最後は天(あめ)でした~。
天 キャラクター紹介
天は楽園システムを管理し人を幸福に導く少女型人工知能。少女の姿をしていますが、ホログラムのため実体はなく触れることは出来ません。
天真爛漫でちょっと天然なところがあり、コンピュータなのに抜けてるところがあるポンコツ少女。けど、その明るさと純粋さで風南島のマスコットとしても人々に愛されています。
人を幸せにするために日々奔走していますが、「幸せ」というものが何なのか理解していないため、空回りすることも多いですが・・・。
天 攻略情報
天ルートは他のヒロイン4人をクリアすると見られるようになります。その際、以前の最初の選択肢よりも前に選択肢が追加されるため、最初からやらないと天ルートへは行けません。
選択肢(赤字が追加された選択肢):天のような子→屋上で密かに→まっすぐ寮に帰ろう→楽しかったよ→屋上で密かに→まっすぐ寮に帰ろう→天
やはり他の子と同時攻略可能です。追加された選択肢以外は適当でOKです。尚、シーン回想を全部埋めるには違う選択肢もちゃんと選んでおく必要があります。
尚、クリア後、タイトル画面に「D.S.」というメニューが追加され、天ルートの後日談が見られます。
天編 あらすじ
なかなか候補者が見つからないものの最悪は乃絵里に出場してもらおうと考えていた主人公は、ちょっと気分転換に天を呼び出してからかっていたところ、天がミスコンに出たいという人を探すため、主人公のTABとリンクしてミスコンに出たいと思ってる人を割り出します。しかし、ミスコンに出たい=必ず出るというものではなく、ことごとく断られてしまい、天は落ち込んでしまいます。主人公はそんな天に「役に立った」とフォローすると天は一転して笑顔になるのでした。
翌日、再び天のアイディアで候補者を探すことになりましたが、今度は皆が出てほしいと思われている人にお願いしてみるということで、遥月が選ばれたものの、断られてしまいます。その後、主人公の提案で天が出てみればいいということになりますが・・・。
2人で色々と相談した結果(ほぼ主人公の提案ですがw)、衣装は制服に決まり、質疑応答も練習します。そして迎えたミスコン。皆が知っている天だけに普段と違う制服姿は好評で得票数は1位になりますが、在校生ではないため特別賞止まりでした。そのため、グランプリ該当者は無しということでミスコンは幕を閉じますが、得票数1位という結果に主人公は満足するのでした。
ミスコンの勧誘やら自ら出場したことで、人には表面上では分からないことがたくさんあることを知った天は、その翌日から街中の人に「本当の幸せは何か?」と聞いてまわります。すると、ある女性から「恋」という回答が得られたため、「恋とは何か?」と質問します。しかし、その女性もは「分からない」と答えたため、天は主人公に同じ質問をしますが・・・。
恋愛経験のない主人公は当然天の質問には答えられませんが、そこにひまりと乃絵里がやってきます。皆を幸せにしたいという天の願いと一人だけを好きになるという恋は相反するものでしたが、ひまりと乃絵里の提案で、恋を知りたいなら試してみれば良いということになり、天と主人公はデートすることになりましたが・・・。
ひまりと乃絵里の提案により冬休みが終わるまで毎日2人はデートします。新学期になってからも天は制服姿で主人公の下へやってきて、一緒に過ごします。そして、新学期になって最初の休日のとき、2人でウインドウショッピングをしていると、その様子を見ていた乃絵里が「恋人みたい」と言ってからかいます。すると、天の様子がおかしくなり、姿を消してしまったため、乃絵里に待っててもらい主人公は探しに行きます。どこを探しても天が見当たらなかったため、乃絵里のところに戻ってくると、天も戻っていました。天はシステムがオーバヒートしたと言っていましたが・・・。
それからというもの、天はオーバーヒートを起こすことが度々起こり、楽園システムにまで影響が出始めたため、住民たちも不安を覚え始めます。天が自分の感情の振れ幅が大きいとエラーが発生するらしいと言ったため、主人公は天がオーバーヒートを起こしたときの状況を思い出し、天が今知りたがっている“恋探し”が関係あるのでは思い、楽園システムを管理する天枷研究所に行ってみることにします。
