氣まぐれ剣士の言いたい放題

氣まぐれ剣士が剣道その他を思うままに書いています。
一度のぞいてください。

601 サラリーマン川柳(1)

2007-12-27 07:39:46 | Weblog
氣まぐれ剣士の言いたい放題

601 サラリーマン川柳(1)

サラリーマン川柳です。

・脳年齢 年金すでに もらえます
   小生とっくに達していますね。

・自慢げに カタカナ言葉 欧米か!
   カタカナで言うと格好良く見えますもんね。
・ゴミ分別 ゴミ箱増( ふ)えて 片付かず
   その通り。ゴミ箱がありすぎて、どこに捨てたら良いかわかんないですね。

・定年後 メシ・フロ・お茶は 妻の声
旦那は濡れ落ち葉のように、女房殿にくっついている?

・イナバウアー 一発芸で 腰痛め
   なれないことはやらないほうが良いですね。

・覚えたぞ 既に機能は 次世代へ
   そうなんです。携帯の機能やっと覚えたころには新しい機能が・・・。

・無茶言うな! サンタはそんなに 金がない
   子供は知ってか知らずか、言いたい放題ですね。

・たまったなぁ お金じゃなくて 体脂肪
   なんでも、必要なものは足らなくて、余分なものが余るのですね。

・アレどこだ? アレをコレする あのアレだ!
   あれじゃ分からん。電話で“私”じゃ分かりません。しっかり名を名乗れ。

・小遣いの 値上げに欲しい 代理人
    確かに、実績よりも代理人しだい?

いかがでした。
次回もお楽しみに。                          以上

600 猫も杓子も

2007-12-25 08:07:26 | Weblog
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600 猫も杓子も

犬と猫は、スピリチュアルな視点から考えた場合、とても興味深い存在だそうです。

「犬」という漢字は、「天」という文字の上の横線が、短くなって、右にずれると、「犬」になります。天からの使い、「天使」でもあるそうです。
 英語でも、犬の英語は、「DOG」ですが、これを、逆にすると、「GOD」で、神になりますね。神の使いでもあるかもしれません。
 あと、人間が、古代から、崇拝してきた星、「シリウス」がある星座は、「大犬(おおいぬ)座」です。犬の魂は、シリウス意識とも関係あるという説もあるそうです。

「猫」という漢字も、偏の部分は、獣偏で、動物をあらわしているだけですが、つくりの部分の草冠は、「王冠」や「月桂冠」を現しているという説もあります。「田」の字は、「クロスエネルギー(キリスト意識)」を包んで守っているという意味だそうです。猫は、「キリスト意識をもっている存在」という意味が、漢字に隠されているかもしれませんね。

それにしても、猫は、不思議な存在です。聖書の中に、猫がでてこないというのは、聖書学者の中で、最大のミステリーだそうです。ねこは「現実の世界と夢の世界の両方とも現実だということを、深く理解している存在」なのだそうです。そういえば、猫は、よく眠ります。「寝る子」が、「寝子(ねこ)」から、「猫(ねこ)」になったという語源説もあるそうです。

 猫の語源で、他にも、面白い話があります。
 仏弟子を釈子(しゃくし)というそうです。お釈迦さまの弟子、お釈迦さまの教えを受け継ぐ者という意味です。また、神官の長を神主(かんぬし)というそうです。その神主の下の位を禰宜(ねぎ)というそうです。そしてさらに、禰宜の子孫を禰子(ねこ)といいうそうです。

「猫も杓子も」という言葉は、もとは、「禰子も釈子も」であったといわれます。つまり、お釈迦さまの弟子も、神様の弟子も、みんないっしょにと言うことです。日本では昔、宗教といえば仏教と神道の二系統でしたから、禰子と釈子で日本国民すべてとなります。これから転じて「どんなものも、みなすべて」の意味になったのです。

皆さん、知ってました? 猫も犬も素晴らしい存在だったのですね。
この「言いたい放題」もいつの間にか600話にもなってしまいました。すごいですね。
自分自身に「あんたは偉い」と言ってやりたいです。これも皆様のご贔屓のお陰ですね。ありがとうございます。まだまだ続きますよ。
次回をお楽しみに。                          以上

599 人生は成功しかない

2007-12-21 07:49:16 | Weblog
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599 人生は成功しかない

ある人のお話です。

私は、23歳で事業を始めました。そして、4つの事業を続けて失敗しました。
私は、どうしたら事業が成功できるのか、わかりませんでした。

そんな時、名案が浮かびました!「成功者から成功の法則を教えてもらえばいいんだ!」しかも、毎日一人ずつ、365日続ければ、一年後には、きっと成功の法則がわかっているに違いない。

そして、毎日一人、成功した人にお会いして、
『あなたは何故成功したのですか?』という、質問をすることにしました。
私は毎日会いにいきました。成功者にお会いしているうち、私が成功できない理由は、
私自身の考え方にあることに気が付いたのです・・・私は自分のことを紹介する時に必ず、次のように言いました。
「私はこれまで、4つの事業を失敗しました・・・・」

すると、次のような質問が返ってきました。
「その・・失敗の定義とは、どのようなものですか?」「失敗の定義?・・・はじめに立てた目標を、どんなに努力しても達成することができなかった、ということだと思います」

「・・・福島さん、あなたは会社を経営してはなりませんね」
「え!、何故ですか?」
「社会に迷惑をかけることになるからですよ」
「どういう意味でしょうか?」
「あなたは失敗しか、しないからです」
「・・・どうして私が失敗しかしないのでしょうか?」

「あなたは失敗したと言っていますが、本当はあなたがあきらめただけでしょ。それ以外に失敗はないじゃないですか!」「・・・それでは、これから私が会社を経営していくためには、いったいどうすればいいのでしょうか?」
「これからすべての失敗を『糧』と呼ぶようにしましょう。そうすれば、人生には成功しかないんですから」

成功しないのは「失敗」したのではなく、「あきらめただけ」だったのですね。

いかがでした。次回もお楽しみに。                    以上

598 ペイフォワード

2007-12-19 07:47:08 | Weblog
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598 ペイフォワード

これは、アメリカの中学校で、社会科の時間に、先生から、「どうしたら、世の中を良くすることができるか?」
という問題をだされた男と子が、金銭を介さない、いわゆる、MLM(マルチレベルマーケティングシステム)を、思いつくという話の映画だそうです。
なんの見返りも、期待せずに、一人が、3人の人に、親切をしたり、愛情を与えたりする。その後、その親切や愛情は、自分に返してもらわずに、ほかの3人に、与えるように、「次へ回して!(ペイフォワード)」と言って、お願いする。そうすると、この親切や愛情が、その3人から9人になり、その後、さらに、27人になり、ねずみ講のように、愛の波動が広がっていくという、そういう話です。
世界には、現在、約65億人の人間がいます。
1人が、最初の一日で、3人に広げるとして、二日目に、9人。三日目に、27人になります。3の倍数で、広がっていくのです。一日に、一段づつ広がっていくとすると、世界のすべてのひとに、幸せのプレゼントが届くために、どれくらいの年月が必要だと思いますか? 
ちょっと、考えてみてください。
1年後? 2年後? 10年後? 100年後?
答えは…たったの21日なのです! 21日間なのです。
とても信じられないですね。信じられない人は実際に電卓で計算してみてください。
簡単です。毎回3ずつ掛けていって、65億になるまで何回掛けたかだけですから。

やってみましょうか。
3(1) 9(2) 27(3) 81(4) 243(5) 729(6) 2,187(7) 6,561(8) 19,683(9) 59,049(10) 177,147(11) 531,441(12) 1,594,323(13) 4,782,969(14) 14,348,907(15) 43,046,721(16) 129,140,163(17) 387,420,489(18) 1,162,261,467(19) 3,486,784,401(20) 11,460,353,203(21) ( )内の数字は3をかけた回数です。確かに21日目で114億人になりますね。

一人がたった3人の知り合いに広めるだけで、21日後には全世界の人々に広がるのです。
素晴らしいと思いませんか。これからは口コミが威力を発揮するかも知れませんね。

次回もお楽しみに。
                                                      以上

597 消えるミツバチ

2007-12-17 09:28:24 | Weblog
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597 消えるミツバチ

米国全土でミツバチが巣箱から集団で失踪(しっそう)する怪現象が広がっているそうです。

養蜂(ようほう)業者の減少で、みつの採集などの作業を通じて過度のノルマを課せられたことによる“過労死説”も出ているが、原因は分からず、国家養蜂局(NHB)が緊急調査に乗り出した。養蜂業への打撃に加え、ハチを介した受粉に依存するアーモンドやブルーベリーといった140億ドル(約1兆6000億円)規模の農作物への深刻な影響が懸念され始めた。

 全米養蜂協会によると、元気だったハチが翌朝に巣箱に戻らないまま数匹を残して消える現象は、昨年の10月あたりから報告され始めた。27日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、この集団失踪がすでにカリフォルニア、フロリダ州など24州で確認されたと報じた。ハチの失踪数に見合うだけの死骸(しがい)は行動圏で確認されないケースが多く、失踪か死んだのかも完全には特定できない状態だ。

 米国でのハチの集団失踪は、19世紀末から記録されており、1980年代にも2つの大型失踪が報告されている。だが、今回ほど広範囲な集団失踪は例がなく、ニューヨーク・タイムズ紙は「どの養蜂箱も空っぽだ」という生産農家の声を報道している。

 米国の養蜂業は、価格の安い中国、アルゼンチン産はちみつの輸入に押されて衰退傾向だが、主要な農産物でハチを介した受粉への依存度はアーモンドで100%、ブルーベリーで90%などと高い。

 ペンシルベニア州立大学の専門家マリヤン・フレーザー氏は、「州内の養蜂業者はこの25年間で半数以下に減少しており、ハチの受粉を必要とする農作物にどう打撃を与えるのかまったく予測できない」と語る。

 疑われる原因については「過剰なノルマがハチに与えるストレス」「農薬の影響」「ハチの免疫系を破壊する疾病」などが挙げられているが、特定には至っていない。

面白いですね。ストレスは人間だけではないかも知れませんね。ひょっとしたら地球上の生物全部がストレスを感じているかも知れません。
小生がボーっとしているのは、サボっているのではなく、ストレスを感じないようにしているだけなのです。お間違えなく。

次回もお楽しみに。                        以上



596 インスタントラーメン

2007-12-13 13:58:55 | Weblog
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596 インスタントラーメン

安藤百福さんは、インスタントラーメンを世界で初めて生み出し、今年96歳で天寿をまっとされた日清食品の創業者です。
 
 安藤さんは、なんと48歳、無一文で、インスタントラーメンの開発に乗り出したそうです。それまでは様々な会社の社長や信用組合の理事長を務めていたのですが、その信用組合が破産。その負債を負い、無一文となりました。ただ自宅が残っただけです。

 このままでは、人生、敗北・・・。48歳の安藤さんは、インスタントラーメンの開発にこれからの人生を賭けることにしたのです。
彼は裏庭に掘っ立て小屋を立て、来る日も来る日も、インスタントラーメン開発の研究を続けました。

 いまでは当たり前ですが、お湯をかければ食べられるラーメンなんて、これまで誰も考えつかなかったことです。モデルもないし、作り方なんて、誰も知りません。ですから、考えて考えて、実験を重ねて重ねて、研究し続けました。失敗を繰り返し、挫折を味わい、一日睡眠が3~4時間の日が続きました。

そして、1年間を経て、安藤さんはついに発明します。世界初のインスタントラーメンの誕生でした。1958年に商品化されると、どんぶりに入れて湯を注ぐだけでおいしく食べられる「チキンラーメン」は、瞬く間に人気商品となりました。

安藤さんは後に語っています。
「事業と財産を失い、裸一貫、絶対の窮地から出発したからこそ、並でない潜在能力を発揮できたのではないか。
 逆説的に言えば、私に事業失敗がなければ、(チキンラーメンの開発に没頭するという)これほど充実した時間はもてなかっただろうし、即席めんを生み出すエネルギーも生まれなかっただろう」


すごい人ですね。今では当たり前ですが、普通の人ではお湯をかけるだけでラーメンが出来るなんて発想もしないですよね。カップラーメンで思い出すのが、赤軍派の浅間山荘事件ですね。真冬の雪の中、立てこもった赤軍派を外でじっと待機している警察官が食べていたカップラーメン。きっと暖かくておいしかったでしょうね。

