あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

フランス週刊誌襲撃事件雑感

2015年01月18日 00時43分42秒 | 国際
 例のフランスの週刊誌版元襲撃テロ事件。話がずいぶんと大きくなっているのを感じる。
 これだけのネタなのに、ウチでこれまでエントリしなかった理由は、本当にこのネタをエントリする気が進まなかったからだ。

 だってさ。この襲撃された出版社って、日本も福島原発の時に餌食にされた、「風刺」を錦の御旗にしたレイシストの白人至上主義者やん。あんな風刺画を掲載されりゃ、普通怒って当然で、正直自業自得なのである。

 なのに、フランスでは襲撃で死亡した出版社社員を名誉市民として、フランスの首相はイスラム国に宣戦布告までするのである。

【朝日】仏首相「テロとの戦争に入った」 1.5万人警戒態勢
http://www.asahi.com/articles/ASH1G2JDGH1GUHBI00M.html

 で、ある意味国民を納得させる為だけのポーズなのかと思いきや、割とマジな動きを見せているのである。

【読売】仏、「イスラム国」掃討作戦に原子力空母派遣へ
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150115-OYT1T50085.html?from=ytop_top

 言っとくが、週刊誌「シャルリー・エブド」の編集部を襲ったテロリストは、フランス人であって、イスラム国人ではない。

【WSJ】仏警察、シャルリー・エブド襲撃犯を特定―うち1人出頭
http://jp.wsj.com/articles/SB11685468879700404194004580385020910038964

【パリ】フランスの風刺週刊紙シャルリー・エブドの本社の襲撃事件で7日、3人の被疑者が特定された。全員フランス人で、Said Kouachi(34)、弟のCherif Kouachi( 32)とHamyd Mourad(18)の3人。検察によると、このうち、Hamyd Mourad被疑者は警察に出頭した。

 このフランスの事件を日本の現状で表現したら…?とすれば、こう想像する人が多いと思うのだけど…。

在特会の桜井誠氏が在日に対するヘイトスピーチに対する報復として、在日に襲撃され、桜井氏周辺の人物複数人をマシンガンで殺害。怒った日本は韓国に宣戦布告し、韓国を空爆することにした

 こんなのではない。桜井氏の演説は在日への嘲りが混じっているのは確かではあるものの、基本的に事実で構成されているからである。俺は、この表現で今回の件を語る連中は、もしいたらだが、要注意な連中だと思っている。

 こうではなくて、むしろこっちが正解であろう。と俺は思う。

特定日本人が沖縄在日米軍の基地でカミソリリボン運動等を実施、運動がエスカレートしていく中、ついに我慢の限界に達した在日米軍軍属が、絡んできた特定日本人をマシンガンで十数人殺害。日本政府は平和運動家の在日を名誉市民とし、アメリカに宣戦布告。在日米軍基地の全基地閉鎖を決定した


▲稀にカミソリが入ったリボンも。平和主義者達の抗議

 こんな感じである。
 俺は、いくら特定日本人が悪かろうと、マシンガンで射殺した米軍軍属を非難はするだろうと思う。しかし、特定日本人を名誉市民にとか、日本のだと認識するであろう。

 しかも、一部の犯罪者の罪を国全体で共有し、イスラム国全体に喧嘩を売るのはどういう事なのだ。イスラム国がテロの元締めなのは確かだろうが、フランスが国家として喧嘩を売ろうとしているリビアやイエメンは、発端となる犯罪者の国籍ですらないのだ。上記テロリストは前述の通りフランス人である。

 よく見ておくがいい。あのフランスの姿が、サヨクがよく言う「欧州を見習え」の多文化共生社会の現実である。
 フランスの3色の国旗は、「自由、博愛、平等」だったかな。確かに連中は自由だと思う。しかし、この自由も博愛も平等も、白人のフランス人にしか、どうやら適用されていないようである。

 日本が人種の面で閉鎖的だとはよく聞く話だが、俺はフランス人の方がよほど閉鎖的に見えるね。

 最後に、かの週刊誌シャルリー・エブドが掲載した、日本の放射線関連の風刺画を紹介しておこうか。


▲放射能汚染国での五輪


▲「開催国特権で相撲が競技に」腕が3本ある力士と、足が3本ある「放射能の影響による奇形」同士の対決


▲五輪競技が行われるプールで、放射線を測定している

 先日も触れたが、放射線関連で最も恐ろしい事は、「風評被害」による偏見等の助長、及びその被害者へのストレスである。
 シャルリー・エブドのスタンスは、日本の反原発主義者のスタンスに、俺にとっては極めて近く見え、非常に不愉快であった。

 別に、テロを肯定するわけではないけれど。
 移民推奨の現在の日本の方針を考えると、俺はその方針を是とする政治家連中に、フランスの現状はそう遠くはない日本の現状かもしれないよと。言いたくなるのである。
 言っちゃあ悪いがフランスのアレはもう手遅れであろう。イスラム移民が定着しすぎてしまってるわ。質の悪さは在日朝鮮人で既にご存知の通りだ。

 フランスのイスラム系移民、これからどうなるのかねぇ。

人気ブログランキングへ
人気ブログランキングへ ※本当に励みになってますので、今年も応援よろしくおねがいします!

イスラム戦争 中東崩壊と欧米の敗北 (集英社新書)



3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お見事な手法ですが (マルコフ)
2015-01-18 04:15:13
最後のほうの、「在日朝鮮人」の低俗さがナントカ...というくだりは、本文とは関係がないのでは?と思いましたが。

冒頭のほうで、今回のテロ事件を日本の出来事に例えるなら、という辺りで、これを「在特会」の件と結びつけようとする人がもし居たら、「危険」だという風に仰っていますが、最後のこの一文で、ウソつきさん自らが仰っている通りに、「私は『危険』です」と宣伝してしまっている、ということになりませんか。

そういう意味で、矛盾しているのでは?と、感じていましたが。

最後の一言は、余計だったかな、と、少し残念に思っていましたが。

でも、ウソつきさんのことなので、それが嘘である可能性もあるんじゃないか、なんて考えています。

私は、そういう風に捉えました。

人の本当の意見を知るための方法ですね。

私は、自分が差別主義者ではないと、断言はできません。
それは、やはり、国を背負うと誰も皆、愛国的になってしまう面があると思うからです。

ウソつきさんは、本当に、頭の良いかただと思っています。
ずっと愛読しておりますので、「あ、あれは挑発して本音を引き出す手段だったのか...」なんて、あとから気づかされることがありました。

意見は違えど、本当に物事の核心を捉えようとなさり、慈愛に満ちたお優しい心を、乱暴なふりをして隠していらっしゃると、私などは読んでいるのですが、こんな暴露話はご迷惑だったでしょうか...?

ウソつきさん、私はそういうウソつきさんに、「Love」なのです。

これからも、変わらずにウソをついてくださいませ。

そうでないと、こんな世の中、生きてゆけませぬ。

私も、よくウソをつきます。

本当は、ウソつきさんなんて、大っ嫌いなのです。(笑)

では、また。(* ̄∇ ̄)ノ
(ご迷惑でしょうが)
>マルコフさんへ (あきよし@管理人)
2015-01-18 07:42:23
思想的には相容れないのだろうなぁとは思うのですが、私はあなたのような方は大切だと思っています。迷惑なんてとんでもない。
私の話を否定される方は、ほとんど最後までエントリを読んでくれてませんからね。
あなたは少なくとも、私のエントリを最後まで読んで、でもって多分紹介している記事も読んで反論しているでしょう?

それは、私にとっては「普通」なんですが、なかなかやってる人はいないのです。
光栄です (マルコフ)
2015-01-20 14:19:22
 まさか返事を返してくださるとは考えてもいなかったので、驚きました。
 ご迷惑か、とも思いましたが再度書き込んでおります。
 私もあなたのような人が居て、自由に言論を展開なさっていらっしゃることが、とても大切だと感じます。
 立ち位置は違うかもしれませんが、自らの考えを述べ、表現することの自由を共有していることが、とても有りがたく思えます。
 これからもよろしくお願いします。
  

コメントを投稿