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こばとの独り言

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「春音アリス*グラム」 あらすじ・感想その3 神咲エリサ編

2017年07月03日 00時00分00秒 | 美少女ゲーム

2人目は神咲エリサでした~(*'∇')

神咲エリサ キャラクター紹介
海外から成稜学園にやってきた留学生。成稜学園では颯太朗と同じ2年F組に編入された。滞在期間は三学期の間のみ。いつも飼い猫のナナと一緒にいる。寮では1人部屋を用意されていたが、エリサが転入したとき手違いがあって部屋が空いていなかったため、ルームメイトのいない耶々が泊めてあげたところ、そのまま彼女とルームメイトになった。朝は弱くいつも耶々に起こされている。
実は北欧の小さな島国の皇族の第三皇女だが、最高機密事項扱いになってるため、本人から素性を明かすことは出来ない。エリサが嘘を吐けないため対策として“設定”を考えてあるが、その内容はどこをどう聞いてもハ○ジにしか思えないw 皇族というだけあって、長い銀髪、所作は優雅でお淑やか、どことなく気品を感じさせる。しかし、人懐っこい柔らかい笑顔が特徴的だが、ちょっと世間知らずで抜けているところがあり、素直な性格のせいか騙されやすい。音楽が好きで幼い頃からヴァイオリンの習い事をしている。
好奇心旺盛で学園の至る所を探検して回っているが、颯太朗のいる黄昏部に興味を抱き、耶々に勧誘されて入部することとなる。元々料理上手で、その好奇心から和風料理にも興味を示すが、張り切り過ぎてしまうため、彼女と同室で試食係になっている耶々は最近食べ過ぎが悩みになってしまっている模様。運が途轍もなく強く幸運の持ち主。
アーケンカードは「皇妃の算術(ロイヤルアリスマティック)」。このカードは学園のものではなく、幼い頃に祖父から貰った物で、嘘を見破り真実を見極める力がある。アーケンの力を使ってるときは普段は温和なエリサの雰囲気が豹変する。新聞部の浮気澪はこのカードのせいで嘘を次々と見破られてしまい、エリサの事が苦手になってしまった。
何はともあれ、( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!

神咲エリサ 攻略情報
素直に言う→もう少し話していく→雪に会いに行く→話しかける→同じ鍵→アーケンを使う→本命チョコ……?→何かを言わなければ→様子を見る→さすがはエリサだ→肩を揉む→すぐ助けに行く→証拠を整理する→笠倉の放送→注目を集めたかった→散歩も悪くない→みんなおいしかった→本心を言う→上手くなったら頼む→だから言わないって→分からない