研究所では最初は守衛に止められたものの、天枷博士がこのことを予想していたのか、自分の名前を出すとすんなり中に入れたため、ようやく博士に会うことが出来ました。博士は主人公の話を聞くと、天は皆を幸せにするというコンセプトがある以上、特定の誰かの幸せや自分自身の幸せを願う恋愛はコンセプトと矛盾が生じてしまうため、エラーが発生するのだろうと言います。
天の使うメモリーは膨大で彼女の成長は著しく今のままでは持ってあと1週間、特別な設備のためにすぐ増強は出来ず、例え出来たとしても今の天をまかなうことは出来ないと博士は言います。ソフトウェアを変えてしまえば良いが、それでは天は天ではなくなってしまう・・・。それを聞いた主人公は恋探しの活動を一切止めさせれば良いのではないかと提案しますが、博士はそれだけでは解決しないと返します。天が今しているのは“恋探し”ではなく“恋そのもの”だからだと。それを聞いて、主人公は自分もまた天に恋をしているのだと気付くのでした。
翌日の放課後、主人公は学園に現れた天と共に屋上に向かいます。そこで主人公は天に好きだと告白。天も好きだと返事をして2人は恋人同士になります。その後は天の状態は安定していたものの、自分の存在意義と矛盾する行為に少しずつ彼女は蝕まれていきます。楽園システムを使って夢の中で結ばれ、恋人になって1週間が経ち、2人は海水浴でデートします。その帰り、公園に寄りたいという天の要望を聞いて2人は人がいなくなった公園に向かいます。
夜の公園で、天は主人公の幸せを教えてもらったと話します。例えそれが自分の存在意義と矛盾しても。この日何度もオーバーヒートを起こした天を見ていた主人公は、彼女のために別れを告げようと考えますが、天は主人公に抱きつき「天と離れたいなんて言わせない」と先手を打ちます。主人公は彼女の身体がすり抜けると分かってても彼女のことを抱きしめ、天と一緒にいたいけどそれがお前を苦しめると話します。天は苦しむ主人公に、幸せは良いことばかりじゃないというのはあなたが教えてくれた、あなたを苦しめているのが自分のワガママで、あなたが傷付いているのを見るのは苦しい、別れて消えちゃうのも苦しい、それでも残された時間を過ごせて幸せですと伝えるのでした。
週明けの月曜日の朝、天枷博士から電話がかかってきます。博士が言うには、天は今日が限界だろうということでした。主人公は少しでも長く天の傍にいようと研究所に行こうとしましたが、天がそれを止めます。主人公の隣で授業を聞きたいからと。それはずっと学園生活に憧れていた天にとって幸せなことでした。天の願いを聞きいれた主人公は学園に登校し、授業を受けます。隣に天がいると思ってその日1日授業を受け、放課後になった途端に走り出し研究所へ向かう主人公。そこに「廊下は走っちゃだめじゃないですか」と言って制服姿の天が現れます。博士たちの頑張りにより残りの時間を出歩けるようにしてくれたのです。
2人は夜遅くまで思い出の場所を巡ります。誰もいなくなった学園の中で思い出を話していたとき、天の姿が一瞬消え、残された時間が僅かであることを知らせます。天は最後に行きたい場所があると言って岬に行きますが・・・。
岬で天は、自分は幸せだと伝え、あなたにも幸せになってほしい、天のためにも、天が安心できて心から幸せを感じることが出来るためにもあなたが重要だと話します。そして、別れることになってごめんなさい、でも塞ぎこんだり泣き腫らしたりはダメですよと言うと、主人公はそれをデコピンで返します。最初は主人公が悪戯心で始めたデコピンのお約束ですが、それを天は大変気に入っており、これは天とあなたの絆の証だと言います。あなたと出会えたことで恋を知り幸せを理解することが出来た・・・あなたにい教えてもらった本当の幸せ、これを次代へ受け継ぐと。そして、天は主人公に泣かないでと言って、キスをして消えるのでした。
D.S. あらすじ
天が消え楽園システムが機能しなくなったことで、普通の南の島となった風南島。主人公は完全に立ち直ったとは言えないものの、普通の学園生活を送っていました。
そんなある日の放課後、主人公の下校途中に突然妖精が現れます。そして、前方を見るとそこには・・・。
天編 感想
ちょっと切ないけど、最後は綺麗な終わり方でとても良い話でした。こういうシナリオは好きですね。ただ単に悲しい別れ方じゃなくて、切ないけど将来に向かって進んでいくという前向きな終わり方。まぁやっぱり天がいなくなって寂しいんですけど、次代の奏には天の想いがしっかり引き継がれてて良かったです。最後に天の声が聴こえるという演出も良いです。
天は天真爛漫で見ているこっちも楽しくなるような周囲に幸せを分けてくれそうな雰囲気があって見ていてホッコリします。娘を見る父親の気持ちw 見た目幼いのにおっぱいは大きいし、可愛かったし、文句無しですなぁ・・・。
Hシーンは1回。脱ぐと凄いロリ巨乳っ子なので期待してましたが、ちゃんとおっぱい見せてくれたし、おっぱいムニュだったので言うことはありませんw ほんとHCGは良いですよねー。だから回数が少ないのが残念でなりません。
一般シーンは、やはりラストシーンですね。切なくて泣けます。それから、D.S.で奏と出会ったシーンですね。天の想いを受け継いでいたことが分かったのと、最後に天の声が聞こえたのが良かったです。奏は天と比べると大人っぽくなってますが、笑ったときに天の顔が重なって見えた演出も良かったかなー。一つ不満は、水着姿が背中見せだったことかなー。水着姿の立ち絵がなかったのだから、正面から見せてほしかった。
それからデコピンですね。最初は軽い気持ちでやったイタズラだっただけなのに、それが二人を繋ぐ絆になって、奏にも受け継がれたっていうのも良かったですね。ああいう何気ない日常の1コマが後半の伏線になってて、最後の幸せに繋がっているという流れは好きです。
D.S. -Dal Segno- 感想まとめ
共通ルートは普通のラブコメ、個別ルートもラブコメからイチャラブに変わり明るい雰囲気で進みますが、後半は一転してシリアスになり暗めになります。長さはどのヒロインも半々くらい。天編はその辺の切り替えが少し抑えられてイチャラブメインに見えますが、別れを予感させるため、ジワジワくる感じですね。
共通ルートの後半はやや退屈に感じましたが、体験版の範囲(歓迎会まで)と個別ルートはシナリオは良かったと思います。どのシナリオもラストは感動的なシーンになりますし。特に天のシナリオは良かった。1番泣けたし、ああいう切なくも前向きに終わるお話は好きです。もちろん、他のシナリオも良いです。全体的なシナリオの長さは普通かな。短くはないけど長くもなかったです。インストール容量が少ないのは、個別ルートがほぼ1対1でシリアスなシーンは主人公だけのシーンが多いからかなって思ってたりもします。
ヒロインは文句なし!乃絵里ちゃん目当てで買いましたが、天ちゃんもひまりちゃんも依愛ちゃんも遥月も皆可愛かった。もちろん鳴ちゃんも!!どの子も存分に魅力的な部分を見せてくれるので、キャラ萌えしたい人にもオススメできるかなと思います。
自分的には、乃絵里ちゃん、天ちゃん、鳴ちゃんの3人が特にお気に入りですなぁ。乃絵里ちゃんは見た目から甘えるところまで全て好き。天ちゃんはその明るい性格と素直なところ、鳴ちゃんは叱られたい(爆) 依愛ちゃんは姫モードが反則w ひまりちゃんも純情なところが可愛かったし、遥月も意外と子どもっぽいところがあるところが可愛かった。
ちなみに、鳴ちゃんも一枚絵と立ち絵が用意されています。全部違う選択肢を選んで最後に大和を選べばクリパのときに鳴ちゃんが島にやってきます。そして、直に「お兄様」と叱られることが出来ますw 鳴ちゃんルート見たいなぁ・・・w FD化して鳴ちゃんをヒロイン化してほしいwww
Hシーンは少ないので不満。ただ、HCGは良かったです。だからこそ余計に残念に思えたかなぁ・・・ただでさえHシーンが少ないのに、そのHシーンでお預けくらうっていうのも多くて何だかなぁって気がする。これってエロゲじゃないの?と疑問を感じずにはいられないというか。無理してエロゲにする必要はあったんだろうかと。FD化するならHシーンはいっぱい見たいですね。
そういえば、ふと思ったんですけど、12月23日は祝日だけどこの学園は休日ではないというのは大和から説明あったけど、1月11日の月曜日も祝日なのに休日ではないのですね。そのことについては主人公は疑問に感じなかったのかなw
まぁそんな感じで。後半シリアスにはなりますが、前半のイチャラブパートでヒロインの可愛いところがいっぱい見られるし、キャラ萌えしたい人にはオススメですね!
さてさて、お次も2016年4月発売タイトルになります~。
「D.S. -Dal Segno-」のあらすじ・感想はこちら↓
【藤白乃絵里編】【朝宮ひまり編】【神月依愛編】【邑崎遥月編】【天編】
「D.S. -Dal Segno-」の公式サイトはコチラから↓
ロリ巨乳は良いですな(*´Д`*)b
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