次回もお楽しみに。
以上

595 リンカーンとケネディ

2007-12-11 07:55:35 | Weblog
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595 リンカーンとケネディ

元アメリカ大統領のお二人、リンカーンとケネディには奇妙な一致点が多いそうです。

リンカーンが議員に初当選したのは『1846年』、副大統領候補になったのが『1856年』、大統領に就任したのが『1861年』。

一方、ケネディは議員に初当選したのが『1946年』、副大統領候補になったのが『1956年』、大統領に就任したのが『1961年』だそうです。

この二人の3つの年数を見て何か気付きませんか?
なんとっ、ピッタリ100年後なんです。

話はまだ続きます。
さらに、二人を暗殺した男の名前はともにジョンソンで
その二人の男の生まれた年も『1808年』と『1908年』。

大統領の二人とも金曜日に妻の前で撃たれてなくなっていて、犯人は逮捕されているんですが、護送中に二人ともコルト社製の銃で射殺されているんです。



不思議な出来事ってあるもんですね。偶然にしても出来すぎてます。歴史はくりかえされる?ひょっとしてケネディはリンカーンの生まれかわりかも知れませんね。

でも、よく考えれば、考えなくても一緒ですが、日常の出来事そのものも不思議だらけですね。。

出逢いだってそう、別れだってそう。何十億の人間がいるのに、日本人に生まれ、女房殿や子供たち、そして皆様と出会うことは、確率からいったら天文学的な数字になるかもしてませんね。

昔の人はよく言ったものですね。“袖すりあうも他生の縁“ そこからとんでもないことに発展するかも知れませんね。でも神様は最初からご存知なのかも知れません。
偶然もご縁も大切にしたいものですね。

いかがでした。
次回もお楽しみに。
以上

594 笑顔共和国

2007-12-07 08:07:33 | Weblog
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594 笑顔共和国

福田純子さんは笑顔共和国というとてもユニークな共和国の大統領だそうです。

笑顔ウィルス(憂い留守)
人々の中に自然に笑顔が広がるような場所や空間。そこにはもう、笑顔ウィルス感染地帯です。この笑顔ウィルスを世界中に伝染させましょう。

●笑顔ウィルスとは
 1. 笑顔を発生させ、憂いを追い払う=「笑顔憂い留守(ウイルス)」と言う。
 2.安全なき安心をを破壊し、真性の笑顔を染伝する。
 3.世界中に広がる安全性をはらんでいる。

笑顔ウイルスによる感染笑状(あなたはどの笑状ですか)

初期
・なぜか心がウキウキしてしまう。
・人前で話すのが楽しくなる。
・自分自身のことが好きになる。
・いつの間にか 口角上がっている。

中期
・大勢で写真を撮るとき、前列の中央に行ってしまう。
・知らない人から挨拶されるようになる。
・笑筋、大頬骨筋、口角下制筋が野放しに発達する。
・「ありがとう」 が口癖になる。

末期
・ はるか年下の子供に仲間扱いされるようになる。
・ 人のせいにできなくなる。
・人の喜びも自分のことのように喜ぶ。
・腹の立て方を忘れる。
・ピンチをチャンスに変質させる。

最後
・体中に笑顔(消癌)細胞が広がる。

いかがですか。笑顔の末期笑状なら、なっても良いですね。
次回もお楽しみに。

593 コカコーラ

2007-12-05 08:03:28 | Weblog
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593 コカコーラ

コカコーラは世界で最も名前の知られたブランドですね。世界市場進出を図ったロバート・ウッドラフという天才が60年に渡り経営手腕を発揮したお蔭だったと言われました。

1950年代には『キャデラック、ロックンロール、ハンバーガーにコーク』といった、自由を謳歌するアメリカン・ライフのイメージを世界中に行き渡らせることに成功しました。

そのウッドラフの後継者としてロベルト・ゴイズエタ氏が経営者になった1980年代、コカコーラは大きな問題を抱えているように多くの人には見えた。
パタゴニアからポルトガル、カトマンズからコロンビアまで、地球全体をカバーする巨大企業になっていて、市場は飽和状態で、これ以上進出する余地・地域はないように思われた。

ゴイズエタ氏が経営陣のトップを呼んで聞いてもみな、
「世界でコカコーラのソフトドリンクは圧倒的な優位を占め、もはや拡大の可能性はない。市場の45%を占めている」
ということを繰り返すばかりでした。

実際に地球全土に製品を売り込んでいる状態だった。そこでゴイズエタ氏はトップ層にある質問をした。その質問によって、コカコーラ社の、そしてトップ層から社員一同の観点が変わりました。

まだまだ市場はいくらでもあるということに・・・・。
さてどんなことを質問したのでしょうか?

