加薬飯

日々雑感 ときどき雑記 愚だくさん

【言技(ことわざ)字典 三】

2009年04月07日 | 未分類
 
【蛙の子は孵(かえ)る】
 
哺乳類は、親と同じ形態で生まれてくるため、一般的に「生まれる」と言う。対して鳥類や魚類や爬虫類は卵を経由して孵化するため、「卵が孵る」とか「雛が孵る」と言った表現になる。両生類であるの場合も卵からオタマジャクシに孵化するため、「蛙の子は孵る」と言うのである。
(原典:蛙の子は蛙)


【言技(ことわざ)字典 二】

2009年04月06日 | 未分類
 
【能ある鷹は詰めを欠くっす】
 
鷹は有能なのである。自分でもそれを十分に自覚しているのだ。挙句ついつい自分の能力に溺れてしまう。自信過剰のあまり相手を舐めてかかったりすることもよくある。そんな時はつい隙が生じてしまったりする。結果的に肝心なところで詰めが甘くなってしまうのである。
(原典:能ある鷹は爪を隠す)


【鬱陶しきもの、汝の名は…】

2009年04月03日 | 未分類
スネールである。スネールというのは、体長4~5ミリの、ごく小さな巻貝の一種なのであるが、こいつがややもすると水槽の中で異常繁殖してしまう。多くの場合、水草を購入して水槽に入れたりする時に、ちっこいのや卵が付着していて、知らない内に増殖してしまうのである。

こいつが水槽のガラス面にベタベタとへばりついているのは、見るからに鬱陶しい。そこで駆除してやるのだが、これまた取っても取っても次々と現れてくるという、なんとも旺盛な繁殖力なのである。

駆除するための専用の器具とかもあって、わが家ではその名も「貝転キャッチャー」と呼ばれるものを使用している。回転式のローラーで貝を転がして、その下のポケットに落とし込んで捕獲するのだが、なかなかの優れものではあるな。つまり、ネーミングが…ね。


【身軽が一番】

2009年04月02日 | 未分類
人にもよるのだろうけど、わたしの場合、一度読んだ本はまず二度と開かないことの方が多い。同じ本を二度、三度と読むよりは、次なる新しい(読んでない)本を求めてしまうタチらしい。従って本は溜まる一方ということになる。

で、ふと気がついた。二度、三度と開かないんなら、読み終わった本は必要ないんじゃないの…ということに。気がつくのが遅い感もあるが、気付かないよりはマシである。

そこで先月思い切って、壁一面の本棚に並べてあった蔵書(単行本)の殆んどを処分してしまった。五百冊近くあったと思うが、不思議と惜しいという気はしなかった。いや、むしろスッキリ感の方が強い。

結果、導き出された結論は、なにごとも身軽が一番。もちろん、妊婦さんは身重でも仕方ないが。


【言技(ことわざ)字典 一】

2009年04月01日 | 未分類
 
【年寄りのヒアミス(hear miss)】
 
歳をとると耳が遠くなることは仕方のないことである。相手の言うことがはっきりと聞き取れなくて、話が噛み合わず、ちぐはぐな会話になったとしても、年寄りを責めたりしてはいけない。耳の遠くなった年寄りにとって聞き間違いは日常茶飯事のことなのである。ひたすら大声を出して話し掛けるように心掛けるしかない。
(原典:年寄りの冷水)