医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

うどん県うどん街

2013-06-09 06:36:07 | 薬局
プロなんだから。

在宅訪問活動をしない理由の50%は「どうしたらいいのか分からない」であった。
本当に分からないのか。
このネット社会では分からないものはないくらい分かり過ぎる。
にも関わらず分からないとは、単に面倒だから調べないじゃないのか。

来年の調剤報酬改定を見越してか在宅に興味を示す薬剤師が多い。
なぜやらないのかを問うと、何をどうしたらいいのかわからないと返ってくる。
これでいいのだろうか。
プロだろう。

薬剤師による在宅訪問活動の9割近くは介護保険による居宅療養管理指導である。
これは患者(利用者)またはその家族が必要を認めて、薬局またはケアマネジャーに相談するところから始まる。
これを受けて薬剤師またはケアマネジャーが医師に相談し、医師からの指示があって行動開始となる。
先ずは、利用者が本当にサービスの提供を望むかどうかの確認が必要だ。
介護サービスとして居宅療養管理指導を受けるかどうかである。
薬の管理を通じて利用者のと療養生活のADLやQOLの改善を図る事を理解してもらう。
その理解に応じて重要事項の説明、契約書及び秘密保持契約を結ぶ。
これが終わったらサービス提供の準備として訪問計画書を作成する。
この訪問契約書に従って訪問が始まる。
訪問後は速やかに医師とケアマネジャーに報告書を提出する。

この流れで粛々と続けて行く。
ここでちょっとしたワンポイントを提供する。
先ずは、居宅療養管理指導費は介護認定の支給限度額外である。
従って、居宅療養管理指導費を受けても他の介護サービスが減ることはない。
訪問先が生活保護受給者の場合、介護保険の生保の申請が必要になる。
障害の場合は自己負担が発生する。
処方せんがなくても訪問の算定は出来る。
まだあるけど、この続きの濃いい部分はセミナーでお話します。
(書くのが面倒になった!)

昨夜の博多も盛り上がった。
セミナーは満員御礼である。
その余韻を背負って高松に向かう。
昼はうどんと決めている。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
その通り! (松坂 大輔)
2013-06-10 16:24:01
福岡は盛会だったようで何よりです。
話の内容も昨日参加させていただいた会社のものに
アウトプットしてもらいました。
やはり参加したかった!

また行きますので~
待ってるよ! (駒形和哉)
2013-06-10 17:13:39
お陰様で、大盛況でした。
自分でいうのも変だけど、私の喋りすぎでした。
体調管理も仕事です。
風邪に注意!

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