医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

誤飲・誤鼻

2010-10-30 11:05:31 | 薬局
まさかの出来事が!

子供の誤飲ワースト3に「薬」が入っている。
1位は紙類、2位がシールに続く3位となっている。
紙類、シールは飲み込んじゃうと大きな問題にはならないようだが、気管などにくっ付くと呼吸困難になる可能性を秘めている。
もちろん薬は危ない。

こんな記事を見ていると思い出す事件がある。
それは節分の日の出来事だった。
仕事の関係で外回りをしていたら、ラジオから流れてきたのが「節分の日は、鼻に豆を入れる子供が多いんですよね」である。
何気なく聞き流していたが、我が家にもそんなまさかの出来事が起きるとは思ってもいなかった。
当時、山之内製薬では節分の日に鬼のお面と炒った大豆がサービス品として配られていた。
家族揃ってささやかな食事を済ませ。
鬼が出て行き、福が来るように窓を開け、酷寒のしばれる外気をもろともせず。
いただいた豆を息子と投げ合う。
床には豆が転がっていた。
「節分の日は、鼻に豆を入れる子供が多いんだって」と何とはなしに話していると、「お父さん、入ったよ」と息子がささやく。
「何が」と振り向くと、鼻に豆が入ったと言うのだ。
思わず笑ってしまった。
でも、事態は深刻となっていく。
どうやっても出ないのである。
不安になり知り合いの医師に相談すると、奥まで入ると気管に入ることがある。
さぁ大変!
早速、息子を乗せて夜間急病センターへ直行する。
受付で「鼻に豆が入ったんですが」と言うと、受付の女性が「また、鼻に豆が入った患者さんです」ともう勘弁してよって感じである。
診察室に呼ばれて先生に話すと「あぁ~」と手際よく豆を取ってくれた。
さすがプロ!
豆は鼻水で膨れて倍以上の大きさに成長していた。
お礼を述べて待合室で待っていると、女の子を連れたお母さんが入ってきた。
受付で「鼻に豆が…」
思わず微笑んでしまった。

実は、この話は以前にも書いたことがある。
誤飲でまた思い出して一人微笑んでいる。
そんな息子も27歳になり偉そうにしている。



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コメント
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