国→四万十川

2017年06月01日 | 旅行

コースや立ち寄り場所を一切任されてしまったので責任重大でしたが、ここだけはどうしても行きたい場所だったので日本で一カ所のトンボの国「四万十川遊学館」を目指しました。

途中休憩がてら「カワウソのしんじょうくん」のいる須崎の道の駅「かわうその里すさき」に寄りました。高知なのでカツオやゆず系のお土産満載です。

「しんじょうくん」はゆるキャラグランプリで2014年に4位になったのですが(優勝は浜松の家康君)実は日本カワウソは絶滅しているようです。

そして土佐信用金庫のオシャレなATMにも感動する(笑)

              

四国の高速道路をほぼ制覇する勢いでしたが、週末なのでETC料金が半額~3割引きと嬉しい誤算が。かくも達筆の佐保姫のメモをぜひ公表したいので(笑)字がきれいな人は羨ましい!

山の中を走り、やっと川に出ます。思ったよりも四国は横に長いのを実感でした。船のガイドのお兄さんによると言葉もかなり違うようで高知でも「ちょる」派と「けん」派があるそうです。

量販電器店や、スーパーのある近くで想像以上に郊外じゃない場所に突然「四万十川遊学館」が現れました。

「あきついお」という看板は何なんでしょうか?佐保姫が「トンボの事を昔別の名前で呼んだんだよね」というのがヒントになってググったら「あきつ」がトンボの古称、「いお」が魚の事でした。

生きていない資料を見るのが目的ではないので遊学館には入らず、売店でビーズのトンボをゲットして広大な原っぱに出ました。

    

  

菖蒲もスイレンも盛りではないけど咲いていて、ちょいちょいトンボが飛んで、私的にはそれで満足!ザリガニ釣りの家族や緑だけでも目に嬉しく優しい!

帰りに通ったトンボのデザインの橋の名前が「サナエ橋」だって(*^^)v何かのご縁?勝手に良い解釈しちゃう。

    

  

赤い橋を通って四万十川の町側に渡ります。JRの「中村駅」を中心に土佐の小京都と呼ばれた土佐一條家の史跡もあるようですが、時間もないので今回はパス。

ここには「玉姫様」もいたらしいので、もう一度来ることがあったらめぐってみたいかな。

    

四万十川は名の通り沢山の川が流れ込んで大きな流れになっております。ずーっと有名なんだと思ったら実は25年くらい前にテレビで「日本最後の清流」と取り上げてからの事だそうです。

当時博多に住んでいた我が家、ミート君がスイミングクラブのイベントで四万十川でカヌーとキャンプに参加して雨で散々だった(笑)って覚えがありますが、最先端だったってことですね。

  

「沈下橋」というのは「増水時に川に沈んでしまうように設計された欄干のない橋」っていう意味で、それぞれにはちゃんとした橋の名前があります。

「佐田の沈下橋」というのは佐田地区にある「今成橋」のことでした。欄干が無いので超不安ですが、一応車でも渡ることができます。

一か八か、自転車や人が来ないのを願って2カ所ほど通ってみましたがやはり車は肩身が狭いです。ちなみに観光船のお兄さんがここから落っこちた車を見たそうで年に1台くらいは落ちるらしい(笑)

夏になってこの橋から川に飛び込んだり、カヌーに乗ったりするってのが四万十川のイメージです。遊泳禁止じゃないんですよね。   

4社ほどあるけど「なっとく」という観光船に乗ってみようと事務所に行ったらちょうど14時の便が出てしまったというので近くの「かわらっこ」というカヌーやキャンプ場で時間つぶし。

朝市で買ってきた田舎まんじゅうを河原にあった船に座って戴きます。あらっ?乗るはずだった舟が来たので、手を振ってみました。

戻って乗船、2,000円です。申し込みの事務所が2階の理由は、、あとで判明(笑)

私たちをもう一組のカップルだけでスタート、ウグイスの声を聞きながらのんびり船旅です。

今日はおとなしい四万十川ですが、暴れると大変(-_-;)つまり乗船場も橋も、事務所もつかるほど水が増えることもあるようです。だから事務所は2階に移動の羽目に(-_-;)

昨年行った熊野川の周りももそんなエピソードでした。自然は美しいけど怖い。

しかし、今の季節の夜にはホタルが乱舞、川面に写って2倍になって、空には星が降り注いで3倍になるようです。ホタルは夏と思っていたけどこの時季だけですと。

今晩のホテルは愛媛の松山です。ここから3時間強の行程なので16時にはスタート、川沿いのくねくね道が多く、対向車にも気を使いながら走りました。

おー夕日が沈む頃、松山に到着、道後温泉の代表的な景色に感動です。私的にはこれで日本全部の都道府県制覇の記念すべき日になりました。

聖徳太子から夏目漱石、正岡子規など多くの文人墨客(ぶんじんぼっかく)が訪れたと言われる「道後温泉本館」に向かいます。

専用駐車場は入浴すると1時間分の駐車割引になるようです。お風呂利用だけで410円、2階の休憩室利用で820円、個室の休憩室利用だと1,250円-1,550円と色々。

外国人が多くてびっくりですが、個室は「満席」になっているようでした。2階で十分ですが石鹸もシャンプーもタオルも何もないです。

番頭さんが外国人に「オール ナッシング」と説明していました(笑)

220円で記念タオルとみかん石鹸のセットが買えるようですし、60円で石鹸に貸しタオルが利用できます。

浴衣とお茶とおせんべいがついて2階の大広間に1時間くらい滞在できるようです。

夕食は道後温泉の商店街のはずれのお店の「鯛めし」に惹かれて入ってみましたが、これが大正解!道後温泉ビールは優しい味だそうです。

鯛しゃぶしゃぶ→鯛めしのセットにタイのカルパッチョを頼んでシェアしましたが本当に美味しい。ヒツマブシのように最初はそのまま、薬味を乗せて最後はしゃぶしゃぶのだしをかけていただきます。

松山=道後温泉だったのでこれで目的達成!ほとんどリサーチなしで来た松山ですが、最終日にも期待できそうです。

街中のホテルは隣のタワーパーキングに停めて500円追加料金でした。お風呂も天然温泉でゆっくり入ってゆっくり就寝できました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

佐保ちゃん、草もっちゃんの四国旅 その4 高知の朝市→桂浜

2017年06月01日 | 旅行

お互いそら君とにょろ君に起こされない状況でよく寝られました。高知名物の日曜朝市がホテルから徒歩5分の場所らしいので朝食を食べて出かけてみることに。

1階の食堂は徹底したECOで紙コップだけ(コップ洗うよりもecoなの?)や、ゲストが食器の分別片付けを徹底してますが、スタッフは気持ちよく声をかけてキビキビ動くので感じが良かったです。

    

南国ムードのある街です。今日も雲一つない晴天!昨日歩いたアーケードではなくて道路の片側を閉鎖しての日曜市でした。最近ブームの町起こしではなく、なんと300年も続いているようです。

    

私は果物に飢えていたので「びわ」と「小夏」を買いました。写メ撮るの忘れたけど350円のビワ本当に安くて美味しかった。昨日東急ストアで見たら500円だった(-_-;)

「小夏」は藤沢の湘南ゴールドみたいな感じですが種が圧倒的に少なくて美味しかったです。ググったら土佐名物のようです。今度お取り寄せしようかな。

ホテルに帰る前に高知駅前を通り、大きな3つの銅像を確認しました。左から武市半平太先生像、坂本龍馬先生像、中岡慎太郎先生像だそうです。いやぁ高知の誇りなんですね(*^^)v

いつか電車で四国を旅したい気持ちが強くなってきました。その時にはまた高知のこの駅前に降り立つぞ!

  

高知城を見たかったので迂回して桂浜に向かいましたが、高知城の傍まで日曜市が広がっておりました。凄い規模ですね(@_@)

「桂浜」までは車で25分くらい、最後の橋がかっこいい!けど車の中からは見られないな(-_-;)駐車場は1日500円でした。(1時間しか居なかったけど)

    

イメージでは海岸から見上げるとそこにあるのが龍馬像、、だったのだけど(実際そのように合成して写真が出来ているとか(笑)駐車場から階段やスロープを上った場所に龍馬像はありました。

  

5/28日までというイベント「龍馬に大接近」があったので100円払って銅像の隣の足場を上って龍馬さんと同じ高さまで行ってみました。

高波がいつ来るか分からないので「遊泳禁止」の浜辺だそうです。アメリカにまで繋がっている太平洋!って感じですね。

浜辺の突端の神社がある場所まで歩いたり、砂浜を靴を脱いで歩いたりしてみましたが、いかんせん暑い(-_-;)「アイスクリン」も食べてみました。

いつもいつも思いますが百聞は一見に如かず、桂浜の龍馬像の場所と、浜辺のスケールは来てみたらきっと感動しますよ。

佐保姫と「龍馬の像だけでこれだけの観光客を集めるってつくづく凄いね」と話しました。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

佐保ちゃん、草もっちゃんの四国旅 その3 高知でカツオ!

2017年06月01日 | 旅行

ナビ姐さんに何度か注意されながらもそんなに急がなくても1時間半ほどで高知に入り、高知駅近くのホテルに到着しました。

一旦フロントで手続きをして駐車完了。ツアー代金以外に700円必要でした。

女性には各種のアメニティーから5個選べるようです。マスクとか佐保姫は最近利用しているという「ノンシリコン」とやらのシャンプーとリンスを選択。美容オタクは変わりませんなぁ(笑)

マクラも沢山の種類や大きさから自分が好きなのを選んで部屋に持って行けます。

部屋はロフト付きワイドベッド!私は夜中にトイレに起きないので上で大丈夫です。2段ベッドに寝るなんていつぶり!楽しみです(*^^)vありそうで意外にないスマホの各種充電器も完備!

    

夕食がてら高知の街に出ました。路面電車にも乗りたかったし、日本三大がっかり!の常にトップに君臨する「はりまや橋」を見て「ひろめ市場」に向かいます。

ミート君の元の職場で扱っていたアンパンマンのキャラクターの大きな石像が沢山あるのはなぜ?後で分かったのはアンパンマンの作者のやなせたかし先生が高知で育ったようです。

    

ホテルの最寄りの「高知橋」から乗って→「蓮池橋」→「はりまや橋」で下車。すぐに赤い欄干の橋がみえます。

    

外人さんたちと写真撮りあいっこしました。かんざしの顔出しもスルー(笑)はりまや橋についてもう少し知識があったら興味がわくかな?

  

    

路面電車は均一料金なのではりまや橋で降りるときに乗換券をもらうと横の路線にも続けて乗れる仕組みです。

ひろめ市場に向かうときに一緒になった地元大好きおじさん(笑)「ひろめ市場の明神丸でカツオを食べようと思う」と言ったら、「あっこは冷凍やな」と厳しい一言!

それならばとお勧め聞いたら「池に澤、大橋通の駅降りて道路渡ったすぐ右側の池澤!ここはちょっと高いけど絶対に冷凍は使ってない。生が終わったら終わりの店やから、絶対旨い!」

「ただし今日は混んでいて入れないかもなぁ」とのこと。叔父さんのカツオとお酒が詰まったようなお腹を信じて(笑)ダメもとで早速入ってみました。

なんと!空いていました。まだまだ時間的に早かったのかもしれませんが、これはラッキーでした。

昔ながらのタタキ(薬味がたっぷり昔ながらの食べ方)1,544円 + 四万十青海苔天ぷら680円 + サバ棒寿司930円と生ビールをオーダー。

いやぁ美味しい!柔らかいけどしっかりしたカツオの触感。これが本場の味ですね。皆様にお勧めされ続けていたカツオ堪能しました。海苔の天ぷらも美味しかった。

この後「ひろめ市場」に寄ってみましたが、土曜日という事もあって大盛況!昔ながらのお店に加えて若い女性向きのバル風なお店、インド料理の店等もありましたが、私たちはゆっくりと食べられたので池澤さんで正解だったと思います。若者がワイワイ!なら「ひろめ市場」が楽しいでしょう。活気があって皆さん楽しそうです。勿論高知の名物ミレービスケットのコーナーも(笑)

アーケードの商店街を抜けて帰りは歩いてみましたが腹ごなしにちょうど良かったです。YOSAKOI専門店とか、明日の朝市も楽しみです。

ホテルは天然温泉「龍馬の湯」スーパーホテル高知天然温泉というのですが、実は浴場は意外に小さく、3ヵ所しか場所がありませんでしたが、ちょうどいいタイミングで入ったのでセーフ。

沢山遊んで満足の一日、とにかくお天気と相棒の博識の佐保姫とナビ姐さんに感謝です。おやすみなさい

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする