氣まぐれ剣士の言いたい放題

氣まぐれ剣士が剣道その他を思うままに書いています。
一度のぞいてください。

668 仕事をする理由

2008-08-28 07:58:30 | Weblog
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 668 仕事をする理由

ある人が仕事についてたくさんの人をインタビューしたそうです。幸せそうな人は、みんな自分の仕事に意味を感じ、誇りを持ってやっていました。それが、どんな業種であれ、その人の国がどこであれ、同じです。自分の仕事に意味を見いだせなかったり、楽しめていないと、どれだけ報酬や社会的地位があっても、幸せにはなれないそうです。

そういう視点から見ると、大多数の人は、なんとなく仕事をやっているので、幸せにも、豊かにもなっていないようです。では、何のために仕事をするのでしょうか?

1)生活のため
街頭で「仕事をしている理由」についてインタビューすると、おそらく、多くの人が、「生活のため」と答えるのではないでしょうか。しかし、生きていくための仕事をやっていると、辛くなります。それをやらないと、生存できないと考えると、プレッシャーを感じるでしょうし、息苦しくなるかもしれません。

2)ただ何となく
「特に考えたこともないけど、強いて言うなら、何となくかな!?」という人も意外に多いのではないでしょうか? 就職先を選ぶときも、大学の先輩がいたり、縁があったので、今の会社で働くようになったという人は、多いでしょう。

3)将来役に立つから
さきほどの2つよりは、ポジティブな理由です。しかし、将来のために、頑張るという点では、ちょっと、苦しいかも知れません。楽しい将来のために、今の犠牲をいとわないという態度は、すばらしいですが、準備のためだけの生活を送っていては、幸せ感は少し減るかもしれません。

4)人に喜ばれる、やりがいを感じるから
人に喜ばれるから、今の仕事をやっているという人も多いでしょう。多少お給料が低くてもいいと考える人は、こういう理由で仕事を続けています。もちろん、素晴らしいことですが、このやり方だけでは燃え尽きてしまう可能性があります。

5)純粋に楽しいから
最後が、ただ純粋に楽しいから!という理由です。報酬をもらえるからとかそういう理由ではなく、ただそれが楽しいという理由で働ける人は幸せです。こういう人は、たいていお客さんや同僚、部下や上司から、尊敬の目で見られていることでしょう。


みなさんの仕事をしている理由は、このうちどれでしょうか? 一度じっくり考えてみるのもいいかも知れませんね。

氣まぐれ剣士の場合、剣道だったら間違いなく5)の「純粋に楽しいから」ですね。でも仕事となると、・・・?ですね。

たぶん、1)の「生活のため」というのが一番比重が大きいですね。ちょっと情けないけど・・・。まずは子供3人、成人になるまでは食べさせてやらないと、これだけは最低条件ですからね。

2)の「ただ、なんとなく」もうなずけます。今の仕事がどうしてもしたいわけでもなく、ただ成り行きでこうなったような氣がします。

3)の「将来役立つから」というのはほとんどないですね。将来の目的がないから、どうしようもないですね。

4)の「人に喜ばれる、やりがいを感じるから」というのは少し当たっているかも知れません。やはり仕事でも付き合いでも、氣持ちよくやりたいというのはあります。自分で仕事をする能力は?(ハテナ)でも、人に氣持ちよく仕事をしてもらうために、少しは氣配りの一つも出来るようにとは思っています。

5)のように「純粋に楽しいから」という理由で仕事が出来るなら、毎日が楽しくて仕方がないでしょうね。それにはまず、今目の前にある仕事を一生懸命心を込めてすることでしょうか。

「言いたい放題」を書いている場合じゃありませんね。
お粗末さまでした。

いかがでした。
次回もお楽しみに。
以上

            

667 続けるコツ

2008-08-26 08:06:52 | Weblog
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 667 続けるコツ

物事を達成するためには、まず目標を立てること。
そして、目標を決めたら、まず、はじめること。
これが意外に難しいのですね。
 
それができたとして、次に大切なことは・・・
そう、次に大切なのは、「続けること」です。「継続は力なり」と言いますよね。

続けると、経験が積み上げられます。
続けると、何かを学び続けられます。
続けると、実力がどんどんつきます。
続けると、大きな夢も実現するのです。
そうは知っていても、続けるはやはり誰にとっても難しいものです。

でも、「続けるコツ」があるそうです。

 ●まず「4日」続ける。
  すなわち「三日坊主」の壁を破ることをだけを、まず目標とする。
 ●3Dを使わない。
  3Dとは、「だって」「でも」「どうせ」。つまり、やらないための言い訳をしない。
 ●「ながら族」になって習慣化する。
たとえば、電車に乗りながら本を読む、など。いつもしていることと同時にする
と、続きやすい。
 ●大衆に宣言する。
  「今日から〇〇するぞー」とまわりの人に宣言して自分を追い込む。
  「どうせダメだろう」と言う友人と賭けをして発奮するのも効果的とのこと。
 ●自分で会を作ってしまう。
自分が言い出しっぺになって、同じ目的の仲間といっしょに続ける。
自分が言いだしっぺなので、そう簡単にやめるわけにはいかなくなる。
 ●「目に見える小さな目標」を立てる。
ほんのちょっとのことでもいいから、自分の努力の成果が目に見えて実感できる。
すると嬉しいから喜びを毎日味わえるから努力も続けられる。

皆さんいかがですか。まずはどれでもいいから始めることですね。4日続けることなら、生臭な小生にもできるかもしれませんね。まずはやってみましょう。

いかがでした。
次回もお楽しみに。                          以上                     

666 宇宙の法則

2008-08-22 08:12:38 | Weblog
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 666 宇宙の法則

はづき紅映さん(といってもご存じない方が多いでしょうが、小生がいつも参考にしている人です)が「宇宙の法則」を7つにまとめています。

1.エネルギーの法則
 (この世のすべては「波動」。すべての現象・物質の本質はエネルギーの他ならない)
 物質の本質はエネルギーであって、エネルギーが物質に姿を変えているだけだそうです。

2.磁石の法則
 (同じものは引き合い、違うものは排斥しあう。すべての現象は自分が引き寄せたもの)
 これは良く分かりますね。昔から“類は友を呼ぶ”とか“朱に交われば赤くなる”とか言いますね。

3.鏡の法則
 (外側に見えるものはすべて自らの内面の投影 与えたものが受け取るもの)
 これも昔から“他人は(自分の)鏡”とか、“情けは人のためならず”といいますね。最近では「情けは相手のためにならない」と勘違いしている人が多いようですが・・・。
本当は情けは他人じゃなく、自分のためになるということですね。

4.ステージの法則
 (エネルギーには優劣、レベルの違いがある 進化の過程の違い 優位者には責任が発生する)
 エネルギーにも優劣があるのですね。上のものは下のものをサポートする義務があるのみたいです。

5.タイミングの法則
 (すべての現象は「必然、必要、ベスト」 シンクロニシティ(共鳴現象)
 その時はどんな悪いことがおきたと思っても、あとで考えればあの時あれがあったから今の自分があると思ったことはないですか。神様はずーと先のことまで考えて結果を出してくださるのですね。ありがたいことです。

6.プロセスの法則
 (原因と結果、因果の法則 すべては生成発展の途中(プロセス)「ドミノの法則」が成り立つ)
 結果には必ず原因がある。宇宙でさえ生成発展しているのだから、人間が生成発展するのは当たり前でしょうか。 
7.バランスの方法
 (すべてのエネルギーは中和・ニュートラルの方向に動いている。 ホメオスタシス(恒常性)の原則が働く)
 宇宙も人間も中立になろうと働くようです。人間も態勢が崩れれば自然にバランスをとろうとしますね。


以上のように「宇宙の法則」は非常にシンプルですね。本物と呼ばれるものほど「簡単、明瞭、シンプル」だそうです。

「宇宙の法則」はこの宇宙に存在する、あらゆるものに適応する根源的なルールですから、「例外」や「特例」を認めてしまうと羅理立たなくなってしまいます。だから「宇宙の法則」はシンプルにならざるを得ないのですね。

我々も出来るだけシンプルな生き方を心がけることが「宇宙の法則」に沿った生き方になるのかも知れません。


いかがでした。
次回もお楽しみに。
以上


665 プロゴルファー

2008-08-20 07:56:54 | Weblog
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 665 プロゴルファー

なんで俺がこんなありえない人生を歩んでるんだろうと考えた時、
 『奇跡を起こす方程式』を思いついたんです。
 『奇跡=才能×努力×感謝力』。
真の勇者は頑張れることへ感謝できる人なんですね。才能と努力だけで栄光を掴みにいくと、うぬぼれてしまい、最後の一打で手が届かなかったりするんです
               古市忠夫(プロゴルファー)
           
 プロゴルファーの古市忠夫さんは、元々はよくいるカメラ屋の主人でした。趣味で始めたゴルフにのめり込み、地域の大会で優勝を重ねていきますが、当時はただの遊びの域を出なかったといいます。そんな古市さんの運命を180度変えたのが、12年前の大震災だそうです。

 燃えさかる炎によってアーケードがなぎ倒され、建物のほとんどが倒壊し、住み慣れた街を見るも無残な姿に変えてしまった阪神・淡路大震災。古市さんは、家も店も財産も、親友までも失い、人生のどん底を味わいました。しかし、偶然にも遠くに停めていた車と、その中に入っていたゴルフセット一式だけは無事だったのです。

「たった一度の人生。これからは神様が唯一自分に残してくれたゴルフで生きていきたい」と覚悟を決め、家族から大反対を受けながらもプロになろうと決意します。

その時古市さんは59歳。
「不思議でしょう。受験者のほとんどが20代の若者で、約40歳ほど違う彼らと比べて、おっちゃん技術や体力あると思う?“努力”だって、彼らは小さい頃からクラブ握って、1日1000球くらい打っているんですよ。俺、500球も打ったらもう肩上がらへん」

 しかし、古市さんは合格率3パーセントのプロテストに見事合格しました。才能も体力もない、努力も及ばない自分がなぜ奇跡を起こすことができたのか。古市さんの得た結論は感謝の力でした。

「私は震災によってあまりに多くのものを失いました。しかし、それによって大切なのは物でもお金でも名誉でもない。人の愛であり、優しさであり、人を思いやる心であり、感謝なのだと分かりました」

 すべてを失くしたときに、得るものが本物かも知れませんね。59歳でプロか?
小生もまだまだですね。
以上

664 お元氣様

2008-08-18 08:37:47 | Weblog
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 664 お元氣様

普通「お疲れ様」とは言いますが、「お元氣様」とは言いませんよね。この挨拶は、北九州市で飲食・娯楽関係の会社を経営する大島修治氏が考えたものだそうです。

大島氏の持論は「挨拶とはお互いの元気な存在を確認するためのもの」。だから、「お疲れ様」でも「ご苦労様」でもなく、「お元氣様」なのだそうです。

「元気印の大島」と言われる大島修治氏の壮絶な半生が綴られた、
『人生逃げたらあかん』をご紹介します。

平成8年7月23日。この日は、大島修治氏にとって命日であり、新誕生日でもあります。

午後3時過ぎ、役員室で仕事をしていた大島氏に、忘れようにも決して忘れられない大事件が降りかかりました。会社に強盗が押し入ったのです。いきなりガソリンをぶちまけられ、とっさに逃げ出したものの、犯人が投げつけた発煙筒により、引火。身体が火だるまになりました。

人間は皮膚の6割以上を火傷すると死んでしまうそうですが、病院に運びこまれた大島氏は、皮膚の65%を火傷で失っていたそうです。

5回の危篤に陥ったあと、大島氏は目覚めました。事件から2週間経っていました。
「ああ生きている」

しかし、生の喜びを感じたのは一瞬でした。すぐに猛烈な痛みが全身を襲いました。
呼吸をする、身体を動かすなど、いつもなら何ということのない行為が非常に苦しい。
生きていることそのものが痛くて苦しくてたまりませんでした。死んでも不思議ではないほどの怪我だったのですから。

感染症の心配があるため、しばらくは奥様以外の面会は禁止されていたそうです。入院から2ヵ月後、ようやく両親との面会が叶いました。

「いいか、決して死にたいなどと思うなよ。おまえがどんな身体になってもいい。やけどが治って元気になったら、母ちゃん、もう一人子どもを産んだと思うからな。頑張れよ」

この言葉を聞いて、大島氏は自分の命は自分だけのものではないと知りました。生きなければならないと思いました。
そして、事件に遭う前とは別の人生を生きることにしたのです。
大島氏は、オイルショック不況で会社を倒産させたこともあります。事件後には、会社の年商と社員数が10分の1にもなったといいます。常人では計りしれないほどの苦労を経験してこられました。

だからこそ、
「私たちは元氣を振りしぼって襲いかかってくる問題に立ち向かわなければならないのだと思います。問題や障害から逃げずに勇気を持って立ち向かうことによって人間は少しずつ強くなれます。(中略)
 いま、世の中から元氣が失われています。それがさまざまな不正や悲しい事件の原因となっているようにも感じられます。元氣を出すことで、私たちは心身ともに健康にならなければなりません」

との思いで、「元氣」が大切なのだと考えています。


安岡正篤師は
   
   「とかく人間は有形無形を論ぜず、
    元氣というものがなければならない。
    元氣というものは、つまり生氣である。
    生のエネルギー、生々(いきいき)しておるということである」

とおっしゃっています。


凄い人がいたものですね。
65%もの火傷を負い、5回の危篤もくぐりぬけ、2週間後に意識が回復するとは、本当に凄いですね。きっと神様が生かしてくださったのかも知れませんね。まだまだ世の中の役に立ってほしいから・・・。

大島氏は言うから、「元氣」にと説得力がありますね。口先だけなら、誰でも言えますが、心の中から湧き上がってくる氣が本当の元氣でしょうね。

この元氣があったら、剣道なんて簡単に上達するかも知れませんね。だって、本氣だから。

いかがでした。
次回もお楽しみに。
以上


663 国語に関する世論調査(5)

2008-08-12 08:09:06 | Weblog
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 663 国語に関する世論調査(5)

文化庁が出している国語に関する世論調査です。結構面白いですね。
氣になる言い方、あなたは氣になりますか?

1. うそをついてあとで後悔した
 (a)氣になる ・・・41.2%
 (b)氣にならない ・・・54.4%

重複しているといえばそうですが、小生はそれほど氣になりませんね。頭痛が痛いは氣になりますが・・・。

2.早起きしたのに順番を一番最後にされた。
 (a)氣になる ・・・44.9%
 (b)氣にならない ・・・50.5%

ぜんぜん氣になりませんね。どこかおかしいですか? 誰か教えてください。

3.今年の元旦の夜は、みんなで初詣に行こうよ
 (a)氣になる ・・・53.2%
 (b)氣にならない ・・・40.8%

小生これは氣になりますね。元旦の旦は日の出をあらわしています。ですから1月1日の朝をあらわしているのに、元旦の夜では意味が通じませんね。

4.その方法は、従来から行われていた
(a)氣になる ・・・19.6%
 (b)氣にならない ・・・74.4%

小生もぜんぜん氣になりません。どこかおかしいですか?

5.美術館建設の候補地として、この村に白羽の矢が当たった。
(a)氣になる ・・・19.6%
 (b)氣にならない ・・・74.4%

これは、「白羽の矢がたった」が正解でしょうか?ちょっと気になりますね。
いかがでした? 言葉はこうして本来の意味から違う言葉に変わっていくのですね。

これで世論調査は終わりです。次回もお楽しみに。             以上

662 国語に関する世論調査(4)

2008-08-07 08:26:45 | Weblog
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 662 国語に関する世論調査(4)

文化庁が出している国語に関する世論調査です。結構面白いですね。
どちらの言い方を使いますか?(本来の言い方が下線)

1.周囲のみんなに、明るくにこやかな態度をとること
(a)あいそうを振りまく ・・・48.8%
 (b)あいきょうを振りまく ・・・43.9%

小生は「あいきょう」かな?でも両方使いますね。皆さんはいかがですか?

2.激しく起こること
 (a)怒り心頭に達する ・・・74.2%
 (b)怒り心頭に発する ・・・14.0%

小生は「達する」と思っていました。「発する」が本来の言い方ですか。ぜんぜん知りませんでした。

3.我慢できない思いを
 (a)肝に据えかねる ・・・18.2%
 (b)腹に据えかねる ・・・74.4%

腹だと思ったんですが、こういう問題が出ると肝?かなぁと思ってしまいますね。

4.はっきりと言わないあいまいな言葉
 (a)口を濁す ・・・27.6%
 (b)言葉を濁す ・・・66.9%

小生、「口を濁す」かと思っていました。お恥ずかしい。「口を濁す」は16歳から19歳までの人が一番多いそうです。ということは小生は若い証拠?

何でも良いほうに解釈する氣まぐれ剣士でした。
まだまだ続きます。
次回もお楽しみに。
以上

661 国語に関する世論調査(3)

2008-08-04 10:00:08 | Weblog
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 661 国語に関する世論調査(3)

文化庁が出している国語に関する世論調査です。結構面白いですね。

1. 仕事が終わったときに、自分より上の人にかける言葉
 ・お疲れ様でした ・・・69.2% 
 ・ご苦労様でした ・・・15.1%
 ・ありがとうございました ・・・11.0%
 ・どうも ・・・ 0.9%
 ・何も言わない ・・・ 0.6%
 
目上の人には「お疲れ様でした」、下の人になるに従って「ご苦労様でした」が増える傾向だそうです。それはいいですが、「何も言わない」という人が0.6%もいることにびっくりですね。この人何を考えているだろうか?

2. 社会生活で敬語を使いたいか、使いたくないか
 ・必要だから使いたい ・・・72.1%
 ・使わざるを得ないので使いたい ・・・20.4%
 ・できる限り使いたくない ・・・ 5.3%
 ・まったく使いたくない ・・・ 0.9%

あの上司になんで敬語を使わなくちゃいけないのとお思いの人も多くいると思いますが、使わざるを得ないというのが本音でしょうね。でも、まったく使いたくないという人も0.9%もいるのですね。まだまだ修行が足りませんね・・・。

3. 普段の言葉使い(「お」をつけるか、つけないか)
 ・「お」をつけるほうが多いもの
  「お菓子」「お酒」「お米」「お皿」「お弁当」など
・ 「お」をつけるほうが少ないもの
「靴下」「ビール」「ソース」「紅茶」「薬」「天気」
・ ほぼ同数なもの
「酢」「お酢」、「茶碗」「お茶碗」

不思議ですね。同じような言葉でも「お」を付けるものとつけないものがあるのですね。外来語は付けないほうが多いのかな。「ビール」「ウイスキー」など。でも「焼酎」も「お」をつけないですね。例題もすぐお酒に関することが多い氣まぐれ剣士でした。

いかがでした。
次回もお楽しみに。                          以上

660 雪がとけたら

2008-08-01 08:12:47 | Weblog
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 660 雪がとけたら

東北地方のある小学校で、教師が児童に、次の質問をしました。
「雪がとけたら何になる?」

ほとんどの子どもたちが「水になる」と答えたそうですが、一人だけ次のように答えた子がいたのです。
「春になる」
この季節感あふれる答は、豊かな感性がなくては出せない答ですね。

しかし、この子に対して教師は×(バツ)をつけたのです。
つまり不正解にしてしまったというのです。
そのことで物議をかもして、一時、新聞にも採り上げられたそうです。

この話を聞いた幼稚園の先生が、園児たちに同じ質問をしたそうです。
「雪がとけたら何になる?」
すると、「春になる」と答えた子は一人ではなく、何人もいたそうです。
さらに、感性あふれるオリジナルな答がいくつもあったそうです。
「雪がとけたら、ぬかるみになる」 
「雪がとけたら、さびしくなる」
「雪がとけたら、お父さんの仕事が忙しくなる」
「雪がとけたら、雪合戦ができなくなる」等々・・・。

そして、この話をきいた中学校の教師が、自分のクラスの生徒たちに、テスト形式で同じ質問をしました。「雪がとけたら何になる?」
その結果を見て、その教師はショックを受け、愕然としたそうです。一人の例外もなく、全員が「水になる」と答えたのです。

いかがでした。なんだか恐ろしい結果ですね。感性豊かな子供たちが、戦後の○×
教育によって、知らないうちに感性がなくなっていく。正解だけを追い求め、正解はひとつしかないと、他のものはすべて切り捨ててきた結果ですね。

○×教育で育つと「依存型」になるそうです。自分の感性に自信が持てないから、「こ
れでいいのでしょうか」「これは間違っていないでしょうか」とたえず答えを求めて誰かに依存するようになるそうです。

今からでも遅くない。小生も依存型から脱却したいですね。でも、もう遅いですかね?

次回もお楽しみに。                         以上