氣まぐれ剣士の言いたい放題

氣まぐれ剣士が剣道その他を思うままに書いています。
一度のぞいてください。

459 信じるものは救われる

2007-01-31 07:43:21 | Weblog
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459 信じるものは救われる


プラシーボ効果というのをご存知でしょうか。
「新しく開発された癌の特効薬です」
といって、薬効のないもの(たとえば小麦粉)を服用させると、そのうちの何人かは、実際に癌が治ってしまうというものです。

この時、この人たちの頭の中では、次のような自己暗示文ができています。
 これは癌の特効薬だ。
    ↓
 私は癌の特効薬を飲んだ。
    ↓
 だから、癌が治る。

よく当たる占い師。これもプラシーボ効果なしでは、こんなにも良くは当たりません。占ってもらった人が、自己暗示によって、占いを現実にしているそうです。
 この占い師はよくあたる。
      ↓
 私は、そのよくあたる占い師に占ってもらった。
      ↓
 だから、この占いはあたるに違いない。

イエス=キリストは、多くの奇蹟をおこなったと伝えられています。手をかざしただけで、盲目の人が目が見えるようになったり、歩けなかった人が歩けるようになったり。
この人たちの心の中にも自己暗示文ができていますね。
 イエス様はさまざまな奇蹟を起こされている。
       ↓
 私はイエス様に診てもらった。
       ↓
 だから、私の病も治るに違いない。


氣まぐれ剣士も自己暗示をかけます。「氣まぐれ剣士は誰よりも強い」って。勘違いっていうことは分かっているのですが・・・。どうせ負けるときは負けるんだから、まける前に氣分がいいほうがいいですよね。

いかがでした。
次回もお楽しみに。                       以上

458 脳幹運動

2007-01-30 08:01:17 | Weblog
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458 脳幹運動

脳の中に脳幹というところがあるそうですが、そこを教育するといいそうです。

『教育において、今まで、大脳皮質の教育だった。身体の真の教育が必要になってくる。つまり、脳幹教育ということ。』

脳幹教育…というのは、身体と連動した教育。
体感教育。本当にビックリすると脳幹が初めて刺激を受ける。
今の子供達は、脳幹が弱っている。
身体から追い込んで行かない限り、脳幹は響かない。

だから、人との接触の仕方が、わからない。ぶつかっても、あやまれない。
自分が何処に居るかも、わからない。何をしたいかも、わからない。

脳幹が活性化している人の魅力の最大なものは、目から“氣”が出ている。
脳幹が活性化していないとあらゆる動きの中で非常に理屈っぽい。
自分で獲得するものは、脳幹で感じないと、獲得できない。
中心軸を創る上で、欠かせないのは身体を弛める事である。普段は、意識していないような身体の深い所にある緊張を弛めようとするのが『脳幹運動』 である。

現代人の殆どは、大脳的な動きで、私は、頭の皮と言って、『頭皮運動』と言っている。頭の芯・・・脳幹・・・で動く動きを練習する事によって、情緒その他も改善される。


なるほどね。確かに大脳で考えると頭でっかちになるみたいですね。脳幹で感じなければ本当の意味で、分かったことにならないかもしれませんね。
ところで、腰と顔って、繋がっているそうです。だから、腰が硬い人は、顔が硬いそうです。ひょっとして心も腰と繋がっているかも知れませんね。

ということは、心をやわらかくするためには、腰をやわらかくするのかなぁ。
ところで脳幹って脳の何処にあるの?

いかがでした。
次回もお楽しみに                          以上

457 ウガンダの子ども兵のメーッセージ

2007-01-29 07:55:06 | Weblog
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457 ウガンダの子ども兵のメーッセージ


ウガンダの子ども兵からのメッセージより

ぼくは2人の人間を殺した。
AK47と呼ばれる小型武器で。
小型武器とは、
ぼくたち子どもでも扱える小さくて軽い武器のことだ。
でも、この武器は僕らの国では作っていない。

ぼくが使っていた武器は外国から入ってきたものだった。
ぼくらのことを
チャイルドソルジャー(子ども兵)と人は呼ぶ。
小型武器を持って戦う兵士だからだ。

でも、2年前までぼくはふつうの子どもだった。
家族がいて友達がいて幸せに暮らしていた。
ある日、大人の兵士が村にやってきてぼくを連れ去った。
ぼくはその日から兵士になった。
ぼくは人の殺し方を教え込まれ戦場で戦った。

逃げようとした友達は大人の兵士に耳を切り落とされた。
ぼくの目の前で友達が殺されていった。
女の子は大人の兵士に乱暴された。
怖かった。
家に帰りたかった。
お母さんに会いたかった。


運よく、ぼくは大人の兵士がいないときに
軍隊から逃げ出すことができた。
村に帰ってきたが、友達は誰もいなかった。

ぼくはみんなに「 人殺し 」といわれ
学校ではいじめられた。
家族や親戚からも怖がられ
前みたいな幸せは戻ってこなかった。

悲しかった。
寂しかった。
あるのは絶望だけだった・・・。
ぼくは何度も死のうと思った。

そして、何度も何度も自分自身に問いかけてみた。
ぼくは何のために生まれてきたのか?
ぼくはなぜ生きているのか?
ぼくは生きる価値がはあるのか?
ぼくにできることはあるのか?

「もし、ぼくに何かできることがあるなら、ぼくには生きる意味がある 」
ぼくはそう思った。
ぼくに何ができるか?

「ぼくとおなじ悲しみを、子どもたちに体験させたくない」
ぼくはそう思った。
ぼくには紛争の「悲しみ」を伝えることができる。
ぼくには平和の「喜び」を伝えることができる。
ぼくには、ぼくにしかできないことがある。

今、ぼくは先生になってそのことを伝えていこうと思っている。
ぼくの夢は学校の先生になること。
むずかしいかもしれないけど
あきらめずに夢を追っていきたい。

       「ぼくは13歳 職業、兵士」の本の
        ウガンダの子ども兵からのメッセージより

このメッセージを読んで、なんだか胸が締め付けられるような思いがしますね。
こんな小さい子供が、なぜこんな悲惨な経験をしなければいけないのでしょうね?

日本でも、戦争当時は皆さんこんな思いをされてきたのでしょうね。
やっぱりどんなことがあっても戦争は嫌ですね。

小生の悩みなんかは、この子たちに比べたら何でもないことのように思えます。
小生、悩みなんかないように見えますが、これでも一人前に悩みはあるのです。
こんなこと一人前になってもしょうがないけど・・・。

いかがでした。
次回もお楽しみに。
以上

456 花はなぜ散るか?

2007-01-26 12:23:40 | Weblog
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456 花はなぜ散るか?



御釈迦様は最後の食事をチュンタと言う青年に頂いたそうです。

その食事で御釈迦様は食中毒に当たってしまい、チュンタは酷く自分を責めたそうです。そのチュウンタにお釈迦様がかけた言葉は・・・・
『チュンタ。。。。。。ありがとう』

「チュンタのせいじゃない。君は心を込めて私に食事を作ってくれたじゃないか。
 ありがとう。なぁ、チュンタ・・・花はなぜ散るか解るかぃ?
この世に花を咲かせたからだよ。生きる者全てが一生に花を咲かせる。そして散らなければならない。

 偶然が重なって人も命を散らせるんだよ。私はチュンタの偶然のおかげで散ることができる。私の死で、多くの人々が命の大切さを気づくきっかけになってほしい。
 みんな普通と思っている空気を吸うと言うことも素晴らしいことなのだと。

 せっかくチュンタが作ってくれたご飯を全て食べることができない。食事を団子にして枕元に添えて欲しい。

 全ての皆に頂きます!の意味を知って欲しい。 私たちは色んな命を頂いて生きているのだと。そこまでして生きているのだから、しっかり意識して欲しい!

『食事を、ありがとう!』
『生きていることに、ありがとう!』
『命を頂くことに感謝の祈りを込めて。頂きます!』」

御釈迦様は苦しみを押し堪えて笑顔を絶やさず言い聞かせたそうです。お団子や饅頭は風習で今でも葬儀などででていますよね。それが最初のルーツだそうです。


 そうなんですね。食事の時の“いただきます”は“命をいただく”ことだったんですね。思わず納得した氣まぐれ剣士でした。

いかがでした。
次回もお楽しみに。
以上

455 38億年勝ちっぱなし

2007-01-25 07:44:37 | Weblog
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455 38億年勝ちっぱなし


遺伝子工学で世界をリードする研究者で、いま、日本人で最もノーベル賞に近いといわれる村上和雄さんの話です。

村上さんによると、天才といわれてる人と、普通のおじちゃんとの遺伝子を比べみても99.9%は同じなんだそうです。

つまり、アインシュタインとあなたのとおちゃんは遺伝子的には、まったくの互角
といえるわけです。

「誰もが自分の花を咲かせる可能性があるということです」by村上和雄

そして村上さんはこう語っています。

「僕たちの遺伝子は38億年前にすでに存在していました。それが連綿と進化してきて現在の僕たちがいるわけです。その間のどこかでその遺伝子が途切れたら、もう僕の存在はない。

 ということは38億年間、人間の遺伝子は勝ちっぱなしなんです。まさに生物界のエリート中のエリート。お金が儲かるとか、東大に入るとか、それはそれでいいのかもしれません。

 でもそんなことは、人間として生まれるすごさに比べたら大したことではないんです」


 そうだったのですね。小生とアインシュタインは、遺伝子はほとんど互角なんですね。でも、遺伝子はほとんど同じでもどうしてこんなにも、デキが違うのでしょうか?
 
 確かに、遺伝子が一つでも違ったら今の氣まぐれ剣士はいなかったかも知れませんね。みなさん、良かったですね。遺伝子が間違えなかったお陰で、こうして言いたい放題が読めて?


いかがでした。
次回もお楽しみに
以上

454 500年生きる秘訣

2007-01-24 12:50:58 | Weblog
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454 500年生きる秘訣


1年後は60%  3年後は40%   5年後は15%   10年後は5%
30年後は2% 50年後は0.7% 100年後は0.03%

これは設立された会社の存続率だそうです。100年残る会社は0.03%。
では500年残る会社となると・・・それはもはや奇跡といえるでしょうね。

和菓子の老舗・虎屋。ここは今日まで約500年も事業を持続させているのです。
金閣寺、銀閣寺。あの室町時代から今日までずっと虎屋営業中♪なんです。
すごすぎ、ですよね?

現在の虎屋社長の黒川光博社長は500年の秘密をこう語っているそうです。
「変えるものと変えてはいけないものをハッキリさせてきたことが虎屋が500年ちかくも続いてきた大きな要因ではないかと私は思います」

変えるものと変えてはいけないものをハッキリさせておくこと。変えてはいけないもの・・・・それは伝統の味か?「味は変えてしかるべきだと思います」

意外です。味は変えていくのだとか。味覚と言うのは生活が変われば変化しますから
時代によって変えていくのだそうです。

では変えてはいけないものはなんなのか・・・・・変えてはいけないもの・・・・・

それは・・・・
「お客様への感謝の心です」


 なるほど、納得ですね。一番基本的なものですが、一番大切なことかもしれません。いくら良いものを作ってもお客さんに買ってもらわなくては、何にもなりませんものね。
 でも、虎屋が500年も続いていたとは、知りませんでしたね。ということはドラ焼きは室町時代にすでにあったのかなぁ?
 どうでもいいことに感心する氣まぐれ剣士でした。

いかがでした。
次回もお楽しみに。
以上

453 松林左馬助

2007-01-23 08:08:42 | Weblog
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453 松林左馬助

むかし、むかし松林左馬助(通称:蝙也斎)という、伊達藩の剣術指南役をしていた有名な剣豪の話です。

この人が、一度だけ負けたお話です。

蝙也斎は、家に三年間だけ期日を決めて雇っている女中がいました。
「わしを驚かせる事ができたら三年分の賃金を払って暇をとらせよう」とあるとき女中たちに冗談半分でいいました。

彼にとっては戯言だったんだけど、当の女中さん達にとってはなんとしても手に入れたいお金と暇。だけど、そうはいっても大剣豪、全く隙もなく驚かすことなんて誰も出来ませんでした。

そんなある日、蝙也斎が家に帰ってくると一人の女中が足洗うためのお湯を桶ん中に入れてもってきました。早速、蝙也斎が足を洗おうとするとそのお湯が熱く、「水をうめよ」って女中に言いました。

女中は桶ん中に水を言われたとおり、うめました。蝙也斎は安心して冷たいと信じている桶の中に思い切り足をいれたら、「あっちっちー」
蝙也斎が足を入れるとあまりの熱さにそれはそれは蝙蝠のごとく飛び上がってしまいました。

女中がいれたのは水ではなく熱湯でした。ひそかに蝙也斎を驚かす機会をうかがっていたからです。この女中は本当に三年分の賃金をもらって家に帰ることが出来たそうです。

「あまり策にとらわれないで平凡な事ほど効果がある」
蝙也斎はこのことを肝にめいじて剣の道に励んだというお話です。

 なるほどね。この女中なかなかやりますね。こうゆう女性を女房にもらうと、頼もしい反面、大変ですね。決して旦那の言うことに騙されないでしょうね。小生、女房殿に、お酒と焼酎を間違えられ、燗した焼酎を一氣に飲んだことがありました。女房殿は、知ってか知らぬか、涼しい顔をしておりました。

いかがでした。
次回もお楽しみに。
以上

452 合気道の達人

2007-01-22 08:02:16 | Weblog
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452 合気道の達人



合気道の達人のエピソードです。

電車のなかで、タバコを吸っている人がいたそうです。迷惑ですよね。
それを見た合気道の先生はその人のところに近づいて行ったそうです。

お弟子さんたちは
「先生やるんだな」と思ったそうです。

電車の中でタバコをふかすチンピラに一歩一歩、先生は近づいていきます。
お弟子さんたちの間にも緊張が走ります。

ドサッ
井上先生はその隣に腰をかけました。
そしてひとこと、こう言ったそうです。

「ガム食べる?」と笑顔で。
勝負あり。その人はタバコを消しガムを食べたそうです。


やはり達人は違いますね。自分の強さを見せつかるだけが芸じゃありませんね。
自分も相手も周りも傷つかないように物事を処理できる人が本当の達人でしょうか。

 これはできるようで、なかなか出来ないですよね。相手がこのように、おとなしくガムをかんでくれればいいですが、逆切れされたらたまったモンじゃありません。

 たぶん、達人の優しい目の奥にある鋭い気迫に、チンピラさんも氣おくれしたのかも知れませんね。

 無敵というのは、バッタバッタと敵をなぎ倒すことではなく、敵が無い事だそうです。小生はせいぜい、君子危うき似近寄らず?・・・敵がないわけじゃなくて、敵を避けて通るのが関の山のようです。

いかがでした。
次回もお楽しみに
以上

451 スポーツ選手の泊まった部屋

2007-01-20 12:18:48 | Weblog
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451 スポーツ選手の泊まった部屋


一流スポーツ選手が泊まったホテルの部屋には共通点があるそうです。

心理学博士の小林正観さんは旅行作家でもありますから全国様々な宿に宿泊されます。
あるときにホテルのオーナーからこんな話を聞いたのだそうです。
「一流選手が泊まった部屋には共通点があります。
それは部屋がとてもきれいに整えられているところです」

でも、いつもきれいにしている一流選手でも、
「おや、今日はちらかってるな」という日があるそうです。
そして、そういう日はなぜか成績がよくないのだとか。

不思議ですよね?
成績が良くなかったから気分がむしゃくしゃして翌朝、部屋がちらかっていたというのではないのです。順番が逆なのです。

身の回りをきれいに整えておくこと。掃除って、どういうわけか、むちゃくちゃ大事みたいです。

ちなみに道具をとても大事にすることで有名なイチローはこんな言葉を残しています。

「汚いグラブでプレイしていたら、その練習は記憶に残りません。手入れをしたグラブで練習したことは、体に必ず残ります。記憶が体に残ってゆきます」byイチロー

ひょっとしたらものにも魂が宿っているかも。知れませんね

 やっぱり一流選手は立派ですね。
一流選手だから、道具を大事にするのか?  それとも、
物を大事にするから、一流選手に慣れるのか

コロンブスの卵のような問題ですが、どちらでしょうか。氣まぐれ剣士は、もちろん道具を大事にしますよ。だって一流になりたいという下心が見栄見栄ですから。

いかがでした。
次回もお楽しみに
以上

450 雑用

2007-01-19 08:54:03 | Weblog
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450 雑用


この世に「雑用」という用はありません。
私たちが用を雑にした時に、雑用が生まれます。
                         渡辺和子

渡辺和子さんは、若い頃、アメリカの修道院で研修中、
まず皿並べの仕事をまかされました。

しかし、毎日、皿並べの仕事をしているうちに、
かつてキャリアウーマンとして
バリバリ仕事をこなしていた彼女は、
あまりにも単調なその仕事に嫌気が差してきたそうです。

そこで、ある日、そういう不満を修道院長さんにもらしました。

すると修道院長さんは、こう言われたそうです。

「あなたは、一枚一枚のお皿を並べるときに、
 それを使う人の幸福のために祈っていますか?」

渡辺先生は驚きました。
いままで、そういう風に考えて皿を並べたことがなかったからです。

しかし、そういうふうにまわりの人の幸せを願い祈りながらしてみると、
どんなに小さな仕事でも価値があるように思えてきたのです。
そして、自分も充実した気持ちになっていることに気づいたそうです。


そうですね。雑にするから、雑用になるのですね。頭じゃ分かっちゃいるけど、なかなか行動に移せません。

 剣道でも、相手に集中すればいいものを、すぐに雑念が現れます。負けたらどうしようって。チュット格好悪いなって。負けたってどうするわけでもないのに・・・。なかなか悟りきれない氣まぐれ剣士でした。

いかがでした。
次回もお楽しみに                           以上

449 あなたの欠点

2007-01-17 08:02:48 | Weblog
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449 あなたの欠点


「あなたの欠点は神様からのギフトです」って言ったらあなたは信じますか?

「気を使いすぎる自分が好きじゃない」
嫌われたくないって気持ちがとても強く、常にその場はいい顔をしてしまう。
本音を出せないため、打ちとけるのにもとても時間がかかる・・・こんなような悩みを持っている人って結構多いと思います。

でも、その欠点は、神様からのギフトかもしれません。

タワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE.」の広告シリーズなどを手がけるCMプランナー
箭内道彦さん

かれがNHK「トップランナー」という番組でこのようなことを言っていたそうです。

「自分は他人にどうやったら嫌われないようにできるかずっと探ってきた」
いつだって嫌われたくない。だからなかなか自分を出せないことがずっとコンプレックスだったそうです。

しかし、CMプランナーとしては、なんと、それが武器になったという。
「広告ってのは商品をどうすれば嫌われないようにできるかを考えるもので、ずっとコンプレックスだったものが武器になった」by箭内道彦

 そうですね。自分が欠点であると思っていることは、決して欠点ではなく、そうゆう特徴があるだけなんですね。
 たとえば“動作がのろい“と言われる人は、慎重でミスが少ないかも知れません。”積極的でアイデアが豊富である“と長所だと思っていたことが、独断的で人の意見を聞かない欠点かも知れませんね。
 
 どんなものにも、“表と裏“があります。長所があれば必ず短所もあります。これは別々に存在するのではなく、長所=短所なのですね。ただそう言う特徴があるだけなんですね。

だから、小生がお酒を飲んで少々くどくなるのも、そう言う特徴があるだけなのです。決して短所ではありません。女房殿、お分かりですか?

いかがでした。
次回もお楽しみに。                                          以上

448 自分という絵

2007-01-16 08:12:14 | Weblog
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448 自分という絵

ナナちゃん(ハンドルネーム)のお話です。
喜怒哀楽・・・ これは神様がわたしたちに授けてくださった大切な感情ですね。

喜びも・・・ 怒りも・・・ 哀しみも・・・ 楽しみも・・・
どれもが大切な自分の輝きです!!!

喜んでいるだけが輝きじゃないかも。
楽しんでいるだけが輝きじゃないかも。

怒りに我を忘れている時も自分を輝かせている。
哀しみに沈んでいる時も自分を輝かせている。

この世界に存在するものはすべてがすべてそのままで輝いている!!!

アマゾンの知恵ある人々はこう言っているそうです。

先進国といわれている人々は、なにか特別なことを賛美し自分たちに貢献した人々を讃え、銅像などを作ってその偉業を讃えているが・・・

われわれは銅像なんか必要としない。 われわれは何かをすることがすごいとか何かをやったことがすごいとは思わない。

われわれは今ここで普通に生きていることがそれこそがすごいことだと思っている。
それこそが奇跡の連続だと思っている。

人はみんなちがう人と人と比較してどうしようとするのか!?
人と人は比較するものではなく・・・

人と人はそれぞれが足りないものを補い合って支え合ってゆく生きものなんだ。
それぞれが笑い、泣き、怒り、喜び・・・ それでいいではないか!!!
作られた世界に生きるものへ作られた世界はあなたそのものではない。

あなたは忘れかけているかもしれないが、
あなたにはすばらしい自然の心が流れている。
心を失って自然を忙くしているそんな時こそ自分の心の中に流れている大いなる自然の響きに耳をすましてほしい!!!

この宇宙がきっと・・・

神さまがきっと・・・

あなたたちに望んでいる。

あなたが持っている喜怒哀楽を自由に現して・・・

あなただけの絵を描いてほしい。

あなたにしかできないあなたの心を絵にしてほしいのかも!!!

だとしたら・・・ いい人になるより、立派な人になるより、すごい人になるより・・・

ありのままの・そのままの・自分の姿を自分で自由自在に描けたらいいね!!!

人生は・・・
自分という存在の証を描くキャンパスかもね!!!

どうぞみんなみんな・・・

自分の好きな絵を描いてね!!!

自分という絵を!!!


 そうですね、人生は自分という存在を描くキャンパスかも知れませんね。好きなように描くことができるはずなのに、なぜか躊躇(ちゅうちょ)してしまいますね。
 好きなことをしているのに、なぜか罪悪感を感じます。なぜでしょうか?

 きっと女房殿からいつもこう言われているからかもしれません。
「いいわね、あなたは好きなことばっかりでやっていて・・・」
小生、全てのことを好きになろうとしているのですが、なかなか女房殿には分かってもらえないようです。

いかがでした。
次回もおたのしみに
                                   以上

447 サービスは人格を磨くこと?

2007-01-12 08:21:51 | Weblog
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447 サービスは人格を磨くこと?


カー用品店・イエローハットで伝説になっている出来事だそうです。

佐賀県の伊万里の里にあるイエローハットでお客様からタイヤ交換を頼まれたとき
あるスタッフはこう答えたそうです。

「このタイヤは交換しなくても直ります。少々の時間と手間賃だけいただけますか?」

お客さんは感動したそうです。タイヤを交換した方が店はラクで儲かるだろうに
それをしない。

そのスタッフの方は小児麻痺で右手が不自由だったらしいのですがでも、その不自由な手でタイヤをはずして直したのです。

その姿を見たお客さんはそれから、もう10年以上もその店にタイヤを買いに来てるそうです。その方の会社の車のタイヤもあわせてだから、毎年100本以上のタイヤを。

イエローハット相談役の鍵山秀三郎さんは社員にこう言っているそうです。
「最大のサービスとは、あなたの人格をあげることだよ」


そうですね。最大のサービスは自分の人格を上げることですね。営号している人たちからよく聞く話ですけど「このお客さんには、本当はこちらの方がいいのですが、会社の?自分の?利益のために、あちらを勧めてしまう。そのことで、良心が痛むって・・・」

 その気持ち、よく分かりますね。確かに短期的に見ればすぐ利益が出たほうが得のように思えますが、長期的に見れば、本当にとくかどうか分かりませんね。
 新規のお客を獲得するのは大変ですが、お客さんにリピータになってもらった方が楽ですよね。それには、やはり人格を上げることかな?

 小生、物を買うときは値段よりは、気持ちのいい人とところで買いますね。というより、素敵な女性のいるとことで買っているだけなんですが・・・

いかがでした。
次回もお楽しみに
以上

446 風邪とお客は大事にすると早く出て行く

2007-01-11 08:14:41 | Weblog
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446 風邪とお客は大事にすると早く出て行く


 風邪をひいて熱が出るのは、悪いことだとはないかもしれません。
 熱が体の凝り(=疲れ、エネルギーブロック)を溶かし、消してくれているんだなぁ、と思っていると、熱が去ったあとは、身体が軽くなって爽快な気分にさえなれます。

 熱でも病気の症状でも何でも、出たほうがいいから、出てくるのであって、それを薬などで抑えこむのはどうかな?って思いますね。

 感情に関しても、同様かもしれません。
 
 好ましくない感情、例えば、怒り、悲しみ、情けなさ、いらだち、憤り…なども、出てくるときは、出してあげたらいい。
 感情はエネルギーなので、抑えてため込むと、いつかは爆発してしまいますね。

 出し方のコツとして、
 わき上がる感情に対して「良い・悪い」の価値判断をせず、「あっ、いま、こんな感情が湧いているなぁ」と眺めていることをオススメします。

 ところで、こんな言葉をご存じでしょうか?
 「風邪とお客は大事にすると、早く出て行く」。

 風邪は、大事をとってじっと寝ていればよくなるのに、じっと寝ていられないから、なかなか治らない。

 お客様も、大事にていねいにもてなすと、尻が落ち着かなくなり、早く帰ってくれる。あまり、かまわないでいると、かえって居心地がよくなり、座り込んでしまう、という意味です。


 好ましくない感情も、出てきた限りは、大事にしてあげて、じっくり味わってあげると、早く消えていくようです。
 せっかく現れてきてくれたのだから、慈しんであげられたら良いですね。

いかがでした。
次回もお楽しみに
以上

445 神の目をもつ画家

2007-01-09 10:07:32 | Weblog
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445 神の目をもつ画家


 神の目をもつ画家・熊田千佳慕(くまだちかぼ )さん。
年に2~3枚描くのがやっと。それほどに生物の細部まで緻密に描く独自の「細密画法」で、虫や花を50年以上にわたり描き続けているそうです。

例えば彼は枯葉を描くときにこんな風に思うそうです。
「あぁ、この葉にも青春時代があったんだなあ。落ち葉をよくみると、どこかに緑が残っている。それは結局、夏の日のロマンが残っているということでしょう。そういうことがわかってきたから、枯れ葉を描く時は、最初は緑で描いて絵の具で枯らしていくんです。すると、なにか自分を描いてるような気分になる。一体感というか、自分にもまだ青春があるという気持ちになるんです」
 
枯れ葉ひとつ描くのにも、その葉の命を想い、一体化して、緑から描くそうです。
年に2~3枚描くのがやっとというのもうなづけますね。

写真家の土門拳さんは熊田千佳慕さんの展覧会に行って
「これが本当のリアリズムだ。君の絵には心がある。絵を通して心を表現した」と
ボロボロに泣いたそうです。

熊田千佳慕さんは現在94歳。
80歳のとき「いつ死ぬか分からないから、もう一度ものをよく見てみよう」と思ったのだそです。

すると、年をとるほど「見えて」きたんだそうです。バラの花びらも、それまではつるつるしていると思ったら、実は、よくみると縮緬(ちりめん)みたいなボツボツがあったとか。年をとるほどに目がよくなっていくのだとか。

熊田千佳慕さんは僕らが見えないものが見えているのですね。熊田さんの目には、この世界はどのように映ってるのだろう・・・・「美しいですね」by熊田千佳慕

「美しいですね。世界の全てが美しい。でも・・・・・・・・・・・」
「でも根本は愛なんです。美しいから愛してるのはなくて、愛してるから美しい」
         
小生も一度で言いから、「全てが美しい」と映りたいですね。

いかがでした。
次回もお楽しみに                           以上