神咲エリサ編 あらすじ
【7章】
幼い頃に出会った少女の夢を見た颯太朗。ある日、遥から図書室にポルターガイストが出るという噂があるという話を聞き、黄昏部にも調査依頼が着ていました。耶々は幽霊とかが苦手なため、颯太朗たちに任せようとしますが、負けず嫌いの彼女は結局ついていくことになりました。図書室の依頼人に会うと澪が姿を見せたため、耶々はすぐに事情を察します。どうやら、図書委員の子が澪に頼まれて依頼を出したようでした。颯太朗たちは図書委員の子から事情を聞き調査を開始しますが、颯太朗はすぐに違和感に気付き、依頼人である図書委員の自作自演であることを見抜きます。図書委員の子はウィッシュカードというカードの指示通りに行動したと言い、動機は自分の手品の腕を認められたいからでした。真相が分かったところで颯太朗は澪に報告に行きますが、澪も大体予想済みだったらしく驚きませんでした。その後、澪から学園七不思議について教えてもらい、その中に図書室のポルターガイストがありましたが・・・。
エリサを意識するようになって夢で見た少女が彼女であることに気付いた颯太朗。ある日、今度は澪が直接黄昏部に七不思議の調査を依頼してきます。今度は誰もいない音楽室から声がするというものでした。聞いたのは吹奏楽部で颯太朗たちは依頼を引き受け早速状況を聞きに行くと、課題曲をCDでチェックしてるときに聞こえたということで、颯太朗はすぐに原因が分かります。それはオーディオ機器がラジオか何かの電波を拾っていただけで、すぐに再現することが出来ました。このことを澪に報告すると、澪は今回もハズレであることに大して落胆はせず、最近になって七不思議に似たような現象が立て続けに起こるのはおかしいと言います。つまり彼女は誰から意図的に七不思議を起こそうとしているのではないかということでした。
エリサが自分のことを憶えているか聞こうとするもなかなかその機会を作れなかった颯太朗。七不思議について色々と噂がある中、今度はエリサがお姫様なんじゃないかと言ってくる人物が現れます。エリサは自分がここに留学していることは公になっていないのでバレたら大変なことになると慌てたため、黄昏部はエリサの噂を広めないよう対策を考え、颯太朗はあることを思い付きます。それは中途半端に事実が噂として流れる前に先手を打って、新聞部にジョークとして記事で扱ってもらって、あとはノリと勢いで乗り切るというものでした。実際その颯太朗の策は上手くいき、生徒達にはエリサがお姫様に似ていることは面白おかしい話の1つとして認識されました。その日の帰り、颯太朗は思い切って告白します。エリサも颯太朗の事が好きだと応え、2人とも幼い頃に一緒に遊んでいたことを話し合います。そして、2人は抱き合ってキスをし、恋人同士になったのでした。
【8章】
恋人同士になったことはその日の内に耶々にはバレてしまいましたが、エリサの立場を考えたらあまり公には出来なかったため、皆には内緒で付き合うことにします。そして、初デートの日、帰り際にエリサが七不思議について特に興味がある理由について聞くと、エリサは颯太朗には隠し事はしたくないからと日本に来た理由を話します。エリサはあるものを探しに成稜学園にやってきました。そのことを話すにはまずエリサの祖父のことを知らなければならず、先ずは祖父のことを教えます。エリサには仲の良い祖父がいました。その祖父は旅行好きで色んな場所に行っていましたが、その中でも特に日本が好きで、いつも部屋には日本のお土産がいっぱいありました。エリサはその祖父とよく日本に来ていて、その時に颯太朗と出会いました。そんな祖父でしたが、高齢のため足を悪くしてからは旅行に出るのも少なくなり、エリサに自分が体験した話を聞かせました。その話の中で特に印象に残っていたのが、王家に伝わる秘宝についての話でした。その秘宝は不思議な力を持っていて、時を操ることが出来ると言われていました。エリサの先祖はその秘宝を使い、乱れた国の秩序を正して民を導いたとされていました。しかし、その膨大な力は逆に災いを呼び、王家の人たちは秘宝の力を巡って諍いを始めてしまいます。自分の代まで続いていたその争いを止めるため、エリサの祖父は日本にいる友人の助力を得ることにしました。そして、とある塔の内部にその秘宝を封印することに成功し、諍いを止めることが出来ました。その塔というのが成稜学園であり、エリサが探しているのはそこに封印されているという秘宝「グロウリアの懐中時計(クロノ=グロウリア)」でした。
エリサは祖父の遺品を整理しているときにとある手帳を見つけ、その手帳の中に気になることが書かれていました。「今年のうちに七つの星が並び、懐中時計に掛けられた封印の扉が開かれる」と。しかし、封印が解けるそのときに悪意ある人間によって懐中時計が奪われることを危惧する文章まで書かれていました。そして、あの懐中時計を誰かに悪用されるのは絶対にあってはならない・・・最後にそう記されていました。エリサはその封印を確認するために日本にやってきた・・・というのは表向きの理由で、1番は颯太朗に会うためでした。エリサは七つの星が並ぶときとうのは、惑星が十字架のように並ぶとき、つまりグランドクロスを指しているものと考えられると言いますが、エリサの祖父はからくり好きだったことから(祖父が設計した時計塔に仕掛けや隠し部屋があったように)、彼女はグランドクロスは何かに見立てたものではないかと考えていました。しかし、封印された場所については手がかりがなく、エリサ1人では既に手詰まり状態で困っているようでした。しかし、国に係わる重要な案件だったため、誰にも協力を仰ぐことが出来ず困っていたため、颯太朗は恋人として協力することを決意します。エリサは個人の問題だからと言いますが、それならと颯太朗は言い方を変え、好奇心で秘宝を見たくなったから協力すると颯太朗も個人の事情ということにします。すると、エリサは颯太朗に感謝し、本当はずっと一人で寂しかった、一緒に助け合える仲間が欲しかったと打ち明けます。封印については、エリサの祖父は時計塔の封印解除のための仕掛けを七つ用意しているらしく、時計塔の贈り先である成稜学園の七不思議にちなんだ仕掛けを作ったのではないか・・・とエリサは推測していました。エリサが七不思議に興味を強く示したのもそれが理由でした。
4つ目の七不思議(尚、3つ目の七不思議“枯れない花”は単に上手く世話すれば1年間咲き続ける花ゼラニウムだった)は乃々花からの情報で、“美術室の伝言”という美術室にある机にメッセージが書かれていてそれに返事を書くとまた相手から返事が返ってくるという七不思議で、その相手が誰なのかが不明というものでした。そして、その相手が誰なのか見つけてほしいというのが今回の依頼でした。しかし、美術室に行ってメッセージの内容を見て、返事が書かれたタイミングを乃々花から聞くと、該当する人物は1人しかいませんでした。颯太朗も耶々もそのことにすぐに気付き、すぐその相手のところへ向かいます。向かった先は生徒会室。その相手とは、まおり先生でした。美術教師で頻繁に美術室を訪れ絵心のある人物。2人がまおりに机の落書きのことを聞くと、まおりはあっさり自分が書いたことを認め、乃々花は先生と文通してたことにショックを受けます。しかし、まおりは途中から参加しただけで最初に書いたわけではありませんでした。まおりは成稜学園のOGだったため、事情を聞くと自分の時代にも七不思議があったと懐かしみ、7つ全て思い出そうとしますが、最後の1つだけ思い出せませんでした。学園の七不思議はあまり有名な話ではなく、大半の生徒にとって「存在は知っているが内容は分からない」というものでした。その為、その時代によって変わっていたようでしたが、まおりの知っている七不思議のうち、これまで情報が出てきた4つ全てが該当しており、颯太朗たちは違和感を覚え、ある疑惑が浮上します。まおりの話では一時期は途絶えたという学園七不思議の噂が出てきたのは、誰かが意図的に復活させようとしているのではないかと。颯太朗とエリサは、その人物が祖父の予言していた封印を解こうとしている悪意ある者ではないかと推測しますが、颯太朗は天球儀事件以来音沙汰のなかったZEROのことが思い浮かぶのでした。
翌日、水族館でデートした2人ですが、帰りに耶々と会い、彼女から新聞部より5つ目の七不思議の調査の依頼が来たという話を聞きます。そして、耶々から受け取ったのは1枚の心霊写真でオーブがいくつも映っていました。新聞部からの依頼はこの写真が撮られた教室の調査をしてほしいというもので、その教室は七不思議では“玉響に映る教室”と言われているもので、これもまたまおりの時代の七不思議と同じでした。颯太朗とエリサはデートの延長として学園探索をすることにしますが、写真に写った時計の傷に気付き、あっさり該当の教室を見つけ出します。そのことを新聞部に報告すると、すぐに偽造であることが発覚。撮影者は写真部に所属する3年生の女子で、動機は自分の過ごした教室での思い出がなくなってしまうのを恐れて偽造したとのことでした。七不思議としてあの写真が有名になれば後輩たちの心の中にだけは残るだろうからと。しかし、颯太朗たちにとって重要だったのは、その写真部の女子も最初の図書室委員と同じくウィッシュカードを受け取っていたことでした。今回の件も最初の七不思議と同様にカードの指示通りに動いた結果でした。その数日後、「廊下の壁に不気味な影が浮かび上がる」・・・通称“呪いの壁”の調査依頼が来て、それも解決した黄昏部。単純に壁に仕込まれた鏡に光が反射して奇妙な模様が描き出されていただけというものでした。そして、これもまおりが言っていたものに該当していました。しかし、鏡は何者かによって仕込まれたものであり、その犯人は不明でした。颯太朗が仕込まれた鏡を壁から剥すと、裏に1枚のカードが貼り付けてあることに気付きます。そのカードにはとある場所についての暗号文が書かれていましたが、颯太朗はその場所にすぐ気付きます。ウィッシュカードに書かれていた場所・・・それは時計塔でした。
2人は時計塔の七星の間に入ると、そこには新聞部の澪がいました。澪は七不思議を追いながら、ずっと過去の校内新聞や新聞部の由来を調べていました。七不思議は数十年前から語り継がれてきていましたが、いつぞやから七つ目だけは失われてしまいました。それの真相を調べ、学園に残すことが澪の先輩であり先代部長の願いでした。澪が調べた結果、学園が設立されて間もない頃の古い校内新聞にい最後の七不思議についての情報が掲載されていました。それが時計塔でした。この時計塔の七不思議に関しては不明でしたが、3人で話をしていると、上の方から風が吹き付けてきたため、颯太朗は閉じられているはずの時計塔に風が入るのはおかしいと感じますが、そのとき澪のスマホに連絡が入り、何やら緊急案件だったらしく、時計塔を飛び出します。2人きりになった颯太朗とエリサはこの上に今回の黒幕がいると考えますが、その時、澪から時計塔の針がものすごい速さで逆回転していると外から教えたため、颯太朗たちは外に出ようとしますが、その直前で扉を閉じられてしまい、2人は時計塔に閉じこめられてしまいます。すると、上層階から1通の手紙が落ちてきます。それは今までに何度も目にしたもの・・・そう、ZEROからの手紙でした。
颯太朗が手紙の中身を見た後、祖父が言ってたことの意味がようやく分かり、天球儀のカーテンをめくって見せます。すると、天球儀とそれを周遊していたであろう七つに輝く惑星がありました。その配置はまるで十字架を形どっているようでした。手紙にはこう書かれていました。「クロノ=グロウリアは私が貰い受ける、アスガルドの鍵は現出した。それが開かれるとき私の魂はヴァルハラへ誘われ、全ては終焉を迎えるだろう。生け贄として、遥由宇の血と肉を捧げることにより、最後の扉は開かれる。それを止められる者は瀬真颯太郎、神咲エリサ・・・七つの謎を解きし朋のみ。最上階にて待つ。朋たちに最後にして最高のアリスグラムを贈ろう。我が名はZERO。人々に暗雲ある限り、その記憶から、ZEROの名が失われることはないだろう」と。そして、その手紙の内容を読んだ2人は、遥を助けるために時計塔の上に登ることを決意するのでした。
【9章】
澪に事情を話し、上に登ることを伝え、まおり先生たちに報告するよう伝えた後、時計塔を登った2人。学園祭のときと同じように管制室につき、アーケンカードが鍵となっている仕掛けに気付き、かつて“悠久の場所”に迷い込んだ扉を開けます。すると、そこは以前と同じように複数の階段がある場所になっていましたが、何故かナナがいて、2人を導いてくれたため、難なく中層の“ニヴルヘイムの光の間”へとたどり着きます。そこの仕掛けが七不思議にあったものと似ていたことから、時計塔の封印も七不思議に由来するものなんじゃないかと推測し、その後もナナに導かれながら上へ登って行きます。しかし、1度仕掛けを解くことに失敗し、颯太朗は死んでしまいますが、何故か時計塔を登り始める前の時間に巻き戻っていて、アーケンカードが進化しており「ii」と書かれていました。颯太朗は命にかかわるから澪が先生たちを連れてくるまで待とうと弱気を言いますが、エリサは遥の命がかかっているとそれを拒否し、颯太朗を置いて1人で登ろうとします。自分は皇女であり王家の人間は国民よりも良い生活が出来、尊敬や畏怖の念を一身にうけるもの。自分も留学というワガママをさせてもらっているのも王家の責務を全うしてこそであり、皇女としてやらなければならないことがある・・・そう話すエリサの決意は固く、彼女が意外と頑固者だったことを思い出し、自分も一緒に行くことを決意。こうして、2人は二度目の時計塔攻略に挑戦するのでした。
同じ仕掛けのところはすぐに解いていき、先ほど死んだ場所も今度は正解。いつの間にかナナはいなくなっていたものの、6つ目の部屋に辿り着くとそこは真っ暗で、気付くと管制室と同じような部屋に辿り着いていました。しかし、近くにいると思っていたエリサは鏡で、声が遠くの方からするも姿は見えませんでした。歩けど歩けど同じ場所を回っていると、遥が姿を現します。その後、遥と話しているうちに居心地のいい感覚に囚われ、昔話に花を咲かせますが、遥が言っていた“約束”が何なのか思い出せませんでした。しばらくすると、颯太朗は同じところをグルグル回っていることに気付き、そのことを遥に教えようとすると、遥はその言葉を遮り、颯太朗は昔のことはもう割り切っているんだよね?と聞いてきます。それは以前にも遥に聞かれたことでしたが、そのときと同じように「いつまでも気にしてても仕方がない、過去はもう過ぎたことで、大事なのはこれからだろ」と答えます。