医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

10年の2017年

2017-01-01 02:46:01 | 薬局
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

“新しき 年の始めの初春の けうふる雪のいやしけ吉事”
大伴家持による万葉集の最後に詠まれた詩だそうだ。
年が明けると必ず頭に浮かんでくる。
ある面では厄介に思える雪も、縁起がいい知らせと受け取ると“もっと降れ”となる。
ただ、残念ながら今朝の札幌は雪が降っていない。

さて、この2017年は次に来る2018年に向けた大事な準備の年と受け止めている。
その準備は既に始まっているが、なかなか上手に伝えきれていない。
何と言っても将来の事は誰も見てきた人がいない。
だから占いみたいなもので、その時はその気になって、それなりの対応を心がけるが、時間の経過とともに忘れ去られてしまう。
きっと今年の秋ごろからいろいろな意味で不安が募りだすのではないだろうか。

しかし変化の予兆は既に出ている。
それは政府が出した閣議決定である。
基本方針は決まっている。
あとはどの様に型にはめていくかの手段に他ならない。

どんな変化にもチャンスは潜んでいる。
そして、どんな変化にもピンチは付きものである。
それを生かすも殺すも料理人の腕次第だ。
そんな腕試しの仕込が始まっている。

経営者には「仮説」を立てることが大切だと以前のブログに書いた。
これから起こる変化を読み取り、それへの対応が「仮説」じゃないかと思う。
また、「仮説」を立てるには過去経験や知識ではなく、最も鮮度のいい情報が欠かせない。
ただ、この情報を活かすには過去の経験と知識も必要になる。
要は、過去の経験や知識から「仮説」を立てるのではなく、今の情報を活かした「仮説」が大切になる。
さらに、立てた「仮説」を実践する“勇気”も大切である。

2017年は2018年に向けた「仮説の検証」の年にしたい。
出来るだけ実践しやすい駒形流の「仮説」も紹介しながら。

将来の事だから“当たるも八卦、当たらぬも八卦”である。

2017年が始まった。






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コメント (2)
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