ゴイズエタ氏は
『人間が一日に摂る水分の量はどのくらいなのか?』とたずねた。
 
その意図をその場で理解した人はいなかった。
しかし、優秀な経営陣はすぐに
『人間は一日に64オンス(2リットル弱)の水分を必要とする』
という答えを見つけ、ボスに報告した。

質問の意味が何につながっているか、依然としてなぞのままだった。
そこでゴイズエタ氏は
『現在その64オンスのうち何パーセントがコカコーラによって占められているのかね?』
 チームのメンバーは手早く計算して2%という数字を弾きだした。


 『ほらね、諸君。まだあと98%も市場拡大の可能性があるじゃないか。
   それを手に入れるんだ!』
 
ゴイズエタ氏のこの言葉は重大な転機となった。コカコーラの経営陣は、たった今、社長が示した途方もないほど、大きいチャンスの存在に度肝を抜かれた。

それから焦点を世界地図に隈なく広げることから、消費者一人一人の喉に置き換えたことで、コカコーラの80年代の記録的な成功が見えていた。

ゴイズエタ氏は16年の任期中に株価を35倍にした中興の祖とされるまでになったのです。

すごいですね。
物の見方を変えれば、どのようにも展望は広がるものですね。過去の延長だけでは、これからは生きて行けないかも知れませんね。

今まで当然と思われていた価値観や仕組みが、今どんどん変わって生きつつあります。昔の思い出にすがっていると、取り残されてしまうかも知れませんね。


小生も新しい技でも開発しようかな? その前に今の構えをもう少し良くしたら?といわれそうですね。ごもっともでございます。

いかがでした。
次回もお楽しみに。
以上

592 日本語と中国語

2007-12-03 07:59:49 | Weblog
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592 日本語と中国語

 同じ漢字を使う国でも日本と中国ではだいぶ違うようです。

 街のあちこちにまだ銭湯があった頃の話。たいてい「湯」と書いた看板が出ていたり、のれんがぶらさがっていたりした。これを見た中国人留学生、「日本人は湯が好きだとは聞いていたが、これを専門に売っている店がこんなにあちこちにあるとは。それにしても男用の湯と女用の湯とはどう違うのだろう?」――「湯」は中国語ではスープの意。洗面器が味噌汁を飲むお椀に見えたかも。

 これももう見かけなくなったが、かつてはタバコ屋や酒屋で郵便切手を扱っていた。白地に青であったか青地に白であったか、記憶はおぼろげであるが、確か「切手賣捌所」と書いた札が出ていた。これを見て、「恐ろしい所だね」。「手を切って売り捌く所」なら確かに怖い。

 「マージャン」は日本では「麻雀」と書かれることが多い。街のあちこちにある「麻雀」の看板を見て、「どうしてこんなにスズメ屋ばかりあるのだろう?」。「麻雀」は中国語では「スズメ」。「マージャン」は「麻将」と書かれるのが普通である(もっとも、一部の地域では「マージャン」の意味で「麻雀」を使っているようだ。昔の小説で見かけたし、魯迅も老舎もどこかで使っていたように思う。日本語にはこちらのほうが入ったのだろう)。

 これは留学生らしき数人の中国人がバスの中でふざけあっているのを私自身が目にした話。「おっかないバスだね」「降りようか?」。彼らの視線の先には、「毎度ご乗車有難うございます」とあった。漢字だけ拾っていくと、「乗車のたびに遭難する」となる。

 極め付きは、「大日本帝国が売りに出ている!」。「本日大売出」の横長の幕を反対から読むと、「大日本売ります」となる。

上野惠司(日本中国語検定協会理事長)

ちなみに、手紙はトイレットペーパー、飯店は料理屋じゃなくてホテルだそうです。
皆さん中国に旅行に行ったときは氣をつけてくださいね。

いかがでした。
次回をお楽しみに。
以上