すると、遥の反応は酷く冷たく、颯太朗にとっては過去は終わったものなのかもしれないけど、僕にとってあの過去はこれからなんだよと言い、さっきまで隣にいたはずの遥が、一瞬で颯太朗の前に移動し、その遥の顔は学校では理不尽にイジメられ、家庭では親に知識の吸収を強要されていた出会った頃の表情をしていました。すると、「僕はあの頃のまま、変わっちゃったのは颯太朗なんだよ」と言って取りだしたナイフを颯太朗に差します、颯太朗は意識を失う中で、遥の言葉を聞きます。「ねぇ、颯太朗。僕はさ、あの頃が一番楽しかったんだ」と。そして、「今の颯太朗じゃダメなんだ」と言って何度も颯太朗を差し、「でも安心してほしい。僕たちはあの頃のままずっと一緒だから」と言い、その言葉を最期に颯太朗は二度目の死を迎えるのでした。
3度目の七星の間。颯太朗は先ほどの状況から、遥がZEROであると判断。エリサは登ることを止めないだろうから、彼女を護りつつ、遥の真意を聞き出す・・・その2つを目的として、三度目の時計塔攻略を始めます。三度目ということもあり仕掛けは難なく突破したものの、次は問題の遥がいる階層だったため緊張していると、エリサがずっと疲れた顔をしている颯太朗のことを気にして、休憩を申し出ます。颯太朗はエリサに遥の件を除いて自分の体験したことをエリサに話すと、エリサは時間遡行については、クロノ=グロウリアが干渉しているのだろうと推測。そして、颯太朗がそんな辛い思いをしていたなんて知らなかったと言って颯太朗に抱きつき、謝ります。しかし、颯太朗はこれは自分で選んでやっていることだから、エリサが謝ることじゃないと伝え、俺はエリサを守るって決めたんだと言ってキスをするのでした。
その後、鏡の間につき、やはりエリサとはぐれてしまいましたが、颯太朗はようやく遥との約束を思い出します。それは、遥が颯太朗に最高に難しくていつまでも完成しないパズルをプレゼントするというものでした。遥はそのことを喜んだものの、颯太朗が過去は過去と言うと、再びナイフを取り出し、颯太朗を刺そうとしますが、颯太朗は前回刺されたときの違和感・・・正面から刺されたはずなのに腰を刺されていたことから、目の前の遥は鏡なんじゃないかと思って、鏡の遥に体当たりします。すると、割れた鏡の先には次の階層に行く扉が開いていました。そこはどうやら最上階でしたが、そこには手を縛られて気絶しているエリサとナナの姿がありました。颯太朗が急いで駆け寄ると、遥が姿を現します。そして、遥は自分がZEROであることを認めます。遥は自然界にはある自浄作用が人間界では正常に機能していない。理不尽なことをいとも容易く他人に押し付ける事ができる、それだからこそ人間だなんてのは僕からしてみれば不完全で認められない理屈であり、それは悪である。だから例え悪がはびころうとも、ZEROなら正義の名の下に鉄槌を下してくれる。ZEROは概念であり人によって善にも悪にもなり、そういった善悪の自浄作用を行うためだけの存在。そして、誰しもこの概念を知る事で、本当の自由を得る事が出来る。羽ばたくことは出来ると言います。颯太朗はそれを聞いて、そんな概念が一体何の役に立つのかと聞くと、遥はZEROという名前を使って火種を起こしたかったと話します。遥は自分と颯太朗が家庭環境に問題があって孤立していたという似た境遇にあって芽生えた正義は正反対だった、だからいつかこうなることは思っていた、けどもうそれはもう良いと言います。何故なら、ZEROの名前が知れ渡ったことで、もう遥が何もしなくともあとは勝手に皆に浸透し、ZEROは高次元の存在へと昇華するから。しかし、遥は未だクロノ=グロウリアの封印を解いていませんでした。最後の謎がどうしても解けないから。そして、颯太朗をここに呼んだのもそれが理由でした。その謎とは「此の扉を開きたくば、贄と二振りの剣を捧げん」・・・つまり、最後の謎は2人が戦い、どちらかが生け贄になるというものでした。
颯太朗は遥と戦うつもりはありませんでしたが、遥がエリサを生け贄にしようとしたため、彼女を守るために遥と対峙します。運動が得意な颯太朗と生まれつき身体が弱い遥では、戦闘能力に大きな差がありましたが、遥はその差をアーケンカードで埋めることにします。そのカードとはかつて北菱がいつの間にか持っていたという「THE FOOL」でした。本来の持ち主は遥であり、遥が北菱に貸していただけでした。あの天球儀事件は時計塔の第5階層のアリスグラムを解くために北菱を利用して遥が仕組んだことでした。遥はそのことを話すと、「THE FOOL」のLv3「全てを見通す悪魔の目(ラプラス・アイズ)」を発動させます。ラプラス・アイズを使って手に入れた全アーケンと全人類のデータに遥が考えたZEROプログラム。その全能力をもって世界の悪を粛正する。それが遥の目的でした。しかし、身体が弱い上に重い剣を振り回し、しかもオリジナルのアーケンカードのため身体の負担は大きい・・・颯太朗はそう考え、遥に止めるように言いますが、遥はそんなことは承知の上でアーケンカードを使っていました。そう、遥は病に冒されていて時間がありませんでした。その為にクロノ=グロウリアが必要だったのです。もう1度、颯太朗との楽しかった日々に戻るために。しかし、遥は身体がよろめき、足を踏み外して時計塔から落下しようとしていました。颯太朗は慌てて駆け寄り、遥の手を掴みますが、遥はそれを振り払おうとします。そして、僕はいなくなるけど、ZEROの名前だけは世界にうっすらと残る、だから本当にいなくなるわけじゃないと言いますが、颯太朗はお前はZEROじゃないと否定します。お前は遥由宇だ、昔からの俺の大好きな友達なんだと。遥はその言葉に満足し、僕のことを忘れてほしいと最後のお願いをしますが、颯太朗はそれすらも拒否してお前のことは忘れないと言います。すると、遥は自分の命がもう長くないことを伝え、だからクロノ=グロウリアが必要だったと話しますが、死への恐怖ともっと皆と楽しく学校で勉強して遊んで生きてたいと本心を語り、自ら颯太朗の手を離すのでした。
遥が落ちて行った後、颯太朗はエリサを起こし、先ほど起こった出来事を話します。すると、エリサは遥への祈りをささげた後、最後の謎について遥の考えが間違っていることを教えます。生け贄とは颯太朗が思っていたのとは意味合いが違い“風”のことでした。そして、ナナの本名は“フレスヴェルグ=ナナ”と言い、北欧神話の大鷹のことでした。ナナがその翼で風を起こすと祭壇の扉が開き、真っ青な空に光の階段が伸びます。その扉の先はクロノ=グロウリアが置かれている“ヴァルハラの間”でした。そこにはクロノ=グロウリアと日記帳が置いてありました。日記帳にはクロノ=グロウリアを時計塔に隠した頃の出来事が記されていました。エリサはその日記の内容で颯太朗の父親のことを知り喜びますが、颯太朗にクロノ=グロウリアをどうするか聞かれると気を引き締め、このままにしていくことを決めます。エリサの留学の条件はは秘宝を発見次第、祖国に持ち帰ることでした。祖父がクロノ=グロウリアを手放したことで勢力を失った祖父の派閥が、再びクロノ=グロウリアを利用してエリサを次期国王に擁立して返り咲くためというのが目的でした。しかし、エリサは時計を持ちかえれば王位継承権を得られても国が混乱するだろうと判断。だから、このままにしておきたいということでした。クロノ=グロウリアはここには無かったと報告するからと言って。こうして、エリサの国の秘宝は再び封印されることになったのでした。
時計塔の一件からしばらく経ち、3学期の終業式を迎えます。遥の存在は当事者だった颯太朗とエリサ以外の人には忘れ去られていましたが、ZEROの存在だけは学園の生徒たちの記憶に残されていて、遥は颯太朗に忘れてもらうということ以外、自分の目的を果たしていました。放課後、1人で部室に来た颯太朗ですが、そこで耶々から一通の手紙を受けとります。それはエリサが日本に来たときに黄昏部に出した手紙と同じでした。颯太朗は耶々からエリサが日本への目的を無事果たせたから急遽祖国へ帰るために引っ越しの準備をしていたことを聞き、急いで彼女が待ってる時計塔のある屋上に向かいます。屋上に着くとエリサは祖国に帰ることを伝えますが、元々エリサの留学は3学期の間だけということを颯太朗は思い出します。エリサは颯太朗と一緒にいたいと思ってても、皇女としての使命もあるため帰らなくてはなりませんでした。そこへナナがやってきると、上空からもヘリコプターがやってきて、エリサは颯太朗へ別れの言葉を告げます。颯太朗は今までの時間は全て皇女としての役目のためだったのかというと、エリサはそうですと答えます。しかし、颯太朗が学園での毎日、黄昏部の活動、俺との日々も全部役目だったのかと聞くと、エリサはそれは違う、日本に来たのは政治的な理由もあったけど、みなさんとの日々は神咲エリサとして積み重ねた正真正銘本物の思い出ですと答えます。それでも混乱している国を収めることができるのは皇女である自分だから戻らなくてはいけない・・・颯太朗もそれは分かっていましたが、それでもエリサを手放したくないと訴えます。遥がいなくなって次はエリサまでいなくなる・・・大切な人がどんどん離れていくなんて颯太朗には耐えられませんでした。すると、エリサはまた会いにきます、大好きな颯太朗と会うために日本へやってきます、だからその時まで待っていてほしい、私が帰ってこられる場所を守っていてほしいと伝えます。そして、もう泣かないでください、私は絶対にあなたを一人にしませんからと再会を約束すると、颯太朗もそれを受け入れ、2人は幼い頃に交わした挨拶“グッドラック”と言って、エリサは祖国へ帰って行くのでした。

神咲エリサ編 感想
ZEROの正体とその目的、時計塔の謎の解明・・・共通ルートでも主だった部分の謎が解ける非常に重要なシナリオであるため、最後にプレイすることをオススメしたいルートですね。最後の展開は割と衝撃的でした。ZEROの正体については分かってたけどああいう結末になるとは思ってなかった。まぁでもラプラス・アイズがあったからこそ、あんな風に予告が出来たんだなって納得はしましたが。それにしても、彼を救う手立てはなかったのか・・・蓮のときはいのりちゃんが助けてくれたけど、彼にも救いの手は差し伸べられないのか・・・FD化でその辺のことにも触れてほしいですね。そもそもなんであのカードが彼の元に?っていう疑問は残りますし(蓮のことを知っていたような口ぶりだったのはラプラス・アイズの力のおかげ?)。あと、エピローグの終わり方も別れて終わるので切ないですね。だからエリサ編は最後がモヤモヤします。アフターで再会していつでも会いに来れることが分かったとはいえ、個人的にはエンディング前で別れてエピローグで再会するという終わり方の方が良いなぁって感じます。イチャラブに関しては少な目で、付き合うまでの経過もアッサリしてるので、恋愛関係は物足りなさが残りますね。その分のエネルギーを終盤のシナリオの見せ場として使った感じ。それにしても、前作の主人公が使った最強の能力を次の作品の主人公が破るという展開は良いですね。まぁ相手が遥由宇以外だったら颯太朗は負けてたでしょうけど。
エリサちゃん自身は優理ちゃんに負けないくらいの癒し系でしたねぇ。「ふみゅ?」ってのが特に可愛いし、表情がコロコロ変わるのも可愛い。和む。どんなにシリアスな場面でも明るく出来ると言う点が優理ちゃんと違うところかもしれませんね。あと、決断力もあるし。その辺はさすが皇女様って感じ。だから最後はああいう展開になったのかな。
Hシーンは4回。本番Hも4回ですが、おっぱい見せるHは3回。ううーん、メインヒロインで1番大きいので全部見せてくれると思ってたのに残念です。それ以前にそのおっぱい見せなかった3回目のHですが、よくあの状況でHできたなって思いますけどねw ただ、パ○ズ○は2回あります。本編で見られるパ○ズ○はただのパ○ズ○でガッカリしたんですけど、それはただの前触れに過ぎなかった!アフターできっちりパ○ズ○フェ○を見せてくれたので満足でした!アングルも最高!(*´Д`*)b やっぱり巨乳っ子にパ○ズ○フェ○は必須です!!そんなわけで、最後のHが良かったなぁ~。( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!
一般シーンだと・・・「ふみゅ」って言うエリサちゃんが可愛い。これは間違いない。もっと言ってほしい。ふみゅ(*´Д`*) 他だと、ううーん、時計塔でのZEROとの対決が1番面白かったかな~最後が悲しかったけど。最大の見せ場ではありました。まぁしかし、最後の謎解きの答えがアレって・・・ZEROも報われないなぁとちょっと思いましたがw 

さてさて、お次は久遠寺一葉です~。

「春音アリス*グラム」のあらすじ・感想はこちら↓
共通ルート】【白羽優理編】【神咲エリサ編】【久遠寺一葉編】【凜堂耶々編】【藤乃雪編

「春音アリス*グラム」のグッズ購入品はこちら↓
Character1 2016グッズ】【C90グッズ】【久遠寺一葉B2タペストリー】【クリアファイル】【凜堂耶々B2タペストリー
藤乃雪B2タペストリー】【C91グッズ】【神咲エリサB2タペストリー】【白羽優理B2タペストリー
久遠寺一葉B2タペストリーver.2】【Character1 2017グッズ

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Nanawind第四弾「春音*アリスグラム」応援中!

ふみゅ~(*´Д`*)


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他キャラの出番が…… (きまぐれコメンター)
2017-07-23 19:29:19
こんばんはです。

ついにエリサルートも終了しました。
このルートは共通ルート最大の謎であったZEROと時計塔の謎が明らかになりましたね。
7章の冒頭で颯太朗がエリサと小さい頃に出会っていたことが語られ、以降は颯太朗が少しずつエリサを意識していく感じでしたが、七不思議が3つ絡んできて同じくらいスポットが当たっているため他のヒロインのルートに比べると印象が薄く感じました。
8章は基本イチャイチャですが、同時に残り4つの七不思議も絡んでくるため7章同様印象が薄い感じでした。が、一葉ルートとそんな大差ないので充分だったと思います。ただ、6つ目の七不思議『呪いの壁』があっさり解決してしまったのはどうかと思いました。
そして9章ではZEROの罠により時計塔に閉じ込められた颯太朗とエリサが仕掛けを解いていきますね。3章で出てきた異空間にはあまり触れませんでしたが、自分は月詠ルートに出てきたグロウリアの書が保管されている空間だと同じものだと解釈しています。仕掛けを解く中で颯太朗が2回死にますが、クロノ・グロウリアの力でタイムリープしますね。なぜ颯太朗のアーケンにクロノ・グロウリアの力が加わったのかは最後まで分かりませんでしたね。そして最上層でZEROの正体であり、黒幕である遥と戦う。遥が黒幕というのは意外に思いましたが、他ルートでは出番がなくこのルートでは頻繁に出てきて唐突に難しいことを言ったりしていたのでアリアズの行方よりは唐突感がなくて良かったです。ラプラス・アイズを使ってきたことには驚きましたが、体が弱っていたため使いこなせず敗北するのは力だけではダメという感じが出ていたんじゃないかと。最後は遥自身が世界から存在を消して決着、行方と違い彼は助けてあげたかったですね。
そして、クロノ・グロウリアを封印しエリサが帰国して終了。アフターで帰ってきますが、自分もここはED前で別れ、エピローグで再開というシンプルな展開の方が好みですね。
さまざまな謎が解け、ものによってはユーザーも謎解きができるのは良かったのですが、優理、雪、祥子先輩、梢、北菱に出番がまったくなく、一葉と朝陽は数ワードしかセリフがなかったのは残念でした。優理同様エリサがアーケンを使用しなかったのも目に付きました。

エリサは好奇心旺盛でところどころ「ふにゅ」などの言葉が混ざるので可愛く面白い子でした。椎名レベルのおっぱいとお嫁さんスキルの高さも良かったです。しかし、特にマイナス要素がなかったにも関わらずあまり惹かれませんでした
返信する
おつかれさまです。 (こばと)
2017-07-23 20:45:29
こんばんはです~。

クリアお疲れ様でした。1ヶ月はかかりませんでしたねw

エリサルートは大きな謎が2つ解ける1番重要なルートでしたね。時計塔の謎が解けるというのは予想できたけど、ZEROまでとは思いませんでした。あと、ZEROの正体も意外でしたね。けど、遥は救われてほしいとは私も思います。
他のヒロインの出番が少ないなというのは私も感じましたね。まぁ・・・個別ルートは大抵そんなもんなんでしょうけどw

エリサちゃんは癒されて可愛いことは可愛いですが、優理ちゃんと被ってる部分が少し多いというのがあって、どっちが好きかって聞かれたら優理ちゃんって答えてしまいますね・・・。
エリサちゃんも好きなんですけどね。
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