医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

飛ばしっこは夢になった

2014-01-21 06:29:21 | 薬局
知っていましたか?

ED治療薬でお馴染みの「シアリス」が姿を変えて使いやすくなった。
詳しいことは薬剤師に聞いて欲しいが、成分の「ザルティア」が前立腺肥大症に伴う排尿障害に効果があるらしい。
何でも厚労省の薬食審医薬品第一部会は11月29日、新薬など7剤について承認の可否について審議し、その中で承認を了承された。

▽ザルティア錠2.5mg、同錠5mg(タダラフィル、日本イーライリリー):「前立腺肥大症に伴う排尿障害」を効能・効果とする新効能・新用量・剤型追加に係る医薬品。
海外では同効能で、11年に米国、12年に欧州で承認されている。

尿路組織でホスホジエステラーゼ-5(PDE5)を阻害することで血管を拡張し、患部への血流や酸素供給を改善する。
国内では07年に勃起不全治療薬(製品名:シアリス錠)として、09年に肺動脈性肺高血圧治療薬(アドシルカ錠)として承認されている。
効能効果が異なると製品名が違っているのがよくわからない。

こうなると俄然必要性を感じてしまう。
勘違いして欲しくないが、EDではなく排尿障害でだ。
尿が出にくい(排尿困難)、尿がもれる(尿失禁)、尿の回数が多い(頻尿)、尿が出る時に痛い(排尿時通)といった症状は、排尿障害としてまとめられている。

私の場合は出にくいだけだ。
先ず、便器の前に立って10秒ほど待たなければならない。
気持ちはあるがどうやったら出るのかイメージがわかない。
その内に、緩やかに出始める。
隣に若い人がいると明らかに勢いの違いを感じさせる。
で、終わったと思ったら…また出始める。
これを3回ほど繰り返してやっと終了できる。
やばい、やばい。

前立腺肥大の検査を受けたわけではないが、年に1度の健康診断で血液中の前立腺腫瘍マーカー(PSA)には異常はない。
これだけでは前立腺肥大の適用は難しいだろうか。
実際の検査には直腸内指診があるらしい。
未だ大腸検査も受けていない純な水戸様に何と言って門戸を開いてもらえばいいのか迷う。

今月17日、厚生労働省医薬食品局審査管理課は「ザルティア2.5mg,5mg」などを含む28品目を新医薬品として、各都道府県に事務連絡をした。
発売はこれからのようだが妙な期待感だけが高まっている。

排尿障害でだ。




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