医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

その後・・・

2009-04-15 07:24:56 | 薬局
その後、百合さんはどうなったのか?
週が明けて、担当のケアマネさんから電話がある。
「本日、百合さんのお宅に行ったところ、薬の夕食分が2つ、朝食分が1つしか残っていません。」
「このままだと次回の診察まで足りなくありませんか。」
やっぱり!
足りなくありませんかと聞かれても、足りませんとしか応えられない。
どうしますかと聞かれても、処方箋がないのに勝手に調剤も出来ない。
「居宅療養指導をしているので、何とかしてください。」
5,000円の責任は重い。
仕方がないのでかかりつけのDrに電話する。
Drも心得ているので、お互いに仕方ないですねとなる。
血圧と糖尿病薬が入っている。
多く服用しても問題があるので、なくなったら追加ではなく、パスすることに話はまとまる。
取り合えず、預かっている残薬を届けることにする。
今回はボックスではなくカレンダーにセットして持って行く事にする。
「いいですか」
「上から順番に飲んでいくんですよ。」
百合さんは「分かった。」
本人がそう言うのだから信じるしかない。
部屋から出ると空気が美味い。
百合さんはヘビースモーカーだ。
1日に30本ものタバコを吸うらしい。
先日、私のズボンに付いたのはどうやらタバコの吸殻のようだ。

火事にならないことを